阿波踊り
「灯台下暗し」。まさに、そんな気持ちになりました。
たまじ店舗から自転車で10分ほど行くと、JR高円寺駅。
通勤でもよく利用する駅なので、阿佐ヶ谷・中野と同じぐらい
自分としてはよく知った街、馴染の場所と思ってましたが・・・
。
自分は実際には高円寺の「こ」の字も理解してなかったという話しです。
たまじ珈琲のお客さまから声をかけていただき、参加した「高円寺阿波踊り」。
全国的に有名なお祭りと知ってはいたものの、こんなに凄くて、こんなに感動的とは
。
写真でお伝えできないのが、お囃子の音。チームごとに披露される阿波踊り。
その一番後ろにお囃子の一団がいて、それぞれのチームで迫力や雰囲気が全く異なる。
お囃子が止まると、その次の瞬間からハイテンションの音楽と踊りが始まる。
この瞬間を見るのが最大の醍醐味らしい。目の前できらきらと顔を輝かせながら
踊る子供も大人の表情はすべてを圧倒するぐらいの力を持っている
。
先頭を進む子供たち。
大人顔負けの踊りをしている子も、疲れて手が上がらず必死に耐えてる子も。
いろんな踊りがあるけど、どの子もとにかく楽しそう
。
見ているこちらが、彼らの雰囲気に飲まれて、リズムに合わせて体を動かしたくなる。
こんな感覚、高校生の体育祭で応援団をやって以来・・・
。
なんてことを思いながら、阿波踊りの雰囲気に引き込まれていく。
子供に続いて、女性の阿波踊り。
17時を過ぎ、空が少しずつ暗くなってきた中を艶やかな着物姿で踊る様子は、まさに妖艶
。
リズムに合わせて軽く飛び跳ねている自分に驚きながらも、
そうしないといられない湧き上がる気持ち
。
子供の頃に心から楽しかった「お祭り」ってこういうものだったことを思い出した。
灯台下暗し。心の琴線を震わすお祭りがこんな近くにあったなんて。
この年齢になって初めて体験したことを後悔しながらも、
今日来て良かったと心から思う。誘ってくださったお客さまに、感謝
。
阿波踊り終了まで残り10分ほど。
外はすっかり暗くなって、帰途につきながら写したのがこちら
。
阿波踊りをしながら進む皆さんの少し先にゴールがある。
そこに向かって最後の瞬間を思いっきり楽しんでいる感じが背中からも伝わる。
息が切れるほど疲れて、汗だらだらかきながらも、
やり切った清々しい気持ちで踊ってるんだろうなぁと勝手に想像
。
何かに集中して、思いっきり取り組んでる姿は本当に美しい
。
高円寺の「こ」の字ぐらいは理解できたかもと思えた1日でした。
10月24日、25日に隣の駅である阿佐ヶ谷駅で開催される
「阿佐ヶ谷ジャズストリート2014」にも参加することに。
自分たちが住んでいる街を知る、文化に触れる、人と出会う。
普段の生活の中でやれているようで全くやれていないこういった活動を通して、
自分たちが楽しむことはもちろん、たまじ珈琲をひとりでも多くの人に
知ってもらえる場になれば最高かと
。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは
。






