新プロジェクト
いよいよ7月ですね。
夏の日差しを感じる日もありますが、まだまだ梅雨。
趣味のウォーキング最中にもスコールかと思わず突っ込みたくなるような雨。
歩きながら傘を指すのは面倒。個人的には早く夏になって欲しいところ。
それにしても日本の気候が年々変わってきてるのは気になりますね。
天気の喜怒哀楽が激しくなっているような。
四季の移り変わりがなくならないことを祈るばかり。
さて今週のブログでは7月1日からスタートした新プロジェクトの紹介をつらつらと。
新プロジェクトとは・・・「オーガニックプロジェクト」。
このプロジェクトは簡単に言えば、ナチュラル&オーガニック&無添加&国産ドライフルーツ
と厳選食材をWebで販売されている『オーガニックキッチン』とたまじ珈琲のコラボ。
7月にスタートしたのは、『オーガニックキッチン』でのたまじ珈琲販売。
【オーガニックキッチン(たまじ珈琲)】
http://www.organic-space.com/hpgen/HPB/entries/10.html
オーガニックキッチンさんで販売いただく商品は3種類。
たまじ珈琲で初の取扱いとなるオーガニック珈琲であるメキシコマヤビニックが主役。
メキシコマヤビニックは焙煎度合を2つに分けているので好みに合わせてセレクト。
酸味と苦味のバランスがお好きなお客さま:「焙煎3」
苦味とコクがお好きなお客さま:「焙煎4」
【メキシコオーガニック マヤビニック<焙煎3>】
http://www.organic-space.com/SHOP/TAMA0001.html
【メキシコオーガニック マヤビニック<焙煎4>】
http://www.organic-space.com/SHOP/TAMA0002.html
もう1種類はブラジルの「プレミアムショコラ」。
ナッツフレーバーの甘みとチョコレートのような香り、
ブラジルの大地で育った魅惑的なストレート珈琲。
珈琲がちょっと苦手という方でもストレートでお楽しみいただけるのが特徴。
【プレミアムショコラ】
http://www.organic-space.com/SHOP/TAMA0003.html
今回のプロジェクトは思い返せば不思議な縁で実現されたもの。
3月頃に関係者で顔合わせして、5月下旬から準備を開始し、約1ヶ月でスタート。
高校の文化祭準備のような忙しさとワクワク感を感じながら、
振り返れば大変だったけど、とても充実した時間に。
自分たちが感じられたこの楽しさが完成したWebサイトからも伝わってくるような。
お客さまにもそれが伝わって、ひとりでも多くの方にオーガニック商品とたまじ珈琲を
一緒に楽しんでもらえたらと。
サービスや商品へのご感想、お待ちしております。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
みんなの家
この2週間いつになくドタバタの毎日が続き(言い訳)、
5年に渡って続けてきた週1回のブログ更新を先週は試飲会のアナウンスのみで
サボってしまいました。ブログを読んでいただいている皆さま、スミマセン。
今週から心機一転。
珈琲にまつわることをツラツラと書き殴りますので、改めてよろしくお願いします。
さて、今週のテーマは「みんなの家」と題して。
まずは「みんなの家」を簡単に紹介しますと。
「みんなの家」は、インフォコムグループさんが牽引するプロジェクト。
インフォコムさんが発表されているリリースから概要を紹介しますと以下のとおり。
インフォコムグループは、東日本大震災発生以降、被災地の復興を支援する
各種活動を続けるとともに、IT事業を営む企業グループとして、
継続的な復興支援が可能になる仕組み作りが必要と考え、
現地との交流や関係各位との情報交換などを通じ具体的な活動について検討を重ねてまいりました。
継続的活動の具体化については、当社が特別賛助会員として参加している
一般財団法人TAKE ACTION FOUNDATIONの代表理事 中田英寿氏を通じ、
「みんなの家」を各地につくる活動を推進する建築家 株式会社伊東豊雄建築設計事務所
代表取締役の伊東豊雄氏をご紹介いただき、企画を進めました。
その後、被災地の復興活動に尽力されている特定非営利活動法人がんばッと!!玉浦
(宮城県岩沼市 理事長 武田 英之)をはじめ関係各位のご支援とご協力を得て、
宮城県岩沼市への「みんなの家」の建設が決まり、この度着工いたしました。
【「みんなの家」の概要】
[施設名称] 岩沼みんなの家
[建設地] 宮城県岩沼市押分字南谷地 23-1他
[建物詳細] (構造)木造平屋 (建築面積)93.6㎡ (延床面積)室内 64.8㎡
[設備] (建物付帯設備)かまど、土間、縁側、大型キッチンなど
(IT設備)光回線、WiFi機器、パソコン、プリンター、テレビ会議システムなど
http://www.infocom.co.jp/info/press/2013/p13041001.html
たまじ珈琲としても微力ながらNPO団体の皆様と
宮城県七ヶ浜での珈琲による震災支援活動を実施。
その活動が伝わったのと、人のご縁もあり、インフォコムさんの関係者から
7月10日に開催される「みんなの家(岩沼市)」の竣工式にお声掛けいただく。。
大震災から2年以上が経過し、その出来事が徐々に忘れ去られている危機感があったこと、
自分自身の中でもその意識が薄れていたことを実感したことから
迷わず参加させていただくことに。
このプロジェクトを推進されてきた皆さまに、
自家焙煎の珈琲を現地で1杯1杯淹れて提供することで
自分にしかできない震災支援活動に努めることに。
被災された皆さまの復興を少しでも支援する、言うまでもなくこれが震災支援活動。
同時に、自分自身もこの支援活動に参加したことへの充足感を実感。
そんな感覚で参加してから、徐々にその気持ちは変化してきてる。
具体的に言えば、この活動をとおして元気や勇気をもらってるのは自分自身。
その感覚を味わいたくて、また参加したいという気持ちになる。
きっと今は自分自身のために参加してる。
今回の「みんなの家」竣工式では、2つの珈琲を提供する予定。
ホット:メキシコ オーガニック マヤビニック
アイス:マンダリンベースのブレンド
本イベントに参加される皆さま、お会いできることを楽しみにしています。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
【試飲会・代官山】
突然ですが・・・。お知らせです。
以下の内容で、たまじ珈琲の試飲会を開催させていただきます。
お近くにお越しの際には足を運んでください。
休日のひとときを、たまじ珈琲でゆっくり・ゆったりお過ごしください。
日時 : 6月22日(土) 14:00~16:00
場所 : 代官山アドレス・ディセ(ルピシア・ボンマルシェ店内)
【代官山アドレス・ディセ】
http://www.17dixsept.jp/news/#006820
ではでは。
マヤビニック珈琲
本日は、7月からスタート予定の新しいプロジェクトについてつらつらと。
そのプロジェクトとは、オーガニックキッチンさんとのコラボ。
その名前のとおり、ドライフルーツと厳選オーガニック食材を販売されている。
Webサイトはこちら。
【オーガニックキッチン】
http://www.organic-space.com/
その中に「Cotton Foods(コットンフーズ)」というブランドがあり、
そのコンセプトは「ふんわり やさしく おいしい」。
このブランドの中にカフェコーナーが新設され、たまじ珈琲を販売いただくことに。
たまじ珈琲のコンセプトである「ゆっくり・ゆったり」とつながるところがある気がして
とても親近感が湧く。
さて、どんな商品にするか・・・。
たまじ珈琲に関係している方々とも相談し、以下のコンセプトとすることに。
オーガニック珈琲
たまじ珈琲で新たに導入する焙煎機の特徴を活用
形態は豆と挽の2種類
量は105gと210g(いずれも生豆の重さ)の2種類
今週のブログでは、1つめのコンセプトであるオーガニック珈琲について。
先月家族が旅行に行っていたメキシコ。
以前にブログでも紹介したメキシコ原産の天然甘味料アガベ。
なんだかメキシコに縁を感じるので、メキシコのオーガニックを試焙煎。
入手できた2種類の生豆を、焙煎度も2段階にして4商品を比べて試飲。
焙煎翌日の味わい、3日後、1週間後と時間もずらして試飲。
驚くのは焙煎してから時間が経過すると、それぞれの味が徐々に変化していくこと。
そんな味の変化と、豆の取引条件などなど様々な要件を総合的に勘案して、
最終的に選んだのが『マヤビニック珈琲』。
私もそうでしたが、マヤビニックという言葉が初耳という方も多いとおもうので、
いつものように調べてみた。
マヤビニックとは・・・
Maya Vinic(マヤビニック)はメキシコの南部、チアパス州の標高1200〜1800mにある
コーヒー生産者組合です。Maya Vinicとは現地のTzotzil(ツォツィル)語で
「マヤの人々」という意味があります。その名のとおり、マヤ系先住民である
Tzotzil族の人々 によってコーヒー栽培が行われています。
Maya Vinic(マヤビニック)の人々は、メキシコの南部、チアパス州に暮らしています。
グアテマラと国境を接したチアパス州は、先住民が多く居住しており、
民芸品や有名な遺跡もあり、観光名所としても知られています。
また、自然に恵まれた州であり、メキシコで第一のコーヒー生産を誇る州です。
しかし、その恩恵は先住民たちにもたらされることはほとんどなく、
経済的には最も貧しい州の一つでもあるのです。
※「ATAKA TRADING CO.,LTD.」のWebサイトから抜粋
http://www.specialtycoffee.jp/mayavinic/mayavinic1.html
マヤビニック珈琲に関する文献をいろいろと読んでみると、
慶應義塾大学環境情報学部教授・山本純一さんが2003年から支援活動を開始され、
その活動をいろいろな方々が現在までつなぐことで、
スペシャリティコーヒーとしての現在の品質・味わいがあるとのこと。
そんなマヤビニック珈琲を仕入させていただく先はこちら。
【豆乃木】
http://www.mvcoffee.net/
神奈川県藤沢市のお店。
そちらの方とメールをやりとりすること10回程度。
とにかくレスポンスが早く、回答内容が的確。
マヤビニック珈琲という商品も大事ですが、取引するパートナー、
つまり、やり取りさせていただく人、それら全てがしっくりくると、
出会うべくして出会ったという感覚で、これから始まるビジネスにワクワクする。
計画どおりに進めば、
7月の初旬にはオーガニックキッチンさんのWebサイトで
たまじ珈琲の販売が開始される予定ですので、お楽しみに。
たまじ珈琲としては初のオーガニック珈琲ですので、ぜひお試しを。
販売がスタートしましたら、ブログで報告しますね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
試飲会(木更津2)
5月25日(土)。
夏の日差しがありつつも、春の爽やかな風を感じる週末。
東京駅の八重洲口の大通りにある三井プレミアムアウトレット木更津店直行のバス乗り場。
11:45に到着して12:05発のバスを待つ。20分前で10番目ぐらい。
楽勝で座れるとひと安心。大丸で買い込んだランチを抱えながら、バスの到着を待つ。
5分前になってバスが到着。ふと後ろをみると、20名以上の列。あっという間に30人オーバー。
バスに乗り込んで待つこと数分。発車時刻にはほぼすべての席が埋まる。
片道1,200円のこのバス。費用が安いことも嬉しいが、とにかく早くて楽ちん。
さらに、本日のように天気が良い日は、ベイブリッジ~うみほたると見える景色が絶景。
プチ旅行気分を満喫できるお気に入りコース。
ちなみに、大丸で購入したランチは・・・。
・ジョンソンビル ホットドック
・具だくさんスープ
・コールスロー
出発して5分もしないうちに、ペロッと平らげ、景色を観ながらしばし休憩。
気持ちよさにうとうとしながらも、うみほたるの絶景を観るために踏ん張る、踏ん張る。
が、気づいたらアウトレット(つまり終点)に到着。とにかくあっという間。
さて、今週のブログは、ルピシア・ボンマルシェさんでの試飲会について。
昨年11月に続いて、今回が2度目の木更津店。
試飲会の開始まで30分ほど余裕があるので、アウトレット内を散策。
賑やかな子供たちの声が聞こえてる方に歩いて行くと、スーパー戦隊シリーズのイベント。
我々の時代で言えば『ゴレンジャー』、現在は37作目の『獣電戦隊キョウリュウジャー』らしい。
懐かしいなぁと思いながらも、つい見入ってしまう。
あっという間に時間が経過し、ルピシア・ボンマルシェの店内へ。
昨年伺っていることもあり、前回よりは緊張することなく、奇策に挨拶して突入。
たまじ珈琲のコーナーには、試飲会の看板も。
名前まで書いていただいて。それにしても「たまじさん」って・・・。
(嬉しいですが、かなり恥ずかしい)
綺麗に並べていただいた商品。
手作り商品なだけに、このように並べていただくと感無量。
新鮮なうちに、お客さまの飲んでいただければと、ただただ願うばかり。
そんな想いも込めて、試飲会の準備をさくさくと。
すると、ひとりの男性がすたすたとこちらに向かってくる。
「何か御用ですか?」という感じで目で訴えると、
14時から試飲会があると聞いてたので来ましたという回答。確かに14時。
「いますぐに淹れますから店内をご覧いただきながらお待ちください。」
と謝りつつダッシュ。その様子がこんな感じ。
あまり急いでないように見えるかもしれませんが、
急いでいるのを感じさせないように、ゆとりがあるフリをしているところ。
「珈琲、入りましたよ~」
先ほどの男性に呼びかけると、他の皆さまもスタスタとこちらに。
珈琲の香りって、人を吸い寄せる魅力があるんですよね。
この瞬間、この
チョコレートと珈琲
いよいよ6月に突入。ということは、2013年も折り返し地点。
今年もあっという間に夏が来て、秋が来て、年末なんでしょうね。
毎日を大切にして生活しなきゃですね。
自分は、1日の中でたくさんのことを片付けようとする忙しない性格。
逆に言えば、計画どおり片付けると、とても気持ち良くて、それが翌日のモチベーションに。
これを繰り返す、繰り返す。いい面もありますが、悪い面も。ある意味、病気ですね。
1日20,000歩も、この性格だから続けられるているかと自己分析。
そんな自分もいい年齢になってきて、その性格を少しずつ変えようと努力中。
自分に言い聞かせている言葉は、「1日に1つ意味のあることを成し遂げる」。
結果、1年に365個の成果。これを積み重ねれば、夢や目標に大きく近づくと。
逆に、1日に1個でいいとすることで、忙しない性格をもう少し、ゆっくり・ゆったりにしたい。
さて、今週のブログですが・・・。
久しぶりにお客さまからいただいた質問に回答する形式で。
テーマは「チョコレートと珈琲」に。
:私は、ケーキを食べる時は紅茶なんですが、チョコレートを食べる時は、絶対珈琲です!
チョコレートと珈琲ってすごく合いますよね。珈琲もチョコレートもどちらも
更に美味しく感じる。赤ワインとチーズみたい!
何でか知ってるますか? 知ってたら教えてください。
チョコレートと珈琲の愛称は言うまでもなくバッチリ。
自分も、疲れを感じてるときはチョコレートと珈琲。
ちなみに、チョコレートはキットカット。この組み合わせ鉄板。
キットカットは冷凍庫でカチンカチンにしておくのがポイント。
こうやって鉄板の組み合わせで楽しんでるものの、なぜ美味しいかと質問されて・・・
ということで、Webで調べてみました。
いろいろな意見があって面白かったのですが、自分がなるほどぉ~と共感できたのは、
以下のブログで紹介されていたフレーズ。
【コーヒーのある暮らし】コーヒーとチョコレートの相性】より
http://lounge.plaza.rakuten.co.jp/diary/gourmet052/44913
コーヒーとチョコレートの原料であるカカオは、
同じ地域で生産されている事が多いって知っていますか?
同じ地域の高地ではコーヒーが、低地ではカカオが栽培されていることが多いのです。
ですので、コーヒーとカカオは熱帯の地域で生産される二つの香り高い恵みと言われています。
同じ産地のコーヒーと同じ地域のカカオを使ったチョコレートの相性は抜群です。
他には、コーヒーの淹れ方によっても合うチョコレート変わってきます。
ブラックコーヒーには、カカオ含有比率高めのちょっと苦味のあるブラックチョコレートが、
アメリカンタイプのコーヒーには、カカオに合わせるバターの比率を抑えた
ちょっと酸味のあるチョコレートが、
カプチーノには、カカオにミルクを合わせたミルクチョコレートが、良く合います。
自分が食べているキットカットと珈琲が必ずしも同じ産地ではないけれど、
チョコレートと珈琲の原料は同じような気候で生産された植物。
人の手によって加工され、商品となり、それぞれを購入して一緒に味わう。
この組み合わせが絶妙と感じられるのはそれぞれの原材料が同じ産地だから。
成分などの化学的根拠を求めたくなる一方で、
同じ産地という理由で相性が抜群という根拠、とても自然な感じでいいなぁと。
そんな基準で質問いただいた「Sさん」への回答としてみました。
いかがでしょうか満足いただけますか
たまじ珈琲からお送りしている珈琲はいろいろな国々の珈琲がありますので、
それと同じ国で栽培されたカカオで作られたチョコレートを発見したら、
その組み合わせの感想をぜひ聞かせてください。
これまで味わってきたものよりも、より相性の良さを感じていただけるかも。
自分も探してみますね。良い組み合わせを見つけたら紹介しますね。
皆さんも、たまじ珈琲と相性抜群の食べ物がありましたらオーナーまでお願いします。
珈琲に纏わる疑問などもお待ちしてます。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
ブラジルからの写真
ブログでも何度か取り上げた2012年8月に訪れたブラジル。
珈琲王国だからという理由で、一度は行ってみたいと思って訪れた。
そんなブラジルが珈琲を含めて心底好きになり、
音楽、食事、酒など、帰国してもブラジルと聞くと、心の琴線が震える。
そんなブラジルで珈琲農園を見学した場所はヴィトリアという街。
++++ Wikipedia「ヴィトーリア (ブラジル)」より
ヴィトーリア(Vitória)はブラジル南東部の都市。
エスピリトサント州の州都。河川が海に注ぎ込む、湾の中の小島にある都市である。
人口では国内14位となる。1998年、国際連合は、ヴィトーリアをブラジル国内の州都の中で
第4位の『生活しやすい都市』に挙げた。
++++
短い滞在期間だったけど、生活しやすい都市という評価に納得。
その街でお世話になったのが日系ブラジル人のKudoさんご夫妻。
Kudoさんは50年以上もブラジルで生活し、奥様はブラジル人。とても仲の良いご夫婦。
日本で知り合ったブラジル人の方から紹介いただき、空港で初顔合わせ。
ヴィトリアの街を軽く案内いただくぐらいの気持ちでいたところ、
滞在した約2日間、車でいろいろなところに連れて行っていただいた。
その1つが珈琲農園。ヴィトリアから車で4~5時間ほどかかる、山の中。
自分が見学した去年の8月は、ちょうど収穫が終わった時期。
赤い珈琲の実がところどころに少しずつ残っている感じ。
つい先日のこと。Kudoさんからメールに添付された写真が届く。
それがこちら。
最初の2枚は、珈琲農園を遠くからみたところ。
緑のモコモコとしたのが1本1本の珈琲の木。
濃い緑色のしっかりして、ツヤツヤした葉が特徴的。
(2枚目の写真が分かりやすい。)
一番下が、赤い珈琲の身がたわわに実っている写真。これが見たかった。
あたりまえだけど、収穫前だけに迫力がある。
写真をじ~っと見ながら、去年の夏にこの珈琲の農園に立ち、
真っ青な空と緑の農園が続く、広大なブラジルを感じた瞬間をフラッシュバックで思い出す。
ブラジルの冬なのに太陽の光が暖かくて、山を吹き抜ける風は少し冷たくて心地いい。
日本で言えば、夏の終わりに秋を感じるような天候。
また行きたいなぁ。
写真を観ながら、ただただそう思う。
もし行けたら、ヴィトリアで食べたブラジル料理「ムケッカ」を
立ち上がれなくなるぐらいに腹いっぱいに食べたいと。
(子供じみてますね・・・。素直にそう思うから、しょうがない。)
Kudoさん、写真ありがとうございます。
写真だけで、こんなにいろいろと空想し、とっても幸せな気持ちになりました。
自分たちがヴィトリアに遊びに行く日まで奥様とお元気でいてくださいね。
皆さん、ブラジルに関する情報をお持ちの方は、オーナーまでお寄せくださいね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
休日
久しぶりに予定がまったくない休日。
寝坊してシャッターを開けると、夏のような眩しい日差し。
午前中はゴロゴロして、日頃の疲れをとろうと思っていた気持ちが吹っ飛んで、
さっさと朝ごはんを食べて、家からすぐ近くの公園に。
たくさんの人がランニングしたり、ウォーキングしたり。
芝生の上ではバーベキューを準備している人たちもたくさん。
ゆったりした時間が流れる公園の風景に癒される。
家でゴロゴロよりも、疲れが取れるなぁなどと自分に言い訳しながら川沿いを散歩。
5分ぐらい行くと目的の広場に。
女性がひとりヨガをやっている以外はガランとした広場。
その広場の中にあるのが野外バスケットゴール。
それがこちら。
中学校から通算10年以上も続けてきたバスケットボール。
自分の全盛期は中学校2年生。
選抜選手に選ばれ、有頂天になってプロバスケットボール選手になろう
なんて真剣に考えていたことを想い出す。
毎日、バスケットのことしか考えていなかった日々。
いま思えば、とても幸せな時間。
中でも高校時代のバスケ部は自分の青春のすべて。
今でも毎月飲み会が開催される高校のバスケ部(異常ですよね)。
たまにしか参加できないけど、そんなOB会のメンバーに属していることが嬉しい。
素晴らしい先輩、仲間がいて、本当に自分が困ったときに相談してきた。助けてもらった。
お世話になっている先輩は片手では数え切れず。
本当に大事な人のつながりがここにある。
最近、このゴールでバスケットをやるようになってから、徐々に昔の感覚が戻ってきた。
最初は2本に1本しか入らなかったフリースロー。
今日は、3本連続は普通に、最高で8本連続。(昔は20本連続は普通にできたが・・・)
リングにボールがあたらずにネットに吸い込まれるシュートをノータッチシュートという。
まっすぐで綺麗な回転がついたボールがノータッチでゴールに吸い込まれると、
シュートを打った位置にボールが戻ってくる。
これが気持ちいい。
気づくと1時間ほどバスケットに熱中し、汗だくに。
近くのトイレで手と顔とボールを洗い、体にこびりついていた疲れを吹き飛ばす。
いつもの自動販売機でポカリスエットを購入し、半分以上一気飲み。
しばしクールダウンを目的に散歩。そこから10分ほどにある大宮八幡宮へ。
正面から見たのがこちら。
昔から通いなれた八幡宮だが、来るたびに厳粛な気持ちにさせられる。
人生の節目節目でお参りと御礼を繰り返してきたのがここ。
本日は海外旅行に行っている家族が無事に帰国することと、
自分のまわりにいる皆さんの健康を祈る。
バスケットと大宮八幡宮で体も心もリフレッシュ。
歩き疲れたあたりでお気に入りのカフェに入って、珈琲を飲みながら読書。
本日の珈琲はブラジルサントスの深煎。1杯500円。
ブラジルサントスはたまじ珈琲でもブレンドでよく使う。
苦味が強いマンデリンなど、野性味があるルワンダなどの個性的な珈琲を
いい感じで伸ばしてくれるのがブラジルサントス。本当にいい仕事をしてくれる。
そんなブラジルサントスをストレートでかつ深煎で飲ませてくれるカフェは珍しい。
そんなこともあって気に入ってるカフェの一つ。
ちなみに本日読んでいる本は大好きな佐伯泰英さんの磐音シリーズ。
読むたびに、磐音さんの爪の垢を煎じて飲まねばと思う・・・。
夕方に帰宅し、サザエさんをみながらアイロンがけ。
風呂に入って待ちに待ったビール。
天気がいい休日は気づけばこのパターンで過ごしていることが多いかも。
皆さんはどんな休日を過ごしてますか
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
珈琲道
5月5日。GWも後半に入ったこの日。
両親や弟家族が新居に遊びに来るということで、自宅でのんびり待機。
言うまでもなく、朝からたまじ珈琲をゆっくり・ゆったり楽しみつつ。
少しだけ夏の気配を感じる5月の爽やかな日差しと風が本当に気持ちいい。
こんなときはテレビを消してボサノバに。
ボサノバを聴くだけで去年夏に行ったブラジルを想い出す。
5月5日はこどもの日。端午の節句。
端午というのは、もとは月の端(はじめ)の午(うま)の日という意味なので
5月に限ったものではなかったのが、午(ご)と五(ご)の音が同じなので、
毎月5日を指すようになり、やがて5月5日のことになったとのこと。
5月5日が端午の節句となるまでの時間の流れを感じますよね。
ボサノバのCDが終わり、なにげなくテレビをつける。
そこには、なんと。
画面の右上にある「松井引退、国民栄誉賞の同時受賞」というフレーズが目に入り納得。
世紀の瞬間をLIVEで見逃すところだったことに気づき、慌ててテレビの前に。
国民栄誉賞の授与式は首相官邸が通例。それを東京ドームでって、凄い。
しかも、とても厳粛な雰囲気と球場の活気がいい感じ。
徳光さんの解説を聴きながら、始球式を観ていたら思わず涙が。
松井が投げ、長嶋が片手でスイング、原が内角寄りの球をキャッチ。
バッターボックスに集まる3人。子供のようなキラキラした表情。
それを観ていた瞬間に涙がポロリ。
感動した。心から。
何とも久しぶりの感情。涙が出ることも久しぶりだけど、感動の涙っていつ以来・・・。
なんてことを思いながら、テレビにくぎ付けに。
長嶋さんを見つめる松井さんの表情。2人が会話している表情。
何より、長嶋さんから少し離れて歩く松井さんの謙虚さ。
羨ましくなるほど師弟関係。信頼の積み重ねがあって今があることを実感。
そんなセレモニーが終わった後。
松井さんのお父さんが登場して、ある言葉を紹介。
それがこちら。
「努力できることが才能である」
才能とかセンスに縁のない自分。
なのに努力できる才能がなかったのかなと過去を振り返って思ったり。
ただ、なんにでも努力できるわけじゃないと思う。
他人にはできないけど、自分にはできる、自分にしかできない努力が。
自分ができる努力を見つけ、その努力を地道に重ねていくことが重要なんだと。
珈琲の仕事も、ITの仕事も、病気との闘いも。
そんなことを改めて思い出させてくれた今回のテレビ番組。
チャイムが鳴って、家族の声が。
現実に引き戻され、玄関へお出迎え。新居をひととおり紹介。
新たに購入したダイニングキッチンにみんなが座っている姿を観ながら、
いつものように珈琲を淹れる。
ちなみダイニングキッチンはこちら。
いつものようにだけど、いつもとちょっとだけ違う。
テレビ番組からもらった刺激で少しだけ背中がピンとして。
好きが高じてライフワークになってきた珈琲。
自分の人生で見つけた数少ない自分が努力できるもの。
長島さんが会見で松井さんに送った言葉。
「もっと野球道にまい進し、国民に愛される指導者に・・・」
スケールの違いはあれど、自分もここからメッセージを受け取ることに。
もっと珈琲道にまい進し、ひとりでも多くのお客さまに愛される珈琲屋に・・・。
もっとIT仕事にまい進し、ひとりでも多くのお客さまに選ばれる製品に、会社に・・・。
なれるように、よりコツコツと努力をせねばと。
2013年のGWを締めくくるのに最高のテレビ番組。LIVEで観れて良かったぁ。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
初盛岡
GW、皆様はどのように過ごされてますか
私はほぼ珈琲に時間を投入したGWでしたが、出張で初盛岡があったのでつらつらと。
これが行きに乗った新幹線。
新幹線も時代とともに変化してますよね。
実際に近くで見ると、こんなに長いのかと驚かされる。
盛岡での食事。なんといっても麺もの。冷麺、じゃじゃ麺。
冷麺にあまりいい思い出がなかった自分は盛岡の「盛楼閣」でいただいた冷麺にびっくり。
こんなにおいしいものだったのかと。とにかく汁がうまい。最後の1滴までゴクリ。
次に、じゃじゃ麺。
1泊2日でほぼ麺食となるが、せっかく訪れて食べないのは損というわけでトライ。
訪れたのは盛岡駅から徒歩30分ほどの「白龍(パイロン)」。
ノスタルジックな雰囲気のある商店街に昔からの佇まいそのまま。
素朴な疑問として「じゃじゃ麺」と「ジャージャー麺」の違いを調べてみると。
要は麺の違いらしい。
・じゃじゃ麺は、ゆでた「うどん」に肉味噌
・ジャージャー麺は、ゆでた「中華麺」に肉味噌
それを理解して、運ばれてきた「じゃじゃ麺」をみると、
形状は名古屋のきしめんに似たようなうどん。
もっちりと食べごたえのある食感がなんとも癖になる味。
お店を出て、近くにある盛岡県庁を通過して駅に向かうと、ひとだかり。
野次馬根性で近づいていくと、みな一心に桜の木を写真撮影中。
横で話している人の会話に耳を傾けると、こちらがかの有名な「石割桜」。
それがこちら。
「石割桜」の樹齢は360年。
屋敷内の庭にあった巨石が落雷をうけてできた割れ目に
エドヒガンザクラという桜の種子が入り込み成長したとの言い伝えがあるそうな。
近づいてみると、オーラというか、自然のもつ雄大な力強さを感じる。
次は東京に戻る新幹線。
鮮烈な赤が印象的な「スーパーこまち」。
それがこちら。
社内のシートも目に鮮やかなクリーム色で、とても清潔。
宇都宮あたりで最速300kmに達するという話しを聞いて楽しみにしていたが・・・。
気づいたら大宮に到着。あまりの気持ちよさにぐっすり。
東京駅から中央線に乗って阿佐ヶ谷駅へ。
クタクタになりながら帰宅するとリビングのダイニングキッチンの上に1冊の本。
それがこちら。
疲れが吹っ飛ぶ珈琲推理小説。
三茶の本屋で偶然に初版を見つけ、すでに3度も読破している愛読書。
その第2弾。ワクワクする本が手に入ると電車に乗るのも楽しみに。
45年の人生ではじめて収集しようと思ったのが珈琲本。特に小説。中でも推理小説。
たまじ珈琲のお店をオープンした際に、それらの本をきれいに並べ、
自分が読むのはもちろん、お客様に貸し出すのもありかと。
お気に入りの本を読みながら、自分好みの珈琲を飲む時間の心地よさを
ひとりでも多くの方に味わってもらえたら。
そんなことを想像しながら、本屋で珈琲本をコツコツと見つけていくことに。
皆さん、いつもお願いしますが、珈琲本を見つけたらオーナーまでくださいね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。