フレンチトースト
土曜日の朝。
いつもなら、家で朝ごはんを食べて自転車でお店に向かう。
気持ちいい朝日だったからか、ふと、フレンチトーストが食べたくなった。
しかもファミレスで。我が家ではフレンチトースト×ファミレスと言えばデニーズ。
でも今回は新たなチャレンジということでロイヤルホストを選択。
ファミレスで朝ごはんなんて、何年振りだろうか。
そんなことを思いながら自転車で向かう。
ロイヤルホストはお店から歩いて5分もかからないところにある。
昔ながらのロイヤルホストで、その建物・雰囲気が結構気に入ってる。
自転車を止めて、店内の階段を上がって2階の入口へ。
話しが脱線するが、ファミレスの入口って2階にある方がなぜだかワクワクする。
店内に入ると思っていた以上に混み合ってる。
自分たちと同世代またはそれより上のご夫婦が多い。
善福寺川公園を散歩して、ファミレスで朝食というパターンと想像。
休日の朝をだらだら過ごすよりも、健康的で、非日常的な刺激もあって。
混み合っている理由がなんとなくわかったような気がする。
店員さんが朝日が差し込む窓側の席を案内してくれる。
ファミレスのいいところは椅子が大きいこと。
荷物や服をどかんと置いてもゆったりと座れる。
迷わずドリンクバー付のフレンチトーストを注文。
主役のフレンチトーストがくるまでの間、ドリンクバーを堪能することに。
ファミレスの珈琲はボタンを押せば、豆を挽いて、珈琲を淹れてくれる。
昔、店員さんが長時間あたため過ぎて煮詰めた珈琲をサーバに入れて
歩き回っていた味に比べれば格段おいしくなった。
そんなファミレスの珈琲をさらにおいしくいただく方法を自分なりに発見。
それは、1杯の珈琲カップにブレンドとエスプレッソを両方淹れること。
この2種類を混ぜて飲むと、苦みとコクのバランスが良くなっておいしくなる。
注意するポイントは用意されているカップにほぼ満杯となること。
席まで零さないように運ぶのがちょっと大変。
席に戻って珈琲を堪能していると、主役が登場。
それがこちら。
イチゴやバナナが乗っていることで見た目も華やかで食欲をそそる。
苦みとコクをプラスした珈琲とマッチして、素直においしい。
久しぶりにゆっくりとした朝ごはんを食べて充電完了。
ファミレスの朝ごはん、たまにはいいなぁと大満足。
次回は早めに家を出発して、善福寺川公園を散歩した後で来ることに。
気持ちもおなかも満足したところで店舗に向かうことに。
本日もお客さまとの会話・新たな出会いを楽しみに。
皆さんも、休日のファミレス朝ごはん、いかがですか
健康的で、安くて、楽しいイベントですよ。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
子供焙煎2
昨年の11月下旬にブログで紹介し、スタートした「子供焙煎」。
その内容はそのままズバリ「子供が焙煎を体験できるイベント」。
今週のブログは「子供焙煎」を実際に体験された様子をつらつらと。
窯内は300℃近くまで加熱される焙煎機。
万が一、子供が火傷などしたら本末転倒なので、焙煎機の近くで見学しながら、
自ら焙煎しているような体験を楽しんでもらう。
生豆を焙煎機に投入し、次第に焼き色がついて珈琲豆ができる様子を一緒に見学。
見る楽しみもさることながら、白っぽい(実際は緑っぽい)生豆が次第に茶色くなり、
ポップコーンのような芳ばしい香りが出てくると子供の目は興味津々に。
さらに珈琲豆に近づくことで、珈琲の甘い香りがほわぁ~っと。
少し離れた場所からわが子を見守る親が子供に声をかけても無反応。
もう何も聞こえない。目と鼻を刺激する焙煎という作業に集中する子供が多い。
そんな姿を一緒に見ている瞬間は何とも言えず楽しい。
こちらはその1シーン。
焙煎が進み、そろそろ仕上がりが近くなると、子供に大事な作業をお願いする。
それが焙煎終了ボタンを押すこと。
タッチ画面の「キャンセル」と表示された黄色いボタンを触るだけなのに、
それによって焙煎していた豆が一気に冷却ボックスの中に落ちていく。
その瞬間を見た子供の多くは「豆がなくなった~」と大きな声で叫ぶ。
そうでない子供は豆がなくなった事実に驚き、ただただ茫然とする。
どちらの反応も子供の自然な姿が出ていて、言葉に表現できないほど可愛い。
焙煎した珈琲を丁寧に商品として仕上げ、それを子供からご両親に渡してもらう。
もちろん「僕が焙煎した珈琲だよ。」という言葉とともに。
この瞬間、子供の背中が妙に頼もしく見える。
何かをやり遂げ、それを両親から褒められる。
焙煎する前と後で子供の顔付きや誇らしく、体つきが頼もしくなるような。
そんな光景をみるたびに、「子供焙煎」というイベントをやって良かったと思う。
ちなみにですが・・・。
子供が焙煎体験することによって、焙煎がいい加減になることはありませんのでご心配なく。
逆に子供が焙煎した珈琲を両親が心底おいしいと思ってもらえるように
いつも以上にプレッシャーがかかるような。
こんな風にして出来上がった珈琲という商品を
そのご家族が自宅で笑いながら飲んでるシーンを想像すると、自然とニンマリしちゃいますね。
子供焙煎をご希望の方はメールでも電話でも結構ですので
事前にご連絡いただけると嬉しいです。楽しい時間を一緒に過ごしましょう
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
バターコーヒー
店舗にお越しになられたお客さまとの会話。
「たまじ珈琲さんは、バターコーヒーってご存知」
「いえ、存じ上げませんが。」
「神戸のコーヒーらしくて東京にもあるみたいよ。コクがあっておいしいんだって。」
「ネットで調べて勉強しておきますね。」
というのが昨年末のこと。
年が明けて、その会話をふっと思い出しネットで調べたところ。
神戸に本店がある「ダンケ」さんのことと判明。
お客さまの言われるとおり、東京にも店舗があり、それが近くの吉祥寺だったので
お休みを見つけて足を運ぶことに。
【ダンケ 吉祥寺店】
http://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13130185/
吉祥寺駅から徒歩5分ほど。
線路沿いの分かりやすい場所に発見。
早速お店に入ってみると、とても品のあるカフェ。
お客様の目の前でハンドドリップで珈琲を淹れてくれる。
特徴は好きなコーヒーカップを選べること。
たまこさんがセレクトしたカップがこちら。
カフェでカップは大事だなぁと改めて実感。
女性を中心に、カップを選ぶサービスに目をキラキラさせてながら楽しまれてる。
たまじ珈琲ではお気に入りのメキシコの陶器を使っている。
自分で言うのもなんだけど、女性のお客さまを中心に評判がいい。
なかなか入手できないので、ダンケさんのようにお客さまにセレクトいただくサービスは
難しいけれど、これから徐々に増えていったらそんなサービスもいいなぁと妄想。
毎回思うことですが、珈琲を商売にされている方々と出会ったり、
そのお店に足を運ぶことは本当に勉強になり、大いに刺激を受ける。
さて、早速楽しみにしていた珈琲の試飲に。
注文したのはもちろんバターブレンドコーヒー。
ちなみに、ダンケさんのホームページによれば、バターコーヒーとは以下の商品のこと。
焙煎時に厳選された最高級バターを加えたこの世で唯一のオリジナルブレンドコーヒー。
まろやかで薫り高いバターブレンドコーヒー。
焙煎時にバターをブレンドって、いったいどこのタイミングでどうやってと
焙煎する人間としては大変興味があるものの、当然のことながら企業秘密。
ここでは、ひとりのお客として、珈琲の味を純粋に味わうことに。
バターをブレンドしたコクを想像しながら、まずは一口。
予想以上に優しい口あたり。ただ、バターの存在感が味にそれほど感じられずちょっと残念。
コーヒーそのものの味はおいしい。バターブレンドと言われなければ、
普通においしい自家焙煎珈琲と違いが分からないぐらいクリアな味と、きれいな後味。
冷めたときに嫌な酸味も出ず、最後までおいしくいただけた。
体に良い飲み物として注目を浴びる珈琲。
多くの方が毎日飲むものだからこそ、いろいろな楽しみ方、いろいろな味・サービスが
充実するのは嬉しいことですね。
一方でますます激化する珈琲ビジネス競争。
これに勝ち抜いていくためにも、今日は、どうしても「たまじ珈琲が飲みたい」という
お客さまがひとりでも増えるように毎日コツコツと努力を積み重ねていこうと想いながら、
帰路についた休日でした。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
2014年抱負
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
昨年10月に店舗をオープンしたこともあり、正月三が日は店舗で元気に営業し、
本日4日(土)に正月気分を満喫しております。
さて、今週のブログは2014年の第1回ということもあり、抱負をテーマにつらつらと。
節目節目に使っています「抱負」、それぞれの漢字の意味だけを考えると、
どうして「心の中にいだいている決意や志望」という意味になるのか不思議ですね。
少し脱線しますが、語源を調べてみると・・・。
「抱」は、「内面的に=心の奥底で」”抱える””持つ”という意味。
「負」は、責任を負うなどで使われる、”背負う”という意味。
この2つを組み合わせて、心の憶測で持っている想いを自ら背負うこと。
心の憶測に抱えていた想いを、自ら背負うことにより、それが決意や志望に。
「抱負を語る」なんて言葉がありますが、かみ砕けば、
「心の奥底で持っている想いを自ら背負い、それを自らの言葉で語ることにより
第3者に決意や志望を伝える」という感じに。
年明け早々、堅苦しくなりましたが、意味をしっかりと理解した上で2014年抱負を。
最高のパフォーマンスを出すために心身ともに健康を維持
たまじ珈琲のコンセプトである「ゆっくり・ゆったり」を日々の行動で実践
飛躍の年と考え、新たなことに積極的にチャレンジ
2013年を振り返れば、何とも盛りだくさんで充実した1年であった反面、
今年掲げた3つの抱負を一つもクリアできなかった1年。
そんな背景もあって、今年は抱負をしっかりと認識して日々を過ごすことに。
気づけば40歳ど真ん中の年齢も残り3ヶ月。
自分の年齢を思い出して頭をよぎるのが論語。
ご存じ方も多いと思いますが、論語とは孔子と彼の高弟の言行を孔子の死後、
弟子達が記録した書物。『孟子』『大学』『中庸』と併せて儒教における「四書」の1つ。
早速、40歳と50歳の内容を確認してみると・・・。
40歳:不惑=ふわく 「四十にして惑わず」
「40歳になって事に当たって惑うことがなくなった。理知的に意志的に物事の道理に
惑わなくなった。富貴や権勢のために判断が誤るようなことがなくなる。」
50歳:知命=ちめい 「五十にして天命を知る」
「50歳になってはじめて自分の人生についての天命・運命が何であったかがわかった。」
現在の自分にあてはめて、客観的に考えてみると恥ずかしい限り。
特に40歳の不惑については、惑わなくなったものもあるものの・・・明らかに惑う方が多い。
逆に50歳の天命や運命は何であるかが見えてきたような。
50歳までの4年3ヶ月。
不惑の精神を鍛錬し、いま感じている知命が本物であるかを見極めることに。
そのためにも2014年は抱負を意識し、1日1日を大切に過ごそうと思う。
人生とは何とも奥深いものですね。
ある本でこんなフレーズを見つけました。
「人生とは、星座である。」
星座を理解すると、一つ一つの星(ただの点)が、意味のある形を成す。
読んだときは、うまいこと言うなぁ程度。
冬の寒い夜にたまたま星空を眺めていて、それを実体験したとき。
その意味が腹落ち(深く理解できた)ような。
最初ということで力を入れ過ぎた感のブログですが、
こんな週もあるということでお許しを。
来週からは、たまじ珈琲でも飲みながら気軽に読んでいただけるいつものブログに戻りますね。
今週はこのあたりで。
ではでは。