読売新聞
先日、「ボランティア」と題して自分の想いをつらつらとブログに書きました。
それをきっかけとして、人のつながりを感じられたエピソードを今週は紹介させていただきますね。
「ボランティア」で書いたメッセージは、美味しい珈琲を自分の手で届けたいというもの。
(詳細は以下のURLをご覧ください。)
http://tamajicafe.blog38.fc2.com/blog-entry-118.html
このメッセージを掲載して数日たった日に、読売新聞の記者から連絡をいただきました。
「ブログに記載されている珈琲ボランティア、明日の朝刊に掲載してもいいでしょうか」
ひとりでも多くの人にメッセージが届くのは嬉しいことなので、迷わず「どうぞ。」と回答。
記者とのやりとりの中で驚いたのは、その方は自分のブログを読み込んでいたこと。
(多分すべて)
震災支援と称して詐欺まがいの行為が増加しているのでという記者の言葉から、
信用調査を目的に連絡いただいたことを理解。
考えてみれば、至極当然。
名前も知らない珈琲屋が、ブログで発信している情報を信用調査もせずに新聞に掲載し、
被災者に被害が発生したなどとなれば、大問題ですもんね。
そんなことから、自分の取り組みに・メッセージに真剣に向き合ってくれた記者の方に、
こちらもしっかりと応えなくてはと感じたわけです。
最後に記者の方から、
「私は、たまじ珈琲を掲載することでデスクに申請します。
デスクで却下となれば掲載されませんが、ほぼ大丈夫かと思います。
その場合は明日掲載されますので。」
と説明される。こんな電話をもらったのが、4月8日(金)。
そして翌日の9日(土)の8:30。起きて間もないころに携帯が鳴る。
「もしかして・・・」と思って出てみると、
「読売新聞を読んでお電話したのですが・・・。」
メディアの力はこんなにもと驚く一方で、本当に掲載されたんだという事実を知る。
最初に電話いただいた方は
「この記事を読んで、私も何か支援したいと思っていました。お手伝いできることがあればやりたいので、
連絡をいただけませんでしょうか」
というもの。「避難所等から具体的な希望がきましたら、連絡します。」と回答し、電話を切った。
心がじんわりと温かくなった。(本当に体の中がじんわりと温かくなった。)
その後、約1週間が経過した現在、かなり多くの電話をいただきました。
ただ、その電話はすべて「一緒に支援します」というもの。
これだけ多くの方々から支援のご連絡をいただけたので、
あとは「避難所等からの具体的なご要望」を待つのみ。
このブログをご覧になった方で、そのようなご希望がある方は是非ともご連絡ください。
ちなみに、読売新聞に掲載された記事は以下のとおり。
たまじ珈琲として掲載いただけたので、久しぶりに新聞をがつっと7部ほど購入。
関係者に配って、手元に3部ほど保管。記念にとっておくことに。
それにしても今回ほど「人のつながり」を感じたことはなかった。
「日本の力を信じてる」というテレビから流れるメッセージがいつもより心強く感じる今日この頃。
ひとりの力は微力だけど、こうやって人がつながれば、大きな力になることを実感。
やってみるもんですね。
活動に進捗があれば、また報告しますね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
本のプレゼント
柔らかい日差しと、桜
のピンクを中心に、
黄色や赤など明るい花の色が目に飛び込んでくる。やっと春ですね。
自分がよく足を運ぶ杉並区の善福寺川公園も、先週は桜が3部咲き。
もう数日で、川に向かって両サイドからこんもりとしたしだれ桜が数キロに渡って見れそう。
何度見ても、写真を撮りたくなる光景なんです。お近くの方はぜひ足を運んでみてください。
〔善福寺川公園〕
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index021.html
さて、今週のブログは、そんな桜満開の公園にピッタリの読書について。
もともと本が好きで、推理小説から時代物までジャンルを問わず読み漁っているんですが、
この数ヶ月は時代物、特に江戸時代にどっぷり。
以前のブログにも書きましたが、佐伯泰英さんから抜け出せない日々。
ちなみに現在は「密命シリーズ」の23巻を読み終わったところ。
すでに、いくつかのシリーズを読ませてもらいましたが、
自分の中ではこの「密命シリーズ」が一番のお気に入り。
お気に入りの珈琲をポットに入れて、公園の中を歩きながら読書。座って珈琲。
自分の中では、ゆったりした気分を味わえる貴重な時間。
さて、そんな時代物に嵌っている自分に、
たまじ珈琲のメンバーから、1冊の本をプレゼントしてもらいました。
(自分は4月6日が誕生日。誕生日のプレゼントとしていただきました。ありがとうございます。
嬉しいやら、恥ずかしいやら、こそばゆい心境です。)
その本は、やっぱり珈琲の本。
珈琲の本と言えば、素敵な喫茶店を紹介したり、珈琲豆や産地の紹介をしたりという定番を
想定しがちですが、珍しいことに随筆。
過去・現在の著名人が、珈琲について書いた随筆をまとめたもので、
かなりの読みごたえあり。
「日本の名随筆 別巻3 珈琲 清水哲男編」
それぞれの人が、珈琲とどんな付き合い方をしているかが垣間見えて、
身近にある珈琲が、すごいもの思えてくる。
でも、どの人も結局は珈琲にほれ込んでる。珈琲のない世界は考えられないという感じで。
1日に1つの随筆を通勤の電車で味わいながら繰り返し読んでいるので、
まだ読破していませんが、「あとがき」に素敵な文章があったので一部抜粋して紹介させていただきます。
「珈琲が心の刺激になるといのは、すなわちこの飲み物ほどに、人間の多様な精神状態の
それぞれにフィットするものが、他にないからだ。
もしもこの世に珈琲が存在しなかったらと考えると、
私たちの創造力や創造力の何パーセントかは、確実に低下していたに違いないと思う。」
「たった一杯の茶色の液体でしかない珈琲だが、
珈琲は神が人間のために流し給うた涙のように、切なくほろ苦く、
そして美しく私たちの前に置かれている。」
~清水哲男さんのあとがきより~
随筆を読みながら、はて自分にとって珈琲とは・・・と考えてみる
。
自分が生活する上でなくてはならない物
人との気持ちいい関係を築いてくれる物
新たな出会いをもたらしてくれる物
改めて言葉にしてみると、珈琲が自分にとって非常に重要なものであることを改めて実感。
珈琲について考える機会をくれたこの本に、
この本をプレゼントしてくれたことに心から感謝。
ちなみに、本日の随筆は「田山花袋」さん。
そして飲んでいる珈琲は、最近自分の中で一番気に入ってる「スペシャルフレンチ」。
両方ともじっくりと味わいたいと思います。
それでは、今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
ボランティア
春らしくなってきました。
ときどきやってくる冬のような寒さに備え
冬用コート、マフラー、手袋はいつでも使えるようにしてありますが、
今週活躍したのは1度だけ。やっと衣替えができそう。
歩いていると沈丁花の香りがふわっとやってきたり、
柔らかい春の日差しを感じたりすると幸せな気分に。
年々症状がひどくなる花粉だけは困りものですが・・・。
サラリーマン生活が長いせいか、春(4月)になると、
何か新しいことをしなくてはとウズウズしますよね。(自分だけ)
そんなところにタイミングよく友人から提案が。
それが、震災・原発事故の被災者に対するボランティア活動。
そんなわけで、今週のブログは「ボランティア」と題してつらつらと。
その提案とは、自分にしかできないボランティアをしてはというもの。
具体的には、たまじ珈琲の提供。
友人の会社は、福島にある取引先企業に対して、支援活動を積極的に行っている。
水・カップラーメン・ホッカイロなど、現地の方々が希望するものを順番に郵送している。
これらのものは、東京もなかなか入手するのが困難なため
時には東海や関西の知り合いからの支援も受けながら。
人と人がつながって、日本全体で復興支援に取り組んでいる。
そんな活動において、現地の方々から珈琲が飲みたいとの要望があり、自分に提案が。
40年以上生きてきた中で、ボランティア活動は未経験。
最近の若い人はボランティア活動に積極的などとテレビでよく耳にするたびに
自分も何かやらないとなぁと、その瞬間は思うものの、あっという間にいつもの毎日に。
今回こそは、行動に移そうと即決。
さて、その具体的な時期、場所、内容は現在鋭意検討中。
決めていることは、たまじ珈琲を現地に持参し、
自らの手で1杯ずつの珈琲を淹れて提供するということだけ。
もちろん、肉体労働での支援もやるつもりですが、自分にしかできない活動を中心に。
本当はキャラバンみたいなものがあれば、
それに珈琲の道具を積んで、現地に行き、その場で珈琲を提供して、また次の場所へ。
そんなことができたらと思っているのですが、
ボランティア活動が空回りしている状況も耳にするので、しっかり情報収集する
しっかり準備した上で行動する
そうしないと、何もできずに時間だけが悪戯に過ぎてしまうことに。
やる以上は、ひとりでも多くの人に支援できるように。
行けるとすれば、GWあたりかと思いますので、有言実行しましたら、ブログで報告を。
ボランティア活動をされた、されている、する予定など
そんな方がいらっしゃれば連絡ください。
今後の活動計画を決める上で参考にさせていただきたく。
それでは、今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
オフィシャルサイト(最終)
冬のような寒さを感じる日の中に、
春の日差しを感じられる日がぽつぽつと。
まだまだ心身ともに休まらない続きますが、
皆さんに少しでも元気になってもらえるようなブログ目指して、
つらつらと書きたいと思います。
さて、今週のブログはオフィシャルサイトの最終を。
計画では、4月オープンを目指してきましたが、
先日の震災・原発事故等に影響を受け、
オフィシャルサイトの写真撮影を延期することにしました。
結果、オープンはGW前の4月下旬に変更したことをまずはお知らせします。
本日はその写真撮影について。
写真を利用する場所は、トップページの一番上。
本サイトの顔ともいえる部分で、
その写真がサイト全体の印象を決めると言っても過言ではないかと。
関係者で写真をどうするかを検討したときのエピソード。
オーナーの右腕こと、浜ちゃんから
「たまじ珈琲のお客様で、写真が上手な人がいらっしゃるから頼んでみましょうか」
との提案をもらう。
申し訳ないなぁと思いながらも、
たまじ珈琲のお客様に撮っていただく写真をトップページに掲載できたら
最高に嬉しいという気持ちから、お願いすることに。
写真撮影の御礼は、もちろん、たまじ珈琲とすることで決定。
浜ちゃんの交渉力にも助けられ、引き受けていただけることになったわけです。
さて、その写真撮影は4月上旬。焙煎している店舗にて。
参加予定者は、カメラマン(たまじ珈琲のお客さま)、カメラマンのご主人・お子様、
浜ちゃん、Webデザイナーの方と自分。
なんとも賑やかな時間になりそうで、今から楽しみ。
サイトのイメージを決める写真だけに、
たまじ珈琲のコンセプトである「ゆっくり・ゆったり」を
感じてもらえるようなものがいいなぁと漠然と希望を伝える。
こんなに漠然とした要望じゃ、写真を撮る方も、Webデザイナーも困るだろうなぁと思いながらも、
写真にも、Webにもセンスがない自分には具体的なイメージは表現できないのが心苦しい。
撮影当日に店内を見回し、相談しながら、被写体を決めよう。
そう思っていたんですが、ブログを書いていて、ふと感じたこと。
自分が決めるべきじゃないんではないかと。
たまじ珈琲のお客様である方に、感じたままに撮影していただき、
まわりにいる関係者から一番賛同いただけるものを選択すればいいんだと。
無責任な感じもしますが、
一番大事なことはお客さまの視点で、写真を見た時に、
たまじ珈琲のコンセプトを感じていただくこと。
であれば、自分の感性ではなく、お客さまの感性を使わせていただく。
それがベストではないかと。
このブログをつらつらと書き進めることで、
頭の中でもやっとしていたものがスッキリした感じが。
(何だか自問自答しているようでスミマセン。)
そんなことを考え、そんな想いでまわりの方々に支援いただきながらの写真撮影、
そして、ほぼ制作完成に近いコンテンツ、
いずれも4月末オープン予定のオフィシャルサイトをどうぞお楽しみに。
最後に、今回新たに追加するコンテンツである、
たまじ珈琲の取扱店をご紹介しているページのキャプチャーをちらり。
とても気に入ってます。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
東北地方太平洋沖地震
地震から10日が経過しました。
この10日間は心身ともに重たく、とても長く感じられた時間でした。
テレビから伝わる映像、被災者の皆様の声を聞くたびに
締め付けられるような気持ちでいっぱいになりました。
被災者の皆様、心からお見舞い申し上げます。
それぞれの皆様が厳しい生活の中で何とか健康を維持されること、
1日も早く心安らぐ生活に戻られることを、ただただ祈っております。
微力ながら、個人として支援できる活動を一つずつ行って参ります。
また、たまじ珈琲のお客様には、今回の震災・原発事故に伴う停電等により、
郵送予定日に商品が届かないなどのご迷惑をおかけしましたこと、
この場を借りてお詫びいたします。
一方で、多くのお客様から、遅れて届いたたまじ珈琲を飲んで
癒されたなどの応援メッセージをいただきましたこと、大きな励みとなりました。
ありがとうございました。
珈琲というもので、お客様とつながっていられたことを
改めて嬉しく感じられた瞬間でした。
この気持ちを忘れることなく、
たまじ珈琲が皆様に愛される商品であり続けられるよう頑張りたいと思います。
簡単ですが、被災者の皆様、たまじ珈琲のお客様へのメッセージとさせていただきます。
珈琲癌予防
今週のブログは、先日ネットで読んだ記事から興味深い話題を。
それは、珈琲が日本人の癌予防に効果があるという記事。
珈琲党の皆様(たまじ珈琲のお客様)に朗報として、つらつらとお伝えしますね。
まず、その記事を書かれた先生を紹介。
西園寺 克(さいおんじ かつ)先生
臨床検査の中で臨床細菌学、臨床薬理学、臨床免疫学を専攻。
医学に関する幅広い知識をベースに、医学情報の洪水が起こっているインターネットの中で、
正しい情報を提供することを目指していらっしゃる先生。
その先生の記事からポイントを抜粋させていただきますね。
+++++ ALL ABOUT(健康と医療)より http://allabout.co.jp/r_health/gc/298739/
日本人の1/3はいわゆる癌死です。これは1/3以上の人が癌を経験する事を意味しています。
珈琲は動物実験では食道癌、胃癌、結腸癌、直腸癌の発育を抑えます。
日本人では、珈琲党は直腸癌、胃癌が少ないと報告されていました。
これに加えて最近、珈琲党は肝癌も少ないと報告されました。
一時期、珈琲には発癌性があるとされた事があります。
その後の研究で喫煙、飲酒の影響が間違って珈琲の影響とされた事が判りました。
珈琲は発癌に関しては無罪となりました。
逆に、珈琲の成分の分析から制癌作用がある可能性があります。
その成分はクロロゲン酸といいます。
酸とアルコールが結合するとエステルと呼びます。
クロロゲン酸は、酸とついていますが珈琲酸とキナ酸(一種のアルコール)が結合したエステルです。
実はクロロゲン酸は珈琲の香りそのものです。
クロロゲン酸には、その構造からいわゆる抗酸化作用があります。
癌の場合はもともと、男性と女性で差があります。
男性は女性の1.5倍以上癌で死にます。男性の前立腺癌、女性の乳癌、子宮癌を
抜いて計算すると男性は女性の約2倍癌で死にます。癌の統計'03によると2015年の推定では
男性では1位肺癌、2位胃癌、3位結腸癌、4位肝癌、5位直腸癌となります。
女性では1位結腸癌、2位乳癌、3位胃癌、4位肺癌、5位肝癌、6位胆のう癌・胆管癌、7位膵臓癌、8位直腸癌
の順となります。
男女に共通している複数の癌を予防できる生活習慣で実行可能なものが珈琲と言えます。
珈琲の場合、豆の種類、焙煎の程度、入れ方によって成分が変わってしまいます。
簡単に何杯が良いということはできません。また、多ければ効果が高いと言う報告もありません。
珈琲と心臓病との関係については現時点では明確な関係は否定されていますが欧米では研究は続行中です。
通常の生活では食後を含めて5杯程度までが妥当な杯数ではないでしょうか。
+++++
皆さん、いかがでしたか
自分は、「癌予防の生活習慣で実行可能なものが珈琲」というフレーズが最も響きました。
珈琲を日々の生活の中に取り入れることは、
味や香りから心身ともにリラックスするだけではなく、
体内において癌予防という大きな効果につながる。
この事実は、珈琲を商品として販売しているものとして、
今後も然るべきタイミングに、然るべきメッセージとして、
一人でも多くの方にお伝えできればと思っています。
記事の中にもありましたが、珈琲に発癌性があると言われた時期もありました。
今後も、医学の研究が進む中で、プラスの情報ばかりではなく、
マイナスの情報が新たに出る可能性もあると思います。
いずれの場合でも、珈琲に関係する総合的な情報を、
自分なりに解釈して、分かりやすい表現でお客様にお伝えしていければと思っています。
今週のブログは、内容的に少々堅い感じになりましたが、
たまには、いいのではと勝手に解釈して、このあたりで終わらせていただきますね。
ではでは。
大人のカフェオレ2
2週間ほど前のブログで書いた大人のカフェオレ。
あれから試行錯誤の末、やっと納得できる方法と味に辿りつけたので、
本日はその報告をつらつらと。
(Google画像のサンプル写真。一番近いイメージだったので掲載させていただきました。)
その珈琲の名前は「ミルク出しコーヒー」(と命名)。
水から一晩かけてゆっくり抽出する珈琲が「水出しアイス」ならば、
ホットミルクでゆっくりと抽出する珈琲は「ミルク出しコーヒー」という命名理由。
「ミルク出しコーヒー」は、珈琲の力強さはそのままに、
ミルクと黒糖でほんのり甘くて飲みやすい大人のカフェオレ。
(自分としては、お店で出したら人気が出るんじゃないかと思ってるぐらいの自信作)
ということで、その方法をご紹介しますね。
珈琲豆をミルで粗めに挽く(ペーパードリップ用の2倍ぐらい)
(珈琲の種類は「ピィーベリー」「スペシャルフレンチ」がお奨め)
牛乳を温める
温めた牛乳の表面にある膜を丁寧に取り除く(ポイント)
ポット等を利用してミルクを細く、ゆっくりとフィルターに流し込む
フィルターのミルクが半分ぐらいになったら注ぐことを繰り返して出来上がり
膜を丁寧に取り除くことが最大のポイント。
これをすることで、粗めの珈琲であればかなりスムースに抽出ができる。
ただし、粗すぎると珈琲の味が弱くなるので、ご自宅のミルを調整しながら、
何度かトライして好みの味を見つけていただくのがお奨め。
今回、大人のカフェオレの抽出方法を試行錯誤して分かったこと。
それは、ミルクと黒糖と珈琲を組み合わせるだけなのに、方法を変えると全く違った飲み物となること。
珈琲が中心にあってミルクや黒糖が新しい味わいを追加しているのが今回の辿りついたゴール。
方法を変えると、ミルクが中心になって珈琲の味がついている飲み物になる。
これ実際に飲んでみると、驚くほど違う。(比較して飲むと明確に感じる)
人の好みは、百人十色なので、どれが一番おいしいとは言えないけれど、
今回のコンセプトである大人のカフェオレには、前述の方法がベストという自分なりの結論。
1つのことに嵌ると、かなり長期間そこから出てこれないのが自分の性格。
最近の記憶を辿れば、前回はホットドック。
主要なカフェにあるホットドックを食べまくり、珈琲に一番合うものを探した。
結果は、甲乙つけがたし。言い換えれば、飛びぬけて美味しいものはなかった。
今回は、これがベストというのに自分なりに辿りつけたので、かなりの満足感。
このブログを読んだ方、まずは試してみてください。
それで、味の発見があったら連絡くださいね。
今日もこれから、大人のカフェオレを楽しもうと思います。
今週はこのあたりで。ではでは。
公式HPプロジェクト2
4月オープンを目指して1月末から活動開始した公式オフィシャルサイトプロジェクト。
前回のブログで紹介したとおり、ジャイとデザインパートナーの2名が中心になって推進中。
自分は、ジャイから定期的に寄せられる内容のチェックが主な役割。
(自分は楽させてもらっている。)
サラリーマン仕事で、Webについては何度か関わったことがあるので、
オフィシャルサイトを作ることの大変さは、人並み以上には理解してるつもり。
大きな方向性から細かい部分まですべてを関係者で意識合わせしていたら効率悪いし、
逆に、概ね出来上がってから意識合わせでは二度手間となる可能性が高い。
この調整を図るバランサーの役割が重要。
バランサーはWebの知識はもちろん、一番重要なスキルはコミュニケーション力。
オーナーである自分の意向と、デザインパートナーの方向性をコミュニケーションにより近づけていく。
次に求められるのが決断力。バランサーは、自分の意見を持てるか、その意見を必要なタイミング、
効果的な表現力で伝えられるか、最後には決断できるか。
長年付き合っているジャイは、これらの能力をバランス良く持っている貴重な人材だと思う。
ブログをつらつらと書きながら、優秀なメンバーに支えられていることを改めて実感。
さて、今回のオフィシャルサイト。オーナーである自分の希望は、主に以下の3点。分かりやすく説明して欲しい
コンセプト(ゆっくり・ゆったり)が伝わるデザインにして欲しい
販売いただいている、喫茶店で提供いただいている取扱店を紹介して欲しい
1点めは、これまでに多くのお客さまからご指摘いただいた「分かりにくい」の改善。
現在のたまじカフェ(ブログ)にテキストでダラダラとは記載している情報を整理整頓。
2点めは、まさにこのままの意味なので説明割愛。
3点めは、ブログでつらつらと書く程度で、きちんと紹介できていなかったことを反省。
2/25現在のイメージ。(デザインの一部を抜粋)
珈琲なので、茶色がベース。
これは、かなり普通のアプローチですが、デザイン全体としては大きな文字でシンプル。
つまり、分かりやすさを追求したデザインという感想。(いかがですか
)
現在はトップページのデザインイメージが完成し、それ以下のコンテンツ制作中。
トップページで最も重要な写真は、3月中旬に店舗で撮影する計画。
珈琲豆か、焙煎機か、お店全体の雰囲気か・・、その構図について悩み中。
実際は自分が悩んでもしょうがない。なぜなら、自分の希望は採用される可能性は低いから。
自分の役割は、明確な言葉で実現したいことを伝えること。
それをデザインして形にしてくれるのは、ジャイであり、デザインパートナーの方々なので。
さて、ここで嬉し恥ずかし話しをもう一つ。
この写真撮影をしていただくのは、たまじ珈琲に年間契約いただいているお客さま。
たまじ珈琲の右腕こと、浜ちゃんのお友達。
写真が好きで、得意なその方に浜ちゃんが協力をお願いしてくれたというわけ。
(ここでも、自分は楽させてもらっている。)
楽ばかりしているオーナーが、どう貢献すべきかを考えてみた。
1つは、皆さんに心から感謝すること。
もう1つは、その感謝の気持ちを表現するために本プロジェクトが無事に完了した暁には、
打ち上げを企画すること。
関係者の皆さん、こんな感じで喜んでいただけますでしょうか
(えっちょっと違うって
それでは、ご意見をお待ちしてますねって、ここでも楽してるかも。)
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
おとなのカフェオレ
カフェオレに嵌っています。
多忙な日が続くと、甘いものが苦手な自分が妙に甘いものを欲する。
先日もビルの1階にあるファミマでチョコレートを購入。
案の定、最後まで食べきれなかったけど、自分でも驚きの行動。
カフェオレに嵌ったのは沖縄が原因。
沖縄で購入してきた黒糖を使ってカフェオレをつくったら、きりりと甘い。
「きりり」と「甘い」は妙な取り合わせですが、これで表現したくなる感じ。
甘いものが苦手な自分が美味しいと感じる甘さ。
嵌ると深いのが自分の長所でもあり短所。
この日から、カフェオレ探求の旅が始まったわけです。
さすがにオフィスではカフェオレ淹れてる暇はないので、
家に帰ると、朝も夜もカフェオレ。
前述したとおり、甘さについては合格。
甘さに特徴があるだけに普通の淹れ方では、珈琲の存在感が弱いのが課題。
よって、ミルクと甘さに負けない珈琲の存在感をどう抽出するか。
とりあえず、以下の4パターンを試してみた。試1:珈琲の量を倍にしてホットミルクと混ぜる
試2:ホットミルクで珈琲を抽出する
試3:珈琲をダブル抽出してホットミルクと混ぜる
試4:水出しならぬミルク出しして、電子レンジで温める
珈琲の存在感という観点で評価は以下のとおり。存在感の強さ
試4<試1<試2<試3
この結果から判断すると、「試3」のダブル抽出が最も美味しくなると想定していたが、
実際に飲んでみると、最も美味しいと感じたのは「試2」のホットミルクで珈琲抽出い。
ちなみに、ダブル抽出とは・・・
一度抽出したコーヒーを新たなコーヒー粉でさらにろ過・抽出する方式のこと。
2回目に抽出する際に、コーヒー粉の粒子がフィルターの役割を果たすために、
珈琲液の中にある余分な雑味と酸味を吸着するため、濃厚だけどクリアな味になる方式と
言われています。
ただ、「試2」の問題点は、なかなか抽出できないこと。
かなり粗めに挽いても、お湯と違ってホットミルクでは、詰まってしまうんです。
現時点での結論としては、
カフェオレは、ホットミルクで珈琲を抽出する方法が一番おいしく感じるが、
抽出が難しいため、これをどう解決するかが今後の課題。
という感じです。どなたか、良い方法をご存じ方いらっしゃれば教えてください。
それにしても、珈琲・ミルク・黒糖という組み合わせは抜群に旨い。
バランスと淹れ方をしっかり見つけ出すことで、
満足できる「おとなのカフェオレ」目指して、もう少し試行錯誤してみようと思います。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
名護珈琲農園2
今週のブログは、名護珈琲訪問の続報を。
沖縄に無事到着し、元上司の方々と北谷で沖縄の味と時間を楽しんだ翌日。
すっきりと目覚めて、ホテルのバイキングでしっかり朝食。
予定より少し早めにチェックアウトし、レンタカー店へ。
時間的に余裕があったのでモノレールを使わずに歩いて向かう。
週末のせいか、街並みは静か。ほとんど人とすれ違わない。
整備された綺麗な通りにローソン、ファミリーマート、牛丼屋など東京と似た街並み。
沖縄にきたという感動がないのが何だか寂しい。
南国らしい空気と、すかっとした青空があったら・・・。
空を見上げれば、昨日と同様に生憎の小雨の降る曇り空。それに、寒い。
せめて、農園を見学するお昼前後だけでも雨が止んでくれたらと祈りながら歩く。
歩くこと30分でレンタカー店に到着。
ネットで申し込んだレンタカー。マツダのコンパクトカーで、8時間借りて2,900円。
東京と比べたら破格に安い。こんなところで、沖縄を実感。
車に乗り込み、名護珈琲の事務所へ。
事務所の住所をカーナビに入れ込むと、なんとここから車で15分の距離。
待合せの10時よりも、かなり早めに到着。
事務所の中に入り、藤田さんと久しぶりの再会。
事務所には大きなカウンターがあり、すぐにでもカフェを運営できるような空間。
そのカウンターの中で、藤田さんが淹れてくれた珈琲とチェリーの酵母から作ったパンをいただく。
久しぶりの名護珈琲。前回よりもボディーがしっかりとして酸味が少なくなった印象。
素直に美味しい。
うまく表現できないけど、たまじ珈琲とはまったく違う味。
違う方向から入ってきて美味しいという感覚に届くイメージ。(抽象的でスミマセン)
ゆったりとした時間を過ごした後、目的の農園へ。
助手席の藤田さんナビで、那覇市のとなりにある南城市の農園まで約30分。
那覇市内の都会から離れ、少し小高い山の中。
名護珈琲の農園の向こうには、広大なさとうきび畑。
本日2回目の沖縄を実感。
名護珈琲農園は、沖縄にたびたび上陸する大型台風対策として全体がハウスの中。
ハウスの中に入ると、南国っぽい湿度を感じる。
予想以上に背丈の高い珈琲がぎっしり。
1本に近づいて、下から見上げるとWebや雑誌で何度も見てきた赤い珈琲の実を発見。
遠い遠い赤道近くの国に行かないとみることができないと思っていた珈琲。
いま、実際に見て、触っている。じんわりと感動がこみあげてくる。
藤田さんから、珈琲の実を食べてみなよと言われ、恐る恐る口の中に。
口の中で赤い実の部分を綺麗に取り除き、手のひらに種を出す。
見事な珈琲の生豆が3粒。じんわりだった感動が、どおぅ~っと大きな感動に。
さらに、藤田さんが齧った実からはピィーベリーが。
ちなみに、ピィーベリー(Peaberry)とは・・・
果実の中には2粒の種子が向かい合わせに入っており、
一般にコーヒー豆と呼ばれるものは、実そのものではなく種子の部分である。
枝の先端に付く実には1粒だけ丸い種子を含むものがありピーベリーと呼ばれる。
特にピーベリーのみを集めたものには、稀少価値から高価で取引されることもある。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia) コーヒー』より
去年の夏から楽しみにしていた農園見学。
天候は悪かったけれど、農園を見学した1時間あまりで大満足な沖縄に。
現在、名護珈琲の年間収穫高は約1トン。
まだまだ収穫量が少ないため、生豆の販売(他珈琲店への販売)はNG。
将来、5トンぐらいになれば開始するとの説明を聞いて、新たな目標が。
数年後、たまじ珈琲の1ストレート珈琲として「Nogo(沖縄)」を追加したいと。
今回の農園見学で、珈琲が一気通貫に頭の中でつながり、自分の中のパズルが完成した感覚。
珈琲は奥深いので、まだまだ知らないことだらけだけども、
木~実~生豆~珈琲という一連の流れを自分の目で見て、触れたことにより、
さらに珈琲に近づけた。今週は抽象的な表現が多いですが、お許しを。
こんな感じで沖縄旅行は有意義な時間を過ごして無事に終了したわけです。
読んでいただいたみなさんに、沖縄の風を少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。