たまじのつらつら記 「ゆっくり・ゆったり」コンセプトとしたたまじブログ。

たま蔵(焙煎機)

最近のブログタイトルを読み返してみると、珈琲に関係しているものの、
珈琲そのものの話題を扱っている記事が少ないことに愕然
これはいかんなぁ・・・と反省し、珈琲屋らしく久しぶりに焙煎についてつらつらと

当店の焙煎機は国内で5台しかないレアもの
数が少ないことが必ずしもいいことばかりではないと認識した上で、
5台しかないことを「売り」にしているのも事実であります

惚れ込んで選び、購入したこともあって立派な名前をつけました。
ちなみに、たまこさんが命名者。その名は「たま蔵」。
たまじ、たまこ、たま蔵と並べてみると「たま」つながりで驚きもないかもしれませんが、
我々としては結構いいネーミングということで気に入ってる

ホームページやFacebookで何度もご覧になっている方も多いかと思いますが、
たま蔵はこんな感じ

焙煎機

「たま蔵」とメタルシルバーは不釣合いといった感想をいただいたこともありますが、
このずんぐりむっくりした体系が「たま蔵」にピッタリということで気に入っております。
さて、前置きが長くなりすぎました。本題の焙煎について・・・

この焙煎機に惚れ込んだポイントは次の3つ。

100gから短時間での少量焙煎
窯温度、熱風などの温度を1℃単位でコンピュータ制御
焙煎機の上部で焙煎、下部で急冷

1つめは「注文いただいてから焙煎=商品化する生珈琲」が作れるということ。
2つめの1℃単位のコントロールは、お客さま好みの焙煎ができるということ。
3つめの焙煎直後の急冷は、味を豆の中に閉じ込めることができるということ。

さらに1つめのポイントで嬉しいのは味だけでなくエコというポイント
一般的に自家焙煎店で利用されている焙煎機は5kgとか10kgといった大型の窯。
これは大量の珈琲を一気に焙煎できるメリットがある一方で、
売れ残った商品は捨てる必要があるということ
これは珈琲に限らず、食品を扱う商売であれば多かれ少なかれ止む無し。
しかし、たま蔵の場合は注文いただいてから焙煎するスタイルなので、
捨てる必要がまったくないこと
あるとすれば、焙煎ミスしたものぐらいか・・・。
ミスした商品にならないものも自分たちで消費するので、捨てることはまずない
エコは環境に優しいと同時に、商売における収支としても当然プラス効果

こんなメリットのある、たま蔵。
ここまでだと、すべていいことのようですが、当然ながら課題も

それは価格が高いこと。国内に5台しかない=高額は市場の原理として止む無し
さらに、たま蔵を使いこなすために経験を積む時間が必要なこと。
技術的に難しいではなく、様々な経験を積まないと理解できないことが多い。
これはどの焙煎機も同様かもしれませんが、1℃単位で制御できる「たま蔵」は
裏返せば焙煎方法は無限にあるため、迷いだすと最適な答えが見つからない

焙煎仕事は100点満点なんてないと師匠に言われたことがあるのを思い出す
いまこうやって焙煎していて、その意味がはっきりと分かる。
100点満点はないけれど、1点でも高く、そして常にある一定以上の点数の商品を
作り出せるようになることが大事だとわかってきて、いまはそれを少しずつだけど
それを楽しめるようになってきた

たまじの焙煎機、たま蔵について理解いただけたでしょうか

お店にお越しの際には、たま蔵を覗いてやってくださいね。
たま蔵の近くに来てもらってもOKですが、
窯はむちゃくちゃ熱いので、くれぐれも触らないようにお願いしますね

今週のブログはこのあたりで。
ではでは

2014震災支援

2011年3月の東日本大震災から3年3ヶ月。
珈琲屋の自分にもできることがあるはずと珈琲やお菓子を車に積み込み、
NPOの皆さんに支援いただきながら、宮城県の七ヶ浜中学校の仮設住宅に2度伺いました。
いま思い出しても忘れられない貴重な体験です

被災者の皆さんに喜んでいただきたい一心で行ったのに、
帰りの車の中で感じることは、いずれも我々がたくさんの元気をもらってきたということ
普段、自分たちが悩んだり、落ち込んだりしていることがいかに小さなことかを実感し、
あたり前だと思っている日々の幸せに感謝し、もっともっと時間を大切に、
そして家族やまわりにいる方々を大切に、そして自分たちがやるべきことに集中して
毎日を一生懸命生きることをただ考えればいいんだと・・・

そんな風にシンプルに考えて明日から生きていけばいい。
あたり前のこと、本当に大事なことを気づかされ、心身ともにリフレッシュし、
行く前よりも確実に元気になっている自分を実感する貴重な体験になりました

今年も震災支援をやりたいと思っていたところ、それにつながるお話しをいただいたので、
今週のブログではこのテーマでつらつらと。このタイミングの良さ、きっと何かご縁があるかと

6月下旬のある日。お店に常連のお客さまがご来店
その方はあるNPOに関わられており、発刊している機関誌でたまじ珈琲を紹介いただくことに。
その機関誌が福島県の震災支援に関わるものと分かり、たまじ珈琲として積極的に参加することに

機関誌で、たまじ珈琲を紹介いただく
その機関誌をご覧になってご来店いただいたお客さまの代金のうち20%を震災復興支援金
その支援金で仮設住宅などにお邪魔し、ハンドドリップで自家焙煎珈琲を無料提供する

NPOの方と詳細のご相談をしなければ決められないことですが、
このような活動にご賛同いただき、実現すれば、たまじ珈琲として継続的に復興支援できる仕組みが
できるのではと胸が膨らむ

これまで2回実施した復興支援は全額自己負担。
当時はメディアで現地の様子を観るたびにいてもたってもいられず、とにかくできることを実践した。
実践してみて感じたのは、自ら被災地に出向いてハンドドリップで自家焙煎珈琲を提供する活動は
被災者の皆さんに喜んでもらえる、さらに、我々も元気をもらえる
つまり関係者にとって良いこと尽くめ。
ただ、一番大事な「継続できる仕組み」がないことが大きな課題

今年もたまじ珈琲として活動したいと思いながらも、この課題がクリアできず、
具体的なアクションに踏み出せずにいましたが、今回のきっかけで新たな仕組みが完成し、
それを確実に運用することができれば、これまでよりも多くの皆さんの想いを乗せた
継続的な活動にしていけるのではと思うんです。

このブログをご覧いただいた皆さま。
より良いプラン、ご意見などございましたら、是非ともオーナーまでご連絡をお願いします。

3年以上が経過し、メディアで取り上げる頻度が急激に下がってきた今だからこそ、
改めて珈琲をとおした震災支援に関わる活動を行っていけたらと思っています。
本プロジェクト、新たな展開がありましたらブログで続編と紹介させていただきますね

今週のブログはこのあたりで。
ではでは

高千穂大学

高千穂大学の川名先生は、たまじ珈琲を店舗オープンしてから出会った女性。
店舗をオープンして、しばらくしたころにお店に来店され、
その後は主にFacebookでコミュニケーションをとらせてもらっている

これまでにも、Facebookでたくさんの人とつながりをもつ、
ある意味でタレントのような人を数多く見てきたが、間違いなく川名先生もそのひとり
いつの間にか、自分もひとりのファンになっている。
ちなみに、自分が好きなのはお弁当の写真である。
いろいろなテーマで彩られるお弁当は綺麗なだけじゃなく、健康的で美味しそう
さらに、川名先生が愛してやまない広島カープにちなんだお弁当は秀逸である。
興味を持った方はぜひともFacebookをご覧いただきたい

さて、そんな川名先生から大学で講義の依頼をいただいた
何でも将来起業を目指してる学生の授業に参加し、これまで自分が経験してきた
起業にまつわるをエピソードを経験を交えて語るというテーマ。
自分に何が語れるのか悩んだものの、そこに参加した学生のひとりにでも
有益な話ができればいいかと思い、迷わず受けることに
最初は起業した6年前を振り返りながら、思いつくまま話せばいいかと気軽に構えていたが、
時間が90分もあるということでパワーポイントで話すネタをざっとまとめることに

ところが・・・

いざ、パワーポイントを開いて思いつくことを書き出すと、これが何とも支離滅裂
学生に伝えたい情報がただただ散乱している状態。
この段階で、事前にまとめることにして本当に良かったと反省
改めて書き出した情報をジャンルごとに、時系列に分類し、
それらを組み合わせて、伝えたいことは何なのかを自分に問いかけてみる。
時間の合間(思い出せば、ほとんどぼ~っと散歩しながら)で伝えたいことを
考えてみるも、ピシッとした答えに至らず
こんな状態で大丈夫なのかと受けたことを少し後悔していた数日前。
何気なく観ていたワールドカップ日本代表のインタビューの中にヒントがあった。
それは以下のフレーズ

常に最高の準備をするだけ

自分の血液型はA型。それも典型的。そんなに綺麗好きではないけど・・・
いつも何かを目標設定し、それをクリアしていくことがモチベーション
起業してからの6年間を振り返ったとき、自分が人には負けないと思えることは
新しいステップに進む際に発生するいろいろな課題に対して、
自分の意見・まわりからの助言をベースに考え得るすべての準備をして
後悔だけはしないように確実に・堅実に前に進んできたこと
選んだ道しか進めないし、結果は見えないので正解だったかどうかは自分でも分からず
ただ間違いなく感じていることは、一足飛びに目標地点には到達できないので、
すべては確実に、堅実に一つ一つの事象を丁寧に積み重ねて今があるということ

振り返れば、ただただ、それだけを繰り返してきたような気がする

だったら、これをシンプルに学生に伝えればいいのでは・・・と
積み重ねる時に何を考えて、どんな手を打ってきたかを思い出しながら、
具体的なエピソードも交えて学生に話せば、心の琴線に触れられたり、
漠然と抱いていた悩みが霧が晴れるようにすっきりしたり、
自分の中で答えは出ているけど前に進む勇気がなかったり、できるかもと

こう思えたら、何だか気持ちがすっきりした。
まさに、ありのままの自分で、自分の言葉で語ってみようと

夏の日差しを感じる日が増えてきたので、
当日はたまじ珈琲自慢の水出しアイス珈琲を持参して、
様々な想いを込めて作っている珈琲を味わってもらいながら、
楽しい時間にできればと

川名先生のアレンジによる素敵な出会いに感謝
今週のブログはこのあたりで。

ではでは

うなぎ さか井

ニホンウナギ「絶滅危惧種」というショッキングなニュースを眺めながら、
行きつけの鰻屋さんに行きたい衝動に駆られたのが月曜日の夜
そのお店とは井の頭線の浜田山駅から徒歩2分のところにある「さか井」
50年近い歴史を持つ老舗。自分が浜田山に住み始めたが中学2年生なので、今から30年ちょっと前。
当時から変わらぬ味と雰囲気を味わえるお店。
長い時間が経過しても変わらないが凄い。とにかく凄いと思う

たまじ珈琲の店舗を出店して1年足らず。
約50倍にあたる長い時間を変わらないを保ち続けることの凄さはお店を運営して改めて実感する
そんなこともあって、去年あたりから「さか井」さんに足を運ぶ回数が増え、
ご主人とは家族ぐるみのお付き合いをいただいている

そんな「さか井」は火曜日が休み
月曜日の夜に発生した衝動は明日の実現は無理だと気付き、想いはさらに募る

水曜日、今夜こそは行くぞと意気込んだものの、
夕方になってのっぴきならない予定が入り、この日も断念
そして木曜日。たまこさんがヨガ教室の日だったことに気づき、敢え無く断念

「さか井」に行きたいと思った月曜日から数えること4日
金曜日の20時過ぎに、たまこさんと自転車で向かう。
梅雨も上がり、涼しい風が吹く気持ち良い夜を楽しみながら
「さか井」に向う気持ちは高まるばかり
ガラッと扉を開けて「こんにちわ」と声をかけると、
ご主人がいつもの元気な声愛嬌のある笑顔で迎えてくれる。
そうそうこの感じ、このワクワクした気持ちを感じたくて
「さか井」に行きたかったんだと自分の心の内を実感

時間がちょっと遅かったこともあって、貸し切り状態
ビールと鰻重の大盛2つを注文し、ご主人と楽しい会話を楽しむ。
ほわ~っと鰻の香ばしい香りがするたびに、すきっ腹にビールを流し込む。
もう我慢できないと叫びたくなる瞬間に「できたよ~」というご主人の声。

食べたいものを、食べたい時に、食べたい人と食べれる幸せ
長かった4日間があったからこそ、ここまで感動できる幸せ。

ご飯がお重にこれでもかとどっしり敷かれ、その上にほわっと乗る大ぶりの鰻。
山椒を振りかけて食べる前にパチリ

鰻

自分で言うのもなんですが、美味しさが写真に乗り移った良い出来栄え
夢中で食べること15分。二人とも発する言葉は「美味しい」ばかり。
一気に食べつくして、食後のお茶を楽しむ

幸せに浸っていたその時。さらに、この日はご主人から新しいサプライズ
それがこちら

店内

店内の電気を消して、ご主人手作りの間接照明のみの大人空間
長年通っているけど、このサプライズは初体験。
貸し切りだったこともあり、贅沢な空間を思う存分満喫

ここって鰻屋と言いたくなるぐらい、大人空間。
写真だけ見たら、ちょっとしたBARですよね

こんな最高の気持ちを感じさせてくれた「さか井」に心から感謝
お客さまにこんな感動を、気持ちを提供し続ける「さか井」を目標に
我々も毎日を大切にしながら頑張ろうと思えた夜でした。

浜田山にお越しの際には、「さか井」に足を運んでみてくださいね

今週のブログはこのあたりで。
ではでは

ワールドカップブレンド

ブラジルワールドカップ。いよいよですね。
ブログに何度か書きましたが、ブラジルは自分にとって特別な国
2012年夏に初めて訪れたブラジルは、自分に強烈な印象と憧れの場所になりました。

最近はワールドカップの特集をするテレビ番組が増え、
ブラジルの様子が映し出されることもしばしば。
酒場で陽気にビールを飲むブラジル人、真っ青な海でビーチバレーを楽しむ女性、
燦々と照り付ける太陽の下をサングラスをかけて散歩するセレブ、
思わずうっとりするほど綺麗な朝日に照らされる砂浜・・・。
2年前、実際に目にした光景がフラッシュバックして、テレビの画面に見とれることもしばしば

頭の中でフラッシュバックしている画像はこんな感じ

ビーチ
【燦々と太陽が照り付けるけど風が冷たくて気持ちいい。】

ビール
【日陰に入って冷えたビールでひと休み。飲んでも飲んでも酔わない。】

夕陽
【ホテルの窓から。時差ボケで夜明け前から目が覚めた。この景色で得した気分に。】

いずれもリオデジャネイロで撮影したもの。時々ふと思い出して写真を眺めたくなる
写真を見るたびに、心の中に熱いものがこみ上げてきて、力が湧いてくる。

そんなブラジルでいよいよ始まるワールドカップ。
サッカーファンのひとりとした楽しみにしていたところ、
お客さまから「ワールドカップブレンド」を作ってはどうですか
とのご意見をいただきました。
ブレンドは何度やっても難しくて、時間のかかる作業だけに目の前に迫ったワールドカップに
間に合うか不安ですが、特別な国、ブラジルで開催されていることもあり、やってみることに

ワールドカップだから、珈琲豆はブラジルと、日本が予選で対決するコロンビアと・・・。
などとワールドカップを意識してブレンドすると、勢いだけで作った商品(つまり味がいまいち)
なってしまうので、ワールドカップの時期だけ販売する限定ブレンドということで、
ブラジルという国への想いを込めたブレンドを作ることに

サッカー好きな皆さまも、珈琲好きな皆様も、
お店で期間限定の「ワールドカップブレンド」を見かけたら試してみてくださいね
ブラジルに対する想いをたっぷり込めた商品であることだけは自信をもって宣言しますので。

今週のブログはこのあたりで。
ではでは

新商品

5月も終わりですね
今年もあと1ヶ月で折り返し地点。時間が経つスピード、早すぎませんか

毎日を味わいながら過ごさないといかんですね
月末になるたびに、そんな思いが心を過ぎります。皆さんはどうですか

さて、今週のブログは「新商品」と題してつらつらと
店舗オープンして半年が経過しましたので、新しい豆を仕入れることにしました
ストレート、ブレンド含め「苦め・コク強め」はラインアップが揃っているので、
今回は「あっさり・バランス」と「柑橘系のゆたかな香り」をそれぞれ1種類ずつ追加することに

1つめの商品は、あっさり・バランスを意識した「グァテマラSHB」。
グァテマラってどこという方も多いと思いますので、こちらを

グァテマラ

グァテマラでは珈琲栽培は山奥深く入ったところでほとんどが栽培されています。
マヤ文明を支えた末裔であるインディオ達がいまだ現代文明とは一線を画した生活を送りながら、
珈琲を栽培しているわけです。現代文明と一線を画してるため、今もなおこの地域は昔ながらの
品種であるブルボン種がほとんどで、古き良き時代の懐かしい味が受け継がれています。
グァテマラ特有の酸味とバランスのとれた甘味、 そして力強いボディが特徴です。

グァテマラでの珈琲等級は産地の高度で7等級に分類されています。
最高級グレードの豆は標高1,350m以上で栽培されることが決められていて、
そのランクがSHB(ストリクトリー・ハードビーン)となります。
つまり、たまじ珈琲でh、グァテマラの最高級グレードSHBを新商品として加えたわけです

2つめの商品は、柑橘系のゆたかな香りを意識した「イルガチェフェ(モカ)」。
モカと言えば産地はエチオピア。こちらも同様に地図を

エチオピア

イルガチェフェは知る人ぞ知るエチオピア産の最高級品
その製法は珈琲豆の果肉を取り除いてから乾燥させる水洗式
果肉のまま乾燥させる非水洗式の2種類。
そのまま乾燥させる非水洗式は成分が流れ出ない分、身の特徴が強く残ります。
自然のまま珈琲の生豆を作り出す製法から「ナチュラル」と呼ばれ、
イルガチェフェ・ナチュラルと言えば、最高級品の中でもさらに価格が高くなるのが一般的です

製法の違いでそんなに香りや味に違いが出るのかを確認するために、
2種類のイルガチェフェを仕入れ、実際に焙煎して試飲してみたところ・・・。
これは驚き。いずれからも苺、柚子、レモンの皮をいい感じでミックスしたような
心地の良くて甘い香り。これは珈琲なのと思わず呟いてしまいました。
かなり個性的なので好き・嫌いがはっきり出るかもしれませんが、商品として魅力的

たまじ珈琲としては、その香りと味が強烈な「ナチュラル」を仕入れることに決定
やはり比べて飲んでしまうと、ナチュラルのインパクトは凄すぎました。

いずれの商品も、来週(6/2)から販売開始です。
是非ともお試しあれ

今週のブログはこのあたり。
ではでは

父の日ギフト

GWでスタートした5月も残すところ1週間ですね。
6月に入ると、珈琲屋としては気合の入る「父の日」ギフトシーズン
なぜ、気合が入るか。言うまでもなく、珈琲というギフトはお父さんにピッタリだから。

さて、たまじ珈琲としては父の日ギフトをどんなコンセプトにするかを悩むこと数日。
パッと頭に浮かんだのが「男珈琲」というフレーズ
そもそも珈琲は男っぽいイメージがありますが、それをさらに強く前面に押し出したギフトに。

このギフトを手にしたお父さんが、翌日からどうされるかを想像するとワクワクする。
誰よりも早く起きて、珈琲豆を手挽きミルでカリカリとひく。
豆から粉になるタイミングに最も強烈な甘くてコクのある香りが出るたまじ珈琲なので、
是非ともその瞬間を楽しんでもらいたい

理想を言えば、そのまわりにお父さん以外のご家族もいれば言うことなし。
沸かしたお湯を80℃ちょっとまで冷まして、ゆっくりと抽出。
豆から挽いたばかりの粉は、これでもかぁ~という感じでほわぁっと膨らむ
キッチン、リビングが珈琲の香りでいっぱいになって、みんなの顔が柔らなくなって
お父さんが淹れた珈琲を飲みながら、ゆっくり朝ごはんを食べる。
自分が想像しているシーンはきっと休日の朝ですね

そんな妄想を実現できるギフト・・・ということで。
今回のたまじ父の日ギフトは、こんな感じに

父の日

: 珈琲(豆)
: ハリオコーヒーミル
: ボンマックドリッパー
: 計量スプーン
: コーヒーフィルター

ギフトの価格を抑えたかったので、手軽で使い勝手のよい商品を厳選
自分も長年使っているので、個々の商品に自信あり、です。

お父さんが珈琲好きな方はもちろん、
特に趣味がないお父さんに珈琲に拘る趣味の提案であったり、
最近会話が少ないお父さんとお母さんの潤滑油としてのギフトであったり・・・。
いろいろなシーンで活躍してくれるギフトになれることを祈って

たまじ珈琲のコンセプトは「ゆっくり・ゆったり」。
今回の父の日ギフトをプレゼントする方、それを手にするお父さん、
皆さんが珈琲で心身ともに癒された時間を過ごしてもらえれば最高ですね

今週のブログはこのあたりで。
ではでは

ガジュマル

店舗オープン記念に親友の水梨からプレゼントされた「ガジュマル」。
彼は大学の同級生であり、たまじ珈琲のお客さま
敢えて親友と書いたのは、大学を卒業して入社した企業に緊急連絡先として
家族・親族以外の情報を提出してくださいと言われた時に
彼の顔が瞬時に浮かんだことを、ふと思い出したから
(それにしても、この年齢で親友って改めて書くこと、ちょっと恥ずかしいものですね・・・。)

そんな昔の想いも含めて今週のブログは、「ガジュマル」についてつらつらと

たまこさんに聞くまで、水梨がくれた植物が「ガジュマル」だと知らなかった自分
名前の響きが魅力的なのと、他の植物より葉がつやつやとしてたくましく
冬を超えたあたりからその成長は著しいので妙に目に付いて調べることに。
現在のガジュマルの様子がこちら

ガジュマル

まず、ガジュマルの花言葉は、「健康」。その風貌から妙に納得
世界の熱帯地方を中心に800種といわれるガジュマルの仲間は、
クワ科、イチジク属の常緑高木。日本では主に南西諸島などに自生し、
土地の物となって景観を作り出している。ガジュマルが自生している場所と言えば、
沖縄や屋久島というイメージが強いので、このあたりの説明も「確かに」と深く納得
樹木や岩の上から伸ばした根がぐんぐんと成長し、太く長い気根となって
垂れ下がったり、宿主に絡みついて巨大なオブジェを形作っていく様子は、
たくましい生命力の証。花言葉の「健康」そのものですね

さらに、ガジュマルにはキジムナーと呼ばれる沖縄に伝承される
樹木の精霊が宿るとのこと。キジムナーの姿かたちについては諸説あるそうですが、
凡そ人間に似ているように描写される事が多く、沖縄では大木に宿る精霊を
「キーヌシー」(樹の主)と呼び、キジムナーはこれを擬人化した存在だとも
言われているそうです

魚捕りが巧みであり、しかも捕った魚の左目だけしか食べない
その為、キジムナーと友達になると漁運に恵まれるいう言い伝えがあるとのこと。
また、キジムナーは多くの幸せをもたらすと言われることから、
それが宿るガジュマルは『多幸の樹』と呼ばれたりもするとか

ここまで調べてきて、ガジュマルとともに、そこに宿る精霊であるキジムナーを愛おしむことで、
ガジュマルはたまじ珈琲に幸運をもたらしてくれる、とてもありがたい存在と理解したわけです

お店に飾って半年が経過し、寒かった冬を無事に超えてぐんぐんと成長
ここまでは良好に付き合えているようなので、ひと安心。
というのも、キジムナーの機嫌を損なるような行為をすると、
倍返しを食らうというエピソードもあったり。
ガジュマルとの付き合いはなかなか気が抜けないわけです

ガジュマル、キムジナーのことが理解できてからというもの、
店舗のガジュマルを見ると、何か語り掛けられているようなオーラを感じます。
お客様もご来店の際には是非ともこのガジュマルと会話してみてくださいね
幸せの御裾分けがあるかも・・・ですよ。

ちなみに、暖かくなった今の時期はメニューを置いてある木箱の後ろに。
寒い季節は店舗内の一番暖かい場所(焙煎機の近く)に置いてます。

ガジュマルやキムジナーについての情報をお持ちの方はお待ちしてます

今週のブログはこのあたりで。
ではでは

ゴールデンウィーク

2014年のゴールでウィーク、皆さま、いかがでしたか

飛び石連休だったので、近場で過ごされた方が多いと言われてますが、
全般的に過ごしやすい天気が続いたこともあり、
アウトドアで楽しい思い出を作られた人も多かったのでは

私どもは、ゴールデンウィークに突入する前の4/27(日)と
最終日となる5/6(火)にお休みをいただき、
いずれも楽しい時間を過ごすことができました

今週のブログはゴールデンウィークと題してつらつらと

店舗をオープンして初めてのゴールデンウィークということもあり、
お客さまがいつ来られるか、来られないかが全く読めず、
今年はできるだけ多くの日をオープンして様子を見てみることに
そんな理由から、お休みにしたのは4/27(日)と5/6(火)の2日のみ。
まさに、ゴールデンウィークの最初と終わりの日ですね

まず、お店の状況としては、ゴールデンウィーク中は驚くほど閑散
街から人がいなくなったと思えるほど、人通りが少ない。
出かける方も多いけど、家でのんびりしている方々が珈琲でも飲みに来られるのではと
思いきや・・・という感じ

こんな時は開き直ってということで、たまこさんとそれぞれが飲みたい珈琲を淹れて
テラスで読書に勤しむことに
店舗のテラスに座りながら、お客さまは普段こんな風に見えるんだなぁと感じながら
お客さま目線を理解する貴重な体験になったのが収穫

一方、2日間に限定したお休み

たまのお休みということで、家でのんびりではなく、アクティブに活動してリフレッシュ
4/27は、たまこさんのご家族で渋谷でブラジル料理で豪快ランチ
豪快ランチと表現するのは、ご存知の方も多いシュラスコ料理の食べ放題だったから
大好きなブラジル料理にテンションも上がり、ついつい食べ過ぎ、飲み過ぎ
朝ごはんを抜いて、ペコペコで臨んだものの、お店を出るときには
会話できないくらい辛い状態。でも、最高に楽しい時間でした
そんな中でも凄く嬉しかったサプライズがこちら

ブラジル

4月が誕生日だったということで、最後のデザートプレートがこんな感じに。
言わずもがな、お腹いっぱいで食べきれなかったけれど、記念に写したこの写真。
見るたびに嬉しかった気持ちが蘇る
いくつになっても誕生日をお祝いされるって嬉しいものですね。
そんな気持ちにさせてもらった最高に幸せな休日初日でした

さて、年甲斐もなく無理しすぎた食べ放題。この代償は大きく、なんと翌日の朝も昼も
空腹を感じることなく、やっとまともに食事ができたのは翌日の夕食
若くないなぁと改めて実感した出来事でした

そして2日目の休日。

この日は、母の日が近いこともあり銀座に買い物へ。
学生時代に毎日のように銀座に行っていたのを懐かしく思い出しながら、
10年ぶりぐらいの銀座の歩行者天国を散歩
小腹が空いたので木村屋に立ち寄り、アンパンを購入して歩き食い
「焼きたて」と思わず声に出してしまうぐらい、
ほんわりと温かくておいしいアンパン
食べながら銀座の歩行者天国を歩く時間がなんとも幸せな気持ちに
安上がりだけど、とても充実したゴールデンウィークに。

そんなこんなで、ゴールデンウィーク最終日の夜。

2日間しかなかったけど、お休みが充実したなぁと感慨に耽る
来年のゴールデンウィークは皆さんと一緒に中盤はお休みをもらって、
前半と後半にオープンすることしようと、たまこさんと話しながら。
こんな学びの多かったゴールデンウィークを締めくくるイベントは珈琲のおいしさ追求

今回はサイフォンを引っ張り出して、プレミアムショコラを試飲することに。
ショコラは、深く焙煎することで、しっかりしたコクが楽しめるブラジルのストレート珈琲
サイフォンを使うことで、ペーパードリッパーでは出せないコクが
楽しめるのではということで試してみる
それがこちら

サイフォン

久しぶりのサイフォン。これが妙においしかった
狙いどおり、ペーパードリップより強いコクが感じられ、
飲みごたえのある珈琲をじっくり楽しめた。

たまじ家の2014年ゴールデンウィークはこんな感じでした
皆さま、お楽しみいただけましたか

今週のブログはこのあたりで。
ではでは

水出しアイス珈琲

GWも残すところ本日を含めて3日。皆さま、楽しい休日をお過ごしですか

無事に社会復帰するためにも、そろそろ規則正しい生活に戻さなければですね

さて、5月に入って夏の日差しを感じるような暑い日が増えてきましたね。
たまじ珈琲でも、テイクアウトのドリンクでアイスのご注文が増えてきましたので、
自家焙煎珈琲屋のこだわり水出しアイスを一人でも多く人に
知ってもらうべく、ポップを作ってみました
それがこちら

水出し

たまじ珈琲のいつものテイスト、色合いとはまったく違う、
何とも男っぽくて存在感のあるポップ、いかがでしょうか

自分は最初に見た瞬間、おぉ~っと思わず声を出して、ひと目ぼれでした。
お客さまの目に入る場所にドカンと貼ろうということで、
こんな感じに

水出し2

ポップの効果とは恐ろしいもので、
これを貼った日から(ちょうど暑い日だったこともあり)、水出しアイスのご注文が急増
水出しアイスは前日から準備する商品なだけに、売り切れてしまうのではとヒヤヒヤしたほど。
早速、水出し用ポットを買い増し、現在では十分な量を準備できるようになりました

さて、そんな水出しアイスの種類は2種類

すっきりした飲み口で、後味のキレがあるキリマンジャロベースの水出し専用ブレンドと、
苦みとコクをお楽しみいただけるベトナムのストレート

また、水出しアイスのメニューは3種類
テイクアウト用のメニューはこちら

メニュー

アイス用に牛乳をホイップしたものと水出しを混ぜ合わせる「水出しアイスオレ」。
さらに、メープルシロップで甘みを加えた「水出しメープルオレ」。

ちなみに、ここで使っているメープルシロップは、
オーガニックキッチンさんで販売されている
カナダ産有機メープルシロップ アンバーNo.2」。

http://www.organic-space.com/SHOP/CF0022.html

一般で販売されているメープルシロップと比較すると、コクのある濃厚な味わいと風味、
キレのある甘さが特徴。
たまじ珈琲とオーガニックキッチンさんのコラボ商品をお楽しみください

水出しアイスについては、テイクアウトだけでなく、
ご自宅やオフィスで水出しアイスを楽しんでいただける「水出しパック」での販売
してますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください

お客さまの好みはもちろん、気候や体調に合わせ、珈琲をいろいろな形で楽しむ
そんな楽しみ方のバリエーションをいろいろな形でご紹介していきますね。

今週のブログはこのあたりで。
ではでは

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