たまじのつらつら記 「ゆっくり・ゆったり」コンセプトとしたたまじブログ。

子供焙煎2

昨年の11月下旬にブログで紹介し、スタートした「子供焙煎」。
その内容はそのままズバリ「子供が焙煎を体験できるイベント」。
今週のブログは「子供焙煎」を実際に体験された様子をつらつらと

窯内は300℃近くまで加熱される焙煎機。
万が一、子供が火傷などしたら本末転倒なので、焙煎機の近くで見学しながら、
自ら焙煎しているような体験を楽しんでもらう

生豆を焙煎機に投入し、次第に焼き色がついて珈琲豆ができる様子を一緒に見学
見る楽しみもさることながら、白っぽい(実際は緑っぽい)生豆が次第に茶色くなり、
ポップコーンのような芳ばしい香りが出てくると子供の目は興味津々に
さらに珈琲豆に近づくことで、珈琲の甘い香りがほわぁ~っと

少し離れた場所からわが子を見守る親が子供に声をかけても無反応
もう何も聞こえない。目と鼻を刺激する焙煎という作業に集中する子供が多い。
そんな姿を一緒に見ている瞬間は何とも言えず楽しい。
こちらはその1シーン

子供焙煎2

焙煎が進み、そろそろ仕上がりが近くなると、子供に大事な作業をお願いする。
それが焙煎終了ボタンを押すこと
タッチ画面の「キャンセル」と表示された黄色いボタンを触るだけなのに、
それによって焙煎していた豆が一気に冷却ボックスの中に落ちていく
その瞬間を見た子供の多くは「豆がなくなった~」と大きな声で叫ぶ。
そうでない子供は豆がなくなった事実に驚き、ただただ茫然とする。
どちらの反応も子供の自然な姿が出ていて、言葉に表現できないほど可愛い

焙煎した珈琲を丁寧に商品として仕上げ、それを子供からご両親に渡してもらう
もちろん「僕が焙煎した珈琲だよ。」という言葉とともに

この瞬間、子供の背中が妙に頼もしく見える
何かをやり遂げ、それを両親から褒められる。
焙煎する前と後で子供の顔付きや誇らしく、体つきが頼もしくなるような。
そんな光景をみるたびに、「子供焙煎」というイベントをやって良かったと思う。

ちなみにですが・・・
子供が焙煎体験することによって、焙煎がいい加減になることはありませんのでご心配なく。
逆に子供が焙煎した珈琲を両親が心底おいしいと思ってもらえるように
いつも以上にプレッシャーがかかるような

こんな風にして出来上がった珈琲という商品を
そのご家族が自宅で笑いながら飲んでるシーンを想像すると、自然とニンマリしちゃいますね

子供焙煎をご希望の方はメールでも電話でも結構ですので
事前にご連絡いただけると嬉しいです。楽しい時間を一緒に過ごしましょう

今週のブログはこのあたりで。
ではでは