メキシコ
9月も下旬に入り、秋らしくなってきましたね
。
ウォーキングが趣味で、珈琲きちがいの自分にとっては1年で最も好きな季節。
この時期の楽しみは、目当ての喫茶店までのしっかりウォーキングと読書
。
「しっかり」とは、片道1時間程度で往復すると15,000歩程度稼げる距離。
心地よい疲れを感じながら喫茶店に到着し、その日の気分で珈琲をチョイス。
味と香りを楽しみながら読書。最高に贅沢な時間。
安上がりで、心身ともにリフレッシュできるので、皆さんもお試しを。
さて、今週のブログは「メヒコ」についてツラツラと。
「メヒコ」とはご存知の方も多いと思いますが、「メキシコ」のこと。
得意のウィキペディアでメヒコの由来について調べてみるとこんな記述が。
国名のメキシコは、独立戦争の最中の1821年に決定したものであり、
アステカの言語ナワトル語(nāhuatl)で、「メシトリの地」という意味。
メシトリ(メヒクトリとも表記される)は、アステカ族の守護神であり、
太陽と戦いと狩猟の神であるウィツィロポチトリの別名で、
「神に選ばれし者」という意味がある。アステカで最も信仰された
この神の名に、場所を表す接尾語「コ」をつけて、この地における国家の
独立と繁栄に対する願いを込めた。 「ウィキペディア メキシコより」
そんなメヒコ。
ブログでも紹介した、おいしいオーガニック珈琲も有名。
ちなみに、たまじ珈琲でも「マヤビニック」というブランドを販売中。
http://www.organic-space.com/hpgen/HPB/entries/10.html
さらに、メキシコ陶器が魅力的。
色鮮やかで、思わず気持ちがほんわかするような形と手触り。
お気に入りのメキシコ陶器を紹介しますと。
まずは、テキーラが入っていた瓶。
形もさることながら、デザインがメヒコらしくていい。
次が猫の置物。
正面と上からの写真をパチリ。
メキシコ陶器の問題は、壊れやすいこと。
ちょっとぶつけただけで、かけたり、割れたり。
オブジェとして飾っておくのが良いと思いつつも、普段使いもしたい。
最近は、物はいつかは壊れると割り切って、普段使いを実践中。
10月中旬にオープン予定のお店でメキシコ陶器で珈琲を提供予定。
それがこちら。
ご来店の際には珈琲はもちろん、メキシコ陶器も楽しんでくださいね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
珈琲本
先日の台風18号、本当にすごかったですね。
家の中で、激しい雨と風の音を聴きながらテレビのニュースを見ていると、
自然の脅威にただただ圧倒されました。
猛暑、竜巻、台風などの異常気象が早く沈静化して欲しいものです。
今週のブログは、読書の秋も近いということで、珈琲本
の紹介を。
たまじ珈琲を飲みながら、ゆっくり・ゆったりした気持ちで読書はいかがですか
まず、最初の本は小川洋子さんの「カラーひよことコーヒー豆」。
そもそもタイトルがおもしろい。
働く女性に向けた心温まる応援メッセージがテーマのエッセイ集。
その中に「カラーひよことコーヒー豆」というタイトルを発見。
エッセイの1つが本のタイトルになっているということは、これを読めば
本全体の雰囲気がわかるのではと本屋で立ち読み開始。
その話は、著者が幼少の頃にお祭りで鮮明に記憶しているカラーひよこと、
年老いた愛犬(ラブ)の耳にできたコーヒー豆とそっくりな疣(いぼ)の話し。
カラーひよことコーヒー豆のような疣から、著者は以下のように語る。
『私もラブを見習わなければと、思う。カラーひよこが消えても、
仕事場の仲間が皆年下になっても、未来より過去の分量が多くなっても、
動揺してはいけない。どんなに慌てても、やはり時は流れていくのだ。
ならばラブのように、堂々と年を取ろうじゃないか。』
(「カラーひよことコーヒー豆」より)
温かな応援メッセージと、繰り返される日常こそが、かけがえのない幸せだと
読む人に気づかせてくれる。
2冊目は、吉永 南央さんの「萩を濡らす雨(紅雲町珈琲屋こよみ)」。
珈琲屋を舞台とした小粋なおばあちゃんが主役。
意外だったのは、主役のおばあちゃんが行動派の探偵であって推理小説であること。
舞台となる珈琲店は以下のような雰囲気。
『高い天井と太い梁と漆喰の白が印象的な古民家風の造りの小蔵屋は、
和食器とコーヒー豆を商っていて、コーヒーの試飲、つまり、
無料でコーヒーを1杯飲めるサービスが評判だ。店の奥が草の住居になっており、
小蔵屋は、河原と観音像が立つ丘陵の中間地区、紅雲町にある。』
(「萩を濡らす雨」より)
小蔵屋は珈琲屋の名前。草はおばあちゃんの名前。
珈琲を提供する喫茶・カフェではなく、豆を商うお店であることが
たまじ珈琲と共通で、何とも親近感が湧く。
草さんは65歳でお店をオープンして現在76歳。
現役を引退する年齢から、珈琲屋をスタートさせ、76歳となった今も
お店だけじゃなく探偵として活躍する草さん。
読んでるだけで、なんだか目に見えないパワーと元気をもらえる本。
今回の珈琲本はいかがでしたか
最近の珈琲ブームもあってか、本屋さんに行くたびに
「珈琲」がタイトルに入った新しい本が見つけられる。
無趣味の自分が唯一長続きしている珈琲本の蒐集。
皆さんも、本屋さんで「珈琲」がタイトルに入った本を見つけたら
オーナーまで連絡をお願いしますね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
試飲会(札幌3)
前回に続いて、北海道旅行の最終日についてつらつらと。
旭山動物園を散策すること1時間。
いろいろな動物に出会う中でも、他の動物園との違いを簡単にまとめると。
・動物との距離が近い
・動物のサービス精神が旺盛
いずれも動物と飼育員さんたちの距離感が近いことが理由と推察。
それがベースにあって、動物園全体の独特な雰囲気が醸し出されているのではと。
それにしても、飼育員さんたちの手書きによるちらし、説明文章がたくさんあって、
来場者に伝えたいという情熱がひしひしと伝わってくる。
愛情いっぱいに飼育されている動物たちの写真を撮りまくった中から、
良い表情で撮れた写真を紹介しますと。
まずはペンギン。
中に入れば下からペンギンの泳ぎを鑑賞できるのは有名。
その写真も何枚か撮ってみたものの、思いのほか動きが早くNG。
外で撮影した中でペンギンの表情が良くでてる(と思われるもの)をピックアップ。
歩き方はコミカルで可愛いけど、近くで見ると予想以上に体がでかく、表情がワイルド。
撮影した20枚ぐらいの中から一番気に入った写真がアザラシ。
暑いのはわかるけど、これだけたくさんの人がいるのに、
その怠けぶりはないんじゃないと思わず突っ込みを入れたくなるような態度。
それでも、しばらくの間、じ~っと眺めていると、こちらまで眠くなってくる
。
たまじ珈琲のコンセプト「ゆっくり・ゆったり」はこうやるんだって
目の前で実践されているような。
何とも言えない表情で、力の抜け加減がいいですよね。
動物園を満喫して、北海道旅行は無事終了。
帰りのバスにゆられながら旭川空港
へ。
夏空の中を歩き回った疲れで泥のように眠って、あっという間に空港到着。
飛行機までたっぷりある時間を利用して、お土産の物色、
さらに空港に設置されていたマッサージ機で疲れを癒す。
目をつぶるとあっという間に過ぎ去った2泊3日が走馬灯のよう。
充実した時間だったなぁと実感。
そんな気持ちで、撮影した最後の写真がこちら。
夕焼けの飛行場。何となく旅の終わりって感じで。
3週にわたって、つらつらと書いてきた「試飲会(札幌)」シリーズ。
お楽しみいただけましたか
ブログを読んで北海道に行きたいと思った方がいれば嬉しい限り。
来週は久々に最近入手した珈琲本の紹介をしようかと。
珈琲本を紹介すると、購入しましたとか、他にもこういうのがありましたなどの
反響を一番いただくシリーズなので楽しみ。
また、お待ちしてますね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
試飲会(札幌2)
今週のブログは先週に続いて、「試飲会(札幌2)」と題してつらつらと。
2日目の朝食を札幌で有名な宮越屋珈琲でいただき、その後に北海道大学へ。
緑豊かな北海道大学の中をプラプラ散歩。
散歩したことで、少しずつお腹が減ってくる。
昨晩はイタリアンを食べたから、お昼はお寿司に。(来る前から決めてた)
どこのお寿司屋さんに行くかがポイント。
数あるお寿司屋さんからセレクトしたのはこちら。
〔金寿司〕
http://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010102/1000006/
札幌駅から歩くと15分ぐらいかかる場所。
決して便利な場所ではないけど、店内に入った瞬間に湧き上がる期待。
いい感じの緊張感とどっしりした落ち着き。
地元の方から高い評価を受けている老舗。
ランチの握りメニューから、旅行で気が大きくなっていることもあり、
上から2つ目の贅沢プランをセレクト。
それでも1人前2,600円と夜に食べることを考えたら、かなりのお得感。
早速、運ばれてきたのがこちら(一皿目)。
味も量も、大満足。
札幌に来たら、足を運ぶ価値ありかと。
食後は楽しみにしていた映画「少年A」を鑑賞。
先に文庫で読んでストーリーを理解した上で観たので、俳優に、画像に集中。
映画の世界にどっぷりと浸かる。
映画館を出て、現代の幸せを改めて実感する。
毎日いろいろとあるけど、前向いて頑張らんといかんですね。
からだの中からじんわりと湧き上がるパワーをもらえた映画。
夕方、旭川に移動し、夜はジンギスカンをがっつりと。
食べることに夢中で写真を撮り忘れ・・・。
2日目は、朝から夜まで北海道ならではの食事を楽しめた最高の1日に。
そして最終日である3日目。朝はホテルのバイキング。
北海道らしく、イクラが食べ放題。焼き魚やアスパラなどの野菜もおいしい
。
いつものことながら、バイキングだとツイツイ食べ過ぎ。
残念だったのは珈琲がおいしくないこと。
ホテルの珈琲代は、ほぼ場所代と分かっていても、
もう少しおいしいものが出せるのではといつも思う。
さて、最終日のメインイベントは旭山動物園。
一度は行ってみたいと思っていた場所。それにしても動物園なんて、何年振りだろう。
まだまだ夏休み。行きのバスも満員。ホテルから約30分ほどで到着。
早速、動物園の入口を通過して、たどり着いたのが「ととりの村」。
目に飛び込んできた、色鮮やかなベニイロフラミンゴをパチリ。
王選手のように一本足打法。
次が「ほっきょくぐま館」。
当日暑かったこともあって、シロクマの動きも緩慢。
やっと立ち上がって、のそりのそりと動き出した姿をパチリ。
ピンクと白が鮮やかだったので、写真並べてみました。
なかなか綺麗でしょ。
来週の最終回は、旭山動物園の続きと東京への帰りの様子をつらつらと。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
試飲会(札幌1)
本日で8月も終わりですね。
自宅近くのスーパーで使える割引券が本日までということに気づき、
慌てて出かけ、いつもよりちょっとだけ贅沢な肉を購入(ちなみに500円割引)。
まだまだ夏真っ盛りなのにスーパーのビール売り場は秋一色。
もうすぐ夏も終わりだなぁと思い、残暑の厳しさを楽しむことに。
さて今週のブログは「試飲会(札幌1)」と題して。
ルピシア・ボンマルシェさんの札幌北広島店での試飲会は
ここ2年ぐらいの念願だったので久々に大きな達成感を感じられた旅。
ちなみに、タイトルに「1」を付けた意味は、これから3週にわたって、
札幌の旅をお伝えする予定だから。
たまじ珈琲を飲みながら、夏の北海道を一緒に楽しんでいただければ。
さて、第1回の今週は初日から2日目の前半について。
まずは、旅の最大イベント、試飲会。
今回の場所はなんとレジの隣。
レジに並んでいるお客さまが、珈琲淹れてるんだぁと興味深々の目。
ひとりずつ丁寧に珈琲を渡していくと、「どこで売ってるの」の質問。
「きたぁ~」と思いながら、写真の売り場を案内
。
札幌も暑いせいか、お客さまが手に取るのは水出しアイスばかり。
約150人分ぐらいの珈琲を提供し、あっという間に3時間が経過。
試飲会後は、札幌在住の知り合いの方と共通の先輩の話題で盛り上がる。
今思い出しても、思わずニヤッと笑ってしまうほど楽しい時間。
翌日。ビジネスホテルをチェックアウトし、札幌駅内にある宮越屋珈琲へ。
札幌で有名な自家焙煎珈琲屋さん。
いただいたチーズトーストとブレンド珈琲がこちら。
シンプルなトーストなのに、とてもおいしい。
チーズトーストに胡椒がとても合うことを後学のためにメモ。
腹こなしということで、札幌駅北側にある北海道大学へ。
以前に来たことがあり、大学の中とは思えないほど、広くて緑が多くてとても綺麗。
暑いけど、北海道の気持ち良い風を感じながら、30分ほど散歩。
途中に見つけたベンチでひとやすみ。
大学の中なのに、一般の人が普通に散歩。夏休みということもあり学生も少ない。
そんなところに、愛嬌をふりまきながら歩いてきたのがミニチュアダックス。
ちょっと太り気味のせいか息切れ気味でご主人の後を追いかけてる。
何枚か撮影した中で、表情が出ている1枚をチョイス。
札幌の旅はこんな感じでスタートしたのでした。
来週はこの後ランチで訪れた絶品すし屋から紹介しますね。
思わずゴクリとしたくなる写真
が撮れましたのでお楽しみに
。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
ブランマンジェ
今週のブログは久しぶりに珈琲ネタにて。
10月中旬頃にオープン予定のお店で販売する商品は言うまでもなく自家焙煎珈琲。
商品は珈琲だけで勝負とかっこよく言いたいところですが、
実情は小さな小さなお店なので、それ以外の商品を販売するスペースがほぼ皆無。
それでも来店されるお客さまに少しでも響く商品を他におけないかと悩む、ここ数日。
自家焙煎珈琲屋さんを見かけるたびにフラッと覗いて、市場調査。
珈琲関連グッズ、珈琲に合うスィートなど、なるほど、やっぱりなぁという感想。
いろいろ思いつくものの、最後にはスペース問題で断念。
さて、どうしたものかと・・・。
そんなある日のこと、以下のフレーズが目に飛び込む。
白いコーヒーのブランマンジェ
白いコーヒー、インパクト抜群。ところでなんで白なんだと素朴な疑問。
ブランマンジェ、なんかカッコいい。
レシピや写真が掲載されている中でも、素敵だなぁと思ったのがこちらのサイトと写真。
http://plaza.rakuten.co.jp/maman1106/diary/200903040000/
珈琲を使ったスィートであることを確認し、
白い理由とブランマンジェの意味を理解することに。
まずは、なぜ白いコーヒーなのかという疑問。レシピを読んでみると
「珈琲豆を、牛乳につけて2日以上冷蔵庫で寝かせることで、珈琲ミルクができあがる。」
というフレーズを発見。珈琲味なんだけど、白い色の商品にするための苦肉の策。
白いコーヒーの理由は分かったが、そうまでして白に拘るのはというのが次の疑問
。
そこでブランマンジェという言葉を調べてみると。
ブラン・マンジェ(フランス語: blanc-manger、ブラマンジェとも)は冷菓の一種。
現在の日本では砂糖、洋酒、生クリーム、バニラなどで風味をつけた牛乳を、
ゼラチンで固めたレシピが多いが、本来は砕いたアーモンドからアーモンドミルクを
抽出して牛乳に香りを付けて作り、肉が入ることもあった。
名称は古フランス語で「白い食べ物」という意味の「blanc mangier」に由来する。 「Wikipedia ブラン・マンジェより」
この説明で一気に疑問がクリアに。
白い食べ物という名前なんだから、白に拘るのは当然。
それにしても、本来はアーモンドの香りを牛乳に付けてアーモンドミルクを作るのが
由緒正しき製法だとすると、先ほどの珈琲豆をミルクに付けるのは
苦肉の策ではないことも理解。
この商品に興味を持った理由は以下5つ。白いコーヒーのインパクト
珈琲とも相性バッチリ
ちょっとレアな感じ(どこでも販売している商品じゃない)
冷蔵庫で保管するので狭いお店でもOK
自家焙煎珈琲の良さをダイレクトにPRできる商品
甘さをつけるのも蜂蜜、砂糖などいろいろな選択肢があるので、
以前にブログで紹介した天然甘味料であるカナダのメープルシロップ、
メキシコのアガベシロップなどを使った、たまじ珈琲オリジナルのブラン・マンジェを
扱おうかと。
大事なのは、手ごろな価格と、オリジナルのおいしさ。
自家焙煎珈琲以外の最有力商品として、まずは取り組んでみることに。
納得できる商品ができあがりましたら、ブログで紹介しますね。
ブラン・マンジェ以外でも、こんな商品はどうなど提案あればオーナーまで
。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
行きつけ
七輪会でお世話になっている高校のM先輩から聞いた情報にビックリ。
それはM先輩の知り合いが最寄駅の浜田山駅近くで居酒屋をやっていると聞いたから。
約30年前に浜田山に引っ越してきたのが中学3年の頃。
浜田山のことはある程度知っているつもりでいたのに、
駅近の居酒屋さんなのにお店の名前を聞いてもピンとこない。
最近できたお店かと思ったら、かなり前からやっているとのこと。
店名を聞いて早速ネットで検索し、そのお店の住所を確認。
そのページがこちら。
【酔処よしだ】
http://tabelog.com/tokyo/A1318/A131805/13078450/
M先輩のお勧めは、カレイの唐揚げだとか。
メニューをみると、美味しそうな和食がずらり。
摘まみが充実していて、定食もいただけるということで、絶対行くぞと心に誓う。
遅くなりましたが今週のブログは「行きつけ」と題してつらつらと。
学生の頃、行きつけの店という言葉、憧れましたよね。
顔見知りのすし屋、カフェ、イタリアン、バー、居酒屋、焼肉屋。
そんなお店がたくさんあればあるほど、自分が一人前の社会人になったような。
そんな感覚が楽しくて、お金もないのに一生懸命、気に入ったお店に通ったのを想い出す。
友達や彼女を連れて入ると、お店のご主人やスタッフから
「上野さん、いらっしゃい」
と言われると、何とも嬉しくて。
さらに、食事をしていると、ちょっとオマケが来たり。これまた嬉しい。
そういえば、社会人になって20年以上が経過して、
行きつけのお店と考えるとそれほど浮かばない
。
気に入った、ご主人と仲良くなった頃にお店がなくなってしまうことも多いこの時代。
改めて、家からつっかけで通える行きつけのお店が欲しいと思う。
そんなことを想いながら数日経過。
仕事で帰りが遅くなった水曜日。浜田山駅で食べて帰るかと思った瞬間に思い出す。
そうだった、行きたいお店があったんだと。
駅の改札を出て、そのお店に向かうとぼんやりと電気がついた雰囲気のある居酒屋を発見。
常連さんでないと入りにくそうな雰囲気も感じつつも、思い切って扉を開ける。
中にはお客さまが2組ほど、ご主人と会話を楽しんでる。
外から見るよりも店内は広く、イメージ通りの雰囲気。
席について、とりあえずビールを頼み、頃合いを見計らって、
M先輩から紹介されて来たことを告白するとご主人の顔がぱっと明るくなる。
その勢いに乗じて、おすすめ料理を聞いて、適当に注文。
中でも、自分が思わず「うまっ」と叫んだのが冷製蒸し鶏。
それがこちら。
たっぷりの蒸し鶏の上に、セロリや玉ねぎをじっくり煮込んだにこごりが乗せられて。
ソースはゴマダレと醤油ベースの2種類。
こうしてブログを書いているだけで涎が・・・。(お行儀悪くてスミマセン)
芋焼酎にバッチリ。
さらに、後から注文したご飯とみそ汁にもバッチリ。
このメニューを食べて、お気に入りに登録。
美味しいお酒とご飯を食べて、ひとり3,000円以下。この安さも嬉しい。
あまりに気に入ったので週末に両親を連れて、2度目の来店。
新しいメニューにチャレンジして、更にお気に入りに。
こうしてブログを書いている本日までに合計で3回来店。
これからもコンスタントに行くことになることは確実。
細~く・長~いお付き合い、していきたいっすね。
皆さんの行けつけのお店、良かったら教えてくださいね。
珈琲についてまったく触れませんでしたが、たまにはいいですね。
浜田山にお越しの際には、酔処よしだへどうぞ。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
商品シール
8月になりましたね。
7月も十分暑かったですが、8月はさらに暑いとか。
夏は暑くないと物足りないですが、そろそろ勘弁をという感じ。
もちろん水出しアイスもおいしいですが、クーラーの効いた部屋で飲むホットが好み。
暑い季節だからこそ、温かい飲み物でからだに優しくですよね。
さて、今週のブログですが「商品シール」と題してつらつらと。
ブログでときどき紹介している数年前から通っている三軒茶屋のヨガ教室。
【ハタヨガ教室 沖中鍼灸治療院】
http://okinaka.exblog.jp/
そちらの先生に珈琲を定期的にお持ちしていますが、
先生からいただいたご要望が今回の「商品シール」。
「開封後に密閉缶に珈琲を移すと、なんの珈琲だったか分からなくなるでしょ。
だから、シールの部分を切り取って貼ってるんですよ。袋からシールが簡単に
剥がせて密閉缶に貼れたら便利だよね。」
商品シールはこちら。
こちらのシールを袋に貼って郵送していたのがこれまで。
これですと先生の言われるとおり、袋に貼ってあるシールを切り取るか、
独自にその名前を書いて密閉缶に貼ってもらわないと、何の珈琲を飲んでいるか分からない。
これが美味しかった、これが苦手だったと飲みながら思っても、
密閉缶に名前が書いてないと分からなくなる。結果、自分に感想が伝わってこない。
これは定期郵送サービスを提供している、たまじ珈琲としては致命的。
お客さまの好みに合わせた珈琲を送れない。
ということで、小さなことからコツコツと改善。
暫定的な方法ですが、とりあえず今月からスタートしたのが、商品シールの同封。
イメージがこちら。
商品と同じ種類のシールを同封。
定期郵送サービスの場合、5袋(500g)を豆か挽で送るのが一般的なので、
商品シール5種類を商品とは別に袋に入れて同封することに。
受け取ったお客さまが、「これなに」とならないように、
ブログやメールで伝えているというわけ。
夏は珈琲を含め暑い飲み物の消費が減少する季節。
飲む量が少なくなる分、自分の好みに合った珈琲を楽しみたいですよね。
そのためにも、今回の商品シールを有効に活用していただき、
どの珈琲が自分のナンバーワンかを改めて確認してみてくださいね。
そして、それをオーナーである自分にお伝えくださいね。
お客さまの好みへの理解を深める情報として、しっかり活用しますので。
たまじ珈琲を運用開始して5年が経過。
運用が落ち着いてきた分、商品・サービスがマンネリとなりがち。
今回、ヨガの先生から指摘いただいた商品シールは、自ら気づき、取り組むべきだった課題。反省する一方で、ヨガで習った背筋をすっと伸ばして体の中に気持ち良く風を通すことで、
リラックスと良い緊張感を持って、珈琲仕事に取り組むことに。
お客さま各位、商品シールへのご感想、お待ちしております
。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
ブランチ
皆さん、ブランチという言葉、ご存知ですか
週末にTBSでやっている「王様のブランチ」を思い出す方も多いのでは。
かく言う自分は、ブランチ=ブレックファースト+ランチから生まれていること、
意味としては休日の朝昼兼用ごはんという程度の理解。
そこでいつものウィキペディアで調べてみると。
ブランチ(brunch)とは、朝食と昼食を兼ね備えた食事のことである。
英語のbreakfast(朝食)とlunch(昼食)を合成したかばん語である。
しばしば、朝食と昼食の両方に取って代わられる食事とされる。
とのこと。珍しく概ね正解。
ところが日本において使われるブランチは微妙に意味が違うらしい。
日本のブランチとは休日などに起床時刻が遅くなった際に取る昼食を兼ねた朝食のこと。
正式な「ブランチ」はビュッフェや点心などの朝昼(2食分)兼用でガッツリ食事のこと。
日本では遅い朝ごはん。普段食べているものとメニューは変わらないことが多いらしい。
これらを踏まえ・・・。
今週のブログは先日招待された正式な意味でのブランチ体験について。
日曜日の12時に招待されたご自宅へ向かう。
最寄駅から炎天下の中を歩きはじめたものの、
猛暑がきつすぎるのに加え、ブランチに備えて朝を抜いてきたのでフラフラに。
熱中症の危険を感じて、迷わず目の前を走るタクシーを拾う。
タクシーに乗ること3分。目的地に到着。
タクシーの運転手さんに申し訳ないと思いながらも、
本当にありがとうございましたと深々と挨拶。
あなたに救われましたという気持ちを込めて。
多分、あのまま歩いていたら、真面目に倒れていたかも。
大袈裟じゃなく、真面目に。
到着して涼むことしばし。
瀧のように流れる汗も徐々にひいてくると、一気に空腹が襲ってくる。
人間はつくづく現金なものだと思う瞬間。
(話しが脱線するので今回は触れないが、現金なものという表現、面白いですよね。)
待つことしばし。目の前に現れたブランチの主役がこちら。
ドデカサラダとど~んと二袋分のソーセージ。
何となく真上からパチリ。
窓から燦々と差し込む夏の日差しを浴びて、スモークサーモンがキラキラ。
もう我慢できませんということで、しばし語ることなく食事に集中。
今回は日本のブランチではないので、とにかくガッツリと食べまくる。
30分ほど経過し、満腹が近づくと無性に珈琲が欲しくなる。
苦味がガツンと来るような、しっかりタイプ。
満腹感を和らげスッキリさせるときは、苦味の強いしっかりタイプですよね。
今回選択したのは、マヤビニック4。
http://www.organic-space.com/SHOP/TAMA0002.html
マヤビニックとは、メキシコ産のオーガニック珈琲。
今年の7月から販売開始した新商品。
香ばしくて、思わず目を閉じたくなる香りに加えて、後味の甘さが特徴。
淹れたてはもちろんのこと、冷めた時の味の変化を楽しんでいただきたい商品。
オーガニック珈琲というと、体にはいいけど、味が・・・と思われる方も多いのでは。
何を隠そう、自分もマヤビニックに出会う前までそう思っていたひとり。
「4」は焙煎度合のこと。同時に発売開始した「3」よりも苦味が強くてしっかりしたタイプ。
こちらを、いつもより少し熱めのお湯(約90℃)で、いつもよりゆっくりドリップ。
こうすることにより、豆の成分を通常よりもしっかり抽出できて、
より苦さとしっかり感が強くなる。
気持ちをこめて淹れた珈琲をテーブルに運び、満腹になっている方々に振る舞う。
パンチが効いた味は胃の中をすっきりさせることに貢献した模様。
しばらく会話に花が咲き、少し時間が経つと目の前の食事をつまむ。
それを繰り返すことあっという間に4時間経過。
当然のことながらこの日は夜になってもお腹が減らず。
ブランチならぬ、「ブランチィナー」(言わずもがな、dinnerを加えたかばん語)に。
落ちがついたところで、今週のブログを〆ることに。
皆さんも正式な「ブランチ」楽しんでみてくださいね。
もちろん、たまじ珈琲をお供に。
ではでは。
2013夏
それにしても暑い。まだ7月下旬であと2ヶ月も夏が続くと考えると、今からぞっとする。
そんなことを考えながら、ふとベランダから見上げた空をパチリ。
茹だるような暑さとわかっていても、こんなに気持ちいい空をみたら家でじっとしてられない。
真っ青で綺麗な空に誘われて、近くの公園に散歩へ。
汗拭きタオルと水分を持って、いざ公園へ。
約30年ほど前にこの街に住み始めたときはこんなに川が綺麗じゃなかったなどと
思いながらキラキラと日差しが反射する水の流れを眺めながら、しばし散歩。
茹だるような暑さを覚悟していたけど緑いっぱいの公園の中は予想以上に涼しくて快適。
木々による天然エアコンの風を感じながら、しばし快適な散歩を満喫。
すると、川を気持ちよさそうに泳ぐ水鳥を発見して思わずパチリ。
夏の日差しが和らぎ、過ごしやすくなった夕方。
運動後のビールに誘われて公園を出て帰途につく。
そんなときにふと見上げた空がこちら。
思わず立ち止まる。子供のころに田舎で見た空を思い出した。
ちなみに、自分の田舎は名古屋。思い出した空は庄内川近くの空き地に寝転んで見上げた空。
夏休み(確かお盆のころ)に新幹線で田舎に帰って、川沿いの土手を親戚の子供たちと遊びまわった。
いままで一度も思い出したことがない光景をなんで思い出したんだろうとぼんやり。
その思考が止まったあたりで別の考えが頭をよぎる。
この曇ってまさに「うろこ雲」。自分の記憶が確かなら、うろこ雲は秋の空・・・。
子供のころに田舎に帰ったのはお盆あたりだったから8月中下旬。
夏の曇といえば「入道雲」とか「積乱雲」。
ボリュームがあってモコモコして。ソフトクリームや綿菓子のような。
夏になるとテレビにくぎ付けになった夏の甲子園。
テレビで映る甲子園の空は「入道雲」という印象が強い。
7月下旬に秋の空が見えるのはなぜ。
その空を見て、子供の頃の夏休みを思い出すのはなぜ。
そんな疑問を楽しみながら、帰途につく。
軽くシャワーを浴びて、枝豆とビールを持ってテレビの前に。
スイッチをつけるとプロ野球のオールスターがはじまるところ。
ベランダから吹き込んでくる夕方の風を楽しみながら、幸せな時間だなぁとしみじみ。
あと2ヶ月も続く2013夏。厳しい暑さに苦しめられながらも何となく楽しめそうな予感。
そんな2013夏。数年後に振り返れば、忘れられない夏になりそう。
理由は本年秋頃に、たまじ珈琲の店舗をオープンするから。
自宅に珈琲作業スペースを作って何とかやってきたけど、そろそろ限界。
2008年にたまじ珈琲を運営開始して5年が経過。
ちょうど良い節目だと判断し、思い切って新しい焙煎機を購入し、店舗を持つことに。
店舗2.7坪、外スペース1.6坪の合計4坪ちょっとの小さな小さなお店。
注文を受けてから焙煎して販売するのみというシンプルなスタイル。
外スペースに準備するベンチに座って試飲いただきながら、焙煎する3分間をお待ちいただく。
珈琲を選ぶ楽しみ、自分の珈琲が焙煎される様子を見る楽しみが特徴。
全国のお客さまに提供している定期郵送サービスに加え、地元密着型の定期配送サービスも計画中。
ちなみに、定期配送は最初は自転車。将来は超小型EV「コムス」。
ちなみに、こちらはセブンイレブンの配達車として話題になった車。
残り2ヶ月もある2013夏。
でも、お店の準備を考えるとあと2ヶ月しかない。
振り返ればあっという間に過ぎ去る2013夏を充実して過ごせるよう1日1日大切に
。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。