本のプレゼント
柔らかい日差し
と、桜
のピンクを中心に、
黄色や赤など明るい花の色が目に飛び込んでくる。やっと春ですね。
自分がよく足を運ぶ杉並区の善福寺川公園も、先週は桜が3部咲き。
もう数日で、川に向かって両サイドからこんもりとしたしだれ桜が数キロに渡って見れそう
。
何度見ても、写真を撮りたくなる光景なんです。お近くの方はぜひ足を運んでみてください。
〔善福寺川公園〕
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index021.html
さて、今週のブログは、そんな桜満開の公園にピッタリの読書について
。
もともと本が好きで、推理小説から時代物までジャンルを問わず読み漁っているんですが、
この数ヶ月は時代物、特に江戸時代にどっぷり
。
以前のブログにも書きましたが、佐伯泰英さんから抜け出せない日々。
ちなみに現在は「密命シリーズ」の23巻を読み終わったところ。
すでに、いくつかのシリーズを読ませてもらいましたが、
自分の中ではこの「密命シリーズ」が一番のお気に入り
。
お気に入りの珈琲をポットに入れて、公園の中を歩きながら読書。座って珈琲。
自分の中では、ゆったりした気分を味わえる貴重な時間。
さて、そんな時代物に嵌っている自分に、
たまじ珈琲のメンバーから、1冊の本をプレゼント
してもらいました。
(自分は4月6日が誕生日。誕生日のプレゼントとしていただきました。ありがとうございます。
嬉しいやら、恥ずかしいやら、こそばゆい心境です
。)
その本は、やっぱり珈琲の本
。
珈琲の本と言えば、素敵な喫茶店を紹介したり、珈琲豆や産地の紹介をしたりという定番を
想定しがちですが、珍しいことに随筆。
過去・現在の著名人が、珈琲について書いた随筆をまとめたもので、
かなりの読みごたえあり
。
「日本の名随筆 別巻3 珈琲 清水哲男編」
それぞれの人が、珈琲とどんな付き合い方をしているかが垣間見えて、
身近にある珈琲が、すごいもの思えてくる。
でも、どの人も結局は珈琲にほれ込んでる。珈琲のない世界は考えられないという感じで。
1日に1つの随筆を通勤の電車で味わいながら繰り返し読んでいるので、
まだ読破していませんが、「あとがき」に素敵な文章があったので一部抜粋して紹介させていただきます。
「珈琲が心の刺激になるといのは、すなわちこの飲み物ほどに、人間の多様な精神状態の
それぞれにフィットするものが、他にないからだ。
もしもこの世に珈琲が存在しなかったらと考えると、
私たちの創造力や創造力の何パーセントかは、確実に低下していたに違いないと思う。」
「たった一杯の茶色の液体でしかない珈琲だが、
珈琲は神が人間のために流し給うた涙のように、切なくほろ苦く、
そして美しく私たちの前に置かれている。」
~清水哲男さんのあとがきより~
随筆を読みながら、はて
自分にとって珈琲とは・・・と考えてみる
。
自分が生活する上でなくてはならない物
人との気持ちいい関係を築いてくれる物
新たな出会いをもたらしてくれる物
改めて言葉にしてみると、珈琲が自分にとって非常に重要なものであることを改めて実感。
珈琲について考える機会をくれたこの本に、
この本をプレゼントしてくれたことに心から感謝
。
ちなみに、本日の随筆は「田山花袋」さん。
そして飲んでいる珈琲は、最近自分の中で一番気に入ってる「スペシャルフレンチ」。
両方ともじっくりと味わいたいと思います。
それでは、今週のブログはこのあたりで。
ではでは
。



