たまじのつらつら記 「ゆっくり・ゆったり」コンセプトとしたたまじブログ。

ルピシア・グルマン

8月に入りましたね。
涼しかったり、暑かったり、体調管理の難しい天候が続いてますので、
皆様、お気を付けください
さて、今週のブログは、ルピシア・グルマンさんに新商品の提案を行った結果報告を
〔新商品企画:「たまじカフェ」より〕
http://tamajicafe.blog38.fc2.com/blog-entry-134.html
今回提案したのは以下の3つの商品。どれもオンリーワン
つまり、個人または家族経営でsweetを手作りされているものばかり。
たまじ珈琲での出会いをきっかけに、今回の企画にご支援をいただいたというわけ
1つは、「ファストブレッド」+「雪月花」
1つは、「チョコレート」
1つは、「大豆クッキー」
7月の最終週。ルピシアさんの責任者の方、バイヤー・社員の方々が試食
審査の観点は、まずは「」。
味がお客さまに響くものかどうか。
ただ、おいしいだけじゃなく、「響く」かどうかがポイント。
次に「存在感」。
店頭に並んだとき、その商品がお客さまの目にとまり、
思わず手に取りたくなるものかどうか。
いずれも、かなり経験を要する難しい審査ですね
試食~社内会議等を経て、約2週間後である8月1日、責任者の方から連絡がありました。
結果は、以下の2商品が審査を通過したという内容
「ファストブレッド」+「雪月花」
「チョコレート」
今回落選してしまった「大豆クッキー」は、
味は申し分ないが、2つ目の「存在感」での審査を残念ながら通過できなかったとのこと
それでも、どの商品も、個性があり、本当に「おいしい」と感じて提案しただけに
「味」に対する評価・結果は大満足
今後も、お客さま、販売店さんなどに機会があれば自信を持ってご紹介しようと。
これまで以上に自信を持って
さて、審査を通過した2商品の今後ですが・・・。
次なるハードルは「取引条件」。
価格、パッケージ、納期など、まだまだ店頭に並ぶには様々な検討・交渉が必要。
ただ、第1次審査を通過したので、店頭に並ぶのは時間の問題
スケジュールとしては、
「ファストブレッド」+「雪月花」:8月下旬発売開始(目標)
「チョコレート」:秋(10月~11月)発売開始(目標)
を目指して、スピードを持って準備を行うことに。
ちなみに、たまじ珈琲は、これらのsweetにどう関係するのかですが。
「ファストブレッド」+「雪月花」の2商品を、
たまじ珈琲+プチ・グレースのコラボ商品として販売することに。
たまじ珈琲としては、初の珈琲以外の商品を扱うことになるので、
これまでと違った意味でのワクワクと不安を感じつつ。
目標の発売開始まで1ヶ月足らずですので、
気合いを入れて準備を進め、発売開始が決まりましたら、
商品の写真とともにブログで紹介させていただきますね
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2011.08.06

水出し

なんか不思議な天気が続きますね。
梅雨の間は夏ような晴天が続き、梅雨明け宣言がされたらドンヨリ曇る
とは言え、蒸し暑さは相変わらずですので、なんか毎日ダルイですよね
皆さんも経験的に理解いただけると思いますが、
珈琲って、夏になると消費量がガクッと減るんです
夏にホット珈琲って飲む機会が減少するのは、当然と言えば当然ですよね
一方で、水出し珈琲または水出しアイス珈琲は消費量が急増します
ということで、今週は両方に共通する言葉「水出し」と題してブログをつらつらと。
そもそも。「水出し」珈琲って皆さん、ご存知ですか
別名「ダッチ・コーヒー」って言うんです。
画像検索して、一番かっこいいと思ったダッチ・コーヒーの道具
(というかマシーン)をご覧ください。(かっこいい・・・
coffeetwr.jpg
ここで、珈琲豆知識。
 「ダッチ・コーヒーとは・・・」
戦前のオランダ領インドネシアでは、苦味やえぐ味の強いロブスタ種
(「種と栽培品種」を参照)のコーヒーが栽培されていたため、
水による抽出法が考案されたと言われている。
カフェイン等の刺激成分が少なく飲み口が良いが、深いコクがあり、
酸化もしにくい(冷蔵庫での保存がきく)などの特徴
がある。
水をコーヒー粉に点滴するガラス器具も市販されているが、
ガラスポットに粉と水を入れて冷蔵庫に一晩おいて濾過しても良い。
なおコーヒー豆はフルシティロースト(「焙煎」を参照)以上の
深煎りでないと、酸味ばかりで旨味のないコーヒーに
なってしまう。
ダッチ・コーヒー自体は、その抽出法も独特の器具も、
オランダにおいて一般的な存在ではない。 (存在しないとも言われる)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

「水出し」とは、その言葉のごとく、珈琲の成分を水でじっくりと抽出すること
「水出し」作業を冷蔵庫の中で行うと、水出しアイス珈琲になるわけです。
さて、本題の「水出し」という方法を選択すると何が嬉しいかですが。
簡単に言えば、「飲みやすく」なること。
例えば、珈琲が苦手という人も、お茶の延長線上にある飲み物と感じていただけるかと
まとめれば、
まろやか
すっきり
深いコク
さらに、丁寧に焙煎したおいしい珈琲を使うことにより、
甘さ
ねっとり感
が加わって、やみつきな感じになるんです
経験上、一番おいしい飲み方は、冷やした水出しをショットグラスに注ぎ、一気に
喉の渇きを癒してくれた後、コクと甘みがしっかりと余韻として残り、
鼻を珈琲の香りがストレートに抜けていく
最近、いろいろな珈琲ショップで「水出し」が取り上げられていて
ちょっとしたブームに
「水出し」未経験な方は、この夏に是非ともお試しあれ。
もちろん、たまじ珈琲の水出しアイスで
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2011.07.30

珈琲サロン(8月)

今週は台風の影響もあって、とにかく蒸し暑い日が多かったですね
先週は焼けるような日差し、今週はムンムンした熱気とスコールのような雨
毎年感じますが、日本の四季は徐々に崩れ、亜熱帯化しているような。
これだけ暑いのに、夏を感じないのは蝉の鳴き声がほとんど聞こえないから、
なんてテレビで言ってました。確かに、蝉の声、聞こえないですよね
夏になるなら、さっとなってくれって感じの今日この頃です。
さて、今週のブログは、6月からリニューアルしてスタートした「珈琲サロン」のご紹介を。
2ヵ月に1回開催と言うことで、次回は
8月28日(日)13:00~16:00
と決定しました。今回の企画は、2本立て。
陶芸展(高橋謙輔氏)
珈琲教室
高橋謙輔さんは、自分の出身高校の先輩。
サロンや七輪でご自宅を使わせていただいているM先輩の同級生
七輪会の時などに、どか~んと不思議な形の大皿が出てくる。
M先輩に、
「このお皿どこで買ったんですか」と聞くと
「謙輔から買ったの。」と自然に答える先輩。
作品の1つをご紹介すると、こんな感じ。
これは大皿じゃないですけど・・・
謙輔さん
また、前回の七輪会でも、参加されたお客さまが
そのお皿に興味を持たれて、陶芸をテーマに盛り上がった
そんなこんなで、珈琲サロン企画で陶芸展を開催すべき
というM先輩からの提案を受け、今回の企画となったというわけ。
陶芸作品に興味のある方、いかがですか
ここまで読んで参加ご希望の方は、私宛にメールくださいね
さて、もう1本の企画が珈琲教室。
5月:珈琲による震災支援活動
6月:初の珈琲教室

2回講師役をしたことで、やっと人前で落ち着いて珈琲が
淹れられるようになった
手順というか、流れというか、自分が飲む珈琲を淹れるのと違い、
人様が見ている前で、説明しながら淹れて、飲んでいただくというのは、
想像していた以上に緊張するし、思うようにいかない
次回は3回目。今回からは、楽しみながら講師役ができるのではと
ちょっと自分に期待しているところ。
さて、今回の珈琲教室では、簡単なテキストを使って、
以下の3つのポイントが珈琲の味にどういう影響を与えるか
・お湯の温度
・粉の大きさ
・淹れ方

多くの皆さんは、自分の好みの珈琲豆を探すことに、
ほぼ100%の力を注がれますが、実は前述の3つのポイントが
思っている以上に味に大きな影響を与える
ということを体験してもらおうかと
陶芸と珈琲教室の2本立て企画、いかがですか
もちろん、おいしいランチと3種類の珈琲もお楽しみいただけますよ。
詳しくは、以下のURLに記載してありますので、ご興味ある方は私宛にメールくださいね
http://tamajicafe.blog38.fc2.com/blog-entry-63.html
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2011.07.23

新商品企画

いよいよ夏到来
昨年の夏は長かったという記憶がありますが、今年はそれ以上とか。
常温での水分補給と、適度な塩分補給が大事だそうです
熱中症は他人事なんて思っていると、ばたっと行く人が多いらしいので
十分に注意してくださいね。
さて、今週のブログは、お世話になっているルピシアさん向け商品企画を
たまじ珈琲は、現在ルピシア・ボンマルシェさんの6店舗で販売いただいてますが、
今年の12月までには3店舗増えて9店舗となる予定です。ありがとうございます
新たに加わる3店舗は、関東・中部・中国地方とのこと。
これまで以上に、各店舗のビジネスに貢献できるように頑張らんと
さて、ルピシアさんは皆さんも良くご存じの紅茶・お茶の専門店
http://www.lupicia.com/
ルピシア・ボンマルシェさんは、本社とは違った商品・コンセプトで店舗展開。
ボンマルシェ=フランス語で「お買い得」
http://www.lupicia.com/bonmarche/index.html
さらに、今年4月からはルピシア・グルマンさんが、
「食いしん坊」による「食いしん坊」のための「食」のセレクトショップ
というコンセプトの店舗展開を開始。(すごい勢いですね・・・。)
http://www.lupicia.com/gourmand/
今回の商品企画は、最後にご紹介したルピシア・グルマンさん向け。
今月下旬、バイヤーに試食いただくための珈琲とパッケージするsweetを探索中
現在候補は3つ。どれもオンリーワン。
つまり、個人または家族経営でsweetを手作りされているものばかり
1つは、イギリスのお菓子「ファストブレッド」
1つは、「チョコレート」
1つは、「大豆クッキー」
sweetそのものに個性が感じられること、珈琲との相性がいいことから3つに絞り込んだ。
商品として販売する上では、おいしいことが一番大事
でも、その先にクリアしなきゃならない課題は山ほどある。
販売価格は賞味期限は販売時の保存方法などの注意点は納期はなどなど。
それらを1つ1つクリアして、やっとお店の陳列棚に値札のついた商品として並べられる
お客さまに、安心・安全な商品として販売できる。
たまじ珈琲は、珈琲という商品に磨きをかけるのが本業
ただ、sweetは珈琲の、珈琲はsweetの味を引き立てる最高のパートナー。
たまじ珈琲をおいしく飲んでいただくために、sweetとのコラボは大事という想いから、
今回の商品企画に取り組むことに
お店に並べてもらえるのか、もらえたとしていつになるのか、
現段階ではまったく分からず、長い道のりだけど、具体化したら感動すると今から思う。
その商品を買うために、そのお店に足を運んでくれる人がいる。
そんな情景を目に浮かべながら、今回の商品企画を思いっきり楽しみたい。
まずはバイヤーの方の試食。この第1ハードルを超えられるように。
残り2週間弱の貴重な時間を有効に使いながら、納得いく商品企画ができるように
この結果につきましては、今月末のブログで紹介しますね。
今週はこのあたりで。ではでは

日記 2011.07.16

『初』珈琲教室

茹だるような暑さに、1日2万歩がかなり厳しくなって今日この頃。
先日も、気合だぁ~と歩いていると目の前に陽炎が出現。その直後にフワッと貧血が
熱中症かと慌ててコンビニに入り、クールダウンと水分補給
何とか事なきを得ました。無理は禁物ですね。皆様もお気をつけあれ
さて、今週のブログは、7月3日(日)に開催した「初」珈琲教室について。
場所は、五反田から徒歩5分ほどの「超」高級マンション
知人の方のおねぇ様のお住まいで、その方のご友人が集まっての珈琲教室。
広いリビング、大きなベランダ、立派な家具。
一番驚いたのは、キャッチボールができる玄関からリビングまでの廊下。
横幅が普通のマンションの3倍はある(誇張じゃなく)。
外は猛暑にも関わらず、ベランダから心地よい風が吹き込んでくる。
一言でいえば、ここは「別世界
集合時間の12:00になると、次々と集まってくるマダム。
ひとりとして例外なく「マダム」。いわゆる「おばちゃん」はいない。
そんなことを思っているのも束の間。
珈琲教室の運営に参加してくださっているM先輩のランチがスタート
これが、この空間とマダムにピッタリのメニュー。
何だかこちらも背筋がぴ~んとしてくる。
が・・・自分だけTシャツとジーンズとラフな格好
マンションに到着してすぐに気づいたが後の祭り。
開き直って、ランチをスタートしながら1杯目の珈琲を提供する。
最初は、エメラルドマウンテン
苦みと酸味の絶妙なバランスで、どなたにも自信をもって提供できる珈琲。
皆さんに飲みやすくするため「苦み>酸味」となるように調整
最初の1口を飲んでいただいた時の表情、最初に出る言葉がすべて。
本日一番緊張する場面
なぜなら、この瞬間がその後の雰囲気を決めるから。
一番奥のマダムから、「おいしい~」と気持ちのこもった言葉をいただいた瞬間、
びりびりっと背中に電流が走る。この感覚が、珈琲屋として最高の幸せ
お客さまとの距離感が一気に縮まり、自分が発する言葉も失礼のない範囲でフレンドリーに。
ランチが一息ついたところで。
本日2番目の珈琲である、スペシャルフレンチ
苦みがしっかりしたブレンド珈琲。たまじ珈琲の中では最も深煎タイプ。
エメラルドを飲んだ後なので、いつも以上に珈琲の強さを感じる。
こちらの方が好きと言う方、さっきの方が好きという方に分かれるが
総じて両方とも気に入っていただけた模様
このスペシャルフレンチを使って、珈琲の淹れ方教室を開始。
皆さん、豆から珈琲を淹れる経験をしている方は少ないので、予想以上に楽しそう
美味しい珈琲を自分で淹れて、まわりの方に提供する楽しさを実感いただくことで、
今まで以上に珈琲が好きになってもらえれば目標達成
最後に、デザート。本日はトップスのチョコレートとチーズケーキ。
かなり珈琲で胃袋がいっぱいになってきたところなので、
最後はすっきりと切れ味のある珈琲をチョイス。
それは、エクアドル産のチャンガイミナ
お茶のような感覚で飲んでいただける珈琲なので、珈琲が苦手な方にもおすすめ
しっかりしたランチからデザート、そして3種類の珈琲までついた珈琲教室で、
ひとり2,000円は自分で言うのも何ですが、かなり、お得
珈琲教室は、5名以上集まっていただき、場所を提供いただければお受けしますので、
ご希望の方はお気軽にご相談ください。(営業でした~)
細かいですが、場所が東京都内でない場合は、交通実費が別途必要っす
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2011.07.09

珈琲教室

夏の電力事情が厳しくなることを受け、大企業を中心にサマータイムを導入。
ニュースとかを読んでみると、通常は1時間早めた「サマータイム制度」が主流
なかには、2時間とか3時間早めた「スーパーサマータイム制度」を導入している企業も
3時間早めるとどうなるか。
始業時間が6:00。就業時間が14:30。立派に8時間労働できるわけですね。1日は長い
14:30に退社したら、さて何をするか。普通の会社員だったら、それを一番悩むのでは・・・。
ちなみに、私の場合は珈琲仕事に精を出しますが
さて、そんな夏も近いこの季節から、たまじ珈琲では出張「珈琲教室」を開始することに
コンセプトは、「自分にとっておいしい珈琲を見つける、淹れる」。
つまり、珈琲のどこにおいしさを感じるのかを見つけ、それを意識しながら淹れられるように
なろうというもの
普段なにげなく飲んでいる珈琲に少し拘ってみることで、小さな幸せを感じてもらえれば。
それが実感できた方々が、まわりにいる大事な方にも珈琲を淹れたくなってもらえたら
珈琲教室をとおして「たまじ珈琲」のお客さま・ファンを開拓するのも目的ですが、
珈琲が持っている力・魅力をひとりでも多くの方に感じてもらいたいと思うんです
珈琲教室、興味持っていただけましたか
そんな方のために、概要をまとめておきますね
開催ご希望の方がいらっしゃれば、お気軽にご相談ください
◆珈琲教室
概要:休日のランチをご一緒しながら、おいしい珈琲を見つけ、その淹れ方を学ぶ教室
内容:ランチ・デザート・3種類の珈琲の提供および珈琲教室
場所:主催者のご自宅(基本、都内)
準備いただくもの:ランチに必要な食器類+お湯+珈琲カップ
費用:10,000円(ひとり2,000円)
人数:5名以上(運営メンバーは自分含めて3名)
時間:日曜日の13:00~14:00
予約・問い合わせ:cafepapa.tamaji@gmail.com宛にお気軽にご相談ください。
イメージ、伝わりましたでしょうか
さて、その第1回が明日7月3日(日)。場所は、五反田。
ご自宅を提供いただく主催者の方以外は、初めてお会いする方々。
ドキドキと楽しみが半々です。
2ヵ月に1回開催している珈琲サロンは、M先輩の自宅にお客さまを招く形式。
参加される方々は、知人の友達が多いので、集まってみると半分ぐらいは顔見知り
だから、集まって30分もすれば、自然と和やかな雰囲気になってくる。
内容は、サロンなので、雑談が中心。途中でミニ講話などのイベントもあるけれど、
大半は参加者が興味ある話題を話して、それが膨らんでいく
一方、珈琲教室は、参加される皆さんはお友達。自分含めて運営者の3名は参加者と初対面。
よって、どうしても運営者と参加者という二極化構造に
内容も、ランチを食べながら雑談する以外は珈琲教室なので、説明する側、説明を聞く側に
ならざるを得ない。
あれこれ考えた末、珈琲教室では、
サロンのような自然と和やかな雰囲気で一体感を生み出せるよう運営する
を目標とすることに。さて、結果はいかに・・・
次回のブログで珈琲教室の様子を報告させていただきますね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2011.07.02

珈琲サロン

6月も終わりですね。2011年も折り返し地点
来週からは7月ということで、待ちに待った夏に突入。
この夏は、水出しアイスのキャンペーンを大々的に開催することもあり、忙しくなりそう
皆さん、いろいろと不安な日々が続きますが、
こんな時期だからこそ、まわりの方々と力を合わせて元気に乗り切りましょう
さて、今週のブログは、先週開催した「たまじ珈琲サロン」の様子を。
今回からリニューアルして復活したサロン。
ちなみに、サロンとは、たまじ珈琲が運営するミニホームパーティー企画
手作りランチとたまじ珈琲が扱う25種類の豆から、
自分がセレクトした味や個性の異なる3~4類の珈琲をお楽しみいただく。
さらに、「たまじオーナーのミニ珈琲教室(15分)」と「ミニ講話」などの企画も。
珈琲好きの方々と、休日のゆっくり・ゆったり時間をご一緒に過ごしましょうというコンセプト
記念すべき先週の第1回では、
ミニ講話「ボランティア活動について」
ミニ珈琲教室
2本の企画+美味しいランチ・4種類の珈琲を9名の参加者と過ごしました
ちなみに、料理はこんな感じ。
(ちなみに、これは最初の1皿。他にもグラタンや、オープンサンドなど盛りだくさん
サロン・ランチ
そして、珈琲は以下の4種類。
キャラメラード(ブラジル)
イルガチェフ(エチオピア)
エメラルドマウンテン(コロンビア)
スペシャルフレンチ
デザートは、シフォンケーキとシュークリーム。
シフォンケーキは、次回のたまじ珈琲による震災支援活動で珈琲と一緒に提供予定のものなんです。
サロン・ケーキ
これで、ひとり2,000円は、かなりのお得感。(でしょ
今回のサロンに参加された9名のうち、3名の方は震災支援でつながった「ご縁」
ボランティアについてミニ講話いただいた方、シフォンケーキをサロンにも提供いただいたご夫婦。
また、他3名の方々は、たまじ珈琲を提供いただいている赤坂のカフェ「Theory」さんの「ご縁」
残りの3名は、自分を含めたサロン運営メンバー。
サロンが始まり、最初に自分が自己紹介しながら、順番に皆さんの顔を眺めていると、
ふと、このメンバーが集まる「不思議」と「縁」を感じる
偶然なんだけども、必然のような。
こう感じるのは初めてじゃない。
話しながら、こう感じる時はあっという間に皆さんが打ち解ける。
つまり、自然と、いい空気感を持った方々が集まった証拠
今回のけん引役は、ボランティア活動について熱く語ってくれた女性。
この方を中心に、コミュニケーションの輪ができる。
1時間もすると、大きな笑い声や、笑顔がちらほら
こうなってくると、そろそろ珈琲教室の時間。
希望者の方々に、珈琲の淹れ方を説明。
ポイントは、何が味にどう影響するかの説明
珈琲を美味しく淹れる方法は決して難しくない。
難しくないけれど、何がどう味に影響するかを分かりやすく説明しているものが少ない。
豆を挽くときの大きさは
お湯の温度は
お湯の注ぎ方は
いずれも、これが正解というのはなく、それぞれが味に変化を与える。
どういう変化を与えるか、どうしたら自分の好みに近くなるかを見つける楽しさを
このミニ珈琲教室で感じてもらえたらと毎回思う
今回のサロンも、無事に終了し、日曜日の夕方をとぼとぼと歩く。
後ろから参加された皆さんの声が、笑い声が聞こえる。
毎回、この瞬間に表現できないような幸せと達成感を感じる。
サロン、開催して良かった(心の声)
参加された皆様、お疲れ様でした。
サロンの運営を一緒にしていただいているM先輩、浜ちゃん、
いつも本当にありがとうございます
次回は、8月中旬なので、またよろしく
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2011.06.25

夏キャンペーン

梅雨ですね。それも、豪雨だったり暴風雨だったり
外に出かけることが多いだけに、早く梅雨が空けてほしいと願う毎日です。
梅雨が空けると待ちに待った夏。特に今年の夏は猛暑+節電で厳しいと思いますが、
そんな中でも夏を楽しむ企画を仕込中です。
今週のブログでは、その仕込中の企画をご紹介しますね
その企画とは、『水出しアイス珈琲”攻めの”キャンペーン!』
昨年、水出しアイス珈琲が予想以上に好評だったので、
今年は”攻め”のキャンペーンにチャレンジすることに
パートナーは、たまじ珈琲を扱っていただいているルピシア・ボンマルシェさん。
◆ルピシア・ボンマルシェ
http://www.lupicia.com/bonmarche/index.html
水出しアイス珈琲を使って、2つのイベントを企画開始。
【企画その1】ルピシア・ボンマルシェさんの6店舗でキャンペーン
札幌、越谷、代官山、神戸(2店舗)、滋賀の6店舗で、7月中旬からスタート。
ルピシア・ボンマルシェさんが出店しているのは、アウトレットとかショッピングモールなので
ショッピングの後、水出しアイス珈琲の試飲で喉を潤してくださいね
※各店舗の住所などの情報は以下をご覧ください
http://tamajicoffee.com/shop
【企画その2】別荘地(蓼科)でのイベント
暑い夏は、涼しい別荘で。羨ましいですよね
そんな、ゆったりした環境にいらっしゃる方に、水出しアイス珈琲を中心に
珈琲を試飲・販売するイベントを企画中なんです。
なぜ、蓼科か
決めた主な理由は、自分の珈琲師匠とルピシアさんの保養所が蓼科にあるから
ルピシアさんの保養所は50名ぐらい入れるイベントスペースがあるので(さすが・・・
そこで、「珈琲と紅茶のイベント」が共同で開催できたらいいなぁと
時期は8月のお盆前後を想定しながら、詳細を検討中。
今年の夏は、この2つの企画で”攻め”のキャンペーンを展開したいと思うわけです
いずれも詳細が決まりましたら、ブログで紹介させていただきますので、
近くに足を運ばれた時には、是非とも利用してみてくださいね
さて、最後に、ルピシア・ボンマルシェさんに関する新たな報告を。
現在、たまじ珈琲は6店舗で扱ってもらってますが、年内に3店舗追加いただく予定です
その場所は、以下の3ヶ所です。
◆長島(三重県)
◆倉敷(岡山県)
◆阿見(茨城県)

こちらも詳細が決まりましたら、ブログで紹介させていただきまね。
皆様のご支援に支えられ、たまじ珈琲もこの夏でまる3年を迎えます
とにかく、珈琲をひとりでも多くの方に飲んでいただきたいという気持ちでスタートし、
振り返れば、あっという間の3年間でしたが、貴重な体験をたくさんさせてもらいました
珈琲の力を信じてる
という言葉を自分は良く使いますが、たまじ珈琲を運営していたから出会えた方々、
実現できたプロジェクトがたくさんあります。
今回のキャンペーン企画も、今は構想段階ですが、実現した暁には、
新たな出会い、発見などを自分にたくさんもたらしてくれるとワクワクしてます
それを糧にして、今年の厳しい夏を楽しみながら乗り越えたいと。
まとめますと
水出しアイス珈琲をひとりでも多くの皆様に飲んでもらう
感動してもらう(最高の表情で「美味しかった」「涼しくなった」と言ってもらう)
結果として、たまじ珈琲のお客様・ファンを増やす
という3つを目標に頑張りたいと思います
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2011.06.18

フレンチプレス

スーツを着るのが辛いシーズン。
梅雨と夏の日差しが交互に責めてくる。一番苦手な季節
ユニクロのシルキードライインナー、手放せない。
さて、今週のブログはフレンチプレスを
大学の同じバスケットチームで濃い時間を過ごした友人をfacebookで発見。
懐かしくて、「友達になる」でアプローチ。
しばらくすると「承認」の連絡
話しはそれますが、
twitterとか、facebookとか便利な時代になりましたね。
便利過ぎて怖いと思うところも無きにしも非ずですが、
自分の感性が鈍らないように人並みに活用してます
【twitter】cafepapatamaji
【facebook】Yasuhiro Ueno

話しを戻して。
その友人から以下のメッセージがfacebookで届く。
昔と変わらない彼らしいメールだったのでそのまま貼付。
(いいでしょ特に、「さあ」ってとこ。昔を思い出しながら、思わずにんまり。)
====
珈琲好きです。
毎朝、30gをフレンチプレス。
500mlをふたりで。
さあ、どんな提案してくれる
====
「フレンチプレス」って言葉をご存じない方も多いと思いますので、まずは解説を
フレンチプレスは、別名コーヒープレスとも言います。
おいしい珈琲が手軽に淹れられるという理由で、人気があります。
特徴は、専用の道具を使い、金属フィルターを使用することで珈琲オイルと微粉を抽出する点。
微粉があるから好きという方と、微粉があるから嫌いという方と、評価は大きく別れます。
飲んだことがない方は、道具を手に入れれば淹れ方は簡単なのでお試しあれ
苦手と思っている人ほど、嵌る可能性が高いかと
〔フレンチプレスの淹れ方〕
http://www.flavorcoffee.co.jp/7f/7f-11.html
※出典:フレーバーコーヒー(愛知)さんのWebサイトより(写真付で分かりやすい
フレンチプレスを美味しく飲むためには、いくつか条件があります。
新鮮なコーヒー豆を使う
飲む寸前に豆を挽く
粗挽きにする
珈琲の量は12~15g/1人分(ペーパーフィルターの場合と比べて多め)
お湯の温度は90℃程度(ペーパーフィルターの場合と比べて高め)
蒸らし時間は3~4分(できればコーヒーカップも温めておく)
どれも大事なんですが、一番大事なのは「新鮮な珈琲豆を使う」
フレンチプレスの場合、珈琲豆に含まれているオイル(油分)の中にある
成分を逃さず抽出することが味の決め手なので、
その珈琲豆が新鮮であることは最重要なんです
友人は、30g/1日ですから、900g/1ヶ月。これってかなりの消費量
たまじ珈琲のコースでいえば、最も量が多い5,000円/月(900g郵送)コースとなるわけです。
このコース、契約されているお客様の多くは企業。
つまり、何人かでオフィス珈琲を楽しまれているパターン。
よって、個人となると、珈琲に1ヶ月5,000円は高すぎ(自分が言うのも何ですが)
これらを総合的に勘案して、今回は以下のように提案することに
まずは無料トライアルで試飲
味を気に入ってもらえたら1,500円/月(250g郵送)でスタート(現在の珈琲豆と併用)
2種類の珈琲の最適バランスを模索
自家焙煎と言えども、味(個性)はそれぞれ。
特に、ダイレクトに珈琲オイルを味わえるフレンチプレスなら、その個性を強く感じるはず。
フレンチプレスに合う珈琲はと質問されると、一般的にはシティ程度の中煎りが適している。
ただ、自分は思うんです
珈琲は飲む人が一番美味しいと感じるものが一番だと。
例えば、珈琲の中で缶コーヒーが一番、インスタントコーヒーが一番と言う人もいる。
これ、なんら不思議なことではなく自然なことかと。
そんなわけで友人の好みに合うかどうかは分からないけれど、
最後まで悩んだ末、フレンチプレス用の無料トライアルとしては以下の2種類を選択
・スペシャルフレンチ(深煎/苦みの中に甘み
・コスタリカ(中煎/綺麗で品のある味・有機栽培
この2つはまったく違った味のベクトル。
一般的にはコスタリカの方が合うはず。でも、友人はスペシャルフレンチを
気に入ってくれるような直観が・・・
どちらかがストライクとなってくれることを祈りながら友人に一言
さあ、どんなジャッジをしてくれる
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2011.06.11

震災支援 報告!

5月29日(日)8:30に宮城県七ヶ浜中学校に到着
テニスコートだった第2グラウンド内に建てられた仮設住宅。
避難所から仮設住宅に引越しされている方々に挨拶しながら集会所へ。
しばらくすると、あいち生協のバン数台が到着。
生活物資のダンボールを集会所にリレー方式で運び込む
手際の良さを感心しながら見学していると、NPOの方から声をかけられる。
「たまじ珈琲さんですか
ここから怒涛のような時間が始まる
集会所の中に準備された喫茶スペースに荷物を運び込み、
珈琲を淹れるスペース、喫茶スペースを机と椅子の位置をアレンジしながら準備する
30分ほどで、何とか喫茶スペースっぽく変身完了
(喫茶スペースの机にひくクロスを持って来れば良かったと後悔。次回の教訓。)
入口に準備した看板(ちらしをパウチしたもの)を貼り、お化粧完了
次に珈琲を淹れる準備を開始する。これが一番大変だった
お湯を沸かす
沸騰したお湯を適応(83℃程度)まで下げる
珈琲豆をミルで挽く
珈琲を淹れる
クッキーと一緒に提供する
これを効率よく進められる配置を考える。
とても大事なのが淹れ終わったペーパーフィルターをどこに捨てるか、
フィルターをどこで洗うかなど
(最適と思った配置も結局やりながら改善したが・・・
調理スペースがお客様から見えないところにあれば別だが、今回はまさにオープンスペース。
珈琲を淹れる作業の最初から最後までお客様から丸見え。これは正直かなり緊張した
あっという間に9:30になり、入り口からお客様の声が聞こえてくる。
朝から引っ越しを終えた方々が、集会所に足を運ぶ。
生活物資や、せとものなど、支援物資として提供されるものを受け取り、
帰り際に喫茶スペースに立ち寄る
最初のお客様。男性。とにかく緊張した。
挨拶をしたあと、じっと珈琲を淹れる作業を見つめてる(と感じる)
丁寧に抽出し、香り、温度、色などをチェックして提供する。
その男性は、カップを持ち上げると目を瞑り香りを吸い込む「いい香りだ~」。
一口飲んだ後に「美味しい~」。自分に満面の笑みを見せてくれた。
「ありがとうございます
と思わず体育会系の血が騒ぎ、自分が思っている以上に大きな声で挨拶。
男性、ちょっと驚いた表情(スミマセン)。あまりに嬉しかったので。
そんな余韻に浸っていると、NPOの方が
「珈琲3杯お願いしま~す。」
その声でNPOの方々が集会所の中や外で、珈琲の営業をしてることに気付く
すると、次々にお客様が喫茶スペースに。7つほど準備した椅子はあっという間に満席。
こうなると、1杯ずつ淹れることは諦め、人数に合わせて3~5杯パターンに切り替える。
最初の緊張はどこへやら。長距離運転の疲れもどこへやら。
パワーが漲って、マシンのように珈琲を淹れ続ける
震災支援2
お客様ひとりひとりの顔を見る余裕はなかったが
「久しぶり~」「美味しい~」「香りに癒される」などの言葉が聞こえる。
じんわりと嬉しさが込み上げる
被災された皆さんに喜んでもらえていると、この時に実感。
気づくと12:30。3時間あまり珈琲を淹れ続けた。
お昼どきで、NPOの皆さんもお客様も、ひと休み。
足が棒のようになっていることを感じ、しばし休憩
コンビニで調達したパンを齧りながら、これまで感じたことのない充実感と心地よい疲労感
窓の外を見ると降り続く雨の中で、仮設住宅に荷物を運び込む方々。
その姿を見ながら、気持ちを込めて珈琲を淹れることに集中しようと思う
振り返ると、子供が覗き込んでいた。
午前中にクッキーを「美味しい」と食べていった女の子。
ニコっと笑いながら、
「珈琲屋さん、お父さんとお母さんにクッキーを持って行っていい
集会所の中にある手作り感いっぱいの喫茶スペースが、本物の喫茶店になったような。
そんな気持ちにさせてくれる言葉だった
イベントが終わる15:00をあっという間に迎え、これから長い長い帰途につく。
疲れはピークに達しているが、気持ちは元気。
東京までノンストップで帰れそう(現実はまったくそうではなかったが)。
珈琲による支援ができたらと思いついたのが、4月初旬。
想いだけでは実現できないと諦めた時期もあったけど、たくさんの方々の御支援で形になった。
自分の予想以上に、被災された皆様に喜んでいただけた。NPOの方々にも。

これからも要望があれば、1つ1つ形にしていきたいと思う
最後に、今回の活動に支援いただいた以下の皆様に心から感謝申し上げます
・クッキー300人分:プチグレースさん(荻窪)
http://www.todoland.co.jp/petit-grace.html
・ドリッパーなど珈琲器具:カフェデニムさん(川崎)
http://mochi-kochi.sakura.ne.jp/denim/
・雑巾250枚:M先輩(新宿)
皆さん、本当にありがとうございました。これからも、どうぞよろしくお願い致します。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2011.06.04