たまじのつらつら記 「ゆっくり・ゆったり」コンセプトとしたたまじブログ。

つらつらと

夕方お店にいるとマフラーを巻きたくなる季節になりました
当店は基本的にテラスと店舗の間にある扉を開けっ放しにしているスタイルのため、
この季節になると冷たい風がす~っと吹き込んでくる。
冷たい風は足元を襲い、寒さが下からやってくる

たま蔵(焙煎機のニックネーム)がストーブのように
暖をとってくれていても冬の寒さにはかなわない。
たまじ店舗の厳しいシーズンが来たわけです

こんな風に言えるのも1周年を迎え、日本の四季を経験したからこそ
その季節ごとの厳しさ・楽しさがどんなものか分かっているから言える。
昨年とは異なり、1年間乗り切ったというのは大きな自信になってますね
去年の教訓を活かして、寒さ対策をバッチリして今年の冬にのぞむことに。

寒さは厳しいですが、この季節がもっともおいしくなる珈琲だからこそ、
寒さに負けず楽しく頑張らないとですね
寒さが苦手なお客さまは、電話でご注文いただき、焙煎が完了する頃に
商品を取りに来てくださいね
琲豆を購入いただいたお客さまへの珈琲1杯無料サービスは
テイクアウトカップでご提供しますので、歩きながら、または家に帰ってから、
ゆっくり・ゆったりとお楽しみください

ちなみに冷めた珈琲の楽しみ方ですが・・・

やっぱり珈琲は温かくして飲みたいというお客さまは、電子レンジでチンしてください。
沸騰するほどは温めないでくださいね。70~80℃ぐらいがおすすめです。

人がおいしさを敏感に感じられる温度は体温プラスマイナス25℃だそうです
つまり体温が36℃の方は温かい飲み物は71℃、冷たい飲み物は11℃となりますね。
熱すぎず、冷たすぎない温度でドリンクを楽しんでもらうと
これまでに感じたことのない味の世界を体験できるかもしれませんね

話しを戻して、冷めた珈琲の楽しみ方ですが・・・。

たまじのおススメは敢えて冷めた珈琲をそのままお飲みいただくです。
たまじの珈琲は、焙煎したての「生珈琲」ですので、
冷めたときこそ、豆が持つ味をしっかりと感じることができるんです。
お客さまの中には珈琲をマグカップにおおめに作って、半分ぐらいは70~80℃で楽しんで
残りの半分は冷めるまで放置してから、ゆっくりと楽しむ方も多いんですよ

たまじ珈琲が「ゆっくり・ゆったり」をコンセプトとしている理由がここにもあるんです。
急がしい毎日の中で、珈琲を飲むときぐらい、ゆっくりと淹れて、ゆっくり飲む。
こうすることで心身ともにゆったりする
珈琲時間でリフレッシュして新しい気持ちで仕事に、家事に、趣味に取り組めると

お店を運営していて感じること

それはお店という場があることで、お客さまとの出会い、自分の気づき、心地良い刺激
毎日のように感じ、自分の体の中から不思議な力が込み上げてくること

珈琲で生活してますので珈琲を販売することが目的なのですが、
販売という結果につながるプロセスの中に、この仕事でしか感じることができない、
お金には変えられない、大きな財産を毎日コツコツと積み上げられている
そんな風に自分が、たまこさんが思えている。実感できている。
こんな気持ちで毎日の仕事に取り組めることが本当に幸せですね
ひとりひとりのお客さまと向き合って、お付き合いさせてもらえたらと思ってます

珈琲のチカラでひとりでも多くの人が、ゆっくり・ゆったり過ごせるように。
よりおいしい珈琲、より気持ちいいお店の空間をたまこさんと、ニワさんと、ハッシー
4名で作っていきますね。(ちなみに、ハッシーは水曜日に実家のパン屋さんから
パンを持ってきてくれているスタッフです。)

今週のブログはテーマらしいテーマがないまま、つらつら書いちゃいました
たまにはこんなほわっとしたのもいいですかね。

今週のブログはこのあたりで。
ではでは