御燗と熱燗
東京にもとうとう雪が
。
ベランダの窓から豪快な降雪をみてしばし呆然
。
都会の霙は見慣れているが、ふっくらとした雪は物珍しい。
雪に触ろうとベランダに出てみると体が「くっ」と縮こまる寒さ。
子供のように雪と無邪気に戯れられず、すぐに室内へ。
大人には大人の楽しみ方があると開き直り
居酒屋さんで雪見酒をすることに
。
風流ですよね。
雪見酒と言えば日本酒。しかも熱燗。
というわけで店に入るなり「熱燗
」と注文しようとすると・・・
連れから「御燗の間違いじゃない
」との指摘
。
「熱燗」「御燗」どう違うの
と素朴な疑問。
というわけで今週のブログは「最適温度」と題してつらつらと。
最適温度。
珈琲において味に大きな影響を与える要素の1つ。
沸騰したお湯と、珈琲に最適と言われる80~85℃のお湯とでは、
同じ珈琲を淹れても香り・味ともにまったく異なる
。
熱くないと珈琲はおいしくないという方も多いと思いますが、
豆が持つ香りと味を感じるためには80~85℃のちょっとぬるめがいい。
熱湯でしか珈琲を淹れたことがない方は一度お試しを。
さて、本題に戻って。
「熱燗」「御燗」の違いを調べてみた。
いつもどおりウィキペディアで(燗酒:かんざけ)より。
御燗:日本酒を加熱する行為。加熱したものを「燗酒」。
熱燗:日本酒を50℃前後に温めたもの。温度表現。
つまり、お店に入って「熱燗」と注文すれば、
50℃ぐらいに温めた日本酒を持ってきてと注文したことに。
連れが指摘した「御燗」と注文するのが正しいと判明
。
さらに、温度表現という言葉が気になったので、
他にどんな表現があるかを調べてみると
。
飛び切り燗(とびきりかん):55℃前後
熱燗(あつかん):50℃前後
上燗:45℃前後
ぬる燗:40℃前後
人肌燗:37℃前後
日向燗(ひなたかん):33℃前後
冷や:常温 ※冷蔵庫などで冷やしたものが「冷や」ではない。
涼冷え(すずびえ):15℃前後
花冷え:10℃前後
雪冷え:5℃前後
※飛び切り燗以上を「煮酒」
なんと御燗の温度によって「11段階」の温度表現が
。
中でも普段何気なく使っている「冷や」の意味に驚いた。
自分と同じように冷蔵庫で冷やしたものを「冷や」と
思い込んでいる人も多いのでは
。
(ちなみに自分は「雪冷え」を「冷や」と思い、好んで飲んでました。)
珈琲を抽出するお湯の温度、日本酒を温める温度、それぞれの意味は異なる。
ただ、温度が味や香りに与える影響がとても大きいことは共通
。
特に、温度が香りに与える影響は香りが強くなる・弱くなるだけじゃなく、
香りが変わるという影響を及ぼすのが特徴。
せっかくいい珈琲や日本酒を手に入れたとき。
自分の好みに合った最適温度で楽しむ。
これは手間はかかるけど、お金はかからない本当の贅沢かと
。
寒い季節こそおいしい日本酒や珈琲
。
摘みやスウィートと一緒に味わうのも最高ですが、
たまには渋く温度で変わる味や香りを楽しんでみては
こんなこと書いてたら日本酒のみたくなってきた
。
今日も夜は冷え込みそうなので「飛び切り燗(55℃前後)」を。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは
。
談話室たま時
寒いながらも天気が良い日が続き、
快調なペースで1日20,000歩をクリアしていた1月
。
しかし、昨日の寒さと霙(みぞれ)は耐え切れず
、
東京駅構内で10,000歩稼いだ以外は記録が伸びず、13,000歩で断念。
ユニクロのヒートテック(下着)を上下に着てたのに
。
ちなみに、東京駅構内ってなに
という方は以下のブログを参照ください。
【地下街】
http://tamajicafe.blog38.fc2.com/blog-entry-149.html
さて、今週のブログは「談話室たま時」と題してツラツラと。
これまで何度かブログで紹介してきた「たまじサロン」。
運営開始してはや2年。2ヵ月に1回の運営だったので通算10回前後
。
さすがにネタ切れで、集客も大変になってきたので
コンセプト含めて完全リニューアルすることに
。
関係者でいろいろと悩んでいる段階ですが、
まず名称を「たまじ珈琲サロン」から「談話室たま時」に変更しようかと。
「談話室」で思い出すのが「談話室滝沢」。Wikiで検索してみると。


1959年に喫茶室ルノアールとして開業。
しかし、当時のルノアール会の店舗急拡大路線を目指す他の会員の方針と対立し、
接客態度と静かな雰囲気を重視した喫茶店としてのコンセプトを貫くため、
談話室滝沢として再出発した。
コーヒー・紅茶などの飲み物は一律1,000円(但しケーキ類のデザートをセットすると
総額1,100~1,200円程度でセットメニューになった)と割高であったが、
接客態度を重視する姿勢から、ウェイトレスは全て正社員であり、
また社員採用後は一定期間、社員寮に入れて接客教育を行っていた。
ウィキペディア「談話室滝沢」より抜粋
自分が物心ついた学生時代の喫茶店と言えば、
どろっとした真っ黒な珈琲とピーナッツを
分厚い珈琲カップで出でくるというのがイメージ
。
さらに、店内は煙草臭くて、どこか空気がよどんでるような。
それが喫茶店であり、憧れであり、そこにいるのがカッコいいと
。
それより更に20年ほど前にこのようなコンセプトをぶち上げていた滝沢は凄い
。
自分もこんなコンセプトでたまじ珈琲を提供できる空間が運営できないかと思い、
「談話室」を頭に持ってくることに。
次に、「たま時」の意味。
「じ」を「時」にしたのはストレートに「時間」の意味。
残った「たま」はそのまま「めったにない、まれな」の意味。
まとめると、「たま時」とは「めったにない・たまにしか作れない時間」のこと
。
改めて「談話室たま時」のコンセプトをまとめると。
コンセプト
忙しい毎日。なかなか顔を見て語り合えない大事な友人・知人・家族・パートナー。
ゆったりランチ、趣味談義、ビジネスディスカッション、悩み相談など目的は千差万別。
「談話室たま時」とは、そんな方々に「たまにしか作れない時間と空間を提供」する器。
では、どんな条件で利用可能かと言えば。
完全予約制で1組限定
日曜日の13:00~16:00の3時間程度
人数は5名~8名
費用は2,000円/1名
内容は、手作りランチ+手作りデザート+たまじ珈琲(3種類)
「談話室たま時」の詳細を鋭意検討中ですので、
ブログを読まれた方で疑問や要望などありましたら自分宛にメール
でご連絡を。
皆さんの意見を取り入れながら、
たまじ珈琲をより良い場で、より良い仲間と楽しんでいただける器に
リニューアルできたらと
。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは
。
スロートキャンディ
2012年も本格スタート
。
立ち上がりに5営業日はきっついですが、
今年は正月明けの3連休という幸運に恵まれ4営業日スタート。
ちょうどいい感じですよね
。
気合入れてスタートしたところで、
喉が痛い、風邪気味で躓いている方、いらっしゃいませんか
1月は1年で最も乾燥する月ということでご自愛を。
かく言う自分も、正月明け早々に喉がいがらっぽくなり
、
ピンチを迎えるかと思いましたが、「スロートキャンディ」なるものに救われた
エピソードを今週はつらつらと。
正式には「ユーカリスロートキャンディ」。
直訳すれば、ユーカリ成分ののど飴。
販売しているのは、ニールズヤードというアロマショップ。
その箱はこんな感じ
。
さらに、その箱の中に入っているキャンディはこんな感じ
。
ピストルの弾
を短くしたような形状。
昨年末に男3人で開催した忘年会に飛び入り参加してくれた
たまじ珈琲のお客様「Kさん」からのプレゼント
。
このブログで、自分が風邪ばかり引いているということで「スロートキャンディ」の差し入れ。
お客さまから差し入れ(プレゼント)をいただくのは初めてだったので、本当に嬉しかった
。
その後、風邪とは縁がなく置いてあった「スロートキャンディ」。
喉がいがらっぽく感じたときに思い出して、早速試してみることに
。
その感想を率直に述べれば・・・。
ま、ま、まずい
。でも、すごい効きそう
。
(Kさん、ごめんなさい)
思わず原材料名をチェックすると。
アラビアガム(確かに舐めているとガムのように柔らかくなる)
サトウキビ(砂糖じゃないところが渋い)
ハチミツ
プロポリス抽出物
ユーカリ油
セイヨウハッカ油
ローズマリー油
ハチミツから想像する「甘さ」は他の原材料が強烈なのか、まったく感じない。
どういう味と表現するのはとても難しいが、体験したことのない味。
お世辞にも、おいしいとは言えず、ストレートに言えば「まずい」
。
ところが、それを我慢して二粒ほど舐めていると
喉のいがらっぽさが本当に緩和された
。
たまたまかなぁと思いながら、それを数日続けていくと
いつの間にか風邪の気配は完全に消滅
。
「スロートキャンディ」恐るべし
と感じたわけ。
調べてみると、45gで1,155円。1gあたり約26円。これは高い。
でも効果は抜群。まさに、良薬口に苦し
。
ご興味ある方は、以下のURLを。
http://www.nealsyard.co.jp/onlineshopping/item/detail.php?i_id=392
最後に、Kさんに御礼メッセージ。
Kさん、お陰さまで2012年最初の風邪を乗り越えることができました。
今年は、スロートキャンディの力で、昨年の半分ぐらいに風邪が抑えられるかも。
ありがとうございました
。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは
。
バケーション
あけましておめでとうございます
。
たまじ珈琲も4周年を迎えることができました。
これまでどおり、ゆっくり・ゆったりをコンセプトに
1日1日を大切に積み重ねていきたいと思いますので、
2012年も、引き続きご愛顧・お付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます
。
さて、今年最初のブログは「バケーション」と題してつらつらと
。
年末年始のバケーションは12/27~1/4の8連休。この何年間かで最長の休暇
。
しかも、こんなにのんびりしたのは生まれて初めてというぐらい、
心身ともに、ゆっくりと過ごすことができた幸せな時間でした
。
お休みできるのも、多くの方々の支えがあってこそなので、この場を借りて御礼を
。
年末休暇中の出来事といえば、まずは年賀状。
昨年から開始した「たまじ年賀状」の2012年バージョンのご紹介を
。
「辰」の動きが感じられる中にも、
たまじ珈琲のゆっくり・ゆったりコンセプトが感じられるデザインで
ひとめ見た瞬間に気に入った
。
(Aさん、すげぇ
って思わず声が出た。ちなみに、Aさんはたまじ珈琲のデザイナー。)
これで2年続けられたので、まずは5年続けることを目標に
。
毎年「たまじ年賀状」を作っていくことが今から楽しみ。
次は、読書。
今回は、1年以上嵌っていた歴史小説はひと休みして、久しぶりに推理小説。
内田先生の浅見光彦シリーズをブックオフで15冊ほど買いだめ。
時間を見つけては、読み耽り、7日間で読破
。
ちなみに、1,575円で購入した本をブックオフで販売したところ、583円。
1,000円以下で楽しめたと思うと、かなり得した気分
。
さらに、ウォーキング。
出勤していないと1日20,000歩の継続は難しいもの。
そこで、朝ご飯の前に10,000歩くことに。朝のうちに半分クリアしておけば、かなり楽
。
コースも皇居・絵画館・善福寺川公園などバリエーションを加えることで、
楽しみながら軽々と目標達成
。
最後は、睡眠。
普段6時間寝れば十分なところを、年末年始は目覚ましをかけずに睡眠。
健康的な生活を送ったせいか、ほぼ毎日8時間以上の睡眠。
1年の疲れが徐々にとれていく感じ
。
もちろん、大晦日の大掃除・紅白歌合戦・年越しそば。
さらにお正月のおせち・子供たちにお年玉・初詣などの恒例行事も楽しんで
。
遠出はまったくしなかったけれど、
心身ともにゆっくりと休むことができた年末休暇。
来週から2012年が本格的にスタート
。
今年は、更なる飛躍の年となるよう頑張ろう
と思いますので、
どうぞよろしくお願い致します。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは
。
年末休暇
あけましておめでとうございます
。
たまじ珈琲も4周年を迎えることができました。
これまでどおり、ゆっくり・ゆったりをコンセプトに
1日1日を大切に積み重ねていきたいと思いますので、
2012年も、引き続きご愛顧・お付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます
。
さて、今年最初のブログは「年末休暇」と題してつらつらと
。
今回の「年末休暇」は12/27~1/4の8連休。この何年間かで最長の休暇
。
しかも、こんなにのんびりしたのは生まれて初めてというぐらい、
心身ともに、ゆっくりと過ごすことができた幸せな時間でした
。
お休みできるのも、多くの方々の支えがあってこそなので、この場を借りて御礼を
。
年末休暇中の出来事といえば、まずは年賀状。
昨年から開始した「たまじ年賀状」の2012年バージョンのご紹介を
。
「辰」の動きが感じられる中にも、
たまじ珈琲のゆっくり・ゆったりコンセプトが感じられるデザインで
ひとめ見た瞬間に気に入った
。
(Aさん、すげぇ
って思わず声が出た。ちなみに、Aさんはたまじ珈琲のデザイナー。)
これで2年続けられたので、まずは5年続けることを目標に
。
毎年「たまじ年賀状」を作っていくことが今から楽しみ。
次は、読書。
今回は、1年以上嵌っていた歴史小説はひと休みして、久しぶりに推理小説。
内田先生の浅見光彦シリーズをブックオフで15冊ほど買いだめ。
時間を見つけては、読み耽り、7日間で読破
。
ちなみに、1,575円で購入した本をブックオフで販売したところ、583円。
1,000円以下で楽しめたと思うと、かなり得した気分
。
さらに、ウォーキング。
出勤していないと1日20,000歩の継続は難しいもの。
そこで、朝ご飯の前に10,000歩くことに。朝のうちに半分クリアしておけば、かなり楽
。
コースも皇居・絵画館・善福寺川公園などバリエーションを加えることで、
楽しみながら軽々と目標達成
。
最後は、睡眠。
普段6時間寝れば十分なところを、年末年始は目覚ましをかけずに睡眠。
健康的な生活を送ったせいか、ほぼ毎日8時間以上の睡眠。
1年の疲れが徐々にとれていく感じ
。
もちろん、大晦日の大掃除・紅白歌合戦・年越しそば。
さらにお正月のおせち・子供たちにお年玉・初詣などの恒例行事も楽しんで
。
遠出はまったくしなかったけれど、
心身ともにゆっくりと休むことができた年末休暇。
来週から2012年が本格的にスタート
。
今年は、更なる飛躍の年となるよう頑張ろう
と思いますので、
どうぞよろしくお願い致します。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは
。
大晦日
2011年最後のブログが大晦日ということで。
今週は、「たまじ年賀状」について題してつらつらと
。
3周年を迎えた昨年からスタートした「たまじ年賀状」。
前デザイナーのジャイにデザインしてもらったのがこちら
。
この年賀状を写真に撮りながら、デザインしてもらったのは、ついこの前のように感じる
。
1年が経つのは早いものだと思いながら年賀状をしばし眺めていたわけ。
それと同時に、たまじ珈琲の立ち上げからずっとデザインを担当してくれていたジャイが、
数ヶ月前にめでたくご出産
ということで卒業されたことを思い出す。
本当に長い間、支えてくれてありがとう
と言いたい。
間違いなく、ジャイがいなければ今のたまじ珈琲は存在していないから。
現在のデザイナーは、女性のAさん。
1年ほど前に共通の友人がアレンジしてくれた食事会で初顔合わせ。
その後、たまじ珈琲のオフィシャルサイト制作のコンペにも参加いただき、
いろいろなご縁が重なって現在はたまじ珈琲のデザインをお任せすることに
。
振り返ってみると・・・
ジャイ、Aさんと本当にすばらしいデザイナーに恵まていると素直に思う。
たくさんの時間とお金をかけてデザイナーを探す力はないので、
人と人のつながりで出会う「縁」だけが頼り
。
あとは、出会った瞬間に感じるインスピレーション。
もちろん、2人のデザイナーにつなげてくれた方々にも感謝。
こういうことを書きながら、2011年を振り返ってみると
。
沖縄「名護珈琲」見学(1月)
オフィシャルサイトの開設(4月)
震災支援(5月)
夏の水出しアイスキャンペーン(7月~8月)
珈琲サロンをリニューアルして再開(8月~)
札幌「ルピシア・ボンマルシェさん訪問&珈琲の旅」(9月)
クリスマス限定「エーデルワイス」販売(11月~12月)
通常販売に加えて、いろいろなイベントをしてきた。
自分ひとりでやってきたことは、ほんの一部。
多くの方々に支えられて成り立っていることを改めて実感する。
自分がオーナーとして運営しているが、
いま関わってくれている方々がひとりでも欠けていれば成り立たなかった。
直接御礼を言えなかった方々にも改めて御礼
を。
たまじ珈琲に支援いただいた皆様、本当にありがとうございました

来年も、これまで同様、ゆっくり・ゆったりをコンセプトに運営して参りますので、
楽しみながらどうかお付き合いください
。
2011年最後のブログは、こんな感じで終わりたいと思います。
ではでは
。
皆さま、よいお年を
クリスマスイブ
12月24日。言うまでもなくクリスマスイブ
。
どういう因果か、こういう賑やかな日に限って予定がなかったので、
自宅のコンロで珈琲焙煎をすることに
。
自宅用焙煎機は珈琲仕入先のオーナーからお借りしたもの。
ガスコンロの上で珈琲豆を入れる円筒形の鉄カゴが電動でまわるシンプルな構造。
新品で購入すると20万円するというから驚く
。
価格とは需要と供給のバランスで決まる、・・・納得。
初めて使うので、ネットでマニュアルらしきものを探してみたものの見つからず
。
他社の製品で見つかったものを参考に読んでみるが、
そもそも構造が違いすぎるのであまり参考にならず。
こうなりゃ、今までの経験でやってみるまでと腹を決めて
スタート。
まずは、生豆を投入する前に焙煎機をあたためる。
ガスコンロに火をつけ、焙煎機のスイッチオン
。
予想以上に早いスピードで鉄カゴがまわる。その音がでかい
。
珈琲の焙煎はとにかく煙が凄いので
寒さを我慢して窓を全開にしているだけに
近所から苦情が来ないかが気になる。クリスマスイブだし
。
余計なことを気にしていたせいか、最初の焙煎は大失敗
。
あたためすぎたため、生豆を入れて数分すると焦げ臭い嫌な匂いとすごい煙。
すぐに火を消したものの、そう簡単に煙はおさまらない。
換気扇や窓で必死に換気するものの、焙煎機から立ち昇る煙の勢いに負けてる・・・
。
と思った瞬間、火災報知機が鳴り出す
。
慌ててボタンを押すも、なかなか鳴り止まない。
しばらくするとチャイムが鳴り、隣人が心配して(怒って
)玄関に。
状況を説明し、平謝り
。
他人様のクリスマスイブを邪魔するのは道徳に反するとしばし自粛
。
2時間後。
やっぱり焙煎したいという気持ちに勝てず。
今度は焙煎機をあたため過ぎないところで、生豆を投入。
大失敗の経験を活かし、とにかくに慎重に焙煎を続ける。
焙煎開始から8分30秒を経過したところで、いちハゼ。
ちなみに、いちハゼのハゼとは「爆(は)ぜ」。
つまり、熱で膨張した珈琲豆が最初にはぜる音。
その30秒後、にハゼ。
にハゼは、いちハゼに比べて細かくて早い音。
にハゼの途中で火を止めて、焙煎機から豆を取り出してみる。
少し焦げ臭く、すっぱい匂いがするものの、最初に比べれば十分いい香り
。
この程度なら火災報知機が鳴らないことを確認し
、その後、幾度か焙煎を繰り返す。
一番右側が最初の大失敗。真ん中が2回目、左側が3回目。
何回目か忘れたころに、やっと「それなり」のできばえに
。
それが以下の写真。
一晩たってからの方がおいしいと分かっていながらも、
とりあえず飲んでみたい衝動に駆られ、珈琲を淹れる
。
ちなみに、豆はブラジルサントス。
味は、初めて使う焙煎機の割には、いい感じ
。
珈琲を飲みながら、キッチンを見まわすとものすごい珈琲のカス。
もうすぐ25日になろうとしているこの時間に掃除機をかけるわけにもいかず
。
明日まで放置することに。
こんな感じで2011年のクリスマスイブは過ぎていってわけです。
皆様のクリスマスイブはどんな夜でしたか
今週のブログはこのあたりで。
ではでは
。
珈琲と子供
完全な冬モードがスタート
。
冬モードとは、「コート+手袋+マフラー」の完全防備。
11月末まではコートと手袋なしで過ごしたけど、
我慢しすぎた結果、風邪
を拗らせたので、早めに冬モードへ移行することに。
これで、外を歩いているときは快適
だけど、電車やバスが不快
。
歩いて体が温まった状態で、電車やバスに乗り込んだ瞬間にドッと出てくる汗。
季節外れの暑がり親父みたいで・・・
。
さて、今週のブログですが、「珈琲と子供」と題して。
久しぶりに、たまじ珈琲のお客さまからいただいた質問への回答形式にて。
【お客さまからの質問】
2歳10ヶ月の息子が、お父さんの真似をしてカフェオレをがぶがぶ飲んでますが、
健康上あまりよくないでしょうか?
最初は苦いということで舐める程度。
徐々にエスカレートしてコップ1杯を一気に飲み干すほどに
。
「すごい
」とおもしろ半分で飲ませてましたが、
最近は飲み過ぎ
と心配になって質問いただいたとのこと。
私もこの分野について専門家ではないので、いつものごとくネットで調査。
その中で、とても分かりやすい解説があったので紹介すると
。


珈琲=カフェイン(眠気に強い苦い成分)と知っている方は多いと思いますが、
実は、緑茶や玉露などのお茶類にも、珈琲と同じ、もしくはそれ以上に
カフェインが入っているんです。また、海外では珈琲を「胃薬の代わり」として、
薬として使用することもあるんです。
つまり、珈琲の効能を簡単にまとますと、
食欲を出す(胃の調子を活発にする)
体の外へ水分を出す(利尿作用)
リラックス効果がある
眠気を飛ばす
ほとんどの市販の風邪薬や栄養ドリンクにも必ずと言っていいほど、
「カフェイン」が入ってますが、このカフェインの役割は
風邪薬を飲んだ際に症状の改善を目的として「頭をスッキリ」させる為に
入っていることが多いようです。
このように、カフェイン飲料である珈琲は、体に良い働きをしてくれます
。
2歳の息子さんの場合で考えると、大人に比べて体が小さいので、
使う珈琲の量を少なめにすれば、がぶがぶ飲んでも心配ないと思います
。
カフェインを多く取り過ぎることで注意すべきことは、
珈琲に含まれるカフェインは、体の血液に混ざりやすいため、
貧血の症状を作り出しやすいと言われてます。
小さいお子さんの場合、鉄分補給や血液を作り出すことが
まだ十分にできない部分もありますので、カフェインの取り過ぎにご注意を
。
【ミールプラザの「子供の食育」コーナーより】


珈琲は大人の飲み物、
子供が飲むものじゃないと言われて育ったせいか、
この回答を読みながら、なんか損した気分が
。
銭湯で親父が飲んでいた茶色の珈琲牛乳。
もちろん瓶。丸い紙の蓋。
自分は、それで「めんこ」しました。(余談
)
自分は、いちごミルクかフルーツジュース。
珈琲を飲むと背が伸びなくなる、それでもいいのか
などとプチ脅迫
。
いちごもフルーツもおいしいけど、
親父がうまそうに珈琲牛乳をがぶ飲みしてるのが
大人っぽく感じて、子供心に羨ましいと思ったことを、ふと思い出した
。
時代が変わって、
老若男女を問わず、珈琲が体に良い飲み物であることが
化学的に分かってきたので、皆さんも取り過ぎには注意しながら、
いろいろな飲み方で楽しんでくださいね
。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは
。
リニューアル
本格的な冬到来
。
11月はコートを着ないで、暖房機を付けずに我慢しましたが、もう限界
。
我慢した結果、風邪を引いたわけですが・・・。
ちなみに、暖房機は「加湿ファンヒーター」(SANYO)。
気管支炎になったりと、喉が弱い自分としては加湿がポイント
。
部屋がどれぐらい暖まるか不安だったけど、予想以上に
。
短時間で、じんわりと暖まる。
暖房機で迷っている方、加湿ファンヒーターも選択肢の1つとして、ぜひ
。
さて、今週のブログでは、「リニューアル」と題して。
何をリニューアルするかと言うと、たまじ珈琲のサービスコース。
時期としては、2012年4月のスタートを目標。
リニューアルを決めた背景は、
年間契約型のサービスを開始してから4年が経過し、
お客さまの新たなニーズが把握できたから
。
お客さまや、たまじ珈琲の関係者にいろいろと意見を聞きながら、
最終的な内容を鋭意検討中なので、本日はリニューアルコンセプトをご紹介
。
お客さまの新たなニーズを一言でいえば、季節・地域に合わせたコースの提供。
たまじ珈琲では、現在、3種類のコースで郵送する珈琲の量を選択できる。
詳しくは、以下のオフィシャルサイトを参照
。
【たまじ珈琲 オフィシャルサイト】
https://tamajicoffee.com/
ちょうどいいと言われるお客さまが過半数だけど、
中には、珈琲の量が足りなかったり、多すぎたりとの声もいただく
。
このような場合、柔軟にサービスコースの変更を受け付けることで
で対応しているのが現状。
体調を崩して消費量が減った、
家族も飲むようになって消費量が増えたなど、
その理由はさまざま。このあたりは、想定の範囲内
。
新たなニーズとは、「季節・地域による消費量」。
秋や冬などの寒い季節は、ホットの消費量が増加。
暑い夏は消費量が減少(水出しアイスは一気に増加)。
四季が明確な地域は、季節により消費量が変動。
通年寒い地域(北海道)はホットを安定的に消費。
通年暑い地域(沖縄)はアイスを安定的に消費。
想定の範囲内の理由に、季節や地域という要因が加わって、
消費量は複雑に変化する、これが今回リニューアルをしようと決めた背景
。
一方で、さまざまなニーズを吸収しようと最大公約数的なコンセプトを選択すると、
運用コスト
UP、結果、サービス価格が
UPとなり、お客さまに喜ばれないことに
。
まとめると・・・
ニーズが明確に分かってきた
それに対応するための方法を個々には持っている
最も重視するポイントをぶらさず、効率的な仕組みを作ること
目標とする4月まであと3.5ヶ月。
この時間を有効に利用しながら、既存のお客さま、
契約を検討されているお客さま、これから出会うお客さまのニーズに
より柔軟に対応できるサービスコースを目指そうと思う
。
このブログを読んだ皆さま。
サービスコースについてご意見があれば、お気軽にオーナーまで
。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは
。
スイッチ・オフ
とうとう風邪でダウン
。
今年は、鼻が出たり、咳が出たりと風邪「気味」はあったものの、
本格的な風邪でダウンしたのは今年初
。
歩くこと、食生活の改善などにより、
抵抗力が高まり、体質改善できてきた矢先なのに・・・。
体育会系の割には、体が弱いとまわりの人から言われる
。
付き合い初めは言われない。
どちらかと言えば、いつも元気で頑丈そうと思われる。
更にいえば、いつも悩みがなさそうとも言われる。
(そんなわけはない。
)
しばらく付き合うと、思ったより体が弱いねと言われる。
異性、年齢に関係なく言われてきたので、
その指摘は間違いないと40歳を超えて素直に認めることにした
。
風邪で倒れる時のパターンは咳が出て、鼻水が出て、最後に熱。
このトリプルパンチ
を食らうと、何もできなくなる。
というか、何もやる気にならなくなる
。
こうなるとイライラする。
あれをやるはずだったのに、あれがやりたかったのにと。
ダウンしている時間がもったいなくてしょうがない。
(子供か
と大概叱られるか、呆れられる。)
でも、今回のダウンで新たな自分を発見した。と言うか、
(きっと年をとったせいで)自分が変わっていることに気付いた。
ダウンして、何もやる気がなくなっているこの状況で、
このことはブログに書いておかなきゃと思うほど、
自分にとっては大きな衝撃
。
さて、自分がどう変わった点を自分なりに分析。
まず、全然イライラしない。
どちらかと言えば、この状況を楽しもうとしている。
昼ドラや、夕方の視聴率が良かったドラマの再放送を見る。
電車に乗っている時にしか読めない推理小説を一気に読む。
それが終わった後は、2時間ほど、ぼ~っと過ごした。
これには、マジで驚いた
。
この感覚に似た体験を思い出した。
===
息子が小学生だった頃、夏休みになると伊豆の海で過ごした
。
ひと泳ぎした後、いい感じで疲れてくると
何を話すわけでもなく、寝ているわけでもなく、
ただ横に並んでそれぞれの丸い浮き輪から頭と手足を出して、
目を瞑ってぼ~っと過ごす。
太陽の熱い日差し
と、冷たい海のギャップが心地よく。
まわりで楽しそうにはしゃいでる子供たち
の声が徐々に小さくなって。
===
これは休むとか休養するとかではなく、スイッチを切る感じ。
つまり、自分が変わった点とは、この感覚を楽しめるようになったこと。
自分は、今日やることを決めて、それを予定通り片づけていくのが好き
。
とにかく事前に計画を立てて、それを実行していくことに
達成感を感じ、モチベーションがアップする
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泳ぐのをやめない(やめられない)マグロのように、それを繰り返す。
そんな性格だからこそ、
ダウンしないように適当なタイミングで、適度な休養をとること。
(皆さんからの正しいアドバイス)
正しいアドバイスだけども、いつまでたっても自分には無理な気がする・・・
それでも、今回のスイッチを切ることはできそうな気がする
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壊れた体を治すための休養と、スイッチを切った時間を楽しむことは、
まったく違うが、後者の方が自分には向いてる
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つらつらと思っていることを書ききったら落ち着いてきた。
スイッチを切って、珈琲ブレイク
することに。
今週は珈琲のこと、何も書かずに終わってしまった・・・
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思うままつらつら書いているということでお許しを。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは
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