ZUCCARO
10月1日は珈琲の日。
なんども、なんどもブログで紹介してますね。
それでもブログに書いたのは、たまじ珈琲にとって、とても嬉しいことがあったから。
今年の夏頃から新商品として注力している自家焙煎珈琲屋の手作り個包装ドリップ。
それがこちら。
おいしい珈琲は飲みたいけど、ミルで挽いたり、ハンドドリップしたりする時間はない。
さらに言えば、淹れる技術も自信ない・・・。
なんてことを多くのお客さまに言われ作ったのがこの新商品。
すべて店舗の中で手作りなので、焙煎したての珈琲をすぐドリップに。
それをすぐにお客さまの手元にお届け。
最近、じわじわとお客さまから評価をいただき、注文いただく数が増えてきた。
そんな中で、9月頃から相談を受けて、珈琲の日である10月1日から販売開始されたのが
高円寺のユーズセレクトショップ「ZUCCARO」さん。
http://profile.ameba.jp/zuccaro/
「ZUCCARO」さんがこの商品を販売された理由は、
珈琲でお客さまとの距離をより近づけたいという想いから。
売れる、売れないの前に、こういう気持ちで商品を扱いたいと思ってくれたのが
何よりもうれしかった。
たまじとして、できる支援をコツコツと準備して迎えた10月1日。そして2日。
どうなってるかと頭の隅で気になりながらも、いつもどおり時間が経過。
3日の夜に「ZUCCARO」さんからメールが届く。
「お陰様でたまじさんの珈琲が好評頂いております。
また、新たに追加注文をお願いします。」
このメールを見て、たまこさんと思わずハイタッチ。
たまじの商品を扱ってくれる方の気持ちに加え、それをお客さまが購入され、
多くの方が珈琲を楽しまれている。それを想像するだけで体の中から
熱いものが込みあがてくる。
そして4日。追加注文いただいた商品を自転車でたまこさんと納品に。
納品した商品を木箱の中に入れた様子がこちら。
かっこいい。パッとみて素直にそう思った。
置かれている珈琲が喜んでる。輝いてる。
ちょっと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、本当にそう感じた。
これならお客さまが手に取りたくなる気持ちがわかる。
嬉しい気持ちが大きくなって、「ZUCCARO」さんで鞄を思わず衝動買い。
珈琲による、人との出会い、強くなるつながり。
この仕事をしていて良かったと思う瞬間ですね。
高円寺に行かれた際には、「ZUCCARO」さんに遊びに行ってくださいね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
瓶(びん)
朝夕の冷え込みを感じる季節がひたひたとやってきましたね。
布団の温もり、湯船に入った瞬間の脱力感。
この季節になると「温い(ぬくい)」のありがたさを痛切に感じますね。
そんな季節だからこそ、体も気持ちも温めてくれる珈琲が最高においしい。
たまじ珈琲でゆっくり・ゆったりした時間をお過ごしくださいね。
さて、今週のブログは「瓶(びん)」と題してつらつらと。
これまでもブログで何度か紹介している、たまじ珈琲の大事なパートナーである
長野県の「クラフトハンズギャラリー(CRAFT HANDS GALLERY)」さん。
【CRAFT HANDS GALLERY】
http://www.chg-store.com/
「全て当工房で制作しているクラフトハンズギャラリーオリジナル雑貨です。
ご注文頂いてからひとつひとつ丁寧にお作り致します。」
というフレーズを読んで、コンセプトがたまじ珈琲と同じだったので
早速コンタクトしたところからお付き合いがスタート。
これまでに生豆用の木箱と個包装ドリップ専用箱を作ってもらいました。
ドリップ専用箱がこちら。
それぞれの製品が納品されるたびに、嬉しい「おまけ」がついてくる。
最近ではこれが楽しみ。
最初についてきたのはキーホルダー。
あまりに気に入ったので、お店で販売するため追加注文したほど。
そして今回ついてきたのがこちら。
たまじキャラの入った掌に乗る大きさの瓶。
さて、これをどう利用しようか悩むこと数日。
お客さまと話しをしていて、ふとその利用方法を思いついた。
1日お店にいると、毎日2回ほどは生豆と焙煎した豆についてお客さまに説明する。
実はこれがなかなか作業的には楽じゃない。
生豆を袋から出して、容器に入れてお客さまにご覧いただく。
焙煎豆は焙煎した後に、容器に入れてお客さまにご覧いただく。
この小さな瓶の空間(世界)に、生豆と中深焙煎と深焙煎の3種類を階層構造で入れることで
お客さまに手軽に、かつ、分かりやすく説明ができるのではと。
さらに、瓶に印刷されているたまじキャラが焙煎した豆をバックに置くことで
くっきりと浮かび上がって見やすくなると。
早速試してみたところ、思っていた以上に良い感じ。
お店の入口にちょこんと置くことで、小さいながらもしっかりした存在感もあって。
クラフトハンズギャラリーさんの作品がお店の中に確実に増加中。
お客さまの気持ちをしっかりと掴むクラフトハンズギャラリーさんの作品を使いながら
どうすればお客さまに喜んでいただけるのかを勉強させてもらってます。
今ではとっても良い刺激をいただける大事なパートナーさんに。
和田さん、これからもお付き合いください。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
植物
昨年10月にオープンして以来、季節の移り変わりとともに
いろいろな植物から、たまじ店舗に艶と潤いを与えてもらってます。
どんなに小さな植物でも、そこからは癒しとパワーが感じられて。
さらに彼らが日々成長していく姿を見ていると、何とも微笑ましい。
お店を運営している我々とって彼らは心強いパートナー。
今週のブログは彼らに注目してつらつらと。
秋の気配が日に日に増してくる今の時期。
現在、お店に飾っている植物は2種類。
最初の植物は「パキラ」。
パキラは熱帯アメリカに自生する高木。
もともとはナッツを採るために台湾などで果樹として栽培されていて、
カイエンナッツいう別名もある植物。
ずんぐりとした幹と手を広げたような形をした葉とのバランスがおもしろく、
コンパクトな鉢植えとしても栽培できるために観葉植物としての人気が高まり、
現在ではインテリアグリーンの定番のひとつとして人気。
パキラをお店に飾った理由は、根や葉が全くといってない丸太の状態でも
きちんと育てると元気に育つという「強い生命力をもつ植物」だと聞いたから。
さらに魅力的だったのが、パキラの鉢。
ニオイの元を吸い込んで集める「吸着効果」がある竹炭のエコポチ。
なんでもにおいを集めるだけでなく、分解・消去する機能も兼ね備えているとか。
生命力があって、役に立つ。
お店に飾るしかないということで衝動買いした植物なわけです。
次が親友みずなしさんからオープン祝いでもらった「ガジュマル」。
前にブログでも紹介していますが、こちらもパキラを超える物凄い生命力。
最初にもらった鉢が小さかったせいか、しばらくは成長スピードも遅かったけれど、
鉢をふた回りほど大きくした瞬間に横に上にグングン成長。
沖縄に自生するガジュマル。
苗から育てた鉢物の小さいガジュマルは妖精のような姿としていて、
太い幹から小枝を出させた大鉢は風格と親しみが感じられる。
少し疲れたとき、元気がないときにガジュマルの幹を軽く触って、
じっと観てるとむくむくと力が湧いてくるような。
精霊が宿るという言い伝えが信じられるなぁと実感することも。
ゲンを担いで生命力の強い=商売繁盛の植物を選んで飾っている
というわけではないけれど、気付いたら生命力の強い植物に囲まれていた。
彼らの成長速度を目標にしながら、たまじも一歩一歩確実に成長していきたいと思う。
ブログを書くために、改めて彼らの写真を撮り、じっと眺めてそう思ったわけ。
彼ら=植物って、本当にいいですね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
テイクアウトドリンク
9月に入り、涼しい日が続いていることもあり、
8月末までは90%以上が水出しアイスだったテイクアウトドリンクが、
半々ぐらいになってきました。
特に、肌寒さを感じる夕方になると、ホットが圧倒的。
さらに面白いのは、苦めのホットを注文されるお客さまが増えてきたこと。
寒さを感じるほど、温かくて味がしっかりしたものを好まれる傾向が強くなるのかも。
かく言う自分も同様の傾向。最近好んで飲んでいるのは以下のラインアップ。
ゴールデンマンデリン
マンデリンらしい、しっかりした苦みとコクの中にも、すっきり・綺麗な味わいが特徴。
夕食後に少し食べすぎたなぁなどと思ったときにピッタリの商品。
ビターブレンド
たまじでは最も苦い商品。苦いと言っても他店と比べると、後味がスッキリ。甘いものと
一緒に楽しむのがおすすめ。特に和菓子との相性がバッチリ。
たまじブレンド・スペード
キリマンジャロをベースとした深焙煎ブレンド。最初に苦みが来て、後味がすっと切れる
タイプ。苦みをストレートに味わいたい時、目覚めの珈琲にピッタリ。
次に、たまじの拘りテイクアウトカップのご紹介を。
それがこちら。
カップだけの写真だと寂しかったので、
今回紹介した「ビターブレンド」の豆を中に入れて撮影しました。
テイクアウトカップを決める際、いろいろと悩んだ末、決めたのがこちら。
手に持った時に熱くない、それでいてシンプルをテーマにセレクト。
カップにはめ込むタイプのものもありますが、
このカップを実際に手で持った時の良い意味でのゴワゴワ感と、
デザインのシンプルさに一目惚れして決定。
お客さまからの評判もなかなかいいんですよ。
秋に近づき、寒さが少しずつ身に染みてくるこの季節。
温かい珈琲がますます恋しくなりますよね。
本日ご紹介した、たまじの苦みしっかりシリーズ。
気になった方はお試しください。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
高円寺プロジェクト
10月1日は珈琲の日。
この時期になるとブログで必ずと言っていいほど、連呼する珈琲の日。
今年の珈琲の日は、新たな仲間と新しい取り組みをスタートできそうという話をつらつらと。
2週間ほど前にアップしたブログ「阿波踊り」。
現在では全国的に有名となった高円寺のお祭り。
そのお祭りで出会った古着屋さんのオーナーと珈琲談義の末、
10月1日から、たまじ珈琲の個包装ドリップを店舗のレジ横で販売いただけることに。
珈琲という人を癒し、コミュニケーションを活発化できる魔法の飲み物によって、
これまで以上に古着屋さんとお客さまが強くつながり、さらに、たまじ珈琲とお客さまもつながり、
お客さまにとっても素晴らしい出会いが広がる、というのが今回のコンセプト。
古着屋さんのオーナーが好む、あるいは、そのお店の雰囲気に合った
オリジナルブレンドの珈琲をたまじで焙煎し、それを手軽な個包装パックにして専用箱で販売。
イメージとしては以下のような感じ。
白いシールの部分にオリジナルブレンドの名前が入る。
お店の名前だったり、オーナーの愛称だったり・・・。
その古着屋さんを愛するお客さまの気持ちを掴めるような名前で、
それに負けないぐらい「おいしい」オリジナルブレンドにすることが重要。
つまり、その商品を見たお客さまが「ふっ」と笑って、思わず手にとってもらって。
実際に飲んでみたら、本物で「おいしい」と。
そんな商品を協力して作り上げることで前述したコンセプトの実現を目指す。
ここまでのコンセプトは良いとしても・・・。
実際に古着屋さんのレジ横にドリップが箱に入って置いてある絵を想像すると少々物足りない。
たまじ珈琲であること、ドリップ商品であることが伝わりにくい。
お店で飾っている手作り感満載のこんな感じのものが
ドリップの横に置けるといいなぁと試行錯誤中。
こちらのコーヒードリッパーは、ルピシア・ボンマルシェの店長さんだった方が
オープン記念に作ってくださったもの。
こんな柔らかい雰囲気をもったマグカップ(もちろんロゴや文字入)の上に、
ドリップを乗せて、専用箱の横に置いておけばバッチリかと。
さらに、古着屋のオーナーさんから、
専用箱に手書き(手作り)POPとたまじの店舗やたまじ・たまこの写真を飾るなどして、
珈琲を作っている店や人の顔が見えるようにして欲しいというリクエストも。
何とも恥ずかしい気持ちがありつつも、お客さまの視点に立てば、
重要な情報であることは間違いない、ということで準備することに。
10月まで1ヶ月弱。
残された時間で理想を目指して取り組んでみますね。
相談させていただく皆さま、お力添えのほど、よろしくお願いします。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
秋
2014年も、はや9月。
店舗をオープンしたのが昨年の10月25日なので、あっという間に1周年。
この1年は初めて尽くしでいろいろあったはずですが、
振返れば、あっという間の1年となりそうな雰囲気。
ブログでも再三書いてますが、年々時間の経過が早くなっているようで。
繰り返しになりますが、1日1日を大切に、心から楽しみながら生きねばですね。
さて、今週のブログは少し早いですが「秋」と題してつらつらと。
たまじの季節ブレンドは3ヶ月ごとのローテンション。
苦みとコクが特徴の「たまじ夏ブレンド」は6月~8月。
そして明後日9月からは季節を少し先取りして「たまじ秋ブレンド」を販売開始。
昨年ブレンドした、たまじ秋ブレンドの特長は以下のような感じ。
(写真の下の方にある3つのコメント)
季節ブレンドの考え方は、その季節に多くの人が飲みたくなる香り・味わい。
季節の変化を楽しんでいただくために、春と秋は「さっぱり」、夏と冬は「しっかり」。
交互にさっぱりとしっかりを感じてもらうことで、日本の四季をより感じてもらえればと。
さっぱりの秋ブレンドは、メキシコエスパーニャ農園をメインとしたブレンド。
味がきれいで、香りが甘酸っぱい。この良さをなくさないを目指した優しいブレンド。
秋の夜長をやさしい珈琲でゆっくり・ゆったりとお過ごしてください。
そんな秋の夜長と言えば、読書。
タイミング良く、珈琲本(今回は漫画)を親友のみずなしさんからいただいたので紹介。
それがこちら。タイトルは「珈琲ドリーム」で全5巻。
そもそも読書が大好きな自分。
大抵の本は電車の中を中心に2日で単行本1冊程度は読破。
そんな自分なので、出かけるときに5巻全部を鞄につめて出発。
さすがに重い・・・。3巻までにしておくかという気持ちも生まれたが、
万が一、読破した時に続きを読めない苦しさを考えれば何としても持参したい。
ということで、鞄をリュックに変更して、いざ出発。
「珈琲ドリーム」。
軽い気持ちで読み始めたら、内容はかなり本格的。
ネットで調べてみると以下のようなフレーズで紹介されていることを発見。
「珈琲業界も認めた本格珈琲コミック!老舗茶屋の跡取り息子・茶輔とカフェの
一人娘・香織の恋の行方は!?好評のコラムに加えて、今回は特別版のコラムも収録。」
漫画そのものを読むだけでも、珈琲の奥深さを感じられ、勉強になる。
知っていることがほとんどであっても、漫画で分かりやすく解説されていることで
頭の整理ができ、お客さまに分かりやすく説明できるフレーズも満載。
素直にありがたい。
さらに、漫画だけでなくコラムも秀逸。珈琲好きなら、たまらないコンテンツが多い。
そんな本だったので、予想通り、5冊は1日で読破。
最後の5巻後半は最寄駅から自宅に帰る商店街の中を歩きながら。
読むのを家まで待てなかったので。
珈琲本を読みながら、たまじ秋ブレンドで、これから深まっていく秋の夜長を楽しんでみませんか
珈琲の感想、珈琲本の感想、いずれもお待ちしてます。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
阿波踊り
「灯台下暗し」。まさに、そんな気持ちになりました。
たまじ店舗から自転車で10分ほど行くと、JR高円寺駅。
通勤でもよく利用する駅なので、阿佐ヶ谷・中野と同じぐらい
自分としてはよく知った街、馴染の場所と思ってましたが・・・。
自分は実際には高円寺の「こ」の字も理解してなかったという話しです。
たまじ珈琲のお客さまから声をかけていただき、参加した「高円寺阿波踊り」。
全国的に有名なお祭りと知ってはいたものの、こんなに凄くて、こんなに感動的とは。
写真でお伝えできないのが、お囃子の音。チームごとに披露される阿波踊り。
その一番後ろにお囃子の一団がいて、それぞれのチームで迫力や雰囲気が全く異なる。
お囃子が止まると、その次の瞬間からハイテンションの音楽と踊りが始まる。
この瞬間を見るのが最大の醍醐味らしい。目の前できらきらと顔を輝かせながら
踊る子供も大人の表情はすべてを圧倒するぐらいの力を持っている。
先頭を進む子供たち。
大人顔負けの踊りをしている子も、疲れて手が上がらず必死に耐えてる子も。
いろんな踊りがあるけど、どの子もとにかく楽しそう。
見ているこちらが、彼らの雰囲気に飲まれて、リズムに合わせて体を動かしたくなる。
こんな感覚、高校生の体育祭で応援団をやって以来・・・。
なんてことを思いながら、阿波踊りの雰囲気に引き込まれていく。
子供に続いて、女性の阿波踊り。
17時を過ぎ、空が少しずつ暗くなってきた中を艶やかな着物姿で踊る様子は、まさに妖艶。
リズムに合わせて軽く飛び跳ねている自分に驚きながらも、
そうしないといられない湧き上がる気持ち。
子供の頃に心から楽しかった「お祭り」ってこういうものだったことを思い出した。
灯台下暗し。心の琴線を震わすお祭りがこんな近くにあったなんて。
この年齢になって初めて体験したことを後悔しながらも、
今日来て良かったと心から思う。誘ってくださったお客さまに、感謝。
阿波踊り終了まで残り10分ほど。
外はすっかり暗くなって、帰途につきながら写したのがこちら。
阿波踊りをしながら進む皆さんの少し先にゴールがある。
そこに向かって最後の瞬間を思いっきり楽しんでいる感じが背中からも伝わる。
息が切れるほど疲れて、汗だらだらかきながらも、
やり切った清々しい気持ちで踊ってるんだろうなぁと勝手に想像。
何かに集中して、思いっきり取り組んでる姿は本当に美しい。
高円寺の「こ」の字ぐらいは理解できたかもと思えた1日でした。
10月24日、25日に隣の駅である阿佐ヶ谷駅で開催される
「阿佐ヶ谷ジャズストリート2014」にも参加することに。
自分たちが住んでいる街を知る、文化に触れる、人と出会う。
普段の生活の中でやれているようで全くやれていないこういった活動を通して、
自分たちが楽しむことはもちろん、たまじ珈琲をひとりでも多くの人に
知ってもらえる場になれば最高かと。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
2014夏休み
いよいよ8月。夏到来ですね。
今年は7月から猛暑を感じる日が多いような気がしませんか
天気予報によると残暑も厳しいとか。
日本一小さな自家焙煎店でたま造(焙煎機)と一緒にいると
例年よりも早めの夏バテモードに突入していると感じる今日この頃です。
ちなみに、店内の温度はクーラーをガンガン効かせても32~33℃。
たま造のクーラーに負けない熱いパワーにただただ驚くばかりです。
さて、今週のブログは「夏休み」と題してつらつらと。
昨年10月末に店舗をオープンして以来、休みらしい休みを取れなかったこともあり、
たまこさんと相談して、お盆はしっかりと夏休みをいただくことに。
いろいろと調整した結果、8月12日(火)から16日(土)の5日間。
お店をやってますと、5日間連続で休むと・・・・漠然と不安になる点もありますが、
珈琲の消費量が減少する「夏」に休まないと休めないということで英断。
「夏休み」で思い出すのが2年前に強行スケジュールで行った「ブラジル」。
今でも鮮明にイメージできるブラジルの様子を思い浮かべながら
お気に入りの写真をいくつかピックアップ。生きてるうちにもう1回行きたい場所。
今年の夏休みのテーマは、休養と買い物。
約10ヶ月間、2日連続休みがなかったこともあり、たまじもたまこも疲労が蓄積。
気持ちが充実しているので朝になれば元気いっぱいなのですが、
家に帰るとまさにバタンキュー。
家は家でやらねばならないことがありつつも、ついウトウト・・・。
そんなわけで、今回は蓄積した疲労をしっかり解消するのが第一。
たまこさんの意見を採用し、涼しい場所に行って、何もせずにぼ~っとすることに。
魂が抜けたように、ぼ~っと数日過ごした後で普段行けない買い物に。
ブームが再来しているアウトレットに行って、買い溜めしてこようかと。
夏休み明けの「8月17日(日)」は、たまじもたまこも心身ともにリフレッシュして
お店におりますので、皆さんもお盆呆けを解消する珈琲を買いにいらしてくださいね。
皆さんのお盆休みが充実した素晴らしい時間になりますように。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
浴衣とトマト
梅雨も明け、連日の夏らしい日差しが燦々と。
夏はいいですねぇ~と爽やかに紹介したいところですが、
この季節の焙煎仕事は相当に辛い・・・。
店内のクーラーを20℃に設定し、風量を最強にしているにも関わらず、
たま造(焙煎機)が働くことで室内温度は30~32℃。
熱中症にならないよう、日々注意しながらこの季節を何とか凌いでおります。
自家焙煎屋にとって最も厳しい季節なわけです。
それでも夕方になるといい風が吹いたり、
蝉の声が遠くで聞こえたり、時には近所の風鈴が鳴ったり。
夏らしさを感じられる風や音はテンションを上げてくれますね。
さて、そんな夏真っ盛りでばて気味だった我々に
夏らしさ満載の爽やかな元気を与えてくれた2つ事件について今週はつらつらと。
まずはこちら。
当店の目の前にある鶏専門店「珠杏(じゅあん)」。
お店が終わった後、たまこさんと夕食をお世話になっております。
鶏肉は言うに及ばず、野菜がむちゃくちゃ美味しい。
ヘルシーなご飯をリーゾナブルにいただけるということで我々大ファンのお店なんです。
今回いただいた「トマトサラダ」。出てきたびっくり。
いろいろな種類のトマトが縦長の白いお皿に綺麗に行列。
バルサミコの効いたソースがトマトの甘さを引き立てて、美味美味。
ばて気味で食欲減退気味だったところに、目にも鮮やか清涼感が食欲を掻き立て、
あっという間に完食。
たまじ珈琲にご来店の際には「珠杏(じゅあん)」にもどうぞ。
ランチでもディナーでも、おすすめですよ。
鶏専門店「珠杏(じゅあん)」
http://tabelog.com/tokyo/A1318/A131805/13061385/
次に写真がこちら。
隣の駅(永福町)で夏祭りがあるということで、常連さんが浴衣姿でご来店。
大きめの金魚をあしらった浴衣。水の中を泳ぐ金魚が何とも涼しげ。
珈琲のご注文を受けるのも忘れ・・・
たまじ 「ブログに掲載したいので、写真撮ってもいいですか」
お客さま 「はい(笑顔)」
暑さを忘れ、背筋がシャンとしてiPhoneでパチリした写真がこれ。
自分で言うのもなんですが、いい写真だと思いませんか
個人的にとても気に入った1枚なんです。
お客さまの表情と、さり気なく当店の看板。
夏は始まったばかり。まだまだ辛い時期は続きますが、
今回紹介したような夏ならではの事件で、たまじ・たまこは頑張れるわけです。
今年は例年以上に暑さが厳しく、熱中症対策も重要。
皆さんも他人事と思わずに、くれぐれもご注意を。
我々も、他人ごとではないと思い、早速マイボトルを購入し、
少し温かいお茶を入れて持ち歩いております。
夏はキンキンに冷えた冷たいドリンクを飲みたいところですが、
敢えて少し温かいお茶、これもなかなか悪くないですよ。
冷房の効いた電車の中で、一口飲むを体の中がホンワカして不思議と気持ちいい。
皆さんの猛暑対策、教えてくださいね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
つかず離れず
10年以上、つかず離れずの付き合いをしている友人。
この年齢になると、こういう友人、皆さんも両手ぐらい存在するのでは。
そんな友人の中のひとりとある出来事がきっかけで
毎日のようにスマホで連絡をとり、定期的に会って真剣に今後を語り合った。
タイミング、縁、相互の利益、環境など複雑に絡み合う条件が
不思議なぐらい綺麗に解れて、ある一定の方向に動き出す。
動き出すと、一気にビジネスの重要な仲間に、さらに生涯の友になったり。
何とも人間関係とは摩訶不思議なものですね。
たまじは、いったい何が言いたいのか・・・と首を傾げる方もいらっしゃるかと。
頭の中に浮かんだフレーズをつらつらと書き綴った乱暴な入り方、お許しを。
この半年の間に自分が経験したことを立ち止まって振り返ったらこんな感じに。
何年後にこの時期に起こったことを振り返れば、
少なからず自分の人生に影響を及ぼした1年だったと思うだろうと。
そんな出来事が進行している最中に、別のつかず離れずの友人が
直接的ではないにせよ、少し離れたところから状況を見守ってくれて。
彼ともきっと近い将来にビジネスで一緒になり、
付かず離れずから、生涯の友になりそうと勝手に感じている。
最近の彼はベトナムを拠点とした仕事が急増しているらしく、
2~3ヶ月に1回のペースで出張している。
そんなMさんからお土産でいただいたのがこちら。
ベトナムの珈琲(約400g)と珈琲道具。
全部合わせて日本円で700~800円ほど。
物価が日本の10分の1程度と思えば、そんなものかと思えるものの、それにしても安い。
たまじ珈琲でもベトナムの豆は水出しアイス専用に扱っている。
珈琲の消費量が減少する暑い夏の救世主として、いい仕事をしてくれている。
アイス専用と書いたように、お湯で抽出するベトナム珈琲は
お世辞にもおいしいとは言い難い。深く焙煎し、細かく挽いたものを
麦茶と同じ要領で専用ドリップに入れる。適量の水を入れたポットに
その専用ドリップをほうり込んで冷蔵庫で10~15時間放置して出来上がり。
ポイントは温度が低い水で時間をかけて抽出することにより、
お湯でおいしくなかったベトナムが滑らかな、まぁるい味になり、
美味しくいただけるように変化する。そんな風に思っていたので、
今回のベトナムをお湯で楽しむお土産は正直恐る恐るという感じ。
道具の使い方はまともな説明書がないのでYouTubeで確認。
豆を見る限り、かなり深めの焙煎。焙煎度合が豆によりばらつきが
あるので、かなり大雑把な焙煎仕事。この時点でお湯で飲むのを
躊躇する気持ちがムクムクと目覚めるが、
郷に入らば郷に従えの精神で、とにかく試してみることに。
できあがったベトナム珈琲をまずは、味に厳しいたまこさんが試飲。
少し複雑な表情をした後に、ぼそっと「おいしいかも」。
次に、たまじが試飲。我々がおいしいと思っているストライクゾーン
ではないところに、ストライクと判断できるところがあったのか
これが率直な感想。確かに「不思議だけどおいしい」。
練乳がベトナム珈琲のごつごつした粗さを柔らかく包んで
舌触りも、味わいも丸く、一体感が感じられる。
疲れたときに、ショットグラスでぐびっと一口飲むと最高かも。
2012年の夏に訪れたブラジル。
灼熱の太陽のもとでガッツリと砂糖が入ったブラジル珈琲。
最初は、「あまっ!」「まず」という感想がブラジルの気候に体が馴染んでいくに
したがって体が求める=おいしいと感じるように変化して。
今回はベトナムという現地で飲んでいないので、決して同じ経験とは
言えないですが、異国の珈琲の美味しさを体で感じられたようで。
現在はつかず離れずの友人に感謝
そして、この友人と将来一緒に仕事をするであろういう自分の予感が当たり、
それが彼の人生にとってプラスとなることを祈りつつ。
そんな気持ちにさせてもらったベトナム珈琲でした。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。