試飲会(越谷)
昨年9月から開始したルピシア・ボンマルシェさんの試飲会。
5回目となる今回は越谷アウトレット内にある越谷店さんにて。
まずは、自宅からどれぐらいかかるかを調べてみる。
早稲田駅から越谷レイクタウン駅まで約1時間。
しかも駅から徒歩10分程度。
アウトレットと言えば、でないとアクセスが悪いというイメージがあるだけに
なんだか得した気分。
越谷レイクタウン駅を出ると、人の流れに従ってイオンモールの中へ。
とにかくでかいと噂では聞いていたけれど、
そのイメージを遥かに超える規模。それに凄い人。
少し遅れ気味だったこともあり、まわりの魅力的なお店に目をくれることもなく
早足でアウトレットへ向かう。
アウトレットに到着し、地図でルピシア・ボンマルシェさんを見つけて、ダッシュ。
お店の位置が奥まったところだったので「お客さまが来てくれるかなぁ」と一瞬不安に。
14:00スタートの試飲会、お店に到着したのはなんと13:50。
お店の方に遅れたことをお詫びし、急ぎ準備開始。
5回目ということもあり、準備は慣れたもの。5分ほどで珈琲が淹れられる状態に。
最後に、持参した看板をたまじ珈琲のコーナーに設置して完了。
その様子はこんな感じ。
レイクタウンというだけあって、アウトレットの横には湖。
そこから冷たい風が定期的に吹き込んでくる。
足元からぞくぞくっと寒さを感じていると、珈琲の匂いに誘われてか、
お客さまが続々と店内に。
「珈琲で体を温めてくださ~い。」
と声をかけながら、丁寧に珈琲を淹れる。
その様子がこんな感じ。
ほっぺたを赤くしたお客さまが珈琲を手に取り、一口。
自然な笑顔をみられると、今日も来て良かったぁと心から思う。
珈琲を淹れている姿に興味津々の子供たちがちらほら集まってくる。
豆を挽くのを手伝ってもらったり、挽きたての珈琲の香りを感じてもらったり。
しばし子供たちとのコミュニケーションタイム。これも幸せな時間。
最後まで付き合ってくれた子供たちに、エプロンにつけてある「たまじバッチ」をプレゼント。
もらっていいのとお母さんの顔を確認し、と言われて
これまた最高の笑顔をくれる。
本当にあっという間の2時間。終わった後は心地よい疲れと達成感。
これからも時間が作れる限り、積極的に試飲会をやろうという気持ちがふつふつと。
ルピシア・ボンマルシェの皆様、また試飲会に呼んでくださいね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
甲斐(がい)
神楽坂にある行きつけのもつ焼き屋さんでのこと。
待ち合わせした同僚が遅れるとのことで読書しながらもつ焼きとホッピー。
ホッピーはもちろん「黒」。本は珈琲が主役の推理小説。
先日、湯島のもつ焼き屋さんで「ホッピー赤」を初体験しましたが、
妙に綺麗な味でホッピーらしくない。やっぱり「黒」がお気に入り。
赤提灯ならではの喧騒の中にいるにも拘わらず妙に落ち着く。
今度ひとりで来てみるのもいいなぁなどと思ったり。
「今の仕事、やりがいがないんだよなぁ。転職しようかなぁ。・・・」
「やりがいより安定だろ。仕事にやりがいを求めるなよ。・・・」
30代そこそこの男性の会話。まぁ、よくある会話。
普段だったらそう感じておしまいだが、そのあとの言葉が気になった。
「仕事にやりがいが求められないなら、生きがいぐらいは欲しいなぁ。」
「まぁ、そうだね。俺の生きがいって何だろうなぁ。」
数日後。ふと、その会話を思い出し、やりがいと生きがいを調べてみる。
「遣り甲斐(やりがい)」
そのことをするだけの価値と、それにともなう気持ちの張り。
「生き甲斐(いきがい)」
生きるに値するもの。生きていく張り合いや喜び。
両方に共通している「甲斐(がい)」
その行為の結果としての効果・価値・張り合いなどの意。
もう少し分かりやすく、自分なりの言葉で解釈してみると。
一生懸命に取り組んだ結果、その努力が報われたと感じられることが「甲斐」。
仕事でも何でも「やることに」甲斐を感じられたら「遣り甲斐」。
「生きることに」甲斐を感じられたら「生き甲斐」。
そこで考えてみる。自分にとって二つの甲斐とは何だろうと・・・。
「遣り甲斐」を感じるのはやっぱり仕事。ITでも珈琲でも。
ITでは製品を販売するためのマーケティングが主な業務。
ITとか、マーケティングとか、言葉はスマートなニュアンスを感じられる方も多いかも。
でも、実際のところは日々コツコツとした作業とパートナーとの信頼関係の積み重ね。
これが広告、セミナーなど、具体的な形となって実現し、
それが商売につながった瞬間がまさに甲斐。
(特に、注文書がFAXで届いた瞬間はガッツポーズとハイタッチ)
「生き甲斐」はまだ模索中。
「生きることに」甲斐を感じられるということは人様に喜んでもらえること、
人様の役に立ったと心底感じれらること。
(そういうことかなぁと、うっすらと感じている程度なので、まだ模索中)
とかく「遣り甲斐」や「生き甲斐」は前向きにガンガン進むようなイメージが先行しがち。
今回、言葉の意味を理解することで、地道な活動の先にある喜びの瞬間がそれだと実感。
気がづけば、今週のブログは珈琲とはまったく無縁の話しに。
たまにはということでお許しを。
皆さんの遣り甲斐、生き甲斐、なんですか
良かったら、聞かせてくださいね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
趣味
突然ですが・・・料理に嵌ってます。
長年、外食中心の生活を送ってきたせいか、外食への感動が薄れつつある今日この頃。
健康を取り戻そうと半年前から最近で言うところの「うちごはん」。
クックパッドに助けてもらいながら、帰宅が早いときは自分で作ることもしばしば。
最初はレシピに忠実に調理。
最近はレシピから材料の組み合わせヒントをもらって味付けは自己流。
甘味を求めて砂糖と味醂をどう使うか。
旨味を求めてどんなダシを使うか。どんな組み合わせにするか。
とろみをつけるのに片栗粉、強力粉、餅などのうちどれを使うか。
(テレビでヒントをもらった、餅でとろみをつけるのはお気に入り)
生姜、ニンニク、大根、ネギをどう使うか。
(この4つの材料は自分の料理には必ずと言っていいほど登場)
ちなみに、昨晩作ったのは、豚バラ(ブロック)・大根・ネギ・卵の煮込み。
主役は大根。手間はかかるけど、作り方は簡単。
大根:下茹で(中火で20分)⇒調味料で煮込む(弱火で40分)
ネギ:調味料で煮込む(弱火で30分)
卵:ゆで卵にて皮をむく⇒調味料で煮込む(弱火で30分)
豚バラ:一口サイズで両面を強火で焼く⇒調味料で煮込む(弱火で40分)
調味料:醤油・酒・砂糖・味醂・水・珈琲
ポイントは4つ。
それぞれの材料に合わせ火を入れる方法、煮込み時間を微妙に調整。
煮込むときは、落し蓋。
煮込んだ後、一気に冷やす(昨晩はベランダで2時間放置)。
豚バラを焼くときに珈琲を隠し味で利用。
これに炊き立てのご飯。これだけで十分立派な夕食に。
調味料とそれぞれの素材が煮込むことで良いスープに。
それを一気に冷やすことで、素材の中にしみ込み、柔らかくなる。
とにかくご飯がすすむ。一度、お試しあれ。
珈琲ブログなので、ここからは珈琲の話題に・・・。
隠し味で使った珈琲。味にもたらす効果は何か。
「肉の味を引き締める」
「ソース(スープ)にコクが出る」
「味に深みが出る」
ざっくりまとめると、この3つに集約される感じ。
珈琲料理で検索してみると、珈琲が料理の味にもたらす効果をわかりやすく
まとめられているページを発見したので参考までに。
【コーヒーを隠し味に使うワンポイント】
ビーフストロガノフがきりっとしまった味に
牛肉を焼くときに、水、白ワイン、ディルのみじん切り、塩、こしょうに加え、
熱湯で溶いたコーヒーを入れると、味がしまる。
フルーツサラダはコーヒードレッシングで
サワークリーム、グラニュー糖、レモンジュースで溶かしたコーヒーを混ぜ合わせた
ソースをかければ、フルーツサラダもおしゃれな感じになり、
オードブルとしても十分通用する。
カレーの隠し味にコーヒーを
インスタントルーを使ったカレーの中にカップ1杯分のコーヒーを入れると、
しゃれたフランス風のカレーに。最後の隠し味はこれで決まり。
スペアリブのコーヒーバーベキュー
スペアリブの肉をつけこむソースに、コーヒーを加えると、
いっそうコクが出て、色よくこんがり焼き上がる。インスタントコーヒーを熱湯で
溶かした物をソースに混ぜ、10分ぐらい煮つめた物に、お肉を30分つけておくだけでOK!!
スパゲティーのミートソースもひと工夫
トマトペーストにお砂糖だけでなくコーヒーを加えると、トマトソースが、
より深みのある味わいになる、コーヒーのかすかな香りがまたいい。
豚肉をコーヒーで煮るとすてきな風味が
豚肉(ヒレ)の固まりを塩、こしょうしたあと、チリパウダーを加えたコーヒーの中で
煮込むと、いっそうおいしくなる。火が通 ったら、薄切りにし、煮汁をつけていただく。
ちょっと変わった風味がすてき。
http://www.paocoffee.co.jp/ryouri-point.html
【出典:いりたてコーヒー豆通販パオコーヒー Webサイトより】
ドレッシングで利用するのは、目からうろこ。
珈琲以外は釣り、音楽など、興味本位で軽く齧るような趣味が多かった。
料理は珈琲に続く、なが~く付き合える趣味となりそうな予感。
おいしく食べて、飲む。それが健康につながる。という好循環を自ら実践し、
お客さまにも紹介していけるのであれば、いい趣味かと。
「うちごはん」のおすすめメニュー、お待ちしてま~す。
(簡単・ヘルシー、ご飯がすすむメニューを希望)
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
コーヒー豚
突然ですが・・・。
1月13日に放送された、テレビ東京の「ソロモン流」ご覧になりましたか
「生姜の女神」「元祖ジンジャラ―」と呼ばれている森島土紀子さんの特集。
http://www.tv-tokyo.co.jp/solomon/back/index.html
何だか、学びが多かった。そして感動と刺激も。
森島さんは「生姜」が大好き、「生姜」のおいしさ・素晴らしさを伝えたいという強い想い。
商売ではあるけれど、想いが前面に、自然とそれに商売がついてくる感じ。
(還暦を迎えるという紹介で、思わずえっとテレビに突込み。とにかく若くて綺麗。)
生姜の特集ということで、
体にいいから美味しそうなレシピでも知りたいなぁぐらいの気持ちで観始める。
観ているうちに、森島さんの言動がとても魅力的に感じる。
その理由は、森島さんの生姜に対するアプローチ。生姜と通したお客さまとの関係。
自然と、生姜を珈琲に置き換えて考えだす。
自分は珈琲がずっと大好きで、珈琲が体に良い飲み物として多くの方に楽しんでもらいたい。
そういう意味では、森島さんの生姜に対する気持ちと同じ。(負けないぐらいかと)
森島さんがお持ちで、自分に足りないもの。
それは、珈琲の「楽しみ方」をもっと考え抜き、お客さまに提案すること。
ここで言う「楽しみ方」とは・・・。
1つは「飲み方」。これは取り組んでるが、まだまだ足りない。
もう1つは「食べ方(飲む以外の摂取の仕方)」。これは未着手。
さらに、「摂取する以外の利用」。これも未着手。
森島さんはすべてに精力的に取り組んでいる。
自分は足りなりものだらけ(と実感)。
珈琲の可能性は奥深い。
これを誰よりも理解し、考え抜いて、お客さまに分かりやすく伝えたい。
例えば、「食べ方(飲む以外の摂取の仕方)」。
試しに、普段お世話になっている「クックパッド」で検索。
「コーヒー」で検索すると14,475レシピ。(えぇ~、こんなに)
中身を見てみると、多くはドリンク・スウィート。
そこで検索条件を料理にすべく「コーヒー」×「肉」で改めて検索すると・・・。
それでも947レシピ。
1時間ぐらいかけて、いろいろなレシピを閲覧。圧倒的に多いのが、コーヒーで肉を煮込むもの。
例えば、こんな感じ。
【おもてなしにも活躍☆コーヒー豚☆】
http://cookpad.com/recipe/1007121
ちょっとびっくりな取り合わせですが、騙されたと思ってぜひ作ってみてください。
コーヒーで煮てあるとは誰も気づきませんよ
〔材料〕
豚モモ肉塊(脂身の少ないもの) 400~500g
インスタントコーヒー 大さじ6杯
塩 大さじ3~4杯
※出典:クックパッド
とても簡単で、すぐにでも試してみたくなる感じ。
手軽ということでインスタントコーヒーを利用しているのが多いけど、
自家焙煎珈琲を利用すれば、もっと珈琲の良さが体験できるのでは。
とにかく試して、味わってみることに。
珈琲で煮込むことの効果は、
・焼いてないのに香ばしい
・スモークしたような味
という感じらしい。「スモーク」っぽいというのがとてもヒントに。
スモーク=燻製と言えば、注目され、人気がアップしている調理法。
燻製しておいしくなる食材は幅広い。肉や魚はもちろん、チーズや野菜なども超うまい。
同じような効果が珈琲で期待できるなら、新たなジャンルが見いだせるかも。
広がる妄想。
まずは、クックパッドのレシピを試して珈琲の効果を体験。
次に、オリジナルの料理にトライ。
これだというレシピができたら、珈琲を楽しむ新たな方法としてお客さまに紹介。
そんな順番で、珈琲のおいしさと効能を分かりやすくお客さまに伝えられたらと。
「生姜の女神」こと森島さんから受けた刺激を忘れずに。
珈琲料理、こんなの知ってるよという方はオーナーまでくださいね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
珈琲と推理小説
2013年がスタートして、あっという間に1月も半ば。
はじまったばかりと気を緩めていると、時間は本当にあっという間ですよね。
そんな慌ただしい毎日に、ゆっくり・ゆったりの癒しを提供してくれるのが珈琲。
であって欲しいですね。
そんな珈琲のブームはまだまだ続いているようで。
年明け早々にも、本屋さんで見つけた情報を今週はつらつらと。
地元の本屋さんで、単行本コーナーを物色していると・・・。
妙にアピールしている本を発見。
それがこちら。
他の人には何ともない本でも、タイトルに珈琲(コーヒー)の文字が入っていると、
自分にはその本だけ色が変わってみえる。(これ、本当)
もっと言えば、本がこちらに語りけてくるようなオーラを感じる。
表紙とタイトルだけで中身を見ることなく、レジへ。
珈琲本のコレクターとして購入しないという選択肢はない。
家に帰り、購入した珈琲本を久々に眺めてみると、単行本は推理小説ばかり。
自分がたまたま見つけたのがそうだったということかもしれないが、
そこにはふと思いついた理由が。
テレビ朝日で放映されている「相棒」。
しばしば登場するのが主演の水谷豊さんが紅茶を飲むシーン。
珈琲だったらなぁ~と思いながらいつも観ている。
ドラマの中では、事件の真相に迫るヒントを見つける大事なシーンであることが多い。
珈琲や紅茶を淹れて飲む時間。
それは、頭を真っ白にしてブレイクする時間であったり、
ややこしいことを整理し、気持ちと次のアクションを決定する時間でもあったり。
タイトルに珈琲・紅茶がつけられる本、つまり珈琲・紅茶が大事な役割を果たす本においては、
この後者のシーン・意味合いがとても重要なのではというのが自分の想定。
ややこしいことを整理し、次のアクションを決めるシーンが重要なストーリー。
ゆえに珈琲・紅茶が大事な役割を果たす本は推理小説あるいは刑事ものが多いと。
世界的に有名な推理小説であるアガサクリスティの名探偵ポアロ。
この本の中でも紅茶が大事なシーンを演出。
ポアロは砂糖入れ過ぎと突っ込みたくなるほどあま~い紅茶が大好き。
紅茶を飲むシーンを読んでいると思わず、喉がゴクリとなる。
それぐらいおいしそうに飲んでいる姿が想像できるように丁寧に描かれている。
つまり、この小説においてとても大事なシーンであるということ。
自分の勝手な憶測ですが、この説はかなり有力なのでは・・・。
こんなことを想像し、思いながら珈琲を片手に小説を読む時間は最高。
本好きな方は、ぜひお試しを。
いつものことになりますが・・・。
自分は珈琲本コレクターですので、タイトルに珈琲(コーヒー)の文字が入っている本を
見つけた方はオーナーまでくださいね。
ネットで探せばたくさん見つけられますが、本屋で一冊一冊見つけるのが
楽しむポイントなのでこれからも地道に集めていくことに。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
年末年始
あけましておめでとうございます。
運営開始から5周年を迎えた、たまじ珈琲を本年もよろしくお願いします。
さて、皆さまの年末年始はいかがでしたか
自分の年末年始はなぜか幼少時代を思い出すような、ゆっくり・ゆったり時間。
久しぶりに心身ともに休養したなぁ~と実感。
大晦日はしゃぶしゃぶしながら、最初はボクシングで、中盤からは紅白、〆はゆく年くる年。
(ゆく年くる年はカウントダウンがないから、年越しそば食べるタイミングが難しい)
元旦は実家で家族と飲んで、食べて、笑って。
夕方からは子供たちを公園に連れ出し、サッカー、ドッチボール、バレーボール。
真っ暗でボールが見えなくなるまで大声を出しながら走る、飛ぶ、転ぶ。
(お蔭でいまだにバリバリの筋肉痛)
帰り道、散歩がてら大宮八幡宮で初詣。
恒例のくじ引きは「吉」。商売はじっくり準備をすることで今年は上昇傾向と。
おとそと甘酒をいただき、帰宅。
夜に小腹が空いたので、本年初「御餅」。雑煮と焼き餅で。
2日、3日はほとんど外出せず、箱根駅伝を横目に見ながらやり残した大掃除と料理。
2日は、バーミキュラーを使った無水カレー。
3日は、たっぷりのキャベツに豚バラと蛸でお好み焼き。
遠出することもなく、特別なイベントもなかったけれど、
休暇最終日の夜は心身ともにスッキリし、体の底からじんわりとパワーが漲る充実感。
「良い時間だったよ。ありがとう。」
と思わず実家に電話。
皆さんの年末年始はいかがでしたかいつもどおり、をお待ちしてます
そんな年末年始に、新たな出会いが1つ。それは珈琲道具。
雑誌ブルータスに掲載された「Clever Coffee Driper」という商品。
取引先の方が入手されたものを自分と実家用に2つ購入。
たっぷり時間のあった年末年始に、自分にとっての「おいしい」を見つける割合を研究。
割合とは珈琲とお湯の分量。(この道具はそれしか工夫できる部分がないので・・・)
自分用がこちら。
一見、普通のコーヒードリッパーじゃんという突っ込みを受けそうですが、これが違う。
商品の特徴をまとめると。
商品名は「abid Clever Coffee Dripper(アビド クレバーコーヒードリッパー)」
紙フィルター(102)を使用(100円ショップで普通に販売されてるもの)
3分間コーヒーを蒸らす事でコーヒーのアロマを十分に挽き出す
ドリップシャットオフ機能を搭載
(お湯を注いでからカップにのせるまでは、ドリッパーから珈琲が注がれない)
簡単手洗い(食器洗い機OK、電子レンジはNG)
サイズ:W175xD135xH150(mm)/台湾製
何が素晴らしいかという視点でまとめると。
誰が淹れても同じ味を実現(技術不要)
淹れ方が簡単
手入れが楽
通常より少ない珈琲の量で抽出が可能
なぜかという視点で、淹れ方を解説。
ペーパー(102)に珈琲を10~12g(好み)セット(自分は10g)
沸騰したお湯をタップリ注入(タップリでマグカップ1杯分)
蓋をして3分間蒸らす
ドリッパーを珈琲カップに乗せると自動的に抽出
フレンチプレスとペーパードリップのいいとこどりをした
まったく新しい珈琲の抽出方法であり、道具かと。
この道具、もっとも大事な味はどうかと言えば。
技術のある人がペーパードリップで淹れる方が確かにおいしい。
でも、誰でも手軽に「80点ぐらいの珈琲」をいつでも淹れられることは大きな魅力。
そんなわけで、たまじ珈琲としても今後は商品として扱っていこうかと。
こちらの商品に興味ある方は、オーナーまでご連絡を。
2013年も、たまじ珈琲でゆっくり・ゆったりとお過ごしください。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
試飲会(代官山2)
2012年最後のブログ。何度も言いますが、時間が経つのは本当に早い。
1年を振り返れば、公私に渡り多くの転機を迎えられた年。
いろいろとチャレンジし、得たものあり、失ったものあり。
総じて実りが多かった1年。
そんな1年の締めくくりブログは、
今年も多くのお客さまにたまじ珈琲を販売いただいたルピシア・ボンマルシェさん。
先週実施した代官山店の第2回試飲会の様子をつらつらと。
9月から毎月1回のペースで開催しているボンマルシェさん店舗内での試飲会。
今回で4回目ということもあり、気持ちに余裕をもって会場へ。
代官山店は2回目。前回と同じスペースに向かうと、そこではワインの試飲会中。
余裕があったはずが、その瞬間に動揺。「日時を間違えたか」と不安に。
店長さんの顔が見えて挨拶すると、「お待ちしてました」と挨拶。
ホッとするとともに、どうしたものかとその場で立っていると。
店長さんから「今回は上のフロアです。」との言葉。「上」と思わず聞き返す。
そんな気持ちを察した店長さんから
「代官山アドレスのオープンスペースで試飲会をお願いします。」との一言。
「了解しました。」と答えながらも、オープンスペースという言葉に少々不安に。
エスカレーターで上のフロアに移動し、指定された場所で試飲会の準備開始。
本当にオープンスペース。アドレスに入ってくる人たちが必ず通過する通路の真ん中。
率直な感想としては「恥ずかしい・・・」。
そこへアドレスの副支配人さんが挨拶に来られ、
一言二言会話を交わしながら、早速、珈琲を淹れはじめる。
すると副支配人さんが淹れる様子に興味津々。
こちらも、淹れ方を解説しながら本日最初の珈琲を淹れ、店長さんと副支配人さんに提供。
Xmasバージョンのエーデルワイスを3人で試飲しながら、思わずニンマリ。
これで、妙な緊張感と恥ずかしさが吹っ切れた。
その後はいつものペースで珈琲を淹れ続ける。
その様子がこちら。
生憎の雨模様で寒かったこともあり、
アドレスに入ってくる人が珈琲の香りに誘われて、立ち寄ってくれる。
ひとりの方が立ち止まって飲み始めると、次から次へと。
一度に15杯分ぐらい淹れる試飲カップがあっという間に消えていく。
それを横目で見ながら、次の珈琲を淹れる。
ただひたすらそれを繰り返しながら、あっという間の2時間が経過。
試飲会が終了し、いつもと同様に快適な疲労感。
今回は約150名の方々に試飲を提供。
珈琲を飲みながらニコッとしてくれる何人ものお客さまの顔を想い出す。
やめられませんね、この仕事。
試飲会が終わって、アドレスの外に出ると真っ暗。
その真っ暗の中にアドレスのイルミネーションが綺麗に浮かび上がる。
その写真がこちら。
1年の締めくくりに最高の写真。(と思いませんか)
自分で撮りながら、かなり気に入ってる。
皆さん、1年間お疲れ様でした。良い年でしたか
良かった方も、あまり良くなかった方も、もうすぐ新しい年のスタート。
新たな気持ちで1日1日を大切に過ごしましょう。
5年目がスタートした、たまじ珈琲。
2013年は「進化」をテーマとして取り組みたいと思います。
どんな「進化」があるかはお楽しみに。
今週のブログはこのあたりで。
今年もブログをご愛読いただいた皆様に、感謝
ではでは。
冬の味覚
寒くなりましたねぇ~。
自分の限界を超える日が増えてきた。つまり寒すぎて歩く気がしないという日が・・・。
とは言え、歩かないのは気持ち悪いので、最近は「中で」歩く。
中にも2つあって、それは地下街と家。快適空間で、1日 20,000歩は継続中。
さて、今週のブログは久しぶりに珈琲から少し離れて「冬の味覚」と題してツラツラと。
まず紹介するのは新幹線で良く食べるもの。
それが、こちら。
ご存じ、「崎陽軒」のお弁当。
これだけだと量がちょっと足りないので、シウマイが6個入ったものを別買い。
お弁当の中にも2個入っているので、これで8個のシウマイを楽しめるわけ。
さて、こちらのお弁当の中身は・・・。
かにご飯、ブリの照り焼き、鶏の生姜煮、煮物(蓮根煮、人参煮、筍煮)、
根菜のごま炒め、がんもどき煮、味噌大根漬け、シウマイ、玉子焼き、小粒大福
赤字にしたのが好物。
いぶし銀的な存在の「筍煮」が第1位。
甘いものが苦手な自分でも楽しめる小粒大福が第2位。
甘み控えめで、親指ぐらいの一口サイズがいい。
王道のかにご飯とシウマイは敢えて言うまでもなくうまいが定番なので、揃って第3位。
ご飯の量がちと少ないけど、追加で購入した6個入りシウマイでそこを埋める。
冬の味覚はいろいろあれど、今回もう1つ紹介するのはデザートから。
それは「みかん」。昔の同僚から購入する愛媛のみかん。
それが、こちら。
中生と書いて、「なかて」と読む。ブランド名は「中生みかん」。
なんで、中生というのかちょっと調べてみた。
極早生:9月から10月に掛けて収穫
早生:10月から12月に掛けて収穫
中生:11月から12月に掛けて収穫
みかんが収穫される時期によってグループが分けられ、
その中でも11月~12月に収穫されるものを中生と呼ぶらしい。
中生みかんというブランドの中にさらにいろいろな品種があるようで、
自分が購入したのは「菊間中生」というもの。
みかん食べてみたいみかんのこともっと知りたいという方は以下まで。
【西方農園】
http://www.nishikata-noen.com/nakatemikan.html
「たまじ珈琲 上野」から紹介されたと伝えれば、ちょっとおまけしてもらえるかも。
冬は本当においしいものがいっぱい。皆さんの冬の味覚も教えてくださいね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
TVショッピング
2012年も残すところ2週間。
昨年の盆暮れの記憶が明確にあるうちに1年が経過。
学生(特に高校生)時代のあんなに長かった1年間と本当に同じ時間なんだろうか。
高校時代の思い出といえばダントツで部活(バスケットボール部)。
高校1年で経験した1週間の夏合宿。場所は長野県諏訪湖。
いまでも諏訪湖を目にし、耳にすると、その頃の思い出が鮮明に蘇る。
早く2年に、3年になりたかった。とにかく先輩になりたかった。
なかなか終わらない高校1年。とにかく長い長い1年だった。
辛く苦しいと感じた1年間は長いと考えれば、
現在のようにあっという間の1年を過ごせているということは幸せなのか。
そう思って、時間の早さを納得することに。はぁ、もっと時間が欲しい・・・。
前置きはこれぐらいにして今週のテーマに。
今週は「TVショッピング」と題してつらつらと。
運用開始して5年目に入った、たまじ珈琲。
ひょんなご縁から「TVショッピング」で販売することに。
放映されるのは地方の地上波TV。長野県、秋田県、山梨県の予定。
最初の放映は12月21日の長野県(テレビ信州)。
定期郵送サービスと同じパッケージを、番組限定のトライアルとしてご提供。
商品イメージはこちら。
映像製作会社の方と相談しながら、作り上げていくビデオ。
ビデオの中で流されるナレーション。
すべてが初体験なだけに、何が良くて何が良くないのかまさに手探り状態。
今後のために、今回は「結果」よりも「体験」に重点を置いて焦らずじっくり取り組むことに。
取り組む前までは、もっと簡単なものかと思っていたというのが正直な感想。
実際に取り組んでみると驚くことの連続。
中でも、テレビ局の審査が厳しい。
視聴者にきちんと伝わるか、ナレーションがその目的にフィットしたものか、などなど。
スイッチを入れれば、常に何かしらの番組が放送されているTV。
その1つ1つが、こんなに手間暇かけて製作されているものと知って驚く。
メディアとしての影響力が大きいだけに、そうあるべきだとわかっていても、
5分程度の珈琲を紹介するビデオにまで・・・と。
ご苦労様です。
そんなプロセスを1つ1つクリアして、やっと最初の放送局と放送日が決まったのが先日。
それだけに妙な達成感。まだ何もはじまっていないのに、やり遂げた感。
12月21日の放映に向け、現在は画像の最終調整。
(このタイミングで、これで間に合うのか・・・)
今回も多くの方々に助けられ、形になってきただけに一人でも多くの方に観てもらえれば。
「TVショッピング」終了後は、ビデオの一部を二次利用できるので、
たまじ珈琲のオフィシャルサイトからもご覧いただけるようにするつもり。
長野県、秋田県、山梨県の皆さま、ご覧になった方がいらっしゃればご連絡を。
初「TVショッピング」の記念として、
「×月×日に放送された××番組で、たまじ珈琲を観たよ」
と連絡いただいた方全員に、記念品として以下をもれなくプレゼントしますので。
たまじ珈琲(3杯分)
たまじオリジナル しおり
たまじオリジナル バッチ
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
腹落ち
とうとう12月に入りましたね。
2012年は例年以上にあっという間の1年でした。
総括すれば、これまで取り組んできたいろいろなことが形になり、とても充実した1年。
そして何より、これまでよりもずっと多くの方々に助けられました1年。
この場を借りて御礼を。
「ありがとうございました。」
たまじ珈琲を運用開始してから5年目に突入。
毎週更新してきたブログもかなりの量に。最新版(先週)のブログURLは「208」。
つらつらと200本以上書いてきたことを自分で驚く。
このままのペースで行くと、1,000本を超えるのは16年後。そのとき自分は「60歳」。
かなり先のようで、きっとあっという間なんでしょうね。
今週のブログは、「腹落ち」と題して今年1年を振り返りながら、思うところをつらつらと。
この1年で自分自身に起きた変化(成長)と言えば。
「なるようになる」という言葉が腹落ちするようになったこと。
英語では、「Whatever Will Be, Will Be」
スペイン語では、「Que sera sera(ケセラセラ)」
「なるようになる」ではなく、「そうなるように行動する」派だった自分。
年齢を重ねて諦めが良くなって、考え方が変わったと思ったときもありますが、
どうやらそうではないみたい(自分のことってなかなか分からないもんですね)。
自分が腹落ちしている「なるようになる」をもう少し解説すると。
「そうなるように自分なりに準備したら、
どんな結果でも納得できる(=なるようになると心底思える、口に出して言える。)」。
という感じ。
プロスポーツ選手がインタビューで良く使うフレーズに
「最高の準備をする」
「自分のベストが出せればいい」
これらの言葉に共通しているのは「それにより自ずと望む結果がついてくるはず」という想い。
想いというか、経験を重ねた結果、たどり着いた境地みたいな。
このフレーズをテレビで聴くたびに、「そうだなぁ」と共感。
結果で評価され、結果しか残らないことが多い世の中。
それに固執することで自分自身を無駄に苦しめていることも多いのでは。
自分も性格的に典型的な目標設定・達成満足型だけに、
それに向かっていくモチベーションは良い部分と思いながらも、
結果を意識し過ぎるあまり、短期的な視野で間違った決断をしたり、無駄に悩んだり。
そんな自分に起こった変化(成長)が「なるようになる」の腹落ち。
これは、様々な経験を重ねてきたことも一因ですが、何より大きいのは環境の変化。
日々行動を共にする身近な人たちとの関係がこれまで以上に充実し、
自分が目指すべき姿がこれまで以上に明確になってきたことが要因かと。
逆に、改善すべき事柄は・・・。
分かっていながら一番自分が苦手なこと。「休養」。
とにかくじっとしていられない。メリハリをつけ、「休養」をしっかりとる。
敢えてブログに書くことで、自分に改めて言い聞かせてるつもり。
残り少ない2012年。
この1年を振り返りながら1日1日を大切に、丁寧に過ごせればと。
12月に予定している、たまじ珈琲のイベントは残り「2つ」。
12月15日(土)14:00~16:00:ルピシア・ボンマルシェ「代官山店」での珈琲試飲会
12月中:テレビショッピング(地方3局:長野/秋田/山梨)
多くの方々に支援いただき実現しているイベントなので、
残り2つも無事成功となるよう、「最高の準備をして」取り組むことに。
皆さんはどんな1年でしたか珈琲でも飲みながら、振り返ってみませんか
今週のブログはこんなところで。
ではでは。