たまじのつらつら記 「ゆっくり・ゆったり」コンセプトとしたたまじブログ。

震災支援 報告!

5月29日(日)8:30に宮城県七ヶ浜中学校に到着
テニスコートだった第2グラウンド内に建てられた仮設住宅。
避難所から仮設住宅に引越しされている方々に挨拶しながら集会所へ。
しばらくすると、あいち生協のバン数台が到着。
生活物資のダンボールを集会所にリレー方式で運び込む
手際の良さを感心しながら見学していると、NPOの方から声をかけられる。
「たまじ珈琲さんですか
ここから怒涛のような時間が始まる
集会所の中に準備された喫茶スペースに荷物を運び込み、
珈琲を淹れるスペース、喫茶スペースを机と椅子の位置をアレンジしながら準備する
30分ほどで、何とか喫茶スペースっぽく変身完了
(喫茶スペースの机にひくクロスを持って来れば良かったと後悔。次回の教訓。)
入口に準備した看板(ちらしをパウチしたもの)を貼り、お化粧完了
次に珈琲を淹れる準備を開始する。これが一番大変だった
お湯を沸かす
沸騰したお湯を適応(83℃程度)まで下げる
珈琲豆をミルで挽く
珈琲を淹れる
クッキーと一緒に提供する
これを効率よく進められる配置を考える。
とても大事なのが淹れ終わったペーパーフィルターをどこに捨てるか、
フィルターをどこで洗うかなど
(最適と思った配置も結局やりながら改善したが・・・
調理スペースがお客様から見えないところにあれば別だが、今回はまさにオープンスペース。
珈琲を淹れる作業の最初から最後までお客様から丸見え。これは正直かなり緊張した
あっという間に9:30になり、入り口からお客様の声が聞こえてくる。
朝から引っ越しを終えた方々が、集会所に足を運ぶ。
生活物資や、せとものなど、支援物資として提供されるものを受け取り、
帰り際に喫茶スペースに立ち寄る
最初のお客様。男性。とにかく緊張した。
挨拶をしたあと、じっと珈琲を淹れる作業を見つめてる(と感じる)
丁寧に抽出し、香り、温度、色などをチェックして提供する。
その男性は、カップを持ち上げると目を瞑り香りを吸い込む「いい香りだ~」。
一口飲んだ後に「美味しい~」。自分に満面の笑みを見せてくれた。
「ありがとうございます
と思わず体育会系の血が騒ぎ、自分が思っている以上に大きな声で挨拶。
男性、ちょっと驚いた表情(スミマセン)。あまりに嬉しかったので。
そんな余韻に浸っていると、NPOの方が
「珈琲3杯お願いしま~す。」
その声でNPOの方々が集会所の中や外で、珈琲の営業をしてることに気付く
すると、次々にお客様が喫茶スペースに。7つほど準備した椅子はあっという間に満席。
こうなると、1杯ずつ淹れることは諦め、人数に合わせて3~5杯パターンに切り替える。
最初の緊張はどこへやら。長距離運転の疲れもどこへやら。
パワーが漲って、マシンのように珈琲を淹れ続ける
震災支援2
お客様ひとりひとりの顔を見る余裕はなかったが
「久しぶり~」「美味しい~」「香りに癒される」などの言葉が聞こえる。
じんわりと嬉しさが込み上げる
被災された皆さんに喜んでもらえていると、この時に実感。
気づくと12:30。3時間あまり珈琲を淹れ続けた。
お昼どきで、NPOの皆さんもお客様も、ひと休み。
足が棒のようになっていることを感じ、しばし休憩
コンビニで調達したパンを齧りながら、これまで感じたことのない充実感と心地よい疲労感
窓の外を見ると降り続く雨の中で、仮設住宅に荷物を運び込む方々。
その姿を見ながら、気持ちを込めて珈琲を淹れることに集中しようと思う
振り返ると、子供が覗き込んでいた。
午前中にクッキーを「美味しい」と食べていった女の子。
ニコっと笑いながら、
「珈琲屋さん、お父さんとお母さんにクッキーを持って行っていい
集会所の中にある手作り感いっぱいの喫茶スペースが、本物の喫茶店になったような。
そんな気持ちにさせてくれる言葉だった
イベントが終わる15:00をあっという間に迎え、これから長い長い帰途につく。
疲れはピークに達しているが、気持ちは元気。
東京までノンストップで帰れそう(現実はまったくそうではなかったが)。
珈琲による支援ができたらと思いついたのが、4月初旬。
想いだけでは実現できないと諦めた時期もあったけど、たくさんの方々の御支援で形になった。
自分の予想以上に、被災された皆様に喜んでいただけた。NPOの方々にも。

これからも要望があれば、1つ1つ形にしていきたいと思う
最後に、今回の活動に支援いただいた以下の皆様に心から感謝申し上げます
・クッキー300人分:プチグレースさん(荻窪)
http://www.todoland.co.jp/petit-grace.html
・ドリッパーなど珈琲器具:カフェデニムさん(川崎)
http://mochi-kochi.sakura.ne.jp/denim/
・雑巾250枚:M先輩(新宿)
皆さん、本当にありがとうございました。これからも、どうぞよろしくお願い致します。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2011.06.04

『大』七輪会

茹だるような暑さかと思えば、震えるような寒さ
風邪を引いている人が多いのも頷ける最近の天気ですよね。
皆さんも、ご自愛ください。
以前からブログやメールでご案内していますとおり、
本日から明日にかけて珈琲による震災支援で
宮城県七里ヶ浜に行って参りますので
体調管理と現地までの運転、普段の10倍ぐらい気を付けたいと思います
さて、今週のブログは、先週21日に開催しました恒例の七輪会について
このブログでも何度か七輪会の様子をつらつらと書いていますが
数えてみると今回が第15回
1年に2回ずつ開催していますので、8年目となるわけです。
まさに継続は力なり
気づけばあっという間に15回も開催したことを
今更ながら感慨深く思うわけです。
今回の七輪会は、参加人数16名という過去最大規模
高校のバスケットボール部の先輩である「まり先輩」の自宅リビングと
庭で行うイベントですから、みんな座れるか会話は成り立つかなど
いろいろと心配して当日を迎えたわけです。
だいたい16時から開始するパーティーには、
あれよあれよという間に全員が揃い、特に誘導することなく自然に各自のスペースが決まる。
中でも、一番の驚きは焼き職人軍団
まり先輩に挨拶をすると、あっという間に庭に出て行き、七輪を囲んで臨戦態勢
ちなみに、軍団の人数は4名で全員男性。
今回は大量に買い込んだ焼き鳥と焼き野菜を持ち出し、
3台の七輪を並べて、綺麗に焼きあげていく
一方、リビングの方は。
10名ちょっとのメンバーが、綺麗に半分ずつぐらいに分かれて会話を開始。
自己紹介などの最初に訪れれる堅苦しさはどこに・・・と思えるほど、
頻繁に笑い声と、時に会話を制するように大きな声が。
大声の理由は、自分の話しを聞いてくれ~という主張なんでしょうね。
いずれにしても、参加者の顔をひとりひとり見ていくと、
食べて、飲んで、しゃべって、笑って。
とにもかくにも楽しんでくれてるみたいなので、まぁいいかと
かく言う、自分は。
まり先輩と一緒にリビング~キッチン~庭を行ったり来たり
それぞれの空間で、それぞれのメンバーと会話できるので、
これはこれで楽しいわけです
さて、今回の主なメニューは。
大山地鶏の焼き鳥(盛りだくさん)
焼き野菜
蒸し野菜(手作りマヨネーズ)
手作りチャーシュー
刺身+手巻き寿司
マカロニサラダ(超ど級)
茗荷の酢漬け などなど
いま思い出してても、良く食べたなぁと思う。
しかも、そのあとで珈琲とお土産デザート。
このデザートが4種類ぐらいあった。
珈琲も宣伝しておくと
この日準備したのは、シモサカピィーベリーモカマタリの3種類。
シモサカは、しっかり苦みのある王道。スィートとの相性もぴったり。
ピィーベリーは、果実の甘みと独特の香りで女性に人気があるストレート珈琲。
モカマタリは、まさにモカという風味。
モカが嫌いな人が良く言われる嫌な酸味はなく、魅惑の香りが特徴。
これ、かなり嵌ります
相当お腹いっぱいになっている皆様に提供する珈琲は、
どことなく胃がすっきりするせいか、あっという間に30杯分の珈琲がなくなる
美味しいと言いながら、飲んでもらう幸せなひとときを感じながら、
第15回「大」七輪会も無事に終了したわけです
ちなみに、まり先輩の家を出たのは22時過ぎ。
16時から6時間ぶっ続けのパーティーで、皆さんも日頃のストレスを吹っ飛ばしたようで。
今回も、いい時間を過ごせました。次回は、秋刀魚が主役の秋。
また、皆さんの参加をお待ちしておりま~す。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2011.05.28

震災支援 決定!

春という季節はどこへやら。
ギラギラ照りつける太陽にダラダラと汗をかきながら毎日20,000歩続けてます。
夏の節電を前に、暑さに慣れないといかんですね。
満員電車でクーラーついてないのは、気合いだけでは乗り切れないものを感じますが・・・
さて、以前からお伝えしていた珈琲による震災支援が決定しました
今週のブログでは詳細に紹介しますね。
日程は、5月29日(日)9:00~15:00
場所は、宮城県の七ヶ浜町にある中学校内仮設住宅の集会所
支援内容は、たまじ珈琲と荻窪のプチグレースさんの焼き菓子を300人分
さらに、食べるものとは別に雑巾250枚
この雑巾は、いつもお世話になっているM先輩が震災支援を目的に
友人・知人からの協力を得て集められたもの。
素晴らしい、雑巾は間違いなく重宝されますもんね。
5月29日は、これまで避難所にいらした方々が完成した仮設住宅への転居が開始される日。
NPO(レスキューストックヤード)の方々が企画された内容は、
多くの方がこれまでの長期に渡る避難所生活からやっと風呂がある仮設住宅に
引っ越しされるタイミングで、少しでも元気と癒しを感じてもらうための企画として、
集会所を使った「せともの市」と「珈琲・クッキーの提供」のイベント
(ちなみに、「せともの」も全国から支援提供されたもの。)
NPOの方と当日の運営について打合せをした結果、
ミネラルウォーター、ガス、カップ(せともの市で提供される)を提供いただけることに
これは本当に嬉しい
なぜなら、ひとり、ひとりの方に豆を挽き、珈琲を淹れて、提供できそうだから。
当日持参する珈琲は、スペシャルフレンチ
300人分なので3kg。豆と挽き(粉)をそれぞれ1.5kg。
スペシャルフレンチにしたのは、たまじ珈琲のお客様に一番評判がいいから
豆と挽き(粉)を準備する理由は、29日(日)は自分が豆から1杯ずつ手入れできるけど、
30日(月)以降はNPOの方々にお願いすることになるから
そして、珈琲と一緒に提供させていただく荻窪のプチグレースさんの焼き菓子。
今回ご提供いただくのは「雪月花」。(以下をご覧ください。)
http://www.todoland.co.jp/petit-grace.html
先日、お店にお邪魔して試食させていただいた。
34年間という長い間お客様に愛され続けているプチグレースさんの焼き菓子は、
「美味しい」とただ表現するのは少々申し訳ない
すべてが手作りのため、注文が入った分だけを作って全国に販売されている。
結婚式の引き出物、大事な方への贈り物などに人気があるとのこと。
自宅に戻り、試食用にいただいた「雪月花」とたまじ珈琲を一緒に味わってみた。
これが予想以上に見事にマッチ
これなら震災支援の皆様にもきっと喜んでいただける。(と確信)
読売新聞での掲載をきっかけとして、連絡いただき、
今回実現したコラボレーション。特別な縁を感じる。
これをきっかけに、たまじ珈琲と「雪月花」をお客様に一緒にご提供できる機会が
作っていけたらと思う
珈琲による震災支援活動。
その中で生まれる新たな出会いを大切にしながら、
たまじ珈琲としてできる支援をしっかりとして参ります
それでは、今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2011.05.21

震災支援の相談

たまじ珈琲による震災支援が、
読売新聞の震災掲示板に掲載されたのが約1ヶ月前
共感いただいた方々から、
一緒に支援しますという心温まるメッセージを数多くいただく一方で、
支援依頼がないままGWに突入
GW真っ只中の5月3日。
とうとう支援依頼が上智大学の学生さんからメールで届いたんです。
とても嬉しいメールだったので、抜粋して紹介しますね。
++++
「被災地の方にほっとした時間を提供したい」という
上野さんの素敵なコンセプトを考えると、
現地での足湯ボランティアとのコラボレーションがよいのではないかと思い、
現地で足湯ボランティアを行っている団体に問い合わせたところ、
ぜひ協力してほしいとのお返事をいただきました。
この団体は震災がつなぐネットワーク(震つな)といいまして、
阪神淡路大震災以来活動していて、日本財団と深い関りを持つ団体です。
現在震つなは、宮城県七ヶ浜の「ボランティアきずな館」というプレハブで
足湯マッサージボランティアと小さな喫茶店の営業を行っています。
そこで、たまじ珈琲さんと協力できる支援を検討したいとのことです。
++++
調べてみると、宮城県七ヶ浜の「ボランティアきずな館」の設立コンセプトは、
被災された皆さんが、ホッと一息つきながら気軽に立ち寄れる空間となるよう、
地元の方々と一緒に考えて行きたいと思います。

http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2011/04/post-271.html
というもの。
たまじ珈琲の、ゆっくり・ゆったりというコンセプトと近いものを感じ、
目に見えない「つながり」
を感じられたわけです
一緒に支援したいというメッセージをいただいていた皆様に状況を報告したところ、
荻窪で34年間、伝統ある焼き菓子店を経営されている方から、
クッキー300個を提供いただけることに。
たまじ珈琲も、これに合わせて300人分を準備することに。
最後に・・・。
今回、震災支援のきっかけを作ってくださった方に、心から感謝申し上げます
実は、4月28日に、たまじ珈琲のお客様、関係者の皆様、知人の方々に対して、
珈琲による震災支援を探す協力のお願いをしたんです
その理由は冒頭に書いたとおり、なかなか震災支援の依頼がいただけなかったから。
自分から何かできないかと思い、正直ダメもとで皆様にメールを送りました。
驚いたことに、たくさんの方々から返信をいただきました。
人はつながっている。日本の力を信じている。
そんな言葉を何度も何度もテレビで聴くたびに、
実感できるような、できないようなと漠然と感じていた自分が
恥ずかしくなる出来事でした
そんな想いを忘れることなく、NPOの皆さんと具体的な相談を開始したいと思います。
活動の様子は、またブログでお伝えしますね。
今週はこのあたりで。
ではでは

日記 2011.05.14

たまじ珈琲サロンとは

2ヶ月に一度開催している、たまじ珈琲が運営するミニホームパーティー企画です
手作りランチとたまじ珈琲が扱う20種類以上のストレート・ブレンドから、
オーナーがセレクトした味や個性の異なる3種類の珈琲をお楽しみいただけます。
ランチ&珈琲の他にも、
◆「たまじオーナーのミニ珈琲教室
プラスoneゲストにお話しいただく講話
体験教室(アロマテラピー、料理など)

などの企画も盛り込まれています
珈琲好きのお友達と一緒に、
休日のゆっくり・ゆったり時間を“たまじ珈琲サロン”で過ごしてみませんか
      葉っぱ      葉っぱ      葉っぱ
↓↓↓ 気になる、次回、たまじ珈琲サロンの詳細はこちら ↓↓↓
◇開催時期:2ヶ月に一度。2012年は、2月・4月・6月・8月・10月・12月を予定しています。
 ※次回のサロン開催情報は、随時ブログにてご案内いたします!check it out!
◇時間:13:00~16:00
◇集合/解散:西武新宿線 中井駅改札出口(※集合時間は、13:00)
◇定員数:8名
◇費用:2,000円/1人
 ※ランチ代・珈琲代などすべての費用を含みます。
 ※当日、たまじ珈琲をご購入希望の場合は、事前にたまじオーナーまでご相談ください。
◇参加申込方法
 メールでたまじオーナーに、参加される方のお名前と人数を記載いただきご連絡ください。
◇参加条件
 珈琲好きな方!
ただし・・・
たまじ珈琲サロンは、珈琲好きな方々との出会いの場を目指しています。
大変恐れ入りますが、おひとり様1回の参加を基本とさせていただいております。
2回目以降の参加をご希望される場合は、必ず初めて参加するお友達などをご同伴
いただきますようお願い致します。
◇お問い合わせ先
 〔自家焙煎 たまじ珈琲〕たまじオーナー:cafepapa.tamaji@gmail.com
サロンイメージ

たまじ珈琲 2011.05.13

たまじ珈琲サロン

GWも明日で終わり。
たっぷり休まれた方は、社会復帰できるか・・・と憂鬱な週末をお過ごしでは
かく言う私も、カレンダーを見ながら
来週から10週連続で休日がない5営業日地獄をクリアできるのかと不安に
さて、そんな皆様に朗報・・・。
疲れとストレスを解消するイベントを、たまじ珈琲からご提案
それは、リニューアルして開始することとなった「たまじ珈琲サロン(以下サロン)」。
今週のブログは、第1回の予告も兼ねてサロンについてご紹介しますね。
4/30のブログでも書きましたが、昨年秋まで開催していたサロンを再開することに。
再開と言っても、内容をリニューアル。詳しくは以下をご覧ください。
〔珈琲サロン〕
http://tamajicafe.blog38.fc2.com/blog-entry-122.html
どんなふうにリニューアルするのを中心に本日は紹介しますね。
現在、自分を含め3名の運営者の皆さんと詳細を検討中なので、概要という前提にて。
まず、これまでと変わった点と変わらない点。
〔変わった点〕
・「ミニ珈琲教室」「ミニ講話」などの新企画
・参加費が2,000円に(スミマセン、500円UP)
・参加は基本1回のみ2回目以降は、お友達の同伴が必要
・終了時間が16:00(これまでは17:00だったり20:00だったりバラバラ)
〔変わらない点〕
・美味くて、ボリューム満点のランチ
・味や個性が違うオーナーセレクトのたまじ珈琲(3種類)をたっぷり試飲
・場所(先輩のご自宅)
昨年に5回ほど開催したサロンは、回を重ねるごとにメンバーが固定化してしまい、
休日のホームパーティーになってしまいました。
もちろん、これはこれで楽しかったんですが、今回サロンのリニューアルを決定し、
そこで設定した目的は以下の2つとさせてもらいました
たまじ珈琲を新しいお客様に飲んで、語って、楽しんでいただく場
参加者される方々が情報提供したり、新しい情報を入手したりすることで
有益な時間を過ごせる場
これをベースとした結果、変わった点と変わらない点が生まれたわけです。
リニューアル内容を喜んでいただける方、残念に思われる方
両方いらっしゃると思いますが、面白そうだから参加してみようと思った方は、
お友達を誘って(ひとりでは心細いと思いますので)、御参加ください
ちなみに、記念すべき第1回は、
6月19日(日)13:00~16:00(3時間)
当日の内容としては、現在のところ以下を予定しています。
ランチ(最初から終わりまで、ゆっくりと)
たまじ珈琲試飲会(ランチしながら、順番に)
ミニ珈琲教室(15分ほど)
ミニ料理教室(15分ほど)
ミニ講話(15分ほど:テーマと講話いただく方を調整中)
サロンを開催する1ヶ月前ぐらいまでには、
オーナーブログであるたまじカフェに「たまじ珈琲サロン」コーナーを
新設しますので、詳細はそちらをご覧ください
〔たまじカフェトップ〕
http://tamajicafe.blog38.fc2.com/
今回のミニ珈琲教室では、オーナーである私が講師を務め
珈琲の「温度」
について実演含めて、紹介させていただく予定です。
「温度」と言っても、そのシーンは大別して2種類に。
珈琲を抽出するお湯の温度
珈琲を飲む時の温度
珈琲の味に温度がどう影響してくるかを実体験していただき、
自分が一番美味しいと感じる「温度」を見つけてみるというのがテーマです。
参加を希望される方は、私(オーナー:cafepapa.tamaji@gmail.com)まで
ご連絡ください。
それでは、今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2011.05.07

珈琲サロン

もう目の前に来ている夏の日差しを感じますね。
今日からGWがスタート。
震災・原発事故の影響で観光地は人が少ないとか
こんな時だからこそ、観光地に足を運んで日本経済に小さな貢献を。
そして、自分自身も久しぶりにゆったりと休養がとれたらと。
そんなGWを期待しながら計画中です。
読売新聞に取り上げていただいた珈琲による震災支援。
4/9に掲載された後、被災者・避難所の方からの連絡を待ったんですが、
いただぬまま本日のGW初日に
珈琲による支援はまだまだ時期尚早で、もう少し落ち着いたら要望いただけるはず。
今は情報を発信を継続しながら、できる情報発信をしながら、じっくり待つことに。
想いだけで動くことで、支援が迷惑となるのは最悪なので
これまで13名の方々に、一緒に支援したいという連絡をいただきました。
何かできないかと考えていた時に、新聞を読んで・・・。」
というメッセージ。
支援依頼が来たら、必ず連絡しますねと約束して電話を切る。
中には、その後にメールをくださる方も
とても嬉しかったので、たまじ珈琲の無料トライアルを送らせていただきました。
震災がなければ、コミュニケーションをとることはなかったのではと考えると
感慨深い気持ちと一方で複雑な気持ちに。
改めて、自分が、あるいは自分を支援してくれる方々の力を借りて、
できる支援を確実にやっていこうという想いが膨らんだ出来事でした
震災支援があるかもと予定をまったく入れなかったGW。
前述のような状況なので、久しぶりに時間がどかっと空いた。
さて、どうやって有意義に過ごそうか(独り言)
閃いたのが「珈琲サロン」のリニューアル
昨年春から秋ぐらいにかけて、1ヶ月に1回開催していた珈琲サロン。
多忙を理由にしばらく休んでいたけれど、そろそろ再開できたらいいなと
これまでは、知っている人が集まって休日のランチを珈琲と一緒に楽しむ会。
今後は、(できれば)珈琲について楽しみ、深く理解したい方々と新たに出会える場に
つまり、これまでとは内容・運営方法をガラッと変えて、リニューアルしたい。
これを具体的なものにするために、一緒に運営する方々とGW中に相談できたらと
ネットで調べてみる。
やりたいのは、珈琲教室いや、それとはちょっと違う。
それじゃ、喫茶店それも違う。
これだってイメージにピッタリ合うものは、見つからず。
いろいろとじっくり考えてみて、いま自分なりに持っている結論は、
なんとなくやるのではなく、しっかり目的を持って運営すべきってこと。
来ていただく人にとっても、呼ぶ側にとっても珈琲サロンが、
貴重な休日の時間を使っても参加したいと思える時間と場所となるように
珈琲サロン、リニューアルしてスタートすることになったら
オフィシャルサイトまたはブログでお知らせしますね
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2011.04.30

キャンペーン

GWが目の前というのに、まだまだひんやりする日が続きますね。
まわりでも風邪を引いて休んでますという人がちらほら
きっと、こんなことをつぶやいている間に春を一気に通り過ぎて、
ぎらぎらと太陽が照りつける夏モードに突入するんでしょうね。
電力問題が騒がれるこんな時期だからこそ、
自然の涼しさを感じられる避暑地でのんびり過ごしたいものです
つぶやき止まれ
いつもよりも前置きが長くなりました(スミマセン)。
さて、今週のブログは、念願だったオフィシャルサイトのオープンについて。
たまじ珈琲を運営開始して、もうすぐまる3年。
1年目に、コーヒーコーディネイターの資格を取得
2年目に、たまじ珈琲の商標登録
3年目に、オフィシャルサイトオープン
開始当初に目標としてきた最初のステップがやっと完了しました
3年かかって、珈琲ビジネスのスタートラインに立てたというところかと。
そんな背景もあって、本日オフィシャルサイトがオープンしたことを
心の底から嬉しく感じるとともに、このプロジェクトに関わって、
支援してくれた皆さんに心からの感謝しています。
皆さん、本当にありがとうございました
【たまじ珈琲オフィシャルサイト】
http://tamajicoffee.com
たまじカフェ(このブログ)にも、
オフィシャルサイトへリンクする素敵なバナーが設置されました。
をご覧ください。)
そこで、感謝の気持ちを込めて、
オフィシャルサイトオープン記念キャンペーンを実施することとしました。
(過大な期待はされずに、ご覧ください。)
〔オフィシャルサイトオープン記念キャンペーン〕
・キャンペーン内容:期間限定「お試し6ヵ月」プラン+手作りクッキー
・お申込期間:4/23(土)~5/13(金)(少しだけ延長)
いつもと比べて、何がお得かというご質問をされる方に。
お得ポイント(その1):1年契約のプランを、お試しということで半年でOK
(例:1,500円/月コースの場合、通常は18,000円ですが、お試しなら9,000円。)
お得ポイント(その2):吉祥寺で人気の手作りクッキー(500円)をプレゼント。
となります。
ちなみに、たまじ珈琲の年間契約って?という方は以下のURLをご覧ください。
http://tamajicoffee.com/about
とにもかくにも、初心忘るべからずで、
たまじ珈琲の「ゆっくり・ゆったり」の気持ちを忘れずに、
今後も運営して参りますので、引き続きご愛顧のほど、よろしくお願い致します
たまじ珈琲が、皆さんの生活にゆとりと癒しをもたらす道具となれば最高です。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2011.04.23

読売新聞

先日、「ボランティア」と題して自分の想いをつらつらとブログに書きました
それをきっかけとして、人のつながりを感じられたエピソードを今週は紹介させていただきますね。
「ボランティア」で書いたメッセージは、美味しい珈琲を自分の手で届けたいというもの
(詳細は以下のURLをご覧ください。)
http://tamajicafe.blog38.fc2.com/blog-entry-118.html
このメッセージを掲載して数日たった日に、読売新聞の記者から連絡をいただきました。
「ブログに記載されている珈琲ボランティア、明日の朝刊に掲載してもいいでしょうか
ひとりでも多くの人にメッセージが届くのは嬉しいことなので、迷わず「どうぞ。」と回答。
記者とのやりとりの中で驚いたのは、その方は自分のブログを読み込んでいたこと。
(多分すべて)
震災支援と称して詐欺まがいの行為が増加しているのでという記者の言葉から、
信用調査を目的に連絡いただいたことを理解
考えてみれば、至極当然
名前も知らない珈琲屋が、ブログで発信している情報を信用調査もせずに新聞に掲載し、
被災者に被害が発生したなどとなれば、大問題ですもんね。
そんなことから、自分の取り組みに・メッセージに真剣に向き合ってくれた記者の方に、
こちらもしっかりと応えなくてはと感じたわけです
最後に記者の方から、
「私は、たまじ珈琲を掲載することでデスクに申請します。
デスクで却下となれば掲載されませんが、ほぼ大丈夫かと思います。
その場合は明日掲載されますので。」
と説明される。こんな電話をもらったのが、4月8日(金)
そして翌日の9日(土)の8:30。起きて間もないころに携帯が鳴る
「もしかして・・・」と思って出てみると、
「読売新聞を読んでお電話したのですが・・・。」
メディアの力はこんなにもと驚く一方で、本当に掲載されたんだという事実を知る。
最初に電話いただいた方は
「この記事を読んで、私も何か支援したいと思っていました。お手伝いできることがあればやりたいので、
連絡をいただけませんでしょうか
というもの。「避難所等から具体的な希望がきましたら、連絡します。」と回答し、電話を切った。
心がじんわりと温かくなった。(本当に体の中がじんわりと温かくなった。)
その後、約1週間が経過した現在、かなり多くの電話をいただきました。
ただ、その電話はすべて「一緒に支援します」というもの。
これだけ多くの方々から支援のご連絡をいただけたので、
あとは「避難所等からの具体的なご要望」を待つのみ
このブログをご覧になった方で、そのようなご希望がある方は是非ともご連絡ください
ちなみに、読売新聞に掲載された記事は以下のとおり。
読売新聞
たまじ珈琲として掲載いただけたので、久しぶりに新聞をがつっと7部ほど購入。
関係者に配って、手元に3部ほど保管。記念にとっておくことに。
それにしても今回ほど「人のつながり」を感じたことはなかった
日本の力を信じてる」というテレビから流れるメッセージがいつもより心強く感じる今日この頃。
ひとりの力は微力だけど、こうやって人がつながれば、大きな力になることを実感。
やってみるもんですね
活動に進捗があれば、また報告しますね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2011.04.16

本のプレゼント

柔らかい日差しと、桜のピンクを中心に、
黄色や赤など明るい花の色が目に飛び込んでくる。やっと春ですね。
自分がよく足を運ぶ杉並区の善福寺川公園も、先週は桜が3部咲き。
もう数日で、川に向かって両サイドからこんもりとしたしだれ桜が数キロに渡って見れそう
何度見ても、写真を撮りたくなる光景なんです。お近くの方はぜひ足を運んでみてください。
〔善福寺川公園〕
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index021.html
さて、今週のブログは、そんな桜満開の公園にピッタリの読書について
もともと本が好きで、推理小説から時代物までジャンルを問わず読み漁っているんですが、
この数ヶ月は時代物、特に江戸時代にどっぷり
以前のブログにも書きましたが、佐伯泰英さんから抜け出せない日々。
ちなみに現在は「密命シリーズ」の23巻を読み終わったところ。
すでに、いくつかのシリーズを読ませてもらいましたが、
自分の中ではこの「密命シリーズ」が一番のお気に入り
お気に入りの珈琲をポットに入れて、公園の中を歩きながら読書。座って珈琲。
自分の中では、ゆったりした気分を味わえる貴重な時間。
さて、そんな時代物に嵌っている自分に、
たまじ珈琲のメンバーから、1冊の本をプレゼントしてもらいました。
(自分は4月6日が誕生日。誕生日のプレゼントとしていただきました。ありがとうございます。
嬉しいやら、恥ずかしいやら、こそばゆい心境です。)
その本は、やっぱり珈琲の本
珈琲の本と言えば、素敵な喫茶店を紹介したり、珈琲豆や産地の紹介をしたりという定番を
想定しがちですが、珍しいことに随筆
過去・現在の著名人が、珈琲について書いた随筆をまとめたもので、
かなりの読みごたえあり
「日本の名随筆 別巻3 珈琲 清水哲男編」
それぞれの人が、珈琲とどんな付き合い方をしているかが垣間見えて、
身近にある珈琲が、すごいもの思えてくる。
でも、どの人も結局は珈琲にほれ込んでる。珈琲のない世界は考えられないという感じで。
1日に1つの随筆を通勤の電車で味わいながら繰り返し読んでいるので、
まだ読破していませんが、「あとがき」に素敵な文章があったので一部抜粋して紹介させていただきます。
「珈琲が心の刺激になるといのは、すなわちこの飲み物ほどに、人間の多様な精神状態の
それぞれにフィットするものが、他にないからだ。
もしもこの世に珈琲が存在しなかったらと考えると、
私たちの創造力や創造力の何パーセントかは、確実に低下していたに違いないと思う。」

「たった一杯の茶色の液体でしかない珈琲だが、
珈琲は神が人間のために流し給うた涙のように、切なくほろ苦く、
そして美しく私たちの前に置かれている。」

~清水哲男さんのあとがきより~
随筆を読みながら、はて自分にとって珈琲とは・・・と考えてみる
自分が生活する上でなくてはならない物
人との気持ちいい関係を築いてくれる物
新たな出会いをもたらしてくれる物
改めて言葉にしてみると、珈琲が自分にとって非常に重要なものであることを改めて実感。
珈琲について考える機会をくれたこの本に、
この本をプレゼントしてくれたことに心から感謝
ちなみに、本日の随筆は「田山花袋」さん。
そして飲んでいる珈琲は、最近自分の中で一番気に入ってる「スペシャルフレンチ」。
両方ともじっくりと味わいたいと思います。
それでは、今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2011.04.09