たまじのつらつら記 「ゆっくり・ゆったり」コンセプトとしたたまじブログ。

BRUTUS

ちょっと前の話になりますが・・・
サラリーマン仕事で出会い、現在はプライベートでもお付き合いいただいている
同世代の男性から以下のようなメールをいただきました
 
本屋で雑誌をみてたら、ブルータスの最新号でコーヒー特集をしてました。
条件反射的に上野さんの顔が浮かんだのでついメールしてしまいました。
既にチェック済みかもしれませんが、ご連絡までです。

新たな珈琲情報に喜んだのは言うまでもなく、
それ以上に「条件反射的に上野さんの顔が浮かんだ」という
フレーズがとても嬉しかった
珈琲屋というイメージが浸透してきたわけですからね
地下鉄東西線の早稲田駅近くの本屋。雑誌コーナーに足早に向かう
大きな文字で「GOOD COFFEE」という題名でBRUTUSを発見。
特集が組まれるのかと思いきや、本一冊が珈琲特集
中身をみることなく、レジへダッシュ。
少し迷ったことと言えば、2冊買うかどうか。とりあえず1冊にすることに
自宅に戻り、気持ちを落ち着けてから1ページずつゆっくり読書。
今回のテーマは「おいしいコーヒーの進化論。
解説しているメッセージから一部抜粋

「スペシャリティコーヒーを置くことが特段にスペシャルでもなくなってきた」時代だからこそ
今後は豆のキャラクターへのより深いアプローチが重要視されるでしょう。レベルの上がった
豆を前提に、焙煎や抽出でも多くの試行が繰り返され、そこからトレンドも生まれるはず。

このフレーズ、自分には深かった。
学生だった頃、珈琲と言えば、白いコーヒーカップにピーナッツを添えて
その珈琲は、ドロッとして真っ黒。ミルクも砂糖も入れないで飲めるのがカッコいい
ドトール、スターバックス、タリーズなどが続々と出店することで、
日本人の珈琲に対する距離感や味覚は確実に変わった
喫茶店が減っていく一方で、カフェや自家焙煎店は徐々に増加傾向とか。
まさにBRUTUSがテーマとしている「コーヒーの進化論」が始まっていることを実感する
健康飲料として注目される珈琲。
味や楽しみ方をさらに追及し、まさに進化していくことで
より身近な、より深い、なくてはならない飲み物として進化していく予感にワクワクする
長年、夢に見ている、たまじ珈琲の直営店(というか小さな、小さな工場)。
そこで珈琲を焙煎し、全国のお客様に郵送販売する。
一方で、香りに誘われてお店に足を運ばれたお客様にも販売できるようにする
ブラジルで体験したカフェのように、セルフサービスで珈琲はいつでも試飲できる
BRUTUSの中で見つけた写真の一部。
cafe_image
まさに、カフェではない直営店でも、お客様が珈琲を気軽に試飲できる。
それを実現するアイデアとしてお店の壁に埋め込まれた木のベンチ
お客様の会話を、笑い声を聞きながら、進化した珈琲を焙煎して提供したい。
この雑誌に出会えたことで、自分の夢がより具体的に。
メールに心から感謝。ありがとうございました
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2012.12.01

試飲会(木更津店)

2012年も残すところ1ヶ月。いわゆる師走ですね
寒がりな自分はマフラーと手袋が手放せない。週末は帽子も含めて3点セット
ちなみに手袋と帽子は先週行ったアウトレットで購入した新品
ここ数か月は毎月足を運んでいるアウトレット。
目的はルピシア・ボンマルシェさんでの「試飲会」
そのついでに、生活に必要なものをゲット。今回は三井プレミアムアウトレット木更津店
11/17(土)11:00。東京駅の八重洲から出発する高速バスに乗り込む。もちろん直行便
片道1,200円。時間は40分程度。はじめて利用したけど、とても便利。
今回はあいにくの雨模様だったけど、天気の良い日ならレインボーブリッジ、
アクアラインと旅行気分を味わえるルート
試飲会の開始は14:00。2時間ほど早く到着したので、手袋と帽子を購入して、ランチ
珈琲の仕事のついでに買い物もできて、ちょっとした旅行気分も味わえて。
なんて楽しんでいるうちに、あっという間に2時間が経過
ルピシアボンマルシェさんに伺い、試飲会をスタート
代官山店、あみ店と開催して今回が3回目。準備の手際、お客さまとの会話も慣れてきた。
あと立ち仕事にも(最初は2時間程度でも足がガクガクに・・・)
ちなみに、木更津店さんでたまじ珈琲を販売いただいている
コーナーはこんな感じ
kisarazu_1
雨模様なのにすんごい人
ルピシア・ボンマルシェさんがフードコートのすぐ近くということもあってか
お昼を食べた人が珈琲の香りでどっとお店に入って来る
珈琲屋冥利に尽きるとはこのこと。
1回にマグカップ3杯分を淹れ、それを試飲用カップに分けると15杯分
お客さまの様子を観ながら淹れようとのんびり構えていると、試飲用があっという間に消える。
慌てて淹れる、またなくなる、淹れるの繰り返し
そんな中でも、珈琲の淹れ方に興味深々のお客さまも
それがこんな感じ
kisarazu_2
試飲会で一番幸せな時間
新鮮な珈琲が生き物のようにふわぁ~っと膨らむ
思わず目を閉じて深呼吸したくなる珈琲の甘く、深い香り。
お客さまと顔を見合わせて思わずニコッと。
お子さんから「いい香り~」と最高の一言をいただく。
嬉しくなって、たまじバッチを思わずプレゼント
2時間の試飲会はあっという間に終了。合計200杯を提供
すべて手引きミルでカリカリ挽いて入れたので、強烈な肩凝り
とにかく座りたくて近くのカフェで一休み。
疲れを癒すために注文したのがこちら
がっちり糖分を吸収
kisarazu_3
仕事したという充実感と心地よい疲れ。
試飲会が終わった後にいつも感じられるこの気持ち。いい感じ
すっきりした気持ちで重い体を引きずりながら入口の高速バス乗り場に。
ちょうど来た東京駅行きの高速バスに乗り込み、5分後には夢の中へ
気づいたときには京橋インターを降りて、もうすぐ終点の東京駅。
次回の試飲会は、12月15日(土)の14:00~、代官山店にて。
近くに寄られたら足を運んでみてくださいね
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2012.11.24

ヘルシアコーヒー

2012年も残すところ1ヶ月半。
秋本番でウォーキングには最高の季節。1時間ぐらい歩いても汗をかかない
この1ヶ月は1日20,000歩を順調に達成中
歩くのって気持ちいいですね
お金をかけずに爽快な気持ちになれるのもいい。
ウォーキング前に淹れたての珈琲を半分飲んでスタート
戻ってきてから冷めて甘くなった珈琲をごくごく飲む。これが習慣
何の気なしにやっていたこの習慣。
実は珈琲の摂取方法としてなかなか良いらしい。
珈琲に含まれるポリフェノール。その1種にコーヒークロロゲン酸があり、
これが脂肪を燃焼・消費する効果が
運動する前に摂取することで、その効果が体内で有効に働くとのこと
なんか得した気分
11月の初旬、Yahooニュースをチェックしていると・・・
これに関連するニュースを発見

花王「ヘルシア」にコーヒー追加 脂肪燃焼効果を確認
花王は7日、同社が展開する特定保健用食品(特保)の飲料ブランド「へルシア」の
ラインアップにコーヒーを来春から加える方針を明らかにした

コーヒーに含まれるポリフェノールの一種「コーヒークロロゲン酸」に脂肪を
燃焼・消費しやすくする効果があることを確認したという。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121107/biz12110718110018-n1.htm
※産経ニュースより

これは驚いた
ネスレが「生豆茶」なるものを販売したのはわかるとしても、花王までが。
しかも特保で・・・。
珈琲が健康飲料として注目され、人気があがるのはうれしい
一方で、美肌・ダイエット効果の側面ばかりが注目されるのはさみしい
ここからは自分の勝手な想いではあるが、
珈琲はプチ贅沢な飲み物であってほしい。時間とお金の両方で
焙煎したての自分好みの珈琲を思い切って購入
敢えて豆を手引きのミルでカリカリと挽く
挽いたときの香りを存分に楽しむ
沸騰したお湯を適温まで冷まして、珈琲を淹れる
大事な人となにげないことを語りながら、味わう
冷めて甘くなった珈琲を最後に味わう
スーパーで販売されている100gあたり200円ぐらいの珈琲を
自家焙煎店の100gあたり500円にするお金のプチ贅沢
インスタントなら1分で完成してしまう珈琲を、
大事な人との語らい含めて30分という時間を費やすプチ贅沢
珈琲がこんな風にプチ贅沢を感じられるものであってほしい。
ひとりでも多くの人に、珈琲でプチ贅沢を楽しんでほしい。
心からそう思う
成分だけに注目され、その成分を摂取することだけに集中する。
これだけにはならないで欲しいと切に想う
珈琲の味を、香りを、時間をあわせて楽しむというコンセプトがあって
体に有効な成分を摂取でき、さらに、今よりも多くの人がプチ贅沢を楽しめるような。
そんな飲み物に進化してくれたらいいですね
なんだか今週は妙に真面目なメッセージになっちゃいました
たまにはいいですかね・・・
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2012.11.17

嬉しい写真

11月に入り、一気に冬かと思うような寒い日。
秋の紅葉も楽しんでないのに・・・。
そろそろコートやマフラーがないと耐えられない
とにかく寒さが苦手なだけに早めに暖房対策することに。
そんなところに、同期の女性から心温まる写真をいただく
これがその写真
代官山_商品
 
代官山に出かけたので、
「たまじ珈琲」を購入してきました。
お店でたまじマークを見つけたときは嬉しかったです

とても綺麗に撮れてる写真ですよね。
見慣れている商品なのに、とても新鮮
柔らかな光と後ろにある珈琲カップがさりげない。
たまじ珈琲がお客さまの手にとられ、
自宅やオフィスで飲まれているシーンを想像するだけで、
とても幸せな気持ちに
ゆっくり・ゆったりとお楽しみください。
そんな珈琲、最近は健康飲料としていろいろなメディアで紹介されてますよね
先週のブログでもNHKの「あさイチ」での特集を取り上げたところ
それを読まれた方から新たな情報をいただいたので紹介を

ふくよかな香り、酸味、苦みと甘み。おいしいコーヒーは朝の目覚めを良くしたり、
集中力を高めたり、リラックスしたいときにも欠かせないもの。
このコーヒーがダイエットにも役立つことが分かってきた
コーヒーと脂肪燃焼の関係について研究しているのは、東京慈恵会医科大学の鈴木政登教授。
鈴木教授はコーヒーの成分「カフェイン」に着目した。
カフェインとは、コーヒー1杯当たり60~100mgほど含まれる苦み物質
脳の活動を活性化したり、疲労感を程よく抑える作用がある。
鈴木教授は人を対象に
「白湯を飲んで運動」
「コーヒーを飲んで運動」
「コーヒーを飲んで立位姿勢保持」
の3通りで試験を行った。
運動は、1杯の白湯あるいはコーヒーを飲んだ1時間後に30分間のランニング
(中等度強度のトレッドミル走)を行った。その結果、
「コーヒーを飲んだ1時間後には交感神経が優位になり、
エネルギーとして活用されやすい形である血中遊離脂肪酸が増えた。
また脂肪が燃えていることを示す指標(呼吸商)が、5時間持続することも分かった」

日経ウーマンオンライン
【運動前のコーヒーが体脂肪を燃えやすく
    コーヒーを飲むだけでエネルギー消費量がアップ】
より
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20120925/135303/

前回の特集では、珈琲に含まれるポリフェノールが女性の美に、
今回は、カフェインがダイエットに、
いずれも身近で興味深い効果ですよね
長年に渡る研究・実証実験により、明らかになる珈琲の効果
珈琲の味や香りとともに、体への効能も理解して楽しむ。
コーヒーコーディネイターとしては、お客さまに合わせていろいろな面から
珈琲という奥深い飲み物を紹介できたらと
珈琲に関する情報、どしどしお寄せください
相変わらず珈琲本も収集していますので、そちらもお願いします
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2012.11.10

珈琲豆知識

11月に入り、秋本番(いや冬近し)ですね。
朝晩になると寒っと声に出す回数が増加
珈琲がおいしい最高の季節なんですが、寒さが苦手なだけに少々憂鬱
だからということもあると思いますが、
最近やけに珈琲の特集がいろいろなメディアでされてますね
珈琲が体にいいというのがベースですが、
その切り口はさまざま。いろんな記事を拝見しながら、へぇ~と感心。
そんな中から、今回はNHK「あさイチ」で10月15日(月)に放送された特集から。

くつろぎのひとときを与えてくれる飲み物「コーヒー」。
これまでは「体に悪い」とイメージももたれていたコーヒーですが、
近年驚きのパワーが徐々に明らかとなり注目されています。
今回は、コーヒーに含まれるポリフェノールやカフェインが起こす不思議な力や、
『疫学調査』で認められたコーヒーと病気の予防
コーヒーにまつわる疑問や質問・コーヒーを飲まない方が良い人などの注意喚起から、
さらにはおいしいコーヒーの入れ方まで、さまざまなコーヒーの力をご紹介しました。
【もう一杯飲みたくなる! 女性のためのコーヒー学】
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2012/10/15/01.html
 【NHK「あさイチ」オフィシャルサイトより】
この特集。何が新鮮だったかと言えば、「女性のための・・・」という切り口
珈琲に含まれるポリフェノールが赤ワインと同じぐらい豊富であることは
以前のブログでも紹介
【ポリフェノール】
http://tamajicafe.blog38.fc2.com/blog-entry-171.html
ポリフェノールがどういう効果をもたらすという解説はあったものの、
そのポリフェノールの効果を実験で検証されたのには驚いた
具体的には「珈琲を飲む女性ほどシミの量が少ないこと」の証明。
翌日は珈琲を買い求めた女性が多かったのでは・・・
さらに、疫学調査として以下の調査結果を発表
1日5杯以上珈琲を飲む人の『肝臓がん』の発症率が飲まない人の4分の1
珈琲をを全く飲まない人の大腸がんの発症率を1とすると
1杯以上飲む人は男性で0.81女性はなんと0.43と発症率が半分以下
1日2~3杯の珈琲飲む男性は、飲まない男性に比べて胆石になるリスクが40%も低下
1日800ccの珈琲を飲む人は飲まない人に比べてパーキンソン病の発症リスクが5分の1に低下
疫学調査は、大変な時間と労力を要する作業
ゆえに珈琲の成分が持つ科学的な効果の説明とは違った意味で価値のある実証データ
これらの実証データにより、珈琲は体に悪い飲み物から健康飲料に
こういう記事を読んでてしみじみと思うこと。
それは「健康は1日にしてならず」。
歩くことも然り、珈琲を飲むことも然り。
毎日コツコツと積み重ねていくことが重要
ブームに流されることなく、自分なりの健康法を見つけ、
無理なく継続していきたいですよね
自分はと言えば・・・。
「歩くこと」「珈琲を飲むこと」「休むこと」の3つでしょうか。
3つめの「休むこと」、これが自分にとっては一番難しい
とにかくじっとしていられない。何かしてないともったいないと。
逆に何もしないで1日が過ぎるとしまったぁ~と何となく後悔
それでも少しずつですが「休むこと」の大事さと、楽しさを分かりかけてきた(気がする)
たまじ珈琲のコンセプトは「ゆっくり・ゆったり」。
これを自ら自然体で実践できるように
皆さんの健康法、良ければ教えてくださいね
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2012.11.03

ブラジル映画祭

10月7日の日曜日。久しぶりの休日。
目覚ましかけずに思いっきり寝るぞと気張ってみたものの、
いつもの7時にはパチッと目が覚める。悲しいかな。
本日の予定は18:30から渋谷で映画
それまではなんの予定もなしこれが嬉しい
渋谷まで散歩しながら行くつもりなので、出発は16:00予定。
本日観に行くのは「バイアフォンに愛を込めて」。
東京・大阪・京都・浜松で約1週間にわたって開催されている「ブラジル映画祭2012」。
8月にブラジル旅行に行ったこともあり今からワクワク。
【ブラジル映画祭2012】
http://2012.cinemabrasil.info/
これがチラシ
brazil_movie
バイアフォンに愛を込めて」を選んだ理由
それは、ブラジル旅行でボサノバに魅了されたから。
ブラジルで購入したボサノバのCD。帰国してから繰り返し聴いてるうちに
体の中にリズムが徐々に染み込んできて、それがとても心地いい。
リオデジャネイロのビーチ、ヴィトリアの珈琲農園が思い浮かぶ。
音と画像が頭の中で一致することで体の中からパワーが漲ってくる
音楽の力って凄いですね
バイアフォンとはブラジル音楽の代表とも言えるボサノバ・サンバの源流らしい
それを分かりやすく解説しながら、音楽の素晴らしさを伝えてくれるのがこの映画。
2時間あまり、ドップリとブラジルワールドに浸る
8月の旅行で実際に見た風景がスクリーンに映るたびに、なぜかドキドキ。
ブラジルは自分の中で特別な国、場所になっているんですね、きっと
映画が終わって、早速バイアフォンのCDを販売しているコーナーへ。
映画にも登場したルイス・コンザーガを購入
それがこちら
brazil_CD
映画が終わって外に出ると、気温がグンと下がって肌寒い
この腹ペコを満たすには、とにかく温かいもの。
ということで、近くにあったお好み焼き屋さんへ。
偶然入ったこちらのお店が大ヒット
カウンターに座り、鉄板の温もりを感じながら広島風お好み焼きを堪能
久しぶりにたっぷりと時間のあった休日。
まさに心身ともにリフレッシュ。
いやぁ、映画って本当にいいもんですね。
映画評論家・水野晴郎さんの名セリフを思わず口ずさみたくなる。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2012.10.27

試飲会(あみ)

10月6日土曜日。
暑かった夏も和らぎ、秋らしい日が増えてきた。
3連休初日で早稲田の街はお休みモード
自分は近くのクリーニング屋さんからの帰り道。
どっぷり休みたいところだけど本日は珈琲仕事が盛りだくさん
真っ青な空を見上げて気合を入れなおして家路へ急ぐ
午後は、先月から開始したルピシア・ボンマルシェさんでの試飲会。
今回は「あみプレミアアムアウトレット店」。
そんなわけで今週のブログは「試飲会(あみ)」と題してつらつらと
クリーニング屋から戻ってきた白いシャツと珈琲道具を持ってお店へ向かう。
最初の仕事は「ドリップ作業
本日発送して明日7日はお客さまの手元に。
お客さまの顔をイメージしながら1つ1つ手作業で
単純だけど珈琲の香りをダイレクトに感じる作業
かなり気に入ってる
ドリップを作り終えて時計を見れば「あみプレミアアムアウトレット店」に向かう時間

早稲田駅から東西線で高田馬場へ。
高田馬場から山手線で日暮里へ。(お昼の時間がないので駅の立ち食い蕎麦
日暮里から常磐線で荒川沖へ。
荒川沖からバスでアウトレット店へ。(時間がなくて結局タクシーに・・・
14:00スタートの2分前にお店に到着
急いで準備をして、試飲会スタート。
こんな感じで珈琲を淹れてお客さまに提供
coffee_ami
豆をミルで挽く。
ミルを開けて、ドリッパーに粉を移す。
この瞬間の香りがたまらない
足を止められたお客さまに、その香りをおすそ分け。
どのお客さまも一瞬目を瞑って微笑む
珈琲の香りが苦手な人はいないですね。
400g(40杯分)準備した試飲用珈琲を300g使ったところで予定の16:00に。
300gということは、珈琲カップで30杯分。
1杯分を約10杯に分けての一口試飲。
ざっと計算すると300人ぐらいに楽しんでいただけた計算
たまじ珈琲を飲んで感想を言い合うご夫婦。
ゴクッと飲み干して表情を変えず、すたすたと出て行かれる男性
試飲しながら、たまじ珈琲のコーナーで買うか買わないかを相談する新婚さん。
珈琲を淹れる様子に興味津々の女の子
そのお母さんが、たまじ珈琲を購入してくれたのを見て、
胸につけていた、たまじバッジを衝動的にその女の子へプレゼントすることに。
はい、どうぞ。
あ、ありがとう。
戸惑いながら、間違いなく本日一番の笑顔
幸せの瞬間
最後に・・・
スタッフの皆さんに珈琲の種類や淹れ方を説明。
店長さんと商品の改良点を相談。
2時間ちょっとお店にいただけでも、分かること・感じることがたくさん
やっぱり現場で見て、話して、感じることが一番
なが~い珈琲仕事の1日が終了。
帰りは、上野駅行きのバスで楽々帰宅。
もちろんバスの中は爆睡っす
来月は木更津。
代官山、あみ、木更津の3店舗での試飲会をとおして、
2013年に向けた商品開発をやろうかと
日々進化ですね。
次回の試飲会レポートもお楽しみに。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2012.10.20

Black Coffee

秋の味覚をたらふく食べて、食後にたまじ珈琲を飲みながら読書なんていかがですか
散歩が趣味な自分は本屋にふらっと立ち寄ることがしばしば。
小休止するときにちょうどいい
文庫本コーナーで「珈琲」「コーヒー」という文字が目に入ると
内容に関係なくとりあえず購入
その目的はたまじ珈琲のアンテナショップを開いたときのオブジェ用。
こういう買い方をすると意外なメリットがあることに気づく
それは普段読まないジャンルが体験できること
例えば珈琲の医学本とか。
先日のこと。そんな珈琲文庫本の中でも推理小説を発見
これで推理小説の発見は6冊目。
今回発見したのは著者がアガサ・クリスティー
主役はもちろんあの名探偵エルキュール・ポアロ
タイトルは「ブラック・コーヒー」。
今週のブログは、この本紹介をつらつらと
black coffee
  裏表紙の解説(松坂 健さん)
高名な科学者エイモリー卿の邸宅の金庫から極秘書類が盗まれた。
卿は名探偵エルキュール・ポアロを呼び寄せる一方で、
邸内にいた容疑者全員を集め、書類の返却を迫る。だが・・・
劇作家としても高い評価を得ているクリスティーが、
初めて手掛けたオリジナル戯曲「ブラック・コーヒー」と、
幻の傑作「評決」を収録

ここで、推理小説好きな方には不要かもしれませんが、
ご存じない方のために名探偵エルキュール・ポアロについて。
いつものとおり、Wikipediaさんの力をお借りして

エルキュール・ポアロ(Hercule Poirot, ポワロとも)は、
アガサ・クリスティ作の推理小説に登場する架空の名探偵。ベルギー人。
ホームズ以来のそれまでの推理小説の主人公から一線を画した探偵であり、
滑稽ともいえるほどの独特の魅力で高い人気を誇る。
クリスティが生み出した代表的な探偵と同時に、
一般的にも著名な名探偵の一人である。事件の真相に近づくと、
私の灰色の小さな脳細胞(little grey cells)が活動を始めた」と口走るのが癖。

ポアロ、相当魅力的なキャラ
残念ながら彼の好きな飲み物は「紅茶」ですが・・・。
そんなわけでポアロが主人公の小説でタイトルが「珈琲」なのは意外
紅茶を飲みながら頭を整理して推理。
テレビ朝日の大ヒットドラマ「相棒」の杉下右京を観るたびに、
ポアロがヒントになっているのではと思ってしまう。
ポアロが推理して見事に犯人を追いつめるシーン。
(水戸黄門で言えば、あの有名な紋所をば~んと出すシーン。)
クライマックスに来るまでの過程で、飲み物(紅茶)の果たす役割は大きい。
スピーディーに動いていくストーリーの中で「時間」がゆっくり流れる
「珈琲」も「紅茶」も主役のリズムを作ったり、集中したり、
気分をリラックスしたり、いろいろな場面でとても大事な脇役を果たす
今回ご紹介するこちらの本ではポアロでありながら「珈琲」が主役。
そんなところも楽しみながら秋の読書を楽しんでいただければと
もちろん、たまじ珈琲を飲みながら
珈琲に関連する文庫本をご存じの方、オーナーまでご一報を
1冊ずつ吟味しながらコレクターとして収集していきますので。
今週のブログはこのあたり。
ではでは

日記 2012.10.13

ユニフォーム

10月スタートで秋到来ですね。
散歩してると少しずつですが紅葉の気配があちらこちらに。
この季節になると小泉今日子の「木枯らしに抱かれて」が頭の中をグルグルと。
我々の年代は好きな方も多いのでは・・・
さて、今週のブログは「ユニフォーム」と題してつらつらと
ユニフォームとは、珈琲仕事をする服装のこと。
ユニフォームのメリットは、
集中力アップ(仕事モード)
ブランディング
ユニフォームなので、オーナーである自分だけでなく
一緒に仕事をしてくれるスタッフも基本同じ格好で
白いシャツ
茶色のエプロン
白いシャツはピシッとしたものではなく、
麻のような皺が味わいになる素材のシャツを選択
茶色のエプロンはに統一。
エプロン
こちら「テネリータ・メゾン」さんのエプロン。
http://www.tenerita.com/
エプロンの決定には、いろいろな商品をじっくり比較検討
最終的に生地が気持ち良くて、シンプルで飽きがこないこちらに決定
家でテネリータ・メゾンさんのバスタオルも使ってますが、
使えば使うほど馴染む感じがしてとても気に入っている商品
このエプロンに先日制作した「たまじバッジ」を付けて完成。
付けるとこんな感じ
バッジ
基本的にユニフォームはここまで
あとは一目でオーナーと分かるように自分だけ「ハンチング帽」。
こちらもいろいろなお店を探しまわったけど
頭の大きい自分にピッタリ合う帽子を見つけられず
こうなったらオーダーメイドだということで、
日暮里の生地屋さんへ。
生地屋さんの多さと品ぞろえの豊富さに驚かされながら
イメージどおりの生地を2種類ゲット
(お客さんが女性だらけなので、かなり肩身が狭い。)
オーダーメイドのお店に生地を送り、2週間。
送られてきたのがこちら
帽子
今回揃えたユニフォームの初試着は10月6日(土)14時からの
ルピシア・ボンマルシェ あみプレミアム・アウトレット店での試飲会
おいしい珈琲を提供しますので、お近くにお越しの際はどうぞ。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2012.10.06

秋珈琲

やっと秋らしくなってきましたね
この季節、何が嬉しいって歩いていて汗をかかくなくなったこと。
それから、温かい飲み物、特に珈琲がよりおいしく感じられること
昨年のブログでも紹介しましたが、10月1日は珈琲の日
ひとつの理由は珈琲生産世界第1位のブラジルにおいて
珈琲豆の収穫が9月までに終了し、10月からは新たな珈琲年度を迎えるから
もうひとつの理由は、日本でも珈琲の消費量が1年間で最も大きくなるから
これらを理由に、全日本コーヒー協会が1983年に10月1日を珈琲の日と定めた
珈琲がいつ頃から飲み始められたか、はっきりしていませんが、
文献では9世紀にその歴史は遡るとか
1,000年以上、愛されている飲み物なんですね。
さて、今週のブログは「秋珈琲」と題してツラツラと。
8月。ブラジルの珈琲農園はまさに収穫の最盛期
車で農園の中を走っていると、綺麗に収穫された農園と、これからの農園がさまざま。
実際にその様子を目でみてきただけに、2012年の珈琲の日はなんだか感慨深い
10月。日本はまさに秋がスタート。
そんな秋に飲みたい珈琲はを考えてみると・・・。
自分の経験、お客さまからの声などを想い出してみると、
多くの人は「苦みしっかり」の珈琲を好む
逆に言えば、夏などの暑い季節は「さっぱり」した味が好まれる。
寒い地域の人が濃い味を好むと言われることと関係してる
などと思って調べてみたが、それらしい回答は無
ちなみに、寒い地域の人が好む濃い味とは「塩味」。
 Yahoo知恵袋より
東北で塩分摂取量が高いことの理由として、
気候が寒冷であることが大きく影響しています。
寒い東北地方に住む人々は,塩分を摂取することで体温を維持してきました。
また、冷蔵技術が発達している現代では大分様子が変わりましたが、
1年の約3分の1が深い雪に覆われる東北に暮らす民にとって、
収穫した食料を塩蔵して保存することは生きていくための1つの知恵でした。
  
生活習慣を背景に寒い地域では塩味が濃いものが好まれたわけですね。
改めて本題に戻って
肌寒くなるこの季節に、「苦みしっかり」が好まれる理由。
化学的根拠はわからないけど、自分なりに推察
それは、食欲の出ない猛暑から、食欲の秋に季節が移り替わることで
人は食べ過ぎ、カロリーを摂取し過ぎる傾向に
結果、「苦みしっかり」珈琲を飲むことで口の中を、胃の中を
「すっきり」させたいという感覚が理由の1つでは・・・
逆に猛暑でソーメンしか食べられないときに
飲みたい珈琲を考えると、ホットでも、アイスにしても後味「すっきり」なもの
珈琲の苦みですっきりしたい秋と、そもそもすっきりした飲み物を求める夏
それが「秋珈琲」に「しっかり苦み」を求められる理由のような
皆さん、いかがですか
ブログを読んだ方で、
前述の塩味の話しのように化学的根拠をご存知の方がいらっしゃればご一報を
まぁ、理由はともあれ、
秋は珈琲が最もおいしい季節であることは間違いなし
皆さん、秋珈琲をぜひとも楽しんでくださいね。
さて・・・。自分は肌寒い土曜日の朝なので、
しっかり目を覚ますために苦みしっかりのマンデリンフレンチを
たっぷりとブレンドした、たまじ秋をゆっくり・ゆったりと淹れて楽しむことに
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2012.09.29