オーガニック新商品
もうすぐGW。2013年も折り返し地点が見えてきましたね。
本当に早い、時間が経つのが早すぎる。
やりたいこと、やらなくてはならないことを計画し、
毎日確実に取り組んでいるはずなのに・・・。
時間が経過した割には成果が小さいような。
こんな性格だから、たまじ珈琲のコンセプト「ゆっくり・ゆったり」を
自らに言い聞かせて毎日生活しないといけない。
さて、やりたいことの中の1つとして取り組んでいるのがオーガニック珈琲。
「オーガニック」と題してブログでも触れたメキシコの天然甘味料アガベ。
これを使ったすっきりした甘さのアイス珈琲をこの夏に向けて商品化すべく検討中。
【オーガニック】
http://tamajicafe.blog38.fc2.com/blog-entry-227.html
アガベの産地であるメキシコは世界的にも有名な珈琲生産国。
2013年の統計データでグァテマラの上に位置して世界第9位。
ちなみに、主な順位は以下のとおり。
ベトナムとホンジュラス以外の国々の生産量は、過去5年間でほぼ横ばい。
1位 ブラジルと2位ベトナムの差は倍以上。
1位 ブラジル
2位 ベトナム()
3位 インドネシア
4位 コロンビア
5位 エチオピア
6位 インド
7位 ホンジュラス()
8位 ペルー
9位 メキシコ
10位 グァテマラ
(出典) USDA「World Markets and Trade」
そんなメキシココーヒーで有名な産地は3つ。
VERACRUZ
OAXACA
CHIAPAS
中でもCHIAPAS(チアパス)は、世界的に人気が高く、日本人にもファンが多い。
酸味が控えめで深みのある柔らかい味(まるい味)。
珈琲がちょっと苦手な人も、珈琲中毒な人も幅広くお勧めできる珈琲。
これまでチアパス産の珈琲を飲んだのは2回。いずれも満足な味わい。
さて、オーガニックの話しに戻って。
このメキシコ チアパス産の有機生豆(オーガニック)が近く入手できることに。
この豆を深めに焙煎し、水出しアイスにしてアガベを加える。
ミルクにも負けないぐらいのコクが出せれば、ミルクを加えてカフェオレでも。
新商品の名称はいまのところ以下のような感じ。
(より魅力的なネーミングあれば、オーナーまで)
「オーガニック アガベ・水出しアイス珈琲」
「オーガニック アガベ・水出しアイスミルク珈琲」
予定では5月の下旬に、チアパス産の生豆が入手できる予定なので、
5月中に試焙煎、6月の初旬には新商品としての見極めができているかと。
オーガニックとは・・・
化学農薬・化成肥料、そして環境ホルモンや遺伝子組み換えの技術などを避けて、
自然のままの健全な食物連鎖を目指す方法。
それゆえに、「安全性が高い」あるいは「危害リスクが低い」。
つまり、一般の食品と比べた場合には、安全(と言われている)。
珈琲が健康飲料として人気を集め、様々なメディアに扱われるようになった現在、
味のおいしさ、香りのすばらしさを追及するのに加え、
さらに、オーガニックによる体に安全な飲み物としての価値を商品に加えられたらと。
新商品の状況はブログで随時報告させていただきますね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
プロジェクト2013
春ですね。朝の陽ざしの明るさが違いますよね。
先週、引越が完了し、これまでよりも日当たりがずっと良くなったことで
起きてシャッターを開けるときの眩しさがすごい。
体が一気に目覚める感じで、部屋の温度も一気に上昇。
温かい日差しが差し込む部屋で珈琲をゆったり淹れて飲む。至福のひと時。
2013年は大きな計画が3つ。
4月に引越し、5月からルピシア・ボンマルシェさん応援、9月にお店オープン。
あくまでも計画なので、そのとおりにいくかどうかはご縁とタイミング。
まずは、4月の引越しが無事に完了したので、ひと安心。
9月のお店オープンに向けてはクリアしなければならないハードルが山積み。
焦らずじっくりと取り組んで1つ1つ確実にクリアしていこうと自分に言い聞かせてる。
今週のブログでは、2つめのルピシア・ボンマルシェさん応援のプロジェクトについて。
応援で予定している内容は主に3つ。
新商品
販売ツールの充実
試飲会
新商品は、夏に向けた水出しアイス。(これは鋭意検討中)
販売ツールの充実は、既存のものに加えて、スタッフの皆さんがお客さまに
たまじ珈琲を説明いただきやすくなる新ツールの開発。
試飲会は、5月から毎月1回のペースで再開。
試飲会と言えば、昨年9月から今年の1月まで5ヶ月連続で開催し、
ルピシア・ボンマルシェさんの店長さんやスタッフの方々との出会い、
各店舗でのお客さまとの出会いなど、それぞれの場所で印象深いシーンが盛りだくさん。
再開する5月に伺うのが「三井アウトレットパーク 木更津」。
その中にあるルピシア・ボンマルシェさん店内が会場。
木更津のアウトレットは凄い人気という話しを聞いて、初めて訪れたのが昨年の12月。
しらべてみると、東京駅から出ている直行バスが早くて、安い。
渋滞して試飲会に遅れないように早めのバスに乗り、いざ現地へ。
驚くことに、予定通り約40分で現地に到着。
うみほたるなど、途中の景色も最高。プチ旅行気分でテンションも。
いつものことながら、アウトレットの広さに驚きつつ、いざルピシア・ボンマルシェさんへ。
最初の印象は場所が「すばらしい」ということ。
センターに位置する大型のフードコートがあり、そこのすぐ近く。
しかも、フードコートと同一の建物内ということで全天候型。
12月で寒かったこともあり、多くのお客さまがその建物内にどんどんと入ってくる。
そして一目散にフードコートへ突入し、食事後、アウトレットに戻ろうとするところに
ルピシア・ボンマルシェさんの店舗。
その店舗から珈琲の香りをふわ~っと流れてくれば、
多くのお客さまが入ってくるのも至極当然。
そんなお客さまに、ただひたすら珈琲を淹れ続けた2時間。
前回の木更津店さんでの試飲会は、
そんな感じで、あっという間の充実した時間に。
2回目は「5月25日(土)14:00~16:00」に決定。
新たな方々との出会いを楽しみに今からワクワク。
試飲会までに、応援プランをひとつでも多く具体化することに。
三井アウトレットパーク木更津のルピシア・ボンマルシェさんでお待ちしていますので、
週末のひとときを買い物と珈琲で楽しまれては・・・。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
オーガニック
長年付き合っている悪友から麻雀の誘い。
焼き鳥食べて、麻雀して、学生時代を思い出す時間を満喫したところまではいつもと同じ。
いま振り返ると・・・この麻雀に参加していたメンバーのひとりとの会話が大きかった。
その方はオーガニック製品を扱う会社の社長さん。
珈琲とオーガニック、なんか一緒にできそうですねと盛り上がりながらも
具体的なコラボとなると思いつかず。
そんな中で、ふと出てきたキーワードが「メープルシロップ」。
最高においしいカナダの「メープルシロップ」を扱えることになったという話し。
熱く熱くそのシロップを語る社長さんをまじまじと見ながら、
この人は心底その商品に惚れ込んでいるんだなぁと妙に感心。
さらにもう1つ出てきたのがメキシコの「アガベシロップ」。
ちなみに、同じ天然甘味料でもメープルとアガベの違いって、ご存知ですか
恥ずかしながら自分はアガベそのものを知りませんでした。
そこで、まずは「アガベ」を調べてみると。
アガベとは、サボテンとおなじメキシコの乾燥地帯に生息するサキュレントのなかま。
テキーラの原料に成り、百年に一度花を咲かせる・・・とも言われている植物とのこと。
なかなか興味深い。
そのアガベを材料とした天然甘味料が「アガベシロップ」。
社長さんが扱っているのはオーガニックで育てられたアガベの蜜水(シロップ)だけを
原料とした、上質の天然甘味料。
メキシコではプレコロンビア時代(スペイン人入植前)に「テオメトル」と呼ばれ、
なかでもその植物から採れる蜜は、非常に栄養価が高く、
健康食として親しまれていたとのこと。
分かりやすく言えば、人工甘味料より天然甘味料の方が体に良いことは言うまでもなく。
天然甘味料の中でも、アガベシロップは体に優しい商品ということ。
最近、黒糖珈琲、ハニー珈琲など、砂糖以外の甘味料によるアレンジ珈琲が
ちまたに増えてきていることもあり、たまじ珈琲としても珈琲のおいしさを損なわない、
もっと言えば、さらにおいしさ・味わいを深める甘味を探していたこともあって興味津々。
とにもかくにも試飲させてもらうことに。
そして、送られてきたのが「アガベシロップ」こちら。
まずは、そのまま舐めてみる。
甘さの度合いとしては「メープル>アガベ」。
次に、ホット珈琲に入れてみる。
いずれも砂糖と比べて、すっきりした甘さで、品のいい甘さの余韻が鼻を抜ける。
甘さを実感するという意味ではメープルの方に軍配。
さらに、アイス珈琲に入れてみる。
ここで言うアイスは水出しアイス。低い温度でじっくりと珈琲を抽出することから、
丸くて、すっきりした味わいになるのが特徴。逆に、珈琲のコクと苦みが弱くなる。
しっかりした珈琲を好む人には物足りなく、珈琲が苦手な人には飲みやすくなる。
そんな水出しのアイス珈琲に入れてみた結果に驚愕。
甘味を重視するならメープルに軍配。これはホットと同じ。
甘味に加えて、水出しで弱くなるコクを強めてくれたがのアガベ。
後日、この話しを社長さんに報告したところ、
メキシコではアガベシロップを日本の味醂のように普段使いするので、
コクを強める効果があるかもと。
メープル、アガベ、それぞれの天然甘味料の良さ・特徴を理解しながら、
珈琲の味わいを更に深める提案・新商品を生み出していける可能性を感じて実験完了。
水出しアイスが恋しくなる夏も近いので、
今年は「水出しメープルアイス」「水出しアガベアイス」などの新製品を
たまじ珈琲でも紹介していこうと思う。
本商品に興味があるお客さまは、いつもどおりオーナーまでご連絡を。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
おこもりカフェ
最近、本屋に入るのがとても楽しみ。
その理由は、少し大きな本屋だと珈琲・カフェを特集したコーナーに結構な確率で出会うから。
数年前までは確実にそんなことはなかった。
珈琲の本を探そうと思えば、趣味のコーナーで必死に探したものだから。
珈琲のブーム、ながくながく続いて欲しいと思う。
さて、そんなブームに乗った珈琲本から、今週は「おこもりカフェ」というタイトルの雑誌を。
ちなみに、
おこもり=「お+籠もる/隠る」と書き、
意味=「中に入ったまま外に出ないでいる。外とのつながりを断って、中に深く入り込む。閉じこもる。」
ということは、
「おこもりカフェ」とは「閉じこもるカフェ」なのか・・・。
そんなことを思いながら、雑誌をめくってみる。
目に飛び込んできた1ページ目のメッセージがこれ。
もったいないなぁと思うぐらい真っ白なページの左上に描かれたメッセージ。
「時間を忘れて安らぐために。」
このメッセージをしばらくの間、じ~っと見つめる。
仕事に没頭して、何かに没頭して、時間を忘れることは屡。
でも、時間忘れて安らぐ、そんなことできたのいつだろうと。
想い出せない・・・。皆さんは思い出せますか
題名の「おこもりカフェ」、ここで真の意味を理解。
「時間を忘れて安らげる(閉じこもれる)カフェ。」
1ページ目に費やすこと5分。こんな思考を経て、読み進める。
自分の思考を見透かしたように、2~3ページに書かれたメッセージは、
”おこもりカフェ”とはなんでしょう
その解説から一部を引用させていただきますと。
・・・ひとは無意識のうちに
静かで落ち着ける、隠れ家的な空間を求めてしまうもの。
その理想の形を”おこもりカフェ”と名付けました。
コーヒー1杯の時間で
少しだけ自由な気分を取りもどし、
多忙な日常へ戻っていくための
リセット装置ともいえるでしょう。
そうそう。珈琲を飲むこと、飲む空間とはまさにこういうもの。
現実逃避である一方で、自分を見つめなおす時間。
こういうときって数あるドリンクの中でも、なぜか珈琲ですよね。
そういう気持ちにさせる力というか、文化というか、パワーがある。
そんな珈琲が健康にもいいと注目され、ちょっとしたブームに。
なんとも嬉しい現象。ほそ~く、なが~くブームが続いてくれることを祈るばかり。
この本では、「おこもり」に適した魅力的なカフェがジャンルごとに紹介され、
観ているだけでもワクワクする。足を運んでみたくなる。
普段は家で、たまにはカフェで、絶妙なバランスで珈琲を楽しみながら、
自分にフィットした「おこもり」空間と時間を見つけたいですよね。
自分がいつ体験したか思い出せない「時間を忘れて安らぐ」こと。
この雑誌を読破して、改めて自分も「おこもり」空間と時間を探してみることに。
安らぎに飢えている皆さんは、ぜひこの雑誌を読んでみてください。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。