クリスマスイブ
12月24日。言うまでもなくクリスマスイブ。
どういう因果か、こういう賑やかな日に限って予定がなかったので、
自宅のコンロで珈琲焙煎をすることに。
自宅用焙煎機は珈琲仕入先のオーナーからお借りしたもの。
ガスコンロの上で珈琲豆を入れる円筒形の鉄カゴが電動でまわるシンプルな構造。
新品で購入すると20万円するというから驚く。
価格とは需要と供給のバランスで決まる、・・・納得。
初めて使うので、ネットでマニュアルらしきものを探してみたものの見つからず。
他社の製品で見つかったものを参考に読んでみるが、
そもそも構造が違いすぎるのであまり参考にならず。
こうなりゃ、今までの経験でやってみるまでと腹を決めてスタート。
まずは、生豆を投入する前に焙煎機をあたためる。
ガスコンロに火をつけ、焙煎機のスイッチオン。
予想以上に早いスピードで鉄カゴがまわる。その音がでかい。
珈琲の焙煎はとにかく煙が凄いので
寒さを我慢して窓を全開にしているだけに
近所から苦情が来ないかが気になる。クリスマスイブだし。
余計なことを気にしていたせいか、最初の焙煎は大失敗。
あたためすぎたため、生豆を入れて数分すると焦げ臭い嫌な匂いとすごい煙。
すぐに火を消したものの、そう簡単に煙はおさまらない。
換気扇や窓で必死に換気するものの、焙煎機から立ち昇る煙の勢いに負けてる・・・。
と思った瞬間、火災報知機が鳴り出す。
慌ててボタンを押すも、なかなか鳴り止まない。
しばらくするとチャイムが鳴り、隣人が心配して(怒って)玄関に。
状況を説明し、平謝り。
他人様のクリスマスイブを邪魔するのは道徳に反するとしばし自粛。
2時間後。
やっぱり焙煎したいという気持ちに勝てず。
今度は焙煎機をあたため過ぎないところで、生豆を投入。
大失敗の経験を活かし、とにかくに慎重に焙煎を続ける。
焙煎開始から8分30秒を経過したところで、いちハゼ。
ちなみに、いちハゼのハゼとは「爆(は)ぜ」。
つまり、熱で膨張した珈琲豆が最初にはぜる音。
その30秒後、にハゼ。
にハゼは、いちハゼに比べて細かくて早い音。
にハゼの途中で火を止めて、焙煎機から豆を取り出してみる。
少し焦げ臭く、すっぱい匂いがするものの、最初に比べれば十分いい香り。
この程度なら火災報知機が鳴らないことを確認し、その後、幾度か焙煎を繰り返す。
一番右側が最初の大失敗。真ん中が2回目、左側が3回目。
何回目か忘れたころに、やっと「それなり」のできばえに。
それが以下の写真。
一晩たってからの方がおいしいと分かっていながらも、
とりあえず飲んでみたい衝動に駆られ、珈琲を淹れる。
ちなみに、豆はブラジルサントス。
味は、初めて使う焙煎機の割には、いい感じ。
珈琲を飲みながら、キッチンを見まわすとものすごい珈琲のカス。
もうすぐ25日になろうとしているこの時間に掃除機をかけるわけにもいかず。
明日まで放置することに。
こんな感じで2011年のクリスマスイブは過ぎていってわけです。
皆様のクリスマスイブはどんな夜でしたか
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
珈琲と子供
完全な冬モードがスタート。
冬モードとは、「コート+手袋+マフラー」の完全防備。
11月末まではコートと手袋なしで過ごしたけど、
我慢しすぎた結果、風邪を拗らせたので、早めに冬モードへ移行することに。
これで、外を歩いているときは快適だけど、電車やバスが不快。
歩いて体が温まった状態で、電車やバスに乗り込んだ瞬間にドッと出てくる汗。
季節外れの暑がり親父みたいで・・・。
さて、今週のブログですが、「珈琲と子供」と題して。
久しぶりに、たまじ珈琲のお客さまからいただいた質問への回答形式にて。
【お客さまからの質問】
2歳10ヶ月の息子が、お父さんの真似をしてカフェオレをがぶがぶ飲んでますが、
健康上あまりよくないでしょうか?
最初は苦いということで舐める程度。
徐々にエスカレートしてコップ1杯を一気に飲み干すほどに。
「すごい」とおもしろ半分で飲ませてましたが、
最近は飲み過ぎと心配になって質問いただいたとのこと。
私もこの分野について専門家ではないので、いつものごとくネットで調査。
その中で、とても分かりやすい解説があったので紹介すると。
珈琲=カフェイン(眠気に強い苦い成分)と知っている方は多いと思いますが、
実は、緑茶や玉露などのお茶類にも、珈琲と同じ、もしくはそれ以上に
カフェインが入っているんです。また、海外では珈琲を「胃薬の代わり」として、
薬として使用することもあるんです。
つまり、珈琲の効能を簡単にまとますと、
食欲を出す(胃の調子を活発にする)
体の外へ水分を出す(利尿作用)
リラックス効果がある
眠気を飛ばす
ほとんどの市販の風邪薬や栄養ドリンクにも必ずと言っていいほど、
「カフェイン」が入ってますが、このカフェインの役割は
風邪薬を飲んだ際に症状の改善を目的として「頭をスッキリ」させる為に
入っていることが多いようです。
このように、カフェイン飲料である珈琲は、体に良い働きをしてくれます。
2歳の息子さんの場合で考えると、大人に比べて体が小さいので、
使う珈琲の量を少なめにすれば、がぶがぶ飲んでも心配ないと思います。
カフェインを多く取り過ぎることで注意すべきことは、
珈琲に含まれるカフェインは、体の血液に混ざりやすいため、
貧血の症状を作り出しやすいと言われてます。
小さいお子さんの場合、鉄分補給や血液を作り出すことが
まだ十分にできない部分もありますので、カフェインの取り過ぎにご注意を。
【ミールプラザの「子供の食育」コーナーより】
珈琲は大人の飲み物、
子供が飲むものじゃないと言われて育ったせいか、
この回答を読みながら、なんか損した気分が。
銭湯で親父が飲んでいた茶色の珈琲牛乳。
もちろん瓶。丸い紙の蓋。
自分は、それで「めんこ」しました。(余談)
自分は、いちごミルクかフルーツジュース。
珈琲を飲むと背が伸びなくなる、それでもいいのかなどとプチ脅迫。
いちごもフルーツもおいしいけど、
親父がうまそうに珈琲牛乳をがぶ飲みしてるのが
大人っぽく感じて、子供心に羨ましいと思ったことを、ふと思い出した。
時代が変わって、
老若男女を問わず、珈琲が体に良い飲み物であることが
化学的に分かってきたので、皆さんも取り過ぎには注意しながら、
いろいろな飲み方で楽しんでくださいね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
リニューアル
本格的な冬到来。
11月はコートを着ないで、暖房機を付けずに我慢しましたが、もう限界。
我慢した結果、風邪を引いたわけですが・・・。
ちなみに、暖房機は「加湿ファンヒーター」(SANYO)。
気管支炎になったりと、喉が弱い自分としては加湿がポイント。
部屋がどれぐらい暖まるか不安だったけど、予想以上に。
短時間で、じんわりと暖まる。
暖房機で迷っている方、加湿ファンヒーターも選択肢の1つとして、ぜひ。
さて、今週のブログでは、「リニューアル」と題して。
何をリニューアルするかと言うと、たまじ珈琲のサービスコース。
時期としては、2012年4月のスタートを目標。
リニューアルを決めた背景は、
年間契約型のサービスを開始してから4年が経過し、
お客さまの新たなニーズが把握できたから。
お客さまや、たまじ珈琲の関係者にいろいろと意見を聞きながら、
最終的な内容を鋭意検討中なので、本日はリニューアルコンセプトをご紹介。
お客さまの新たなニーズを一言でいえば、季節・地域に合わせたコースの提供。
たまじ珈琲では、現在、3種類のコースで郵送する珈琲の量を選択できる。
詳しくは、以下のオフィシャルサイトを参照。
【たまじ珈琲 オフィシャルサイト】
http://tamajicoffee.com/
ちょうどいいと言われるお客さまが過半数だけど、
中には、珈琲の量が足りなかったり、多すぎたりとの声もいただく。
このような場合、柔軟にサービスコースの変更を受け付けることで
で対応しているのが現状。
体調を崩して消費量が減った、
家族も飲むようになって消費量が増えたなど、
その理由はさまざま。このあたりは、想定の範囲内。
新たなニーズとは、「季節・地域による消費量」。
秋や冬などの寒い季節は、ホットの消費量が増加。
暑い夏は消費量が減少(水出しアイスは一気に増加)。
四季が明確な地域は、季節により消費量が変動。
通年寒い地域(北海道)はホットを安定的に消費。
通年暑い地域(沖縄)はアイスを安定的に消費。
想定の範囲内の理由に、季節や地域という要因が加わって、
消費量は複雑に変化する、これが今回リニューアルをしようと決めた背景。
一方で、さまざまなニーズを吸収しようと最大公約数的なコンセプトを選択すると、
運用コストUP、結果、サービス価格がUPとなり、お客さまに喜ばれないことに。
まとめると・・・
ニーズが明確に分かってきた
それに対応するための方法を個々には持っている
最も重視するポイントをぶらさず、効率的な仕組みを作ること
目標とする4月まであと3.5ヶ月。
この時間を有効に利用しながら、既存のお客さま、
契約を検討されているお客さま、これから出会うお客さまのニーズに
より柔軟に対応できるサービスコースを目指そうと思う。
このブログを読んだ皆さま。
サービスコースについてご意見があれば、お気軽にオーナーまで。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
スイッチ・オフ
とうとう風邪でダウン。
今年は、鼻が出たり、咳が出たりと風邪「気味」はあったものの、
本格的な風邪でダウンしたのは今年初。
歩くこと、食生活の改善などにより、
抵抗力が高まり、体質改善できてきた矢先なのに・・・。
体育会系の割には、体が弱いとまわりの人から言われる。
付き合い初めは言われない。
どちらかと言えば、いつも元気で頑丈そうと思われる。
更にいえば、いつも悩みがなさそうとも言われる。
(そんなわけはない。)
しばらく付き合うと、思ったより体が弱いねと言われる。
異性、年齢に関係なく言われてきたので、
その指摘は間違いないと40歳を超えて素直に認めることにした。
風邪で倒れる時のパターンは咳が出て、鼻水が出て、最後に熱。
このトリプルパンチを食らうと、何もできなくなる。
というか、何もやる気にならなくなる。
こうなるとイライラする。
あれをやるはずだったのに、あれがやりたかったのにと。
ダウンしている時間がもったいなくてしょうがない。
(子供かと大概叱られるか、呆れられる。)
でも、今回のダウンで新たな自分を発見した。と言うか、
(きっと年をとったせいで)自分が変わっていることに気付いた。
ダウンして、何もやる気がなくなっているこの状況で、
このことはブログに書いておかなきゃと思うほど、
自分にとっては大きな衝撃。
さて、自分がどう変わった点を自分なりに分析。
まず、全然イライラしない。
どちらかと言えば、この状況を楽しもうとしている。
昼ドラや、夕方の視聴率が良かったドラマの再放送を見る。
電車に乗っている時にしか読めない推理小説を一気に読む。
それが終わった後は、2時間ほど、ぼ~っと過ごした。
これには、マジで驚いた。
この感覚に似た体験を思い出した。
===
息子が小学生だった頃、夏休みになると伊豆の海で過ごした。
ひと泳ぎした後、いい感じで疲れてくると
何を話すわけでもなく、寝ているわけでもなく、
ただ横に並んでそれぞれの丸い浮き輪から頭と手足を出して、
目を瞑ってぼ~っと過ごす。
太陽の熱い日差しと、冷たい海のギャップが心地よく。
まわりで楽しそうにはしゃいでる子供たちの声が徐々に小さくなって。
===
これは休むとか休養するとかではなく、スイッチを切る感じ。
つまり、自分が変わった点とは、この感覚を楽しめるようになったこと。
自分は、今日やることを決めて、それを予定通り片づけていくのが好き。
とにかく事前に計画を立てて、それを実行していくことに
達成感を感じ、モチベーションがアップする。
泳ぐのをやめない(やめられない)マグロのように、それを繰り返す。
そんな性格だからこそ、
ダウンしないように適当なタイミングで、適度な休養をとること。
(皆さんからの正しいアドバイス)
正しいアドバイスだけども、いつまでたっても自分には無理な気がする・・・
それでも、今回のスイッチを切ることはできそうな気がする。
壊れた体を治すための休養と、スイッチを切った時間を楽しむことは、
まったく違うが、後者の方が自分には向いてる。
つらつらと思っていることを書ききったら落ち着いてきた。
スイッチを切って、珈琲ブレイクすることに。
今週は珈琲のこと、何も書かずに終わってしまった・・・。
思うままつらつら書いているということでお許しを。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
珈琲サロン(第3回)
10℃を下まわる日も、ちらほら。寒くなってきましたね。
人一倍寒さに弱いと自覚してますが、今のところマフラーだけ。
寒さを我慢して最初の10分歩き続ければ、快適になると言い聞かせながら。
あと数日ですが、11月中はこのままで(いきたいもんです)。
気が付けば、今週から2011年もとうとう12月に突入。
時間が経つのは本当に早い。
かりゆし58「オワリはじまり」の歌詞がしみる。
ときどき無性に聞きたくなる。
もうすぐ今日が終わる
やり残したことはないかい
親友と語り合ったかい
燃えるような恋をしたかい
一生忘れないような出来事に出会えたかい・・・
さて、そんなしんみりとした気持ちとなるこの季節ですが、
本日のブログでは、たくさんの元気をもらった「珈琲サロン」について。
リニューアルして2ヵ月に1回開催している珈琲サロン。
今回が第3回で、11月13日(日)に開催。
今回は初の試みで、予めテーマを設定したサロンに。
珈琲サロンの永久幹事(独断と偏見)である浜ちゃんが中心となって
「アロマ」の関係者を集めて「起業を考える」の会。
浜ちゃんを含め、アロマ関係者4名。それにM先輩と自分の合計6名。
久しぶりにこじんまりとした人数で、ほっこりと。
アロマ関係者ということもあり全員女性。
結果、この空間にいる男性は自分だけ。
今回は初顔合わせが少ないので、いきなりのガールズトーク。
ま、まさかこのまま流れていくのでは・・・と一瞬思ったが、
参加者それぞれが「想い」を持って参加していることを徐々に把握。
自然と話は、アロマに関連したビジネスの夢だったり、
ぶつかっている壁だったり。
アロマのビジネスはよく分からないけど、
この4名、将来きっと一緒にビジネスをしてるだろうなと、勝手に想像。
ここからは勝手な見立てだけど・・・
それぞれが違う得意技と魅力を持っている。
でも、個々のメンバーの起業への認識は、まだ「ほわっ」としてる。
何かの「きっかけ」でビジネスが動き出し、
それぞれの役割が明確化し、真剣に取り組んだら間違いなく凄い。
ロジカルじゃないけど、自信あり。
M先輩と自分は・・・
いつもどおり、ランチ・デザート・珈琲の準備に行ったり来たり。
これはこれで楽しい。
会場であるM先輩家のほっこりオーラはますます強大になり、
初めて訪れた人も30分もすれば、心身ともにリラックス。
この場所をもっと今回のような目的を持った場として
活用すればいいんじゃないか、と真剣に思う。
珈琲サロンは、どういう背景であれ、偶然集まり、偶然出会うメンバー。
毎回思うことだが、帰り道に駅までとぼとぼと歩いていると、
このメンバーとは会うべくして会ったのではないかと。
そうでなきゃ、数時間でこんなに身近に感じない
密度の濃い時間を過ごせる珈琲サロン、どうですか
ご興味ある方、この場をある目的で使ってみたい方、
オーナーまでメールでお気軽にご相談ください。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
エーデルワイス
ここ数日は、スーツにマフラーというスタイルが快適。
確実に冬が近づき、寒くなってきましたが、20分も歩くと暑くなる。
汗っかきのせいもあって、おでこからダラダラと汗が出てくる。
ときどきすれ違う人に、「暑いの」と不思議そうな顔をされたり。
こんな自分には、コートじゃなくマフラーというのがとても快適。
暑くなったら鞄にしまえる。(歩くときは手ぶらが最高)
首に巻くだけじゃなくて、肩や膝にかけたりして暖をとれる。
コートがないと耐えられないという時期まではこのスタイルで頑張るつもり。
さて、そんな寒さが身に染みる季節になれば、もうクリスマスは目の前。
今年のクリスマス商戦、たまじ珈琲はどうしようかと悩んでいたところに
ルピシア・ボンマルシェさんから相談をいただく。
クリスマス用の珈琲を準備できませんか
ルピシア・ボンマルシェさんでは、現在、ブレンド5種類、ストレート2種類、
水出しアイス1種類と合計8種類を販売中。
これらの珈琲をクリスマスバージョンにパッケージを変えて・・・
なんて考えていたところに、ふと、たまじ珈琲で取り扱いを始めたばかりの
新製品「エーデルワイス」を思い出す。
この「エーデルワイス」とは、タンザニア産のストレート珈琲。
エーデルワイス農園で収穫された珈琲だからこの名前。
我々世代(40代半ば)で「エーデルワイス」と言われて思い出すのは曲名。
思わず口ずさんじゃう。
そもそも「エーデルワイス」とは、どんな意味ということで
ウィキペディアで検索。
====
エーデルワイス、エーデルヴァイス、エーデルバイス
(ドイツ語: Edelweiß, Edelweiss) とは、植物の名。
直訳すると「高貴な(気高い)白」。
セイヨウウスユキソウ(ウスユキソウ属)の高山植物。
ウスユキソウを愛でる歌としてミュージカル
『サウンド・オブ・ミュージック』が有名。
※ウィキペディア「エーデルワイス」から引用。
====
「クリスマス」→「高貴な(気高い)白」から、閃いた。
「エーデルワイス」をクリスマス限定の新商品としようと。
早速、師匠に了解をとり、ルピシア・ボンマルシェさんに提案。
とんとん拍子で話が進み、たまじ珈琲のデザイナーにラベルを依頼。
そのラベルが、これ。
とっても、とっても気に入っている。
実は、たまじ珈琲のデザイナーが新しい方にバトンタッチ。
たまじ珈琲を開始してからずっと支援し続けてくれた初代デザイナー、ジャイ。
彼女はめでたくご出産され、現在は子育てに専念。
たまじ珈琲のキャラがここまで成長したのは、ジャイのお蔭。
彼女なくして、今のたまじ珈琲はあり得ない。
そんなジャイからの仕事を引き継いでくれたAさん。
今回のラベル、それ以外の仕事を既にいくつか一緒してもらったが、
センス・品質・スピード、申し分ない。
ジャイ、Aさん、出会いを思い返せば偶然が重なった奇跡。
いつも思うが、たまじ珈琲は本当にパートナーに恵まれている。
事業の成長速度は、かなりゆっくりだけど、確実に目指すべき姿に近づている。
最近はそう自信を持ってそう言えるようになった。
いつものことながら、随分と話がそれてしまったので、軌道修正。
できあがったクリスマス限定パッケージ「エーデルワイス」は、
無事に製品化が完了して、11/15からルピシア・ボンマルシェで発売開始。
クリスマスのプレゼントとして
クリスマスケーキのお供に
いろんなクリスマスシーンを引き立てる商品として
ひとりでも多くのお客さまが喜んでくれたら最高。
最後に、「エーデルワイス」という珈琲について。
苦みと酸味の最適バランス。特長としては、甘さと深いコク。
豆を細かめに挽いて、少し熱めのお湯でゆっくり淹れることで、
しっかりしたボディーとコクを味わって欲しい。
クリスマスケーキなどのスウィートとの愛称は抜群。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
コミュニケーション
はや11月の半ば。あっという間に年末モードですね。
毎年感じるんですが、秋は本当に短い。
食欲、読書、スポーツを楽しもうと思っているうちに、
あっという間に冬がやってくる。正しくは、クリスマスがやってくる。
不景気のせいか、クリスマス商戦はどんどん前倒しになり、
11月になると街の至る所でクリスマスの音楽やディスプレイが・・・。
クリスマスは嬉しいんですが、秋をもう少しゆっくり楽しみたいものですね。
なんて会話を、たまじ珈琲のお客さまと先週末にしたんです。メールで。
年間契約で長くお付き合いいただいているお客さまなので、
珈琲の話題から始まって、仕事や、家族など、関係が深まるにつれて
さまざまな話題でコミュニケーション。
そんなわけで、今週のブログは「コミュニケーション」と題して
オーナーである自分とたまじ珈琲のお客さまが
どんなコミュニケーションをしているかの紹介を。
たまじ珈琲は、毎週日曜日のお昼到着を基本として珈琲を郵送してるんです。
Aさんは第2週、Bさんは第3週というように各週ごとにお客さまが決まっている。
郵送日の約10日ほど前にメールで今月分はいつ届きますよと
以下のようなメールでお知らせ。
====== ここから
お客様各位
たまじ珈琲 上野です。
いつもありがとうございます。
本格的な秋の到来ですね。
夜や朝は急に涼しくなったりしていますので、
風邪などひかないようお気をつけください。
食欲の秋、スポーツの秋ということで、
珈琲からちょっと離れたブログをつらつらと書いておりますので、
お時間ありますときにアクセスください。
【歩く・歩く】
http://tamajicafe.blog38.fc2.com/blog-entry-148.html
【地下街】
http://tamajicafe.blog38.fc2.com/blog-entry-149.html
【七輪会(2011年秋)】
http://tamajicafe.blog38.fc2.com/blog-entry-151.html
そういえば・・・
最近、facebookを楽しんでいます。
たまじ珈琲のお客さま、高校や大学時代の友人などと何気ない会話をしたり、
久しぶりに飲むことになったりと、たくさんの刺激を受けています。
facebook登録されている方がいらっしゃれば、「上野 泰弘」で探してみてください。
たまじ珈琲のロゴが目印です。見つかったら、迷わず「友達になる」を押して
メッセージを送ってください。必ずご返事させていただきます。
最後に、11月の郵送予定日を以下のとおり、ご連絡させていただきます。
ご都合の悪い方がいらっしゃれば、お手数ですがメールにてご連絡ください。
◆◆◆◆◆◆
次回郵送予定日時 : 11月××日(日)正午~14時頃
※予め時間変更を希望いただいているお客さまは、
その曜日・時間指定となっておりますこと合わせて報告させていただきます。
※オフィス宛に郵送となっているお客様は、翌日(月曜日)の午前中とさせて
いただいております。
◆◆◆◆◆◆
引き続き、たまじ珈琲をご愛顧のほど、よろしくお願い致します。
+++++ たまじ珈琲に関する情報はこちらから
【オフィシャルサイト】 http://tamajicoffee.com
【たまじカフェ(ブログ)】 http://tamajicafe.blog38.fc2.com/
【facebook】Yasuhiro Ueno(上野 泰弘) ※たまじ珈琲ロゴが目印です!
====== ここまで
3年前に、たまじ珈琲を開始した当初はこのメールへの返信は月に数件(2~3件)。
現在は、お客さまが少しずつ増えていることもありますが、月に20件ぐらい。
なんと、10倍ぐらいになってる。(実際に数えてみました。)
その内容は、
第1位:「郵送日時の変更」
第2位:「ブログへの感想」
第3位:「珈琲への感想と要望」
第4位:「近況報告」
冒頭でご紹介したのは第4位に入る「近況報告」のジャンル。
中には、家族や仕事はもちろん、ペットの話しとか、趣味とか。
変わったところでは、「詩」なども。
メールの署名部分(一番下)にさりげなく書いてあった詩が気になって、
それにコメントしたりしていたところ、最近は毎月新作が。
こちらも、そのメールを受け取るのがなんとなく楽しみに。
珈琲の商売をしていなかったら、
コミュニケーションする機会などなかっただろうと思うと、
感慨深いものがある。
これからも、珈琲をとおしてお客さまとのコミュニケーションを、
そして自分が楽しむだけじゃなく、楽しんでもらえる情報を提供することで
ともに良い時間を共有できたらと思う。
お客さまの中で、メール送ってみようと思ったけど・・・送らなかった。
という方がいらっしゃれば、思いつくことを、そのまま書いてメールくださいね。
ゆっくり・ゆったりと会話しませんか
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
七輪会(2011年秋 2)
10/29(土)気持ちいい秋晴れ。
待ちに待った「七輪会-2011秋-」の当日。
今年で(多分)10年目を迎え、参加人数も過去最大の23名。
七輪会は、このブログで何度もご紹介しているおなじみのイベント。
自分の出身高校である都立青山高校のバスケット部の「M先輩」の
自宅を会場としたホームパーティ。
七輪会というだけに、メインは七輪で秋刀魚や焼き鳥を焼くこと。
さらには、M先輩の手料理がこれでもかと机の上に並ぶ。
正確には、並びきれないぐらい出てきて、お土産で持ち帰るのが通例。
今週のブログは、そんな七輪会の様子をつらつらと。
11:00 西武新宿線の中井駅改札に集合したヘルプ3名(自分含む)が集合。
今回は参加人数が多くて準備が大変ということで、
M先輩ヘルプ部隊が編制され、先に会場入り。
秋刀魚を裁いたり、大根を下したり、サラダを作ったりと大忙し。
あっという間に時間が経って、一般参加者が13:30に会場へ到着。
何とか準備が間に合い、七輪会がスタート。
ちなみに、今回の七輪で準備した食材は。
秋刀魚40匹(産直・青森)
帆立10枚(産直・青森)
大山地鶏75本(レバー/ひな/皮をそれぞれ25本)
椎茸などのキノコ
さらに、インフラは。
七輪は5台。庭に5台並んでいる様子は圧巻。
秋刀魚用の横長タイプも2台加わり、インフラの充実ぶりは目を見張る。
さらに、熟練した焼き職人の腕。
これもちょっとやそっとじゃ手に入らない。貴重なノウハウ。
最初から最後まで、お店に出しても恥ずかしくないぐらいの見事な焼き上がり。
言うまでもなく、溜息が出るほど「おいしい」。
経験談から言えば、七輪で焼きながら秋の寒空で食べるのが一番「おいしい」。
次に、M先輩の手料理は。(記憶の限り)
サラダ(パクチー・セロリ・マカロニ・タコ・シーチキン・水菜など)
鶏と大根の煮物
茗荷の酢漬け
塩豚のオーブン焼き
秋刀魚ご飯
芋煮
パウンドケーキ など
もちろん、パウンドケーキと一緒に「たまじ珈琲」も。
今回は、スウィートに合うスペシャルフレンチを中心とした深煎。
さらに、今回は珈琲にもひと工夫。
自分の元上司K氏が、アイリッシュコーヒーを提供。
これが、予想以上に好評。
今回は、23名のうち半分ぐらいの方が初参加。
初対面なので、最初は何重にも猫を被って挨拶しながら表面的な会話。
30分もすると、あの空間が創り出す独特なリラックスムードとお酒の力により、
それぞれの個性が、にょきにょきと顔を出す。
いい感じで個性がぶつかり合ったり、引き合ったり。
至るところでコミュニケーションが爆竹のように破裂する。
そこからは距離感が一気に縮まり、何とも言えない一体感が生まれる。
この一体感を体感する瞬間が最高。
今回も七輪会を開催した良かったぁと心底想う。
今年は参加人数も過去最大だが、終わってみれば時間も最長。
13:30から開始して、終わったのが20:30。
7時間、とにかく食べて・飲んで・笑って。
こんなに長い時間、誰が仕切るわけでもなく、会話が途切れるわけでもなく、
変化していくテーマにそれぞれが適当に参加しながら、快適な時間が流れる。
真っ暗な道をとぼとぼと駅に向かう帰り道。
寒くて暗いのに、運動をした後のような心地よい疲労感と不思議な達成感に包まれる。
参加した全員が、それぞれの感性で楽しかったと思ってもらえてれば嬉しい。
次回は、2012年春。
参加してみようかな・・・なんて思っている方は、忘れないうちに自分宛にメールを。
近くなったら案内メールを出しますので。
ちなみに、Facebookでは「七輪会」というグループもありますので、
興味ある方は、こちらも自分宛にメールを。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
豆
来週から11月。
2011年も残すところあと2ヵ月ですね。
ぐぐぐっと寒くなりましたので、風邪などひかぬようお気を付けください。
さて、今週のブログは久しぶりに珈琲ネタをつらつらと。「豆」と題して。
たまじ珈琲とは、年間契約いただいたお客さまに、
その方の好みにあった珈琲をオーナーである自分がチョイスして郵送するサービス。
ご自宅やオフィスなどで、
お客さまが「ゆっくり・ゆったり」過ごしたい思ったときに、
たまじ珈琲がなくては困ると思ってもらえるようになることが目標(理念)。
そんなお客さまに郵送する珈琲の種類は、常時約25種類。
内訳としては、ブレンドが5種類程度と、ストレートが20種類程度。
珈琲の形態は、4種類。今回のテーマと深く関わるので、丁寧に説明を。
豆:焙煎した豆、そのもの
挽き:焙煎した豆を、ミルで挽いた粉(挽き方もお客さまの要望に合わせて)
ドリップ:挽いた珈琲をペーパードリップとセット
水出し:挽いた珈琲を水出し用のフィルターに詰めたもの
たまじ珈琲のお客さま割合でざっくり言うと・・・
豆:40%
挽き:30%
ドリップ:20%
水出し:10%
という感じ。傾向としては、徐々に「豆」のお客さまが増えている。
(自分も相談されると、とにかく「豆」をプッシュしてる。)
理由は簡単。「豆」が一番おいしいから。
「豆」の場合、飲むときに「ミル」という道具が必要。
持っていない人も多いし、持っていても面倒という人も多い。
これは、珈琲を飲むスタイル・場所が、お客さまによって様々なので
一概にどうすればよいかは難しい。
それでも、このブログでは「豆」で飲んで欲しいと伝えたい。
間違いなく、それが一番おいしいから。
珈琲豆は生鮮食品。
野菜や果物とまったく同じように鮮度、フレッシュさが命。
どんなに高価な珈琲豆でも、焙煎後に時間(日数)が経過すれば、
酸化や劣化が起こり、香りや味は必ず落ちる。
この酸化や劣化のスピードを落とすもっとも効果的な方法は、「豆」で保管すること。
つまり、飲む前に豆を粉に挽くこと。
ちなみに、豆は、2~3週間以内に飲みきってしまうものは冷蔵庫で。
それ以上保存するものは冷凍庫で保管がベスト。
まとめると。期間に合わせて保管し、飲む前に豆から粉にする。
これが、手元にある珈琲豆が持っている最高の味と香りを楽しむためのベストな方法。
さらに、「豆」をすすめる理由は、おいしいことに加えてもう1つ。
それは、「ゆっくり・ゆったり」に深く関わる。
珈琲を飲むときは、すべてを忘れて、じっくりと淹れて、ゆっくりと飲むことに集中して欲しい。
「ゆっくり・ゆったり」した気持ちに自然となるために、
実は珈琲豆をミルで挽いて粉にするという行動はとても有効。
カリカリとした音と、そこから立ち昇る香りは、一気にリラックスした気分に。
さらに、沸かしたお湯を適温まで冷まし、珈琲を淹れるときには、
普段見えない景色や音が自然と飛び込んでくる、気持ちのゆとりを感じてもらえるはず。
おいしいこと、ゆっくり・ゆったりを過ごせること。
この2つの理由から「豆」で珈琲を楽しむことを強く、強く、提案。
いかがですか
拙い文章でしたが、「豆」で飲んでみようかな
なんて気持ちになられましたか
最後に、オーナーおすすめの珈琲ミルの紹介を。
自分は2台持ってて、長年愛用中。2,500円程度でリーゾナブル。
近く、ミルをプレゼントする企画も検討していますので、お楽しみに~。
ハリオ:コーヒーミル・セラミックスリム(MSS-1)
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
地下街
一気に寒くなりましたね。歩いても歩いても汗をかかない。
暑さよりも寒さに弱い自分にとっては、これからが歩くのが一番辛い時期。
この寒さで雨や雪が降った日には・・・という感じ。
こんなとき、活用させてもらうのが地下街。特に東京駅。
ちなみに、歩くだけのために東京駅に行ってるわけではありませんので。
サラリーマンのオフィスが日暮里で、
訪問先が品川~渋谷に集中しているため毎日のように通過する。
お昼前後が多いので、地下街を歩いた後、ランチをするというパターンが多い。
またまた珈琲の話しではなく、
今週のブログも、先週の「歩く」続きで、地下街編を。
さて、自分の地下街コースですが。
スタート地点は、東京駅の丸の内中央口。
ここから、東西線乗り場方面へ。このあたりから大手町駅。
さらに都営三田線・千代田線の大手町駅へ向かい、
両方の乗り場がある三叉路を左へ(ドトールが目印)。
そこから、なが~く続く地下通路で日比谷駅へ。
(地下道が、大手町~二重橋前~日比谷までつながっているのが驚き。)
デッドエンドで折り返して、ひたすら同じ道を戻る。
さっき通過したドトールを右折すると元のルートに戻ってしますので、
そのまま通過して半蔵門線の大手町駅方面へ。
半蔵門線から丸ノ内線、さらには東西線の大手町駅を通過して
東京駅の八重洲口方面へ。
ここまででスタートしてから約7,000歩。距離にして4km弱。
地下鉄の駅をひたすら歩いてくるので、
寒さと雨風は凌げて快適ですが、景色がつまらない。
でも、約7,000歩、時間にして1時間我慢すると魅力的なゾーンに近づく。
それが、八重洲地下街。
大丸のデパ地下とつながっているのも魅力ですが、
ラーメンストリートからテレビ局のアンテナショップなどなど。
特に飲食店の充実ぶりはすごい。
この八重洲地下街をゆっくりしたペースで2週ぐらいまわって、
どこでランチをするかを決める。これで、1,500歩。
ランチをした後、八重洲口から東京駅に戻って電車のホームでゴール。
スタートからゴールまで、約10,000歩、ランチを入れて所要時間は90分。
これかなり気に入っているコース。
歩くのが趣味な方、これから寒くて辛い時はぜひお試しを。
最後に・・・八重洲地下街で自分のおすすめのお店は紹介。
「玉乃光酒造」
http://www.tamanohikari.co.jp/index.html
名前のとおり、酒の店。
こちらのランチはボリュームもさることながら、米がうまい。
種類も豊富で、がっつり和食を食べたい時に最適。
生卵がデフォルトでついてくるので、2杯めは「卵かけご飯」が定番。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。