オーガニック新商品
もうすぐGW。2013年も折り返し地点が見えてきましたね。
本当に早い、時間が経つのが早すぎる。
やりたいこと、やらなくてはならないことを計画し、
毎日確実に取り組んでいるはずなのに・・・。
時間が経過した割には成果が小さいような。
こんな性格だから、たまじ珈琲のコンセプト「ゆっくり・ゆったり」を
自らに言い聞かせて毎日生活しないといけない。
さて、やりたいことの中の1つとして取り組んでいるのがオーガニック珈琲。
「オーガニック」と題してブログでも触れたメキシコの天然甘味料アガベ。
これを使ったすっきりした甘さのアイス珈琲をこの夏に向けて商品化すべく検討中。
【オーガニック】
http://tamajicafe.blog38.fc2.com/blog-entry-227.html
アガベの産地であるメキシコは世界的にも有名な珈琲生産国。
2013年の統計データでグァテマラの上に位置して世界第9位。
ちなみに、主な順位は以下のとおり。
ベトナムとホンジュラス以外の国々の生産量は、過去5年間でほぼ横ばい。
1位 ブラジルと2位ベトナムの差は倍以上。
1位 ブラジル
2位 ベトナム()
3位 インドネシア
4位 コロンビア
5位 エチオピア
6位 インド
7位 ホンジュラス()
8位 ペルー
9位 メキシコ
10位 グァテマラ
(出典) USDA「World Markets and Trade」
そんなメキシココーヒーで有名な産地は3つ。
VERACRUZ
OAXACA
CHIAPAS
中でもCHIAPAS(チアパス)は、世界的に人気が高く、日本人にもファンが多い。
酸味が控えめで深みのある柔らかい味(まるい味)。
珈琲がちょっと苦手な人も、珈琲中毒な人も幅広くお勧めできる珈琲。
これまでチアパス産の珈琲を飲んだのは2回。いずれも満足な味わい。
さて、オーガニックの話しに戻って。
このメキシコ チアパス産の有機生豆(オーガニック)が近く入手できることに。
この豆を深めに焙煎し、水出しアイスにしてアガベを加える。
ミルクにも負けないぐらいのコクが出せれば、ミルクを加えてカフェオレでも。
新商品の名称はいまのところ以下のような感じ。
(より魅力的なネーミングあれば、オーナーまで)
「オーガニック アガベ・水出しアイス珈琲」
「オーガニック アガベ・水出しアイスミルク珈琲」
予定では5月の下旬に、チアパス産の生豆が入手できる予定なので、
5月中に試焙煎、6月の初旬には新商品としての見極めができているかと。
オーガニックとは・・・
化学農薬・化成肥料、そして環境ホルモンや遺伝子組み換えの技術などを避けて、
自然のままの健全な食物連鎖を目指す方法。
それゆえに、「安全性が高い」あるいは「危害リスクが低い」。
つまり、一般の食品と比べた場合には、安全(と言われている)。
珈琲が健康飲料として人気を集め、様々なメディアに扱われるようになった現在、
味のおいしさ、香りのすばらしさを追及するのに加え、
さらに、オーガニックによる体に安全な飲み物としての価値を商品に加えられたらと。
新商品の状況はブログで随時報告させていただきますね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
プロジェクト2013
春ですね。朝の陽ざしの明るさが違いますよね。
先週、引越が完了し、これまでよりも日当たりがずっと良くなったことで
起きてシャッターを開けるときの眩しさがすごい。
体が一気に目覚める感じで、部屋の温度も一気に上昇。
温かい日差しが差し込む部屋で珈琲をゆったり淹れて飲む。至福のひと時。
2013年は大きな計画が3つ。
4月に引越し、5月からルピシア・ボンマルシェさん応援、9月にお店オープン。
あくまでも計画なので、そのとおりにいくかどうかはご縁とタイミング。
まずは、4月の引越しが無事に完了したので、ひと安心。
9月のお店オープンに向けてはクリアしなければならないハードルが山積み。
焦らずじっくりと取り組んで1つ1つ確実にクリアしていこうと自分に言い聞かせてる。
今週のブログでは、2つめのルピシア・ボンマルシェさん応援のプロジェクトについて。
応援で予定している内容は主に3つ。
新商品
販売ツールの充実
試飲会
新商品は、夏に向けた水出しアイス。(これは鋭意検討中)
販売ツールの充実は、既存のものに加えて、スタッフの皆さんがお客さまに
たまじ珈琲を説明いただきやすくなる新ツールの開発。
試飲会は、5月から毎月1回のペースで再開。
試飲会と言えば、昨年9月から今年の1月まで5ヶ月連続で開催し、
ルピシア・ボンマルシェさんの店長さんやスタッフの方々との出会い、
各店舗でのお客さまとの出会いなど、それぞれの場所で印象深いシーンが盛りだくさん。
再開する5月に伺うのが「三井アウトレットパーク 木更津」。
その中にあるルピシア・ボンマルシェさん店内が会場。
木更津のアウトレットは凄い人気という話しを聞いて、初めて訪れたのが昨年の12月。
しらべてみると、東京駅から出ている直行バスが早くて、安い。
渋滞して試飲会に遅れないように早めのバスに乗り、いざ現地へ。
驚くことに、予定通り約40分で現地に到着。
うみほたるなど、途中の景色も最高。プチ旅行気分でテンションも。
いつものことながら、アウトレットの広さに驚きつつ、いざルピシア・ボンマルシェさんへ。
最初の印象は場所が「すばらしい」ということ。
センターに位置する大型のフードコートがあり、そこのすぐ近く。
しかも、フードコートと同一の建物内ということで全天候型。
12月で寒かったこともあり、多くのお客さまがその建物内にどんどんと入ってくる。
そして一目散にフードコートへ突入し、食事後、アウトレットに戻ろうとするところに
ルピシア・ボンマルシェさんの店舗。
その店舗から珈琲の香りをふわ~っと流れてくれば、
多くのお客さまが入ってくるのも至極当然。
そんなお客さまに、ただひたすら珈琲を淹れ続けた2時間。
前回の木更津店さんでの試飲会は、
そんな感じで、あっという間の充実した時間に。
2回目は「5月25日(土)14:00~16:00」に決定。
新たな方々との出会いを楽しみに今からワクワク。
試飲会までに、応援プランをひとつでも多く具体化することに。
三井アウトレットパーク木更津のルピシア・ボンマルシェさんでお待ちしていますので、
週末のひとときを買い物と珈琲で楽しまれては・・・。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
オーガニック
長年付き合っている悪友から麻雀の誘い。
焼き鳥食べて、麻雀して、学生時代を思い出す時間を満喫したところまではいつもと同じ。
いま振り返ると・・・この麻雀に参加していたメンバーのひとりとの会話が大きかった。
その方はオーガニック製品を扱う会社の社長さん。
珈琲とオーガニック、なんか一緒にできそうですねと盛り上がりながらも
具体的なコラボとなると思いつかず。
そんな中で、ふと出てきたキーワードが「メープルシロップ」。
最高においしいカナダの「メープルシロップ」を扱えることになったという話し。
熱く熱くそのシロップを語る社長さんをまじまじと見ながら、
この人は心底その商品に惚れ込んでいるんだなぁと妙に感心。
さらにもう1つ出てきたのがメキシコの「アガベシロップ」。
ちなみに、同じ天然甘味料でもメープルとアガベの違いって、ご存知ですか
恥ずかしながら自分はアガベそのものを知りませんでした。
そこで、まずは「アガベ」を調べてみると。
アガベとは、サボテンとおなじメキシコの乾燥地帯に生息するサキュレントのなかま。
テキーラの原料に成り、百年に一度花を咲かせる・・・とも言われている植物とのこと。
なかなか興味深い。
そのアガベを材料とした天然甘味料が「アガベシロップ」。
社長さんが扱っているのはオーガニックで育てられたアガベの蜜水(シロップ)だけを
原料とした、上質の天然甘味料。
メキシコではプレコロンビア時代(スペイン人入植前)に「テオメトル」と呼ばれ、
なかでもその植物から採れる蜜は、非常に栄養価が高く、
健康食として親しまれていたとのこと。
分かりやすく言えば、人工甘味料より天然甘味料の方が体に良いことは言うまでもなく。
天然甘味料の中でも、アガベシロップは体に優しい商品ということ。
最近、黒糖珈琲、ハニー珈琲など、砂糖以外の甘味料によるアレンジ珈琲が
ちまたに増えてきていることもあり、たまじ珈琲としても珈琲のおいしさを損なわない、
もっと言えば、さらにおいしさ・味わいを深める甘味を探していたこともあって興味津々。
とにもかくにも試飲させてもらうことに。
そして、送られてきたのが「アガベシロップ」こちら。
まずは、そのまま舐めてみる。
甘さの度合いとしては「メープル>アガベ」。
次に、ホット珈琲に入れてみる。
いずれも砂糖と比べて、すっきりした甘さで、品のいい甘さの余韻が鼻を抜ける。
甘さを実感するという意味ではメープルの方に軍配。
さらに、アイス珈琲に入れてみる。
ここで言うアイスは水出しアイス。低い温度でじっくりと珈琲を抽出することから、
丸くて、すっきりした味わいになるのが特徴。逆に、珈琲のコクと苦みが弱くなる。
しっかりした珈琲を好む人には物足りなく、珈琲が苦手な人には飲みやすくなる。
そんな水出しのアイス珈琲に入れてみた結果に驚愕。
甘味を重視するならメープルに軍配。これはホットと同じ。
甘味に加えて、水出しで弱くなるコクを強めてくれたがのアガベ。
後日、この話しを社長さんに報告したところ、
メキシコではアガベシロップを日本の味醂のように普段使いするので、
コクを強める効果があるかもと。
メープル、アガベ、それぞれの天然甘味料の良さ・特徴を理解しながら、
珈琲の味わいを更に深める提案・新商品を生み出していける可能性を感じて実験完了。
水出しアイスが恋しくなる夏も近いので、
今年は「水出しメープルアイス」「水出しアガベアイス」などの新製品を
たまじ珈琲でも紹介していこうと思う。
本商品に興味があるお客さまは、いつもどおりオーナーまでご連絡を。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
おこもりカフェ
最近、本屋に入るのがとても楽しみ。
その理由は、少し大きな本屋だと珈琲・カフェを特集したコーナーに結構な確率で出会うから。
数年前までは確実にそんなことはなかった。
珈琲の本を探そうと思えば、趣味のコーナーで必死に探したものだから。
珈琲のブーム、ながくながく続いて欲しいと思う。
さて、そんなブームに乗った珈琲本から、今週は「おこもりカフェ」というタイトルの雑誌を。
ちなみに、
おこもり=「お+籠もる/隠る」と書き、
意味=「中に入ったまま外に出ないでいる。外とのつながりを断って、中に深く入り込む。閉じこもる。」
ということは、
「おこもりカフェ」とは「閉じこもるカフェ」なのか・・・。
そんなことを思いながら、雑誌をめくってみる。
目に飛び込んできた1ページ目のメッセージがこれ。
もったいないなぁと思うぐらい真っ白なページの左上に描かれたメッセージ。
「時間を忘れて安らぐために。」
このメッセージをしばらくの間、じ~っと見つめる。
仕事に没頭して、何かに没頭して、時間を忘れることは屡。
でも、時間忘れて安らぐ、そんなことできたのいつだろうと。
想い出せない・・・。皆さんは思い出せますか
題名の「おこもりカフェ」、ここで真の意味を理解。
「時間を忘れて安らげる(閉じこもれる)カフェ。」
1ページ目に費やすこと5分。こんな思考を経て、読み進める。
自分の思考を見透かしたように、2~3ページに書かれたメッセージは、
”おこもりカフェ”とはなんでしょう
その解説から一部を引用させていただきますと。
・・・ひとは無意識のうちに
静かで落ち着ける、隠れ家的な空間を求めてしまうもの。
その理想の形を”おこもりカフェ”と名付けました。
コーヒー1杯の時間で
少しだけ自由な気分を取りもどし、
多忙な日常へ戻っていくための
リセット装置ともいえるでしょう。
そうそう。珈琲を飲むこと、飲む空間とはまさにこういうもの。
現実逃避である一方で、自分を見つめなおす時間。
こういうときって数あるドリンクの中でも、なぜか珈琲ですよね。
そういう気持ちにさせる力というか、文化というか、パワーがある。
そんな珈琲が健康にもいいと注目され、ちょっとしたブームに。
なんとも嬉しい現象。ほそ~く、なが~くブームが続いてくれることを祈るばかり。
この本では、「おこもり」に適した魅力的なカフェがジャンルごとに紹介され、
観ているだけでもワクワクする。足を運んでみたくなる。
普段は家で、たまにはカフェで、絶妙なバランスで珈琲を楽しみながら、
自分にフィットした「おこもり」空間と時間を見つけたいですよね。
自分がいつ体験したか思い出せない「時間を忘れて安らぐ」こと。
この雑誌を読破して、改めて自分も「おこもり」空間と時間を探してみることに。
安らぎに飢えている皆さんは、ぜひこの雑誌を読んでみてください。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
震災支援(宮城県)
3月22日(金)~23日(土)に珈琲による震災支援で
宮城県七ヶ浜中学校に行ってきました。今週のブログはその様子を紹介しますね。
22日(金)の午前中は今回の支援用珈琲をどっさり2.6kg(約300杯分)を持ち帰り。
それがこちら。
お昼過ぎに東京を出発。外環から東北道をひた走ること約350km。
渋滞もなく快適に走ってきた最後の最後で事故渋滞。
それでも30分程度で抜けることができ、本日宿泊する旅館に19:00到着。
東京から約6時間の旅。久しぶりの運転だったので夜はどっと疲れて深い眠りに。
朝から露天風呂に入って、気合を入れて今回のイベントをアレンジしてくれている
NPO団体の七ヶ浜町ボランティアきずな館に向かう。
前回伺ったのが2011年5月なので、2年弱ぶりに足を運んだ七ヶ浜町は
津波による瓦礫は綺麗に片付けられ、何もなかったかのよう。
塩害により住居にできない地域は公園に、まだ1年以上かけて土壌の回復作業を。
一見、進んでいるように見える復興も現地の方々の話しを聞くとまだまだ。
その中でも七ヶ浜町は他の地域に比べれば進んでいるとのこと。
そんな話を聞きながら、自分は自分にできる支援活動に集中することに。
23日(土)13:00過ぎに七ヶ浜中学校内にある仮設住宅の集会所に到着。
すでに足湯と珈琲イベントを楽しみに集会所に集まってくれた方々。
急いで準備にとりかかる。
珈琲を淹れる準備を進めていると足湯コーナーが賑やかに。
その様子がこんな感じ。
皆さん、いい笑顔。
NPOの皆さんの丁寧で温かい表情が印象的。
自分も、心を込めておいしい珈琲を作らねばと気合が入る。
珈琲を淹れてる様子がこんな感じ。
畳の部屋で裸足で淹れてる感じが家にいるようで妙に落ち着く。
淹れた珈琲、プチグレースさん+たまじ珈琲の焼き菓子を皆さんに提供して、
楽しんでもらっている様子がこんな感じ。
いろんなところから「珈琲、おいしいよぉ。」と呟く小さな声が聴こえる。
いつも感じるが、この瞬間、本当にこの仕事をしていて良かったと思う。
珈琲という道具を借りて、人を喜ばせることができる。
味やサービスをもっと追究して、ひとりでも多くの人に喜びを感じてもらいたい。
あっという間の2時間が経過し、足湯と珈琲イベントが終了。
最後にNPOの皆様に珈琲を味わってもらう。
このイベントの参加しなければ一生出会うことがなかったであろう人との出会い。
お互いに詳しく自分を語ることはなくとも、同じ目的で出会い、活動することで
不思議なつながり、絆というものを感じる。
16:00過ぎに仮設住宅を後にして、向かうは東京。でも、その前に。
自ら現地を訪れて、楽しむこと、贅沢することが被災地にとっての最大の支援という
NPOの皆さんからの言葉をもらい、実践することに。
相談の結果、迷わず向かったのが塩釜にあるお寿司屋さん。
数ある有名店の中から宿泊した旅館の方から勧められた「しらはた」に決定。
かなり遅い昼ご飯をいつもより贅沢に注文。
特上の1人前を食べた後で追加したネタがこんな感じ。
ホタテ、つぶ貝、車エビ。
言うまでもなく写真から伝わる美味しさ。
中でもホタテはこれまで食べたことのないネットリした甘さが最高。
お店の方から勧められたのが日本一の「赤貝」。
1つの赤貝から身と紐の2貫。味も日本一だけど値段も日本一。こちらで1,600円。
魂が抜けるような味とはこのこと。
心地よい疲れと、贅沢な味わいに満足し、余韻を楽しみながら一路東京へ。
自分たちにできる支援活動。
本当に小さなことだけど、忘れずに継続していくことが大事だと自分は思う。
NPOの皆さん、今回もありがとうございました。
また必要な時には声をかけてください。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
身近なブラジル
2012年8月、夢だったブラジル旅行。まさに珈琲の聖地を体験。
ブログでも、3週にわたってその様子をお伝えしてから半年以上が経過。
今でも鮮明に焼き付いているブラジルの街並み、珈琲農園、子供たちの笑顔、食事・・・。
ブラジルが懐かしくて時間を見つけては実行している都内でのブラジル探し。
今週のブログは、そこで見つけた「身近なブラジル」をつらつらと。
最初は「フェジョアーダ」。豆と豚肉、牛肉を煮込んだ料理。
土曜日のランチに食べるのが一般的。その日の夕食はなし。
正確には「なし」というより、ボリュームが凄すぎて夕食を食べられない。
付け合せで一緒に食べる「コウヴェ」がうまい。
青汁で有名になったケールのことで、細切りにして炒めてある。
「フェジョアーダ」と「コウヴェ」を交互に食べる、この組み合わせが絶妙。
次は音楽。ブラジル音楽と言えば「ボサノバ」。
ブラジル旅行以来、家で聴く音楽はボサノバだらけ。
そんなボサノバが生演奏で聴けるという話しを聞いて、早速行ってみた。
吉祥寺にある「武蔵野倶楽部」。
20時からの生演奏に合わせてお店に足を運び、好きなアルコールを飲みながら
どっぷりとブラジルに浸る。そこで演奏していた方が「西澤沙苗」さん。
彼女のオフィシャルサイトがこちら。
オフィシャルサイトからプロフィールも合わせて紹介。
西澤沙苗さん
http://sanaenishizawa.com/
東京都出身。ボーカル&ギター&ソングライティング。
大学のラテン音楽系サークルで、ボサノバをはじめとするブラジル音楽の魅力を知る。
卒業後、演奏活動スタート。ライブハウス、レストラン、カフェ、イベントなどで演奏。
サンパウロ在住のギター製作者、杉山重光さん主催のギターレッスンツアーに参加、
Valdo Gonzaga 氏に師事。ブラジル5都市を遊学。その後、サンバベースの父、
Luizao Maia 氏のバンドで約2年間歌い、経験を積む。
しばらくの充電期間を経て、2004年から演奏活動を再開。
2009年8月10日1st.アルバム“虹色の音”リリース。
やっぱり生演奏は違う。
うまく言えないけど、体の内側からブラジル旅行の懐かしさがこみ上げてくる。
目を瞑って聴いていると、ブラジルの光景が目に浮かぶ。
アクセスばっちりの吉祥寺ということもあり、
ブラジルが恋しくなったらここへ足を運ぶことに。
素敵なお店との出会いはなんだか得した気分がするもんですね。
最後は、散歩が楽しい谷中にある喫茶店「ボッサ谷中」。
オフィシャルホームページに記載されているコンセプトも合わせて紹介。
谷中ボッサ
http://www.yanakabossa.jp/
ボッサ(BOSSA)とはポルトガル語で「こぶ」や「隆起」、転じて「波」や「流れ」「傾向」
という意味を持ちます。谷中という魅力あふれる町で、小さくても新たな潮流を生み出したい。
わたしたちは「谷中ボッサ」にそんな気持ちを込めています。
こちらのお店でとにかく興味を持ったのがランチメニュー。
ブラジルのヴィトリアという街で初めて食べた「ムケッカ」がいただけること。
「ムケッカ」とは、ブラジルの中でも北部地方の煮込み料理の総称。
煮込み料理でありながら水は使わず、シーフードと野菜と油だけで煮るのが特徴。
これをブラジル米にカレーのようにかけて食べる。
カレーとシチューの中間のようなもので、これも嵌る。
ネットで「ブラジル料理」を検索すると、都内でもかなりの店舗数が存在。
その中でもブラジルが好きだぁ~というオーラを発しているお店や人に惹かれる。
自分が感じるブラジルの魅力って、オーラというか活気みたいなもの。
日本人が失いかけている熱さみたいなものをみんなが普通にもっていて、発している。
生きてることを心から楽しんでいる。その日を一生懸命生きている。
日々の生活で自分が疲れてるなぁ~と思う方がいたら、
都内でできるブラジル体験、おすすめですよ。
体験終わった後は何だか元気になってるはず。
試した方はオーナーまで連絡を。
ブラジル情報もお待ちしてます。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
珈琲本
今週は、「珈琲本」と題してつらつらと。
ふらっと本屋に立ち寄り、タイトルに珈琲とかコーヒーとか書いて本を見つけると
中身も読まず、購入する自分。生まれて初めて収集しようと思ったのが珈琲本。
目的の本を探しに行くのではなく、あくまでもふらっと入った本屋で出会うのが基本。
ところが今回ばかりはちょっと違う。
たまじ珈琲のお客さまでもあり、営業を手伝ってくれているKさんからの紹介。
Kさんがたまたま本屋で見つけた本を見せてもらい、とにかく欲しくなって購入。
それがこちら。
著者は川口葉子さん。どんな方かと調べてみると。
+++++
ライター、喫茶写真家。Webサイト『東京カフェマニア』主宰。
著書に『東京カフェを旅する』(平凡社)、『京都カフェ散歩』(祥伝社)、
『カフェとうつわの旅』(青山出版社)ほか多数。
雑誌、Web等でカフェやコーヒー特集の監修、記事執筆多数。
+++++ (出典:ALL Aboutプロフィールより)
カフェの専門家ですね。文書もさることながら写真が素晴らしい。
紹介されているお店に、つい足を運びたくなる。
中でも気になったのが毎週通っている三軒茶屋にあるヨガから徒歩5分にあるカフェ。
名前は、「MOON FACTORY COFFEE」。
それがこちら。
こちらの女性オーナーが目の前で淹れる珈琲を味わいたくて
ヨガ~ランチ~カフェという流れで足を運ぶ。
まず、苦労したのがお店を見つけること。
場所(ビル)が見つかったのに入るところが分からない。
諦めて帰りかけたところ、そのビルのポストのメモ書きを発見。
「MOON FACTORY COFFEE」へお越しの方は裏口の階段へとの案内。
ぐるっとビルを回ってみると、細くて、危なっかしい階段の下に小さな看板を発見。
思わず「ここかぁ」とつぶやきながら、恐る恐る階段を上る。
2階にある店内は上がってきた階段とはまったくイメージが違う、ゆったりした空間。
常連さんらしき方々が各々の時間をゆったり過ごしてる。
本で発見した女性オーナーがひとりカウンターの中で忙しそうに動き回る。
珈琲を淹れる姿を真正面から見れるカウンター席が空いていたので迷わずそこへ。
メニューをみて、また唸る。ストレート珈琲のメニューが渋い。
自分が大好きな「トラジャ」がある。
さらに今月の珈琲が「ルワンダ」と聞き、そちらと手作りチーズケーキを注文。
「トラジャ」はインドネシア産の珈琲で、
深緑がかった生豆の色から「珈琲のオパール」と呼ばれている。
しっかりしたコクと綺麗な苦味を味わうなら深焙煎。苦味と酸味を味わいたいなら中焙煎。
こちらのお店では深焙煎。
目の前で丁寧に抽出される珈琲をみながら、店主の珈琲への愛情を感じる。
目の前に出された2杯の珈琲を飲み比べながら、
同じ珈琲でもこんなに香り・味わいが違うものかと脅かされる。
20分ほどかけてゆっくり飲むことで、冷めて感じる甘さとまとわりつく余韻を楽しむ。
贅沢な時間とはこういうこと。
やっぱり人に淹れてもらう珈琲はおいしい。
川口さん、素敵なカフェを紹介いただき、ありがとうございます。
お蔭で素敵な週末時間を過ごせました。
そんな言葉を伝えたい気持ちでお店を出て、いつもの1日20,000歩に向けスタート。
忙しい毎日の中で、こんな週末っていいですよね。
皆さんも素敵なカフェご存知でしたら、こそっと教えてくださいね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
たまじ陶器
3月3日雛祭り。
男性には無関係ですが、何となくお祝いムードのこの日。
久しぶりに軽く寝坊(8時起き)して、朝の珈琲を飲んでいるとチャイムが鳴る。
モニターには宅配便のお兄さん。
ちなみに珈琲は、先月から販売開始した新製品「ゆったりブレンド」。
たまじ珈琲のコンセプトである「ゆっくり・ゆったり」を味にすると
こんな感じということで投入した新商品。お客さまの評判は上々。
話しを戻して、宅急便の続き。
待ちに待った郵送物が来たと思わず、大きな声で「どうぞ」と叫び、開錠。
エレベータを上がってくる宅配のお兄さんがいつもよりも遅く感じながら
玄関で待つこと数十秒。
足音が近づきチャイムが鳴った瞬間にドアを開けてお出迎え。
お兄さんも、早く開けすぎたせいか、驚いた表情。
そんなのお構いなしに代引料をさっさと払って、荷物を受け取る。
部屋に持ち込んで早速開封。割れ物だから慎重に、慎重に。
取り出したものはこれ。
まず目についたのが、たまじ珈琲のキャラ。
シンプルなクリーム色の上に、見事に描かれてる。
手作りの優しさと温もりがじんわり伝わる。
この陶器、昨年末にたまじ珈琲を販売いただいている
ルピシア・ボンマルシェの木更津店さんに試飲会でお邪魔したときに注文した品。
販売しているものではなく、店員さんが趣味で作られている陶器。
店内でその方が陶器を普段使いしている姿をみて、
羨ましくなり無理を言って作ってもらうことに。
普段使いするつもりで注文した陶器。
実際に届いてみると、もったいなくて使えない。
この世に1つしかないものだけに、壊れることを考えたら・・・。
迷わずこれは、お店においてオブジェにすることに決定。
お店とは・・・
ブログでちょこちょこ紹介しているたまじ珈琲の店舗。
現在は、9月オープンを目標に店舗探しを開始したところ。
場所は荻窪~高円寺あたりで物色中。
住宅物件とは異なり、希望する店舗物件を探すのは大変。
先週ブログに書いた住宅以上に、まさに縁とタイミング。
いろんな方にお願いして、いまは希望する物件情報が来ることをただただ待つ日々。
なんでも、良い店舗物件を見つけるには自分の足で歩いて、
候補物件を見つけ、不動産屋に出る前に直談判が大事とか。
この候補物件を見つけることが、まさに縁とタイミングかと。
まずは4月に住居を引っ越した後、得意の街歩きで店舗探しに取り組むことに。
9月のオープンに向け、乗り越えなきゃならないハードルは山積み。
こういう時こそ、「ゆっくり・ゆったり」と自分に言い聞かせ、
一つ一つを確実にクリアすることに専念。。
今回いただいた「たまじ陶器」。
オープンした暁には、お店の一番目立つところに置くことに。
この陶器が醸し出す「優しさ」と「あったかい温もり」が
感じられるようなお店になるよう願いを込めて。
手作りって本当にいいですよね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
物件探索
2013年も早くも3月。
例年以上に厳しかった寒い冬もやっと和らいできましたね。
3月と言えば、桜。卒業シーズン。べたに言えば分かれと出会いのシーズン。
かくいう自分も気に入った物件が鋭意探索中で、来月に引越予定。
住み慣れて愛着が湧いてきた早稲田という街を離れるのはかなり寂しいけれど、
これまでよりも日当たり・水回り・収納スペースがするであろう新生活は今から楽しみ。
今度住む街は、自分が中学生から10年以上も生活してきた杉並区。
中学2年生でこの街に引っ越してきたときの第一印象は畑が多いなぁ。
ストレートに言えば田舎に引っ越してきたなぁと。
中学、高校、大学と大人の階段を上るに従い、
畑は家やマンションに変化し、なんだか立派な住宅街に。
畑がいっぱいだった時代から30年が経過した現在の印象はどっしりした住宅街。
昔の田舎っぽさも好きだったけど、今のどっしりした街を気に入ってる。
なんか帰ってきたなぁという感覚。
今回の引越にあたって拘った点。
それは、以下の3つ。
日当たり
水回り
収納スペース
最初の「日当たり」。
理想としては、外が暗くなるまで電気をつけなくても
本を読めるぐらいの明るさを太陽からもらえるような。
どんなに便利な場所に、どんなに素敵な家でも、日当たりが悪ければ自分はNG。
何だか気分までどよ~んとしてくる気がするから。
2つめは「水回り」。
食べることが大好きな自分は最近は料理に嵌ってる。
詳しくは以下の「趣味」と題したブログをご覧あれ。
http://tamajicafe.blog38.fc2.com/blog-entry-216.html
サラリーマン時代においしいお店に数多く行けたこともあってか、
外食への感動や憧れが薄れてしまった今日この頃。
もっぱら家ごはんでテンションが上がり、ワクワクする日々。
さらに楽しむためにキッチンは重要。調理スペースが広いこと、コンロが三口など。
料理したいって思わせてくれるキッチン、いいですよね。
次に、風呂。1日の疲れをとるのに風呂は大事。
風呂でチェックするポイントは「追い炊き機能」と「窓」。
両方ともクリアしてる物件はかなり少なかったけど、何とかクリアしたいところ。
最後に、トイレ。こちらはシンプルにウォシュレット希望。
最後の収納スペース。
これまで住んでいた早稲田は狭かったため、倉庫を別に調達。
自宅から徒歩10分でとても綺麗な倉庫。
重宝したが、季節の衣替えをしようとするとこれが想定していた以上に重労働。
天候が悪かったりすれば最悪・・・。
洋室にある「ウォークインクロゼット」、畳部屋にある「押入れ」、「屋根裏収納」など
いずれかの収納スペースをを確保したいところ。
コーヒーグッズ・雑誌・本など、かなりスペースをとるのでかなり大事なポイント。
住まいに拘るポイントは人それぞれですよね。
今回、物件を探していて感じること。
それは拘るポイントが多すぎると、すべてが及第点となり、
凄く気に入ったではなく、何となく気に入った物件となってしまうこと。
拘る点を2つか、3つに絞り込み、その条件をクリアしている物件を中心に、とにかく内見。
5件も内見すれば、おおよそ希望する金額の中でどこまで望めるかが見極められる。
(ある意味で諦めもつく)
これらの中から1つに絞り込むときに迷う。
迷うけど、最後は金額との睨み合い。
一番安いもの真ん中あたり
お金を出せば良くなるのは当然。
どこまでの範囲で自分たちの趣味嗜好にフィットした物件に出会えるか、それが重要。
内見の際に、営業マンの方々から何度も言われた言葉。それは、
「物件はタイミングと縁ですから。」
という言葉。心の底から納得。
きっと想像もしなかったタイミングで出会った物件に決まるんだろうなぁという予感。
そんな物件との出会いも楽しみながら住まいを決定できればと。
引越が完了して、落ちついたらその様子を改めて紹介しますね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
雀荘
学生時代のこと。
当時、何よりも熱中していたバスケットボールの練習が終わると、
馴染みの蕎麦屋へ。目当ては学生向け特盛カツ丼。
今でも覚えてるお店の名前は「寿美吉」。
ひとしきり練習の反省や、バスケット論議に花が咲き、
腹が膨れてくると、誰からともなくニヤニヤしながら「これ」の合図。
「これ」とは・・・。
親指を人差指と中指で前後に擦るポーズ。
それだけでお分かりの方も多いと思うが「麻雀」のこと。
当時(今から20年以上前)は、全自動卓が普及しはじめたころで
大学が近くにある繁華街には雀荘が乱立。
あっという間に4人が挙手。
だいたいのパターンがそのあとで俺も俺もと少しずつ増えて、
結局8人集めて2卓でスタート。
終電で帰るよと無理だとわかっていながら宣言するメンバーが必ずいる。
が、ゲームがはじまると、そんな言葉もどこへやら。
テンションMAXの時間は3時ぐらいまでで、そこからしばし眠さと闘いながら
惰性で打つ、気怠い時間帯に。
この時間帯で集中力を持続できる人が最終的には勝者に。
そして次の日は心身ともにボロボロになって泥のように眠ると。
麻雀と言えば、そんなことを想い出す・・・。
社会人になってから、とんと疎遠に。
ところが、昨年末に取引先の方から誘われて10年以上ぶりに雀荘へ。
なんだかとても新鮮で。久々に湧き上がるテンション。
終電までの濃密な3時間を楽しみ、結果はちょい負け。
それでも妙に楽しかった。
そして先日のこと。
またまた、そのメンバーから麻雀のお誘い。
集合時間までにきっちり4人が集まり、まずは焼き鳥を食べながら一杯。
商売の話し、プライベートの話しでひとしきり。
「そろそろ行きますか」と幹事の一声。
この瞬間、幹事の右手はまさに学生時代と同じ「これ」のポーズ。
そのシーンが自分を20年以上前に一気に連れ戻す。
昨日食べた昼ご飯は忘れても、学生時代に通った雀荘、
麻雀しながら食べたカレーの味は忘れない。
というか写真のようにそのシーンを鮮明に覚えてる。
そんなこんなで麻雀がスタート。テンションが上がり過ぎたか、
我々の卓は店員さんから「少々お静かに。」と注意が。
いい大人が恥ずかしいが、楽しさが理性をぶち破ってる。
そのおかげか、戦績は1位、1位、2位で勝利。
麻雀で勝ったのなんて、学生時代依頼だから20年以上ぶり。
3時間程度の麻雀を終えて、帰宅の途につくと体全体が鉛のように重い。
足をひきずるように家に到着して、風呂に入って、泥のように睡眠。
翌日。深い眠りから覚めて、すっきりした土曜日。
とても楽しくて、刺激的な時間だったことを思い出し幸せに浸る。
いつもより深めに焙煎したブラジルサントスの苦みが心地いい。
肌寒くてもベランダに出て、朝の光を浴びて、珈琲を飲む。
体全体が一気に目覚める感覚をゆったり楽しむ。
昨晩の麻雀で初めてお会いした方が1名。
普通に飲んだだけでは、あんなに打ち解けられなかったなぁと思う。
麻雀は自分たちを学生時代の感覚に戻し、社会人の壁をあっという間に打ち破る。
麻雀の闘い方、勝ったり・負けたりしたときの言動が
それぞれの人間味を炙り出す。
麻雀って本当に楽しい。学生時代の時とは少し違う。もっと深いような。
思うままツラツラと書いた今週のブログ。
麻雀好きな方、機会があれば全自動卓を一緒に囲みましょう。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。