はや2月も終わり、本日は3月3日のひな祭り。
自分は男兄弟かつひとり息子なので、ひな祭りにはまったくの無縁。
ひな人形を飾って、ひし餅を食べて、白酒を飲むらしいけど、
残念ながらその様子が目に浮かばない。
日本中の女の子がいる家では、きっと今頃大忙しなんでしょうね。
さて、珈琲(ちなみに本日はルワンダ・イントレ)を淹れながら
今週のブログは何を書こうかとボォ~っとしていると。Facebookからメッセージ。
絶妙なタイミングなので今週はFacebookをテーマとすることに(安易)。
昨年秋頃に友達のススメで始めたFacebook。
ブログはたまじ珈琲を開始してから3年以上、毎週土曜日にかかさず更新。
(我ながら継続していることに凄いと思う。)
twitterは使ったような使わなかったような状態で終焉。
Facebookはどうなることやらと思いつつも、何となく開始。
最初は新たな刺激もあって1日に何度も利用していたものの、
3ヶ月ぐらいすると数日に1回チェックする程度に。
twitterと同様に終焉か・・・。
などと思っていたときに、ある出来事が。
電車の中で数日ぶりにFacebookをチェックしたときのこと。
「上野君、青高で一緒だった・・・だけど、覚えてますか」
さらに、翌日
「上野、元気か俺は元気。珈琲で見つけたぞ。たまじって変な名前だな。」
そもそも「上野君」とか「上野(呼び捨て)」でドキッとする。
さらに、遠慮のないストレートな表現。
40半ばになると、こんな風に呼ばれることはほとんどない。
思ったことをどストレートに言うシーンもほとんどない。
この表現だけで一気に学生時代に引き戻されたような錯覚に陥る。
この2つのメッセージは、中学時代・高校時代の懐かしい友人からのもの。
Facebook熱が冷めてきたところに偶然続けて舞い込んだメッセージ。
噂では聞いていたが、実際に体験してみると想像以上に嬉しい。
20年、30年の時間を越えて近況を伝え合うのにFacebookはちょうどいい。
手紙やメールのように前後に飾る言葉もなく、
いきなり話しかけるようにメッセージを送る。
もらったメッセージをじっくり読んだ上で自分の言葉で返事を送る。
会ったり、電話で話したりしないから、
学生時代の気持ちのままで懐かしい友と会話ができる。
学生時代の出来事が鮮明な画像となって蘇り、
長いこと思い出さなかった先生や友達の名前がぞろぞろと出てくる。
40半ばを迎え、物忘れが激しくなってきたことを痛感しているだけに
学生時代の記憶がこんなにも鮮明に思い出せることに驚く。
ひとりの友人とつながると、その先、その先へとつながる。
あっという間に10名近い懐かしい友とFacebookを介して会話。
適度な距離感があるせいか、お互いに近況だけでなく、
夢・幸せ・不幸せ・成功・失敗・愚痴など胸につかえていたものを
吐き出すかのように語る。
会話を終えたあと、なんでこんなことまで話したんだろうとふと我に帰ったり。
Facebookという現代を象徴するITツールの中に、
血の通った温かいコミュニケーションを体験したことで、
終焉かと思っていたFacebook熱が復活。
さらに嬉しいというか、笑ってしまうエピソードを最後に。
Facebookで正確には26年ぶりに会話した中学時代の友人。
自分はバスケット部、彼は軟式野球部。
中学時代はそれほど仲良くなかったが、互いにライバル意識むき出し。
理由は簡単。同じ女性が好きだったから。(ちなみに先輩)
何があったわけでもなく、その女性が卒業することでうやむやに。
そんなほろ苦い思い出を持つ友が、自称珈琲キチガイ。
たまじ珈琲のサービス内容も理解しないうちに年間契約。
「うまいんだろお前が言うならそれで十分。」
Facebookがとりもってくれて実現した再会。
今後はたまじ珈琲をとおして新たな関係を構築できたらいいなと思う。
Facebookを利用しようかどうかと迷っている方、まずは試してみては
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
日記 2012.03.03