名護珈琲農園2
今週のブログは、名護珈琲訪問の続報を。
沖縄に無事到着し、元上司の方々と北谷で沖縄の味と時間を楽しんだ翌日。
すっきりと目覚めて、ホテルのバイキングでしっかり朝食。
予定より少し早めにチェックアウトし、レンタカー店へ。
時間的に余裕があったのでモノレールを使わずに歩いて向かう
。
週末のせいか、街並みは静か。ほとんど人とすれ違わない。
整備された綺麗な通りにローソン、ファミリーマート、牛丼屋など東京と似た街並み。
沖縄にきた
という感動がないのが何だか寂しい。
南国らしい空気と、すかっとした青空があったら・・・
。
空を見上げれば、昨日と同様に生憎の小雨の降る曇り空。それに、寒い
。
せめて、農園を見学するお昼前後だけでも雨が止んでくれたらと祈りながら歩く
。
歩くこと30分でレンタカー店に到着
。
ネットで申し込んだレンタカー。マツダのコンパクトカーで、8時間借りて2,900円。
東京と比べたら破格に安い。こんなところで、沖縄を実感
。
車に乗り込み、名護珈琲の事務所へ。
事務所の住所をカーナビに入れ込むと、なんとここから車で15分の距離。
待合せの10時よりも、かなり早めに到着。
事務所の中に入り、藤田さんと久しぶりの再会。
事務所には大きなカウンターがあり、すぐにでもカフェを運営できるような空間
。
そのカウンターの中で、藤田さんが淹れてくれた珈琲とチェリーの酵母から作ったパンをいただく。
久しぶりの名護珈琲。前回よりもボディーがしっかりとして酸味が少なくなった印象。
素直に美味しい
。
うまく表現できないけど、たまじ珈琲とはまったく違う味。
違う方向から入ってきて美味しいという感覚に届くイメージ。(抽象的でスミマセン
)
ゆったりとした時間を過ごした後、目的の農園へ。
助手席の藤田さんナビで、那覇市のとなりにある南城市の農園まで約30分
。
那覇市内の都会から離れ、少し小高い山の中。
名護珈琲の農園の向こうには、広大なさとうきび畑。
本日2回目の沖縄を実感
。
名護珈琲農園は、沖縄にたびたび上陸する大型台風対策として全体がハウスの中。
ハウスの中に入ると、南国っぽい湿度を感じる。
予想以上に背丈の高い珈琲がぎっしり
。
1本に近づいて、下から見上げるとWebや雑誌で何度も見てきた赤い珈琲の実を発見。
遠い遠い赤道近くの国に行かないとみることができないと思っていた珈琲。
いま、実際に見て、触っている。じんわりと感動がこみあげてくる
。
藤田さんから、珈琲の実を食べてみなよと言われ、恐る恐る口の中に。
口の中で赤い実の部分を綺麗に取り除き、手のひらに種を出す。
見事な珈琲の生豆が3粒。じんわりだった感動が、どおぅ~っと大きな感動に
。
さらに、藤田さんが齧った実からはピィーベリーが。
ちなみに、ピィーベリー(Peaberry)とは・・・
果実の中には2粒の種子が向かい合わせに入っており、
一般にコーヒー豆と呼ばれるものは、実そのものではなく種子の部分である。
枝の先端に付く実には1粒だけ丸い種子を含むものがありピーベリーと呼ばれる。
特にピーベリーのみを集めたものには、稀少価値から高価で取引されることもある。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia) コーヒー』より
去年の夏から楽しみにしていた農園見学。
天候は悪かったけれど、農園を見学した1時間あまりで大満足な
沖縄に。
現在、名護珈琲の年間収穫高は約1トン。
まだまだ収穫量が少ないため、生豆の販売(他珈琲店への販売)はNG
。
将来、5トンぐらいになれば開始するとの説明を聞いて、新たな目標が。
数年後、たまじ珈琲の1ストレート珈琲として「Nogo(沖縄)」を追加したいと
。
今回の農園見学で、珈琲が一気通貫に頭の中でつながり、自分の中のパズルが完成した感覚。
珈琲は奥深いので、まだまだ知らないことだらけだけども、
木~実~生豆~珈琲という一連の流れを自分の目で見て、触れたことにより、
さらに珈琲に近づけた。今週は抽象的な表現が多いですが、お許しを
。
こんな感じで沖縄旅行は有意義な時間を過ごして無事に終了したわけです。
読んでいただいたみなさんに、沖縄の風
を少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは
。



