たまじのつらつら記 「ゆっくり・ゆったり」コンセプトとしたたまじブログ。

新商品

5月も終わりですね
今年もあと1ヶ月で折り返し地点。時間が経つスピード、早すぎませんか

毎日を味わいながら過ごさないといかんですね
月末になるたびに、そんな思いが心を過ぎります。皆さんはどうですか

さて、今週のブログは「新商品」と題してつらつらと
店舗オープンして半年が経過しましたので、新しい豆を仕入れることにしました
ストレート、ブレンド含め「苦め・コク強め」はラインアップが揃っているので、
今回は「あっさり・バランス」と「柑橘系のゆたかな香り」をそれぞれ1種類ずつ追加することに

1つめの商品は、あっさり・バランスを意識した「グァテマラSHB」。
グァテマラってどこという方も多いと思いますので、こちらを

グァテマラ

グァテマラでは珈琲栽培は山奥深く入ったところでほとんどが栽培されています。
マヤ文明を支えた末裔であるインディオ達がいまだ現代文明とは一線を画した生活を送りながら、
珈琲を栽培しているわけです。現代文明と一線を画してるため、今もなおこの地域は昔ながらの
品種であるブルボン種がほとんどで、古き良き時代の懐かしい味が受け継がれています。
グァテマラ特有の酸味とバランスのとれた甘味、 そして力強いボディが特徴です。

グァテマラでの珈琲等級は産地の高度で7等級に分類されています。
最高級グレードの豆は標高1,350m以上で栽培されることが決められていて、
そのランクがSHB(ストリクトリー・ハードビーン)となります。
つまり、たまじ珈琲でh、グァテマラの最高級グレードSHBを新商品として加えたわけです

2つめの商品は、柑橘系のゆたかな香りを意識した「イルガチェフェ(モカ)」。
モカと言えば産地はエチオピア。こちらも同様に地図を

エチオピア

イルガチェフェは知る人ぞ知るエチオピア産の最高級品
その製法は珈琲豆の果肉を取り除いてから乾燥させる水洗式
果肉のまま乾燥させる非水洗式の2種類。
そのまま乾燥させる非水洗式は成分が流れ出ない分、身の特徴が強く残ります。
自然のまま珈琲の生豆を作り出す製法から「ナチュラル」と呼ばれ、
イルガチェフェ・ナチュラルと言えば、最高級品の中でもさらに価格が高くなるのが一般的です

製法の違いでそんなに香りや味に違いが出るのかを確認するために、
2種類のイルガチェフェを仕入れ、実際に焙煎して試飲してみたところ・・・。
これは驚き。いずれからも苺、柚子、レモンの皮をいい感じでミックスしたような
心地の良くて甘い香り。これは珈琲なのと思わず呟いてしまいました。
かなり個性的なので好き・嫌いがはっきり出るかもしれませんが、商品として魅力的

たまじ珈琲としては、その香りと味が強烈な「ナチュラル」を仕入れることに決定
やはり比べて飲んでしまうと、ナチュラルのインパクトは凄すぎました。

いずれの商品も、来週(6/2)から販売開始です。
是非ともお試しあれ

今週のブログはこのあたり。
ではでは

父の日ギフト

GWでスタートした5月も残すところ1週間ですね。
6月に入ると、珈琲屋としては気合の入る「父の日」ギフトシーズン
なぜ、気合が入るか。言うまでもなく、珈琲というギフトはお父さんにピッタリだから。

さて、たまじ珈琲としては父の日ギフトをどんなコンセプトにするかを悩むこと数日。
パッと頭に浮かんだのが「男珈琲」というフレーズ
そもそも珈琲は男っぽいイメージがありますが、それをさらに強く前面に押し出したギフトに。

このギフトを手にしたお父さんが、翌日からどうされるかを想像するとワクワクする。
誰よりも早く起きて、珈琲豆を手挽きミルでカリカリとひく。
豆から粉になるタイミングに最も強烈な甘くてコクのある香りが出るたまじ珈琲なので、
是非ともその瞬間を楽しんでもらいたい

理想を言えば、そのまわりにお父さん以外のご家族もいれば言うことなし。
沸かしたお湯を80℃ちょっとまで冷まして、ゆっくりと抽出。
豆から挽いたばかりの粉は、これでもかぁ~という感じでほわぁっと膨らむ
キッチン、リビングが珈琲の香りでいっぱいになって、みんなの顔が柔らなくなって
お父さんが淹れた珈琲を飲みながら、ゆっくり朝ごはんを食べる。
自分が想像しているシーンはきっと休日の朝ですね

そんな妄想を実現できるギフト・・・ということで。
今回のたまじ父の日ギフトは、こんな感じに

父の日

: 珈琲(豆)
: ハリオコーヒーミル
: ボンマックドリッパー
: 計量スプーン
: コーヒーフィルター

ギフトの価格を抑えたかったので、手軽で使い勝手のよい商品を厳選
自分も長年使っているので、個々の商品に自信あり、です。

お父さんが珈琲好きな方はもちろん、
特に趣味がないお父さんに珈琲に拘る趣味の提案であったり、
最近会話が少ないお父さんとお母さんの潤滑油としてのギフトであったり・・・。
いろいろなシーンで活躍してくれるギフトになれることを祈って

たまじ珈琲のコンセプトは「ゆっくり・ゆったり」。
今回の父の日ギフトをプレゼントする方、それを手にするお父さん、
皆さんが珈琲で心身ともに癒された時間を過ごしてもらえれば最高ですね

今週のブログはこのあたりで。
ではでは

ガジュマル

店舗オープン記念に親友の水梨からプレゼントされた「ガジュマル」。
彼は大学の同級生であり、たまじ珈琲のお客さま
敢えて親友と書いたのは、大学を卒業して入社した企業に緊急連絡先として
家族・親族以外の情報を提出してくださいと言われた時に
彼の顔が瞬時に浮かんだことを、ふと思い出したから
(それにしても、この年齢で親友って改めて書くこと、ちょっと恥ずかしいものですね・・・。)

そんな昔の想いも含めて今週のブログは、「ガジュマル」についてつらつらと

たまこさんに聞くまで、水梨がくれた植物が「ガジュマル」だと知らなかった自分
名前の響きが魅力的なのと、他の植物より葉がつやつやとしてたくましく
冬を超えたあたりからその成長は著しいので妙に目に付いて調べることに。
現在のガジュマルの様子がこちら

ガジュマル

まず、ガジュマルの花言葉は、「健康」。その風貌から妙に納得
世界の熱帯地方を中心に800種といわれるガジュマルの仲間は、
クワ科、イチジク属の常緑高木。日本では主に南西諸島などに自生し、
土地の物となって景観を作り出している。ガジュマルが自生している場所と言えば、
沖縄や屋久島というイメージが強いので、このあたりの説明も「確かに」と深く納得
樹木や岩の上から伸ばした根がぐんぐんと成長し、太く長い気根となって
垂れ下がったり、宿主に絡みついて巨大なオブジェを形作っていく様子は、
たくましい生命力の証。花言葉の「健康」そのものですね

さらに、ガジュマルにはキジムナーと呼ばれる沖縄に伝承される
樹木の精霊が宿るとのこと。キジムナーの姿かたちについては諸説あるそうですが、
凡そ人間に似ているように描写される事が多く、沖縄では大木に宿る精霊を
「キーヌシー」(樹の主)と呼び、キジムナーはこれを擬人化した存在だとも
言われているそうです

魚捕りが巧みであり、しかも捕った魚の左目だけしか食べない
その為、キジムナーと友達になると漁運に恵まれるいう言い伝えがあるとのこと。
また、キジムナーは多くの幸せをもたらすと言われることから、
それが宿るガジュマルは『多幸の樹』と呼ばれたりもするとか

ここまで調べてきて、ガジュマルとともに、そこに宿る精霊であるキジムナーを愛おしむことで、
ガジュマルはたまじ珈琲に幸運をもたらしてくれる、とてもありがたい存在と理解したわけです

お店に飾って半年が経過し、寒かった冬を無事に超えてぐんぐんと成長
ここまでは良好に付き合えているようなので、ひと安心。
というのも、キジムナーの機嫌を損なるような行為をすると、
倍返しを食らうというエピソードもあったり。
ガジュマルとの付き合いはなかなか気が抜けないわけです

ガジュマル、キムジナーのことが理解できてからというもの、
店舗のガジュマルを見ると、何か語り掛けられているようなオーラを感じます。
お客様もご来店の際には是非ともこのガジュマルと会話してみてくださいね
幸せの御裾分けがあるかも・・・ですよ。

ちなみに、暖かくなった今の時期はメニューを置いてある木箱の後ろに。
寒い季節は店舗内の一番暖かい場所(焙煎機の近く)に置いてます。

ガジュマルやキムジナーについての情報をお持ちの方はお待ちしてます

今週のブログはこのあたりで。
ではでは

ゴールデンウィーク

2014年のゴールでウィーク、皆さま、いかがでしたか

飛び石連休だったので、近場で過ごされた方が多いと言われてますが、
全般的に過ごしやすい天気が続いたこともあり、
アウトドアで楽しい思い出を作られた人も多かったのでは

私どもは、ゴールデンウィークに突入する前の4/27(日)と
最終日となる5/6(火)にお休みをいただき、
いずれも楽しい時間を過ごすことができました

今週のブログはゴールデンウィークと題してつらつらと

店舗をオープンして初めてのゴールデンウィークということもあり、
お客さまがいつ来られるか、来られないかが全く読めず、
今年はできるだけ多くの日をオープンして様子を見てみることに
そんな理由から、お休みにしたのは4/27(日)と5/6(火)の2日のみ。
まさに、ゴールデンウィークの最初と終わりの日ですね

まず、お店の状況としては、ゴールデンウィーク中は驚くほど閑散
街から人がいなくなったと思えるほど、人通りが少ない。
出かける方も多いけど、家でのんびりしている方々が珈琲でも飲みに来られるのではと
思いきや・・・という感じ

こんな時は開き直ってということで、たまこさんとそれぞれが飲みたい珈琲を淹れて
テラスで読書に勤しむことに
店舗のテラスに座りながら、お客さまは普段こんな風に見えるんだなぁと感じながら
お客さま目線を理解する貴重な体験になったのが収穫

一方、2日間に限定したお休み

たまのお休みということで、家でのんびりではなく、アクティブに活動してリフレッシュ
4/27は、たまこさんのご家族で渋谷でブラジル料理で豪快ランチ
豪快ランチと表現するのは、ご存知の方も多いシュラスコ料理の食べ放題だったから
大好きなブラジル料理にテンションも上がり、ついつい食べ過ぎ、飲み過ぎ
朝ごはんを抜いて、ペコペコで臨んだものの、お店を出るときには
会話できないくらい辛い状態。でも、最高に楽しい時間でした
そんな中でも凄く嬉しかったサプライズがこちら

ブラジル

4月が誕生日だったということで、最後のデザートプレートがこんな感じに。
言わずもがな、お腹いっぱいで食べきれなかったけれど、記念に写したこの写真。
見るたびに嬉しかった気持ちが蘇る
いくつになっても誕生日をお祝いされるって嬉しいものですね。
そんな気持ちにさせてもらった最高に幸せな休日初日でした

さて、年甲斐もなく無理しすぎた食べ放題。この代償は大きく、なんと翌日の朝も昼も
空腹を感じることなく、やっとまともに食事ができたのは翌日の夕食
若くないなぁと改めて実感した出来事でした

そして2日目の休日。

この日は、母の日が近いこともあり銀座に買い物へ。
学生時代に毎日のように銀座に行っていたのを懐かしく思い出しながら、
10年ぶりぐらいの銀座の歩行者天国を散歩
小腹が空いたので木村屋に立ち寄り、アンパンを購入して歩き食い
「焼きたて」と思わず声に出してしまうぐらい、
ほんわりと温かくておいしいアンパン
食べながら銀座の歩行者天国を歩く時間がなんとも幸せな気持ちに
安上がりだけど、とても充実したゴールデンウィークに。

そんなこんなで、ゴールデンウィーク最終日の夜。

2日間しかなかったけど、お休みが充実したなぁと感慨に耽る
来年のゴールデンウィークは皆さんと一緒に中盤はお休みをもらって、
前半と後半にオープンすることしようと、たまこさんと話しながら。
こんな学びの多かったゴールデンウィークを締めくくるイベントは珈琲のおいしさ追求

今回はサイフォンを引っ張り出して、プレミアムショコラを試飲することに。
ショコラは、深く焙煎することで、しっかりしたコクが楽しめるブラジルのストレート珈琲
サイフォンを使うことで、ペーパードリッパーでは出せないコクが
楽しめるのではということで試してみる
それがこちら

サイフォン

久しぶりのサイフォン。これが妙においしかった
狙いどおり、ペーパードリップより強いコクが感じられ、
飲みごたえのある珈琲をじっくり楽しめた。

たまじ家の2014年ゴールデンウィークはこんな感じでした
皆さま、お楽しみいただけましたか

今週のブログはこのあたりで。
ではでは

水出しアイス珈琲

GWも残すところ本日を含めて3日。皆さま、楽しい休日をお過ごしですか

無事に社会復帰するためにも、そろそろ規則正しい生活に戻さなければですね

さて、5月に入って夏の日差しを感じるような暑い日が増えてきましたね。
たまじ珈琲でも、テイクアウトのドリンクでアイスのご注文が増えてきましたので、
自家焙煎珈琲屋のこだわり水出しアイスを一人でも多く人に
知ってもらうべく、ポップを作ってみました
それがこちら

水出し

たまじ珈琲のいつものテイスト、色合いとはまったく違う、
何とも男っぽくて存在感のあるポップ、いかがでしょうか

自分は最初に見た瞬間、おぉ~っと思わず声を出して、ひと目ぼれでした。
お客さまの目に入る場所にドカンと貼ろうということで、
こんな感じに

水出し2

ポップの効果とは恐ろしいもので、
これを貼った日から(ちょうど暑い日だったこともあり)、水出しアイスのご注文が急増
水出しアイスは前日から準備する商品なだけに、売り切れてしまうのではとヒヤヒヤしたほど。
早速、水出し用ポットを買い増し、現在では十分な量を準備できるようになりました

さて、そんな水出しアイスの種類は2種類

すっきりした飲み口で、後味のキレがあるキリマンジャロベースの水出し専用ブレンドと、
苦みとコクをお楽しみいただけるベトナムのストレート

また、水出しアイスのメニューは3種類
テイクアウト用のメニューはこちら

メニュー

アイス用に牛乳をホイップしたものと水出しを混ぜ合わせる「水出しアイスオレ」。
さらに、メープルシロップで甘みを加えた「水出しメープルオレ」。

ちなみに、ここで使っているメープルシロップは、
オーガニックキッチンさんで販売されている
カナダ産有機メープルシロップ アンバーNo.2」。

http://www.organic-space.com/SHOP/CF0022.html

一般で販売されているメープルシロップと比較すると、コクのある濃厚な味わいと風味、
キレのある甘さが特徴。
たまじ珈琲とオーガニックキッチンさんのコラボ商品をお楽しみください

水出しアイスについては、テイクアウトだけでなく、
ご自宅やオフィスで水出しアイスを楽しんでいただける「水出しパック」での販売
してますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください

お客さまの好みはもちろん、気候や体調に合わせ、珈琲をいろいろな形で楽しむ
そんな楽しみ方のバリエーションをいろいろな形でご紹介していきますね。

今週のブログはこのあたりで。
ではでは