水出し
なんか不思議な天気が続きますね。
梅雨の間は夏ような晴天が続き、梅雨明け宣言がされたらドンヨリ曇る。
とは言え、蒸し暑さは相変わらずですので、なんか毎日ダルイですよね。
皆さんも経験的に理解いただけると思いますが、
珈琲って、夏になると消費量がガクッと減るんです。
夏にホット珈琲って飲む機会が減少するのは、当然と言えば当然ですよね。
一方で、水出し珈琲または水出しアイス珈琲は消費量が急増します。
ということで、今週は両方に共通する言葉「水出し」と題してブログをつらつらと。
そもそも。「水出し」珈琲って皆さん、ご存知ですか
別名「ダッチ・コーヒー」って言うんです。
画像検索して、一番かっこいいと思ったダッチ・コーヒーの道具
(というかマシーン)をご覧ください。(かっこいい・・・)
ここで、珈琲豆知識。
「ダッチ・コーヒーとは・・・」
戦前のオランダ領インドネシアでは、苦味やえぐ味の強いロブスタ種
(「種と栽培品種」を参照)のコーヒーが栽培されていたため、
水による抽出法が考案されたと言われている。
カフェイン等の刺激成分が少なく飲み口が良いが、深いコクがあり、
酸化もしにくい(冷蔵庫での保存がきく)などの特徴がある。
水をコーヒー粉に点滴するガラス器具も市販されているが、
ガラスポットに粉と水を入れて冷蔵庫に一晩おいて濾過しても良い。
なおコーヒー豆はフルシティロースト(「焙煎」を参照)以上の
深煎りでないと、酸味ばかりで旨味のないコーヒーになってしまう。
ダッチ・コーヒー自体は、その抽出法も独特の器具も、
オランダにおいて一般的な存在ではない。 (存在しないとも言われる)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「水出し」とは、その言葉のごとく、珈琲の成分を水でじっくりと抽出すること。
「水出し」作業を冷蔵庫の中で行うと、水出しアイス珈琲になるわけです。
さて、本題の「水出し」という方法を選択すると何が嬉しいかですが。
簡単に言えば、「飲みやすく」なること。
例えば、珈琲が苦手という人も、お茶の延長線上にある飲み物と感じていただけるかと。
まとめれば、
まろやか
すっきり
深いコク
さらに、丁寧に焙煎したおいしい珈琲を使うことにより、
甘さ
ねっとり感
が加わって、やみつきな感じになるんです。
経験上、一番おいしい飲み方は、冷やした水出しをショットグラスに注ぎ、一気に。
喉の渇きを癒してくれた後、コクと甘みがしっかりと余韻として残り、
鼻を珈琲の香りがストレートに抜けていく。
最近、いろいろな珈琲ショップで「水出し」が取り上げられていて
ちょっとしたブームに。
「水出し」未経験な方は、この夏に是非ともお試しあれ。
もちろん、たまじ珈琲の水出しアイスで。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
珈琲サロン(8月)
今週は台風の影響もあって、とにかく蒸し暑い日が多かったですね。
先週は焼けるような日差し、今週はムンムンした熱気とスコールのような雨。
毎年感じますが、日本の四季は徐々に崩れ、亜熱帯化しているような。
これだけ暑いのに、夏を感じないのは蝉の鳴き声がほとんど聞こえないから、
なんてテレビで言ってました。確かに、蝉の声、聞こえないですよね。
夏になるなら、さっとなってくれって感じの今日この頃です。
さて、今週のブログは、6月からリニューアルしてスタートした「珈琲サロン」のご紹介を。
2ヵ月に1回開催と言うことで、次回は
8月28日(日)13:00~16:00
と決定しました。今回の企画は、2本立て。
・陶芸展(高橋謙輔氏)
・珈琲教室
高橋謙輔さんは、自分の出身高校の先輩。
サロンや七輪でご自宅を使わせていただいているM先輩の同級生。
七輪会の時などに、どか~んと不思議な形の大皿が出てくる。
M先輩に、
「このお皿どこで買ったんですか」と聞くと
「謙輔から買ったの。」と自然に答える先輩。
作品の1つをご紹介すると、こんな感じ。
これは大皿じゃないですけど・・・。
また、前回の七輪会でも、参加されたお客さまが
そのお皿に興味を持たれて、陶芸をテーマに盛り上がった。
そんなこんなで、珈琲サロン企画で陶芸展を開催すべき
というM先輩からの提案を受け、今回の企画となったというわけ。
陶芸作品に興味のある方、いかがですか
ここまで読んで参加ご希望の方は、私宛にメールくださいね。
さて、もう1本の企画が珈琲教室。
5月:珈琲による震災支援活動
6月:初の珈琲教室
2回講師役をしたことで、やっと人前で落ち着いて珈琲が
淹れられるようになった。
手順というか、流れというか、自分が飲む珈琲を淹れるのと違い、
人様が見ている前で、説明しながら淹れて、飲んでいただくというのは、
想像していた以上に緊張するし、思うようにいかない。
次回は3回目。今回からは、楽しみながら講師役ができるのではと
ちょっと自分に期待しているところ。
さて、今回の珈琲教室では、簡単なテキストを使って、
以下の3つのポイントが珈琲の味にどういう影響を与えるか。
・お湯の温度
・粉の大きさ
・淹れ方
多くの皆さんは、自分の好みの珈琲豆を探すことに、
ほぼ100%の力を注がれますが、実は前述の3つのポイントが
思っている以上に味に大きな影響を与えるということを体験してもらおうかと。
陶芸と珈琲教室の2本立て企画、いかがですか
もちろん、おいしいランチと3種類の珈琲もお楽しみいただけますよ。
詳しくは、以下のURLに記載してありますので、ご興味ある方は私宛にメールくださいね。
http://tamajicafe.blog38.fc2.com/blog-entry-63.html
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
新商品企画
いよいよ夏到来。
昨年の夏は長かったという記憶がありますが、今年はそれ以上とか。
常温での水分補給と、適度な塩分補給が大事だそうです。
熱中症は他人事なんて思っていると、ばたっと行く人が多いらしいので
十分に注意してくださいね。
さて、今週のブログは、お世話になっているルピシアさん向け商品企画を。
たまじ珈琲は、現在ルピシア・ボンマルシェさんの6店舗で販売いただいてますが、
今年の12月までには3店舗増えて9店舗となる予定です。ありがとうございます
新たに加わる3店舗は、関東・中部・中国地方とのこと。
これまで以上に、各店舗のビジネスに貢献できるように頑張らんと。
さて、ルピシアさんは皆さんも良くご存じの紅茶・お茶の専門店。
http://www.lupicia.com/
ルピシア・ボンマルシェさんは、本社とは違った商品・コンセプトで店舗展開。
(ボンマルシェ=フランス語で「お買い得」)
http://www.lupicia.com/bonmarche/index.html
さらに、今年4月からはルピシア・グルマンさんが、
「食いしん坊」による「食いしん坊」のための「食」のセレクトショップ
というコンセプトの店舗展開を開始。(すごい勢いですね・・・。)
http://www.lupicia.com/gourmand/
今回の商品企画は、最後にご紹介したルピシア・グルマンさん向け。
今月下旬、バイヤーに試食いただくための珈琲とパッケージするsweetを探索中。
現在候補は3つ。どれもオンリーワン。
つまり、個人または家族経営でsweetを手作りされているものばかり。
1つは、イギリスのお菓子「ファストブレッド」。
1つは、「チョコレート」。
1つは、「大豆クッキー」。
sweetそのものに個性が感じられること、珈琲との相性がいいことから3つに絞り込んだ。
商品として販売する上では、おいしいことが一番大事。
でも、その先にクリアしなきゃならない課題は山ほどある。
販売価格は賞味期限は販売時の保存方法などの注意点は納期はなどなど。
それらを1つ1つクリアして、やっとお店の陳列棚に値札のついた商品として並べられる。
お客さまに、安心・安全な商品として販売できる。
たまじ珈琲は、珈琲という商品に磨きをかけるのが本業。
ただ、sweetは珈琲の、珈琲はsweetの味を引き立てる最高のパートナー。
たまじ珈琲をおいしく飲んでいただくために、sweetとのコラボは大事という想いから、
今回の商品企画に取り組むことに。
お店に並べてもらえるのか、もらえたとしていつになるのか、
現段階ではまったく分からず、長い道のりだけど、具体化したら感動すると今から思う。
その商品を買うために、そのお店に足を運んでくれる人がいる。
そんな情景を目に浮かべながら、今回の商品企画を思いっきり楽しみたい。
まずはバイヤーの方の試食。この第1ハードルを超えられるように。
残り2週間弱の貴重な時間を有効に使いながら、納得いく商品企画ができるように。
この結果につきましては、今月末のブログで紹介しますね。
今週はこのあたりで。ではでは。
『初』珈琲教室
茹だるような暑さに、1日2万歩がかなり厳しくなって今日この頃。
先日も、気合だぁ~と歩いていると目の前に陽炎が出現。その直後にフワッと貧血が。
熱中症かと慌ててコンビニに入り、クールダウンと水分補給。
何とか事なきを得ました。無理は禁物ですね。皆様もお気をつけあれ。
さて、今週のブログは、7月3日(日)に開催した「初」珈琲教室について。
場所は、五反田から徒歩5分ほどの「超」高級マンション。
知人の方のおねぇ様のお住まいで、その方のご友人が集まっての珈琲教室。
広いリビング、大きなベランダ、立派な家具。
一番驚いたのは、キャッチボールができる玄関からリビングまでの廊下。
横幅が普通のマンションの3倍はある(誇張じゃなく)。
外は猛暑にも関わらず、ベランダから心地よい風が吹き込んでくる。
一言でいえば、ここは「別世界」。
集合時間の12:00になると、次々と集まってくるマダム。
ひとりとして例外なく「マダム」。いわゆる「おばちゃん」はいない。
そんなことを思っているのも束の間。
珈琲教室の運営に参加してくださっているM先輩のランチがスタート。
これが、この空間とマダムにピッタリのメニュー。
何だかこちらも背筋がぴ~んとしてくる。
が・・・自分だけTシャツとジーンズとラフな格好。
マンションに到着してすぐに気づいたが後の祭り。
開き直って、ランチをスタートしながら1杯目の珈琲を提供する。
最初は、エメラルドマウンテン。
苦みと酸味の絶妙なバランスで、どなたにも自信をもって提供できる珈琲。
皆さんに飲みやすくするため「苦み>酸味」となるように調整。
最初の1口を飲んでいただいた時の表情、最初に出る言葉がすべて。
本日一番緊張する場面。
なぜなら、この瞬間がその後の雰囲気を決めるから。
一番奥のマダムから、「おいしい~」と気持ちのこもった言葉をいただいた瞬間、
びりびりっと背中に電流が走る。この感覚が、珈琲屋として最高の幸せ。
お客さまとの距離感が一気に縮まり、自分が発する言葉も失礼のない範囲でフレンドリーに。
ランチが一息ついたところで。
本日2番目の珈琲である、スペシャルフレンチ。
苦みがしっかりしたブレンド珈琲。たまじ珈琲の中では最も深煎タイプ。
エメラルドを飲んだ後なので、いつも以上に珈琲の強さを感じる。
こちらの方が好きと言う方、さっきの方が好きという方に分かれるが
総じて両方とも気に入っていただけた模様。
このスペシャルフレンチを使って、珈琲の淹れ方教室を開始。
皆さん、豆から珈琲を淹れる経験をしている方は少ないので、予想以上に楽しそう。
美味しい珈琲を自分で淹れて、まわりの方に提供する楽しさを実感いただくことで、
今まで以上に珈琲が好きになってもらえれば目標達成
最後に、デザート。本日はトップスのチョコレートとチーズケーキ。
かなり珈琲で胃袋がいっぱいになってきたところなので、
最後はすっきりと切れ味のある珈琲をチョイス。
それは、エクアドル産のチャンガイミナ。
お茶のような感覚で飲んでいただける珈琲なので、珈琲が苦手な方にもおすすめ。
しっかりしたランチからデザート、そして3種類の珈琲までついた珈琲教室で、
ひとり2,000円は自分で言うのも何ですが、かなり、お得。
珈琲教室は、5名以上集まっていただき、場所を提供いただければお受けしますので、
ご希望の方はお気軽にご相談ください。(営業でした~)
細かいですが、場所が東京都内でない場合は、交通実費が別途必要っす。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
珈琲教室
夏の電力事情が厳しくなることを受け、大企業を中心にサマータイムを導入。
ニュースとかを読んでみると、通常は1時間早めた「サマータイム制度」が主流。
なかには、2時間とか3時間早めた「スーパーサマータイム制度」を導入している企業も。
3時間早めるとどうなるか。
始業時間が6:00。就業時間が14:30。立派に8時間労働できるわけですね。1日は長い。
14:30に退社したら、さて何をするか。普通の会社員だったら、それを一番悩むのでは・・・。
ちなみに、私の場合は珈琲仕事に精を出しますが。
さて、そんな夏も近いこの季節から、たまじ珈琲では出張「珈琲教室」を開始することに。
コンセプトは、「自分にとっておいしい珈琲を見つける、淹れる」。
つまり、珈琲のどこにおいしさを感じるのかを見つけ、それを意識しながら淹れられるように
なろうというもの。
普段なにげなく飲んでいる珈琲に少し拘ってみることで、小さな幸せを感じてもらえれば。
それが実感できた方々が、まわりにいる大事な方にも珈琲を淹れたくなってもらえたら。
珈琲教室をとおして「たまじ珈琲」のお客さま・ファンを開拓するのも目的ですが、
珈琲が持っている力・魅力をひとりでも多くの方に感じてもらいたいと思うんです。
珈琲教室、興味持っていただけましたか
そんな方のために、概要をまとめておきますね。
開催ご希望の方がいらっしゃれば、お気軽にご相談ください
◆珈琲教室
概要:休日のランチをご一緒しながら、おいしい珈琲を見つけ、その淹れ方を学ぶ教室
内容:ランチ・デザート・3種類の珈琲の提供および珈琲教室
場所:主催者のご自宅(基本、都内)
準備いただくもの:ランチに必要な食器類+お湯+珈琲カップ
費用:10,000円(ひとり2,000円)
人数:5名以上(運営メンバーは自分含めて3名)
時間:日曜日の13:00~14:00
予約・問い合わせ:cafepapa.tamaji@gmail.com宛にお気軽にご相談ください。
イメージ、伝わりましたでしょうか
さて、その第1回が明日7月3日(日)。場所は、五反田。
ご自宅を提供いただく主催者の方以外は、初めてお会いする方々。
ドキドキと楽しみが半々です。
2ヵ月に1回開催している珈琲サロンは、M先輩の自宅にお客さまを招く形式。
参加される方々は、知人の友達が多いので、集まってみると半分ぐらいは顔見知り。
だから、集まって30分もすれば、自然と和やかな雰囲気になってくる。
内容は、サロンなので、雑談が中心。途中でミニ講話などのイベントもあるけれど、
大半は参加者が興味ある話題を話して、それが膨らんでいく。
一方、珈琲教室は、参加される皆さんはお友達。自分含めて運営者の3名は参加者と初対面。
よって、どうしても運営者と参加者という二極化構造に。
内容も、ランチを食べながら雑談する以外は珈琲教室なので、説明する側、説明を聞く側に
ならざるを得ない。
あれこれ考えた末、珈琲教室では、
「サロンのような自然と和やかな雰囲気で一体感を生み出せるよう運営する」
を目標とすることに。さて、結果はいかに・・・。
次回のブログで珈琲教室の様子を報告させていただきますね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。