モカエキスプレス
本日は2月7日(土)。
午前中は太陽が出て久しぶりにあたたいかい日差しが感じられたものの
午後からはどんよりした雲に覆われ、冷たい風で寒い休日に。
2月だからしょうがない・・・と思うものの、ちょっと切ないですね。
さて、そんな寒い季節こそ、温かい珈琲で楽しく過ごすということで。
今週のブログは「モカエキスプレス」と題してつらつらと。
まずは恒例のウィキでモカエキスプレスの説明から。
モカエキスプレス(Moka Express、又はモカ・ポット:Moka pot、
エスプレッソ・ポット:Espresso pot)は、イタリア・ビアレッティ社の商標で、
沸騰した水の蒸気圧でコーヒーを抽出する方式の
直火式のエスプレッソ・メーカー。
モカエキスプレスで淹れられたコーヒーは直火式エスプレッソとして知られるエスプレッソである。
このエスプレッソの風味は、豆の種類、焙煎度合い、粉の細かさと使用する
熱源の種類に大いに依存している。高圧で湯と蒸気が混合しているため温度は
100C以上に達し、これがより効果的に粉からカフェインと風味を抽出し
その結果ドリップ方式で淹れられたものに比べかなり濃厚なエスプレッソが淹れられる。
(Wikipedia:モカエキスプレスより)
小難しいことはさておき。
ポイントは最後の行に書かれている「ドリップ方式と比べて
濃厚なエスプレッソが淹れられる」ということ。
同じ豆でも抽出器具や方法により、まったく違った味わいを楽しめる道具ということで
早速購入してみました。それがこちら。
サイズが1杯用と2杯用の2種類あり、この写真は1杯用。
キャラクターと重厚感ある器具のギャップがなんとも愛らしい。
3,000円弱の買い物としてはかなりの満足感。
早速使ってみることに。
中深焙煎で普段は楽しんでいるコロンビアスプレモをセレクト。
ドリップで淹れるとすっきりとした苦みとクリーンな後味が特徴。
これをモカエキスプレスで淹れて飲んでみたところ、まったく違う味が顔を出す。
どっしりとして、苦みとコクが強く感じられる珈琲に。
はっきり言ってドリップで淹れたコロンビアの味はどこにもいない。
これがいい、悪いは別にして、同じ前でこんなにも違った味を楽しめることに
驚くとともに、珈琲の楽しみ方が広がった喜びにしばし浸る。
とここまでは大満足だったわけですが。
3度目にモカエキスプレスを使ったときに事件が・・・。
直火で沸かしている最中に沸騰するときに発生する微妙な揺れで
ガス代から倒れたモカエキスプレスが横転。
もちろん抽出中だった珈琲はレンジの上に毀れたというわけ。
不幸中の幸いで、それ以上の被害や火傷などの怪我はなかったものの、
これじゃ火にかけている最中目を離せない不便さに直面。
どうしたものかと・・・FBで呟いたところ、ヨガの先生から便利グッズを紹介いただいた。
それがこちら。紹介されて5分後には購入決定。
価格は1,200円程度。
ガス代の上に乗せることでモカエキスプレスをがっちりと安定できる優れもの。
これで安心してエスプレッソが楽しめることに。
しめて4,000円ぐらいの投資でこれだけいろいろと楽しめる珈琲。
珈琲ってとても安上がりな趣味だと思いませんか
珈琲は嗜好品で、単なる飲み物ですが、
趣味としてみるとこんなに奥深く、楽しみが広がるものはない(と思う)。
そんなわけで興味を持った皆さんは是非ともトライしてみてください。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
バレンタイン2015
2015年がスタートし、あっという間に1月下旬。
そろそろバレンタインの準備を開始しないとですね。
バレンタインと言えばチョコレート、チョコレートと言えば、
当店のある西永福ではCQLさんの商品が有名ですので、
今年も迷わずコラボをお願いすることに。
バレンタインにピッタリのお菓子をいくつか紹介いただき、
実際に珈琲に合わせて試食してみました。
珈琲の種類は「プレミアムショコラ」。
ギフトには最適なブラジル産のストレート珈琲。
最適な理由は2つ。深めに焙煎すると、チョコレートなどの甘いものとの相性がバッチリ。
もう1つは名前が可愛いこと。
女性から男性に贈るバレンタインだからこそ、商品の名前も大事かと。
名前は可愛いけれど、味はしっかりした苦みとコクでチョコレートをバッチリ受け止める。
このギフトを贈る女性の姿が思い浮かびますね。
こちらが豪華なセット。価格は1,900円。
tamajiドリップ 7個(プレミアムショコラ)
グランチョコサブレ 2種
ノワゼット オ ショコラ
次にCQLさんのチョコレート菓子を紹介しますね。
こちらが「グランチョコサブレ」。
宮崎県高千穂バターの風味豊かなサブレ。
サブレの厚みとチョコレートのバランスが絶品。
こちらが「ノワゼット オ ショコラ」。
ヘーゼルナッツをフランス産チョコレートでコーティング。
チョコレートの甘さとナッツの芳ばしさが見事にマッチ。
今年は豪華なバレンタインギフトに加えて、お手軽なプチギフトも検討中。
1個500円の手軽な商品。
現在POPを作ってますので、それが出来上がったらWebで公開させてもらいますね。
大切な方への豪華なギフトと、お世話になった方々への気持ちのギフト。
いずれの商品も、かわいがってやってください。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
ポルシェ911
寒い日が続きますね。
そもそも、たまじ店舗はできるだけドアをオープンしているため、店内も寒い。
特に冷たい風が強く吹くと下からゾクゾクする寒さ。
でも、そんな天候の中、珈琲を買いに来てくださるお客さまに出会うたびに
ムクムクと力が湧いてくる。
ご来店されたお客さまが寒くないように準備したアイテムで
暖をとってもらうようサポートする。
ストーブ
座布団
ひざ掛け
暖かい珈琲
この4つのアイテムで体の外と中から暖をとってもらう。
寒い中で飲む珈琲は、暖かい家の中で飲むのとは違ったおいしさ。
お客さまは寒い中でも、ほっこりしてもらえたかな
1月17日(土)。
この日も天気は良いものの朝から強くて冷たい風。
そんな中で、朝一番でご来店されたお客さまの車がこちら。
じっくり見れば見るほど、カエルに見えてくる。
スーパーカーが流行った時代に小学生だっただけに、
ポルシェ911なんて聞いただけで、ワクワクする。
それが目の前にあって、じっと見てると小さい頃に憧れた気持ちを思い出す。
お客さまに無理言って、助手席に座らせてもらう。
現在の車と比べると内装は超シンプル。というか何もついてない。
エアコンも、オーディオもない。
映画で観たことがあるような古いラジオとタバコの火をつける道具だけ。
ラジオはもちろん使えない。
なのに、助手席に座っているだけでワクワク、ドキドキする。
地面擦れ擦れに座っているような不思議な感覚。
下から震えを感じるエンジン音。
最後にお客さまがお帰りになる姿もパチリ。惚れ惚れする後ろ姿。
見えなくなるぐらい離れてもエンジンの音が聞こえる。
またのご来店をお待ちしてますと呟いて車の方向にぺこり。
楽しい時間を過ごさせてもらいました。
この日は土曜日。常連さんが順番にご来店。
あっという間に外は夕焼け。
ちょっとお店を抜け出して浜田山駅の肉屋さんに。
それがこちら。
松坂牛を扱う高級肉屋さんに見えますが・・・。
豚も、鳥も、和牛も。普段使いのお肉が数多くあって、リーゾナブルでおいしい。
1週間分の献立を考えながら3種類ほどの肉を買うためにいつも列に並ぶ。
ポイントは列に並ぶこと。
こちらでお肉を買うときに、まったく並ばずに買った記憶がない。
不思議なもので、こちらのお店に来るときは適度にお客さまが並んでいるのが心地いい。
10分ほど並ぶ時間があって、その時間にメニューを考える。
ちなみに今週は、豚挽き=焼売、豚バラ=鍋、牛コマ=炒めものまたはカレーに。
こうして土曜日は暮れていくのでした・・・。
1日を振り返れば、あれやこれやと忙しい土曜日でしたが、
たくさんのお客さまと会話できて、スーパーカーに乗れて、
おいしいお肉が買えて・・・。
いい時間でした。
今度の週末、予定がないなぁという方がいらっしゃれば、
たまじにふらっと遊びに来てくださいね。
寒い中でも4つのアイテムでほっこりさせますよ。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
正月営業
2015年がスタートして10日が経過し、あっという間の正月が終わりましたね。
ちなみに、たまじの正月は以下のようなスケジュールでした。
・元旦:営業
・1月2日:営業
・1月3日:営業
・1月4日:休
・1月5日:休
・1月6日~:通常営業
1月2日は結構なボリュームで雪が降ったこともあり、
昨年(例年)に比べると寒い三箇日に。
三箇日は店舗の近くにある大宮八幡宮が初詣で賑わうことから、
いつもとは違うお客さまと出会えるチャンス。
今年も多くの方との出会いがあり、楽しい時間となりました。
初詣に行かれる前に、珈琲豆を注文され、帰りに取りに寄られるお客さま。
初詣に行く前に体を温めたいと珈琲をテイクアウトされるお客さま。
ご自宅で留守番されているご家族にお土産で珈琲を購入されたお客さま。
珈琲って不思議な商品だと常々思うんです。
初めて購入されたお客さまが、焙煎という時間をお待ちいただくことで
珈琲を購入された目的とか、その後の予定とか、珈琲の好みとか、
場合によっては珈琲をとおしたご家族の様子とかを話してくださる。
我々は聞くことができる。自然な会話の中で。
珈琲って、人と人との距離をいい感じて縮めてくれる不思議な商品だと思うんです。
それも「適当な」距離に近づけてくれる。近すぎるのも良くないですもんね。
1日お店にいると、これを何度か感じられるシーンがあるんです。
あの珈琲を今頃家族で楽しまれてるかなとか、
初詣の列に並びながら珈琲で暖を取ってるかなとか、
珈琲をプレゼントされた人は喜んで、みんなで飲んでるかなとか。
そんなことを仕事の合間にふと想像すると、
気持ちがほっこりするというか、力が湧いてくる
というか。
たまじやたまこのモチベーションはここにあるって、思うんです。
お店をオープンして15ヶ月目に突入しました。
今年もそんな気持ちで、ひとりひとりのお客さまと
珈琲をとおした適当な距離感での心地よい会話をしていきたいです。
本年もたまじ珈琲をご愛顧いただければ嬉しいです。
今週のブログ(新年の挨拶)はこのあたりで。
ではでは。
ハワイコナ
師走の忙しさに感けて、2週間ほどブログを休んでしまいました。
こういう時期もあるということで、ご容赦ください。
さて、久々のブログ、来週から2015年ということでお正月らしいネタをつらつらと。
世界的に品薄になっているブルーマウンテン。
たまじでも、だれもが知っている高級な珈琲をラインアップに加えようということで
オープン時に選んだのがブルーマウンテンNo.1。
今年の秋ぐらいから手に入らなくなるのが分かっていたので、どうしたものかと悩んだ末、
取り扱いを開始したのが「ハワイコナ」。
いわずとしれた「コナコーヒー」。
ここで「コナコーヒー」を初めて聞く方にウィキペディア情報。
アメリカ合衆国のハワイ州のハワイ島西岸のコナコーストで
主に栽培されているコーヒーの総称。アメリカ合衆国の州では、
ハワイ州がコーヒーを商業ベースで生産している唯一の州であり、
ホワイトハウスでもコナコーヒーが使われることもある。
嫌味のない酸味を持つ。ブレンドに用いると良質な酸味が与えられると言われる。
いくつか高級グループの珈琲を試焙煎・試飲した結果、これがダントツ1位。
12月のお歳暮・クリスマス・年末年始にとりあえず3kg仕入れたのが11月末。
100gで1,680円ということで、特別な時に飲む珈琲。
よって、最初はなかなか注文をもらえず。
12月に入ると、ギフトとして贈る方がちらほら。
それを機に徐々に飲んでもらう機会が増えると、リピーターもちらほら。
ハワイコナならではの香りと味わいを実感してもらうと
値段以上の価値があることも伝わって。
そんなこともあり、調子に乗って年末年始向けのメッセージを
黒板に書いてみたのがこちら。
100gで1,680円。1杯あたり10g使うとすれば168円。
100円でそれなりの珈琲飲める時代に珈琲の豆だけで168円は高い。
それは事実。珈琲は嗜好品。値段が高ければ万人に美味しいというわけでもない。
インスタントコーヒーが好きな人にとっては、それが一番だから。
あるお客さまとの会話。
お酒も飲まない、ゴルフや釣りなどの趣味もない、珈琲だけが趣味。
ハワイコナを1週間に200g買う。つまり、3,360円。1ヶ月で13,440円。
「たまじさん、珈琲って安い趣味だと思うんだけど、どうかな」
これも事実。どう捉えるかで違うものですね。
こちらは、お客さまからいただいた「梅花はんぺん」。
来週に迎える正月を前に、ピッタリの商品なのでお澄ましに。
おいしくいただきました。
2014年も残すところ、あとわずか。
1日1日を大切に過ごして、2015年を迎えることに。
今年もブログを読んでいただいた皆さま、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
年末年始(営業日)
12月に入りましたね。2014年も残すところ3週間。
毎日の寒さも厳しくなって。風邪・インフルエンザが流行ってきたので、
うがいと手洗い、睡眠と栄養のある食事でケアしたいですね。
風邪をひきやすい自分はできるだけマスクで対策してます。
実はマスクは、かなり温かいので防寒対策にも有効。
手袋、マフラー、マスクはこの時期かかせないアイテム。
今週のブログは年末が近くなってきましたので、その予定をつらつらと。
昨年は12/29~31にお休みをいただき、正月をオープンしました。
お店をオープンしたばかりだったので、年末年始をどう営業したらよいかと悩んだんですが、
初詣で賑わう大宮八幡宮があるので正月あけてみることに。
正月といえば実家に帰ってお節と雑煮が定番でしたが、
親や兄弟にごめんなさいしてトライしてみたところ、
大宮八幡宮を目指して他の駅に住んでいる多くの方々と出会える機会に。
それはそれは楽しい時間になったわけです。
そんなこともあり、今年も正月はオープンすることに決定。
さて、年末はどうするか・・・と考えた結果。
いろいろとやらなきゃならないことが山積み状態なので、
昨年と同様に12/29~31の3日間をお休みとさせていただくことに。
ということで・・・。
年末に楽しまれる珈琲は12/28(日)までにお買い求めいただけると幸いです。
正月用の珈琲はお店やってますので、ご来店いただければと。
正月は家から出たくないなぁという方は年末にまとめ買いください。
さらに、オープン1周年の記念にお配りした特典カードも12月28日(日)までが
利用期間となりますのでご注意くださいね。
まとめると、こんなスケジュールです。
12月28日(日) オープン
12月29日(月) お休み
12月30日(火) お休み
12月31日(水) お休み
1月1日(木) オープン
1月2日(金) オープン
1月3日(土) オープン
1月4日(日) お休み
1月5日(月) お休み
家にいる時間が長い時って、珈琲って欲しいですよね。
自分の場合は完全休養日の日曜日。
家でテレビ観たり、ゴロゴロしてると1時間ごとぐらいに珈琲を飲みたくなる。
でも、そんな時間が一番リラックスできてるんですよね。
年末年始に向け、よりおいしい珈琲をご提供できるように頑張ります。
寒い日が続きますので、お店でお待ちいただくのは申し訳ないので、
電話やメールでご注文をいただき、出来上がったころに取りに来ていただければと思います。
最後にたまじの営業日につきましては、
ホームページの左一番下に営業カレンダーがありますので活用ください。
https://tamajicoffee.com/
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
たまじGift
12月を迎えるにあたり、「たまじGift」をリニューアルしまし。
宣伝含めて、今週はたまじGiftと題してつらつらと。
これまでもGiftメニューがありましたが、今年は以下の点をリニューアル。
・「tamajiドリップ」のGiftプラン
・ココペリさんの焼き菓子とセットプラン
1つめのtamajiドリップについては、
これまでいただいた以下のようなご要望にお応えしようと思って商品化。
【ご要望1】 お贈りする方がどんな珈琲の道具を持っているかわからない。
【ご要望2】 珈琲が好きなことは知っているけど味の好みを詳しくは知らない。
【ご要望3】 もらった人が気を使わない手軽なギフトが欲しい。
【ご要望4】 世界に1つしかないオリジナルギフトが欲しい。
自家焙煎珈琲屋として、珈琲はできるだけ豆でお届けしたい気持ちはあるものの、
焙煎して直後にドリップし、可能な限り新鮮な状態でお届けすれば
珈琲の良さと便利さのバランスが取れたGiftになるのではと。
何より受け取った人が喜ぶ、できれば感動してもらえるGiftにしたいですもんね。
「tamajiドリップ」をGiftに加えたことで、【ご要望1】と【ご要望2】にお応えしました。
次に、【ご要望3】と【ご要望4】については「tamajiプチギフト」でお応えすることにしました。
これは新郎・新婦が結婚式に参加いただいた皆さまに手軽かつオリジナルギフトを
贈りたいという相談を受けたことから作ったもの。
新郎・新婦、それぞれの好みに合わせて珈琲をセレクトし、
オリジナルの商品名をつけることができるのが最大のポイント。
さらに、数も1個からOK。
もちろんまとめた数をご注文いただく方にはボリューム割引も。
自分で言うのもなんですが・・・。
商品としても、価格としてもかなりイケテルのではと今から期待してます。
次に、2つめのココペリさんの焼き菓子とセットプランについて。
Giftでお贈りするのに珈琲だけではちょっと寂しいなぁというご要望もちらほら。
珈琲に合うお菓子を一緒に贈れた方がいいなぁと我々も思うものの、
たまじでお菓子を作る計画もスキルもなし。
そこで、これまでもコラボさせてもらっているココペリさんの力を借りることに。
どのお菓子も美味しいけど、季節ごとに変わるお菓子を柔軟に
セレクトできるようにしたいと考え、1,000円相当分を同封できることに。
もちろん、お客さまがこの焼き菓子を同封したいというご要望があれば、
それにお応えするのを基本に。
充実した「たまじGift」。
https://tamajicoffee.com/gift_drip#gift
どうか楽しみながら利用してやってください。
Giftを受け取った方の喜ぶ顔を思い浮かべながら
すべて手作りのGiftをお届けします
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
つらつらと
夕方お店にいるとマフラーを巻きたくなる季節になりました。
当店は基本的にテラスと店舗の間にある扉を開けっ放しにしているスタイルのため、
この季節になると冷たい風がす~っと吹き込んでくる。
冷たい風は足元を襲い、寒さが下からやってくる。
たま蔵(焙煎機のニックネーム)がストーブのように
暖をとってくれていても冬の寒さにはかなわない。
たまじ店舗の厳しいシーズンが来たわけです。
こんな風に言えるのも1周年を迎え、日本の四季を経験したからこそ。
その季節ごとの厳しさ・楽しさがどんなものか分かっているから言える。
昨年とは異なり、1年間乗り切ったというのは大きな自信になってますね。
去年の教訓を活かして、寒さ対策をバッチリして今年の冬にのぞむことに。
寒さは厳しいですが、この季節がもっともおいしくなる珈琲だからこそ、
寒さに負けず楽しく頑張らないとですね。
寒さが苦手なお客さまは、電話でご注文いただき、焙煎が完了する頃に
商品を取りに来てくださいね。
琲豆を購入いただいたお客さまへの珈琲1杯無料サービスは
テイクアウトカップでご提供しますので、歩きながら、または家に帰ってから、
ゆっくり・ゆったりとお楽しみください。
ちなみに冷めた珈琲の楽しみ方ですが・・・。
やっぱり珈琲は温かくして飲みたいというお客さまは、電子レンジでチンしてください。
沸騰するほどは温めないでくださいね。70~80℃ぐらいがおすすめです。
人がおいしさを敏感に感じられる温度は体温プラスマイナス25℃だそうです。
つまり体温が36℃の方は温かい飲み物は71℃、冷たい飲み物は11℃となりますね。
熱すぎず、冷たすぎない温度でドリンクを楽しんでもらうと
これまでに感じたことのない味の世界を体験できるかもしれませんね。
話しを戻して、冷めた珈琲の楽しみ方ですが・・・。
たまじのおススメは敢えて冷めた珈琲をそのままお飲みいただくです。
たまじの珈琲は、焙煎したての「生珈琲」ですので、
冷めたときこそ、豆が持つ味をしっかりと感じることができるんです。
お客さまの中には珈琲をマグカップにおおめに作って、半分ぐらいは70~80℃で楽しんで
残りの半分は冷めるまで放置してから、ゆっくりと楽しむ方も多いんですよ。
たまじ珈琲が「ゆっくり・ゆったり」をコンセプトとしている理由がここにもあるんです。
急がしい毎日の中で、珈琲を飲むときぐらい、ゆっくりと淹れて、ゆっくり飲む。
こうすることで心身ともにゆったりする。
珈琲時間でリフレッシュして新しい気持ちで仕事に、家事に、趣味に取り組めると。
お店を運営していて感じること。
それはお店という場があることで、お客さまとの出会い、自分の気づき、心地良い刺激を
毎日のように感じ、自分の体の中から不思議な力が込み上げてくること。
珈琲で生活してますので珈琲を販売することが目的なのですが、
販売という結果につながるプロセスの中に、この仕事でしか感じることができない、
お金には変えられない、大きな財産を毎日コツコツと積み上げられている。
そんな風に自分が、たまこさんが思えている。実感できている。
こんな気持ちで毎日の仕事に取り組めることが本当に幸せですね。
ひとりひとりのお客さまと向き合って、お付き合いさせてもらえたらと思ってます。
珈琲のチカラでひとりでも多くの人が、ゆっくり・ゆったり過ごせるように。
よりおいしい珈琲、より気持ちいいお店の空間をたまこさんと、ニワさんと、ハッシーと
4名で作っていきますね。(ちなみに、ハッシーは水曜日に実家のパン屋さんから
パンを持ってきてくれているスタッフです。)
今週のブログはテーマらしいテーマがないまま、つらつら書いちゃいました。
たまにはこんなほわっとしたのもいいですかね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
新商品(パン)
11月に入り、秋らしい日が増えてきましたね。
先月から「tamajiドリップ」を販売いただいている高円寺のズッカーロさんで
購入したトートバックを持って、散歩&買い物するのが最近のお気に入りです。
そのトートバックはこちら。
デザインも秋らしく、軽くて、使い勝手は言うことなし。
使わないときはガシャガシャ折りたたんで鞄の中に収納できて。
生地の柔らかいトートバックを使い始めると、
他の鞄を使う機会が少なくなってダメですね。こればっかりになりそうで。
さて、今週のブログはそんな秋に販売開始した新商品について。
それがこちら。「パン」です。ちなみに、水曜日(14時~)限定商品。
誤解がないように先に説明しておきますと、たまじで製造しているパンではありません。
10月から水曜日と木曜日にお店に来てくれているスタッフのお父さんがパン屋さん
ということで、水曜日だけ持ってきてもらって販売開始したもの。
パン屋さんの名前はあきる野市にある「橋本や」。
【あきる野市 パン屋 「橋本や」】
http://tabelog.com/tokyo/A1330/A133001/13169416/
たまじで販売している商品は以下の3種類。
食パン : 210円
クリームパン : 140円
スィートポテト : 110円
試食した時に自分が一番気に入ったのは「食パン」。
適度な塩気と噛むとじんわり感じる甘さ、トーストした食感はモチモチの中に
気持ちいいサクサク感。軽いけど、パンを食べたという満足感を感じられて、
たまじのお客さまにぜひ紹介したいと思ったのがこの商品
。
たまこさんのお気に入りは、クリームパンとスィートポテト。
クリームパンは、手づくのクリームがやさしい甘さで懐かしい感じ。
手作りのクリームを楽しんで欲しい一品。
スィートポテトはたまじに来ているスタッフの手作り。
こちらはビターブレンドなど、たまじの苦め商品と一緒に楽しんでもらうと相性ばっちり。
珈琲とスィートポテトを合わせて340円という手軽さも魅力。
天気の良い日に小腹が空いたら、楽しみに来てくださいね。
こんなに宣伝しときながら・・・。
たまじは日本一小さな焙煎店ということもあり、たくさんのパンを置ける場所がなく。
水曜日に販売するパンの数は全部で10個ほど。
ちなみに販売初日は9個用意したパンが14時に販売開始して15時には完売。
そんな商品ですので、たまたま水曜日にご来店されて、パンを見つけた方は、
ラッキーだと思って、一度は試してみてくださいね
。
2年目に突入した、たまじは、新しいことにいろいろとチャレンジしていこうと思ってます。
今回のパンに加えて、珈琲と相性ばっちりのナッツやドライフルーツも販売しようと
たまじ珈琲を販売いただいていオーガニックキッチンさんと準備を進めてます。
http://www.organic-space.com/SHOP/98011/list.html
たまじに行くと、なんか楽しいと思っていただけるお店作り、空間作りを
ゆっくり、ゆったりと進めていこうと思ってますので、
少しずつ変化するお店をお楽しみください。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
1周年を迎えて
10月25日(土)。
1周年をお祝いしてくれるような気持ち良い天気。
いつもより1時間ほど早めにお店へ到着して、準備をしていると・・・・。
常連のお客さまがポツリポツリと。
オープン前なのに何とも嬉しいことですね。
最初だけかと思ったら、お客さまが続く、続く。
奇跡的にも対応できないほどお客さまが重なることもなく、それでも続く・・・。
結局、閉店となる時間までほぼこのような状態に。
1周年とご存じで本日足を運んでくださったお客さまも多くいることに途中から気づく。
いつもどおり商品を渡して見送っていると・・・。
「1周年おめでとうございます」
「長く続けてくださいね。」
体の奥の方から込み上げる喜びを感じた瞬間。
さらに、ご来店されるなり・・・。
「1周年おめでとうございます。これチョコレートです。
珈琲と一緒に楽しんでください。」
とプレゼントまでいただく。
それぞれの季節であった楽しいこと、辛かったことを思い出しながら
この1年を振り返り、とにかく全力でやってきて良かった。
46年6ヶ月生きてきて、これまでに感じたことのない充実感に浸った1日。
焙煎機と向かい合って約12時間。
時間としては長かったけど、感動がいっぱいあった1日が無事に終了。
最後にたまこさんとハイタッチして、その日を締めくくった。
お客さまに、店舗オープンに際して支援いただいた皆さまに、
そしていつも近くで支えてくれる家族に、心から感謝を伝えたい。
『皆さん、1年間本当にありがとうございました。
改めて、これからも細く長くお付き合いいただければ嬉しいです。
たまじ珈琲らしさを忘れずに、よりおいしい珈琲を目指し、
ゆっくり・ゆったりとこの場所で頑張っていこうと思います。』
振り返れば、本当にいろいろなことがあったけど。
それを吹き飛ばすほどの感動と幸せな気持ちを感じられるこの仕事を
体と気持ちが続く限り、やり抜きたいと思えた。
最後に・・・。
常連のお客さまから、1周年のお祝いということでフェルトで製作いただいた
たまじとたまこ人形をいただきました。
それがこちら。
鮮やかな色が、カウンターに華やかさを。
愛嬌のある顔は来店されたお客さまを例外なく笑顔に。
当店のキャラとして、これから大活躍してくれそうな予感です。
手作りのプレゼントは、世界に1つしか存在しないオリジナル。
その方がこれを製作された姿や時間を想像するだけでぐっときますね。
Tさま、ありがとうございました大事に使わせていただきます
。
皆さん、珈琲が最高においしい季節となりました。
珈琲でゆっくり、ゆったりと幸せな時間をお過ごしください。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。