ブランマンジェ
今週のブログは久しぶりに珈琲ネタにて。
10月中旬頃にオープン予定のお店で販売する商品は言うまでもなく自家焙煎珈琲。
商品は珈琲だけで勝負とかっこよく言いたいところですが、
実情は小さな小さなお店なので、それ以外の商品を販売するスペースがほぼ皆無。
それでも来店されるお客さまに少しでも響く商品を他におけないかと悩む、ここ数日。
自家焙煎珈琲屋さんを見かけるたびにフラッと覗いて、市場調査。
珈琲関連グッズ、珈琲に合うスィートなど、なるほど、やっぱりなぁという感想。
いろいろ思いつくものの、最後にはスペース問題で断念。
さて、どうしたものかと・・・。
そんなある日のこと、以下のフレーズが目に飛び込む。
白いコーヒーのブランマンジェ
白いコーヒー、インパクト抜群。ところでなんで白なんだと素朴な疑問。
ブランマンジェ、なんかカッコいい。
レシピや写真が掲載されている中でも、素敵だなぁと思ったのがこちらのサイトと写真。
http://plaza.rakuten.co.jp/maman1106/diary/200903040000/
珈琲を使ったスィートであることを確認し、
白い理由とブランマンジェの意味を理解することに。
まずは、なぜ白いコーヒーなのかという疑問。レシピを読んでみると
「珈琲豆を、牛乳につけて2日以上冷蔵庫で寝かせることで、珈琲ミルクができあがる。」
というフレーズを発見。珈琲味なんだけど、白い色の商品にするための苦肉の策。
白いコーヒーの理由は分かったが、そうまでして白に拘るのはというのが次の疑問。
そこでブランマンジェという言葉を調べてみると。
ブラン・マンジェ(フランス語: blanc-manger、ブラマンジェとも)は冷菓の一種。
現在の日本では砂糖、洋酒、生クリーム、バニラなどで風味をつけた牛乳を、
ゼラチンで固めたレシピが多いが、本来は砕いたアーモンドからアーモンドミルクを
抽出して牛乳に香りを付けて作り、肉が入ることもあった。
名称は古フランス語で「白い食べ物」という意味の「blanc mangier」に由来する。
「Wikipedia ブラン・マンジェより」
この説明で一気に疑問がクリアに。
白い食べ物という名前なんだから、白に拘るのは当然。
それにしても、本来はアーモンドの香りを牛乳に付けてアーモンドミルクを作るのが
由緒正しき製法だとすると、先ほどの珈琲豆をミルクに付けるのは
苦肉の策ではないことも理解。
この商品に興味を持った理由は以下5つ。
白いコーヒーのインパクト
珈琲とも相性バッチリ
ちょっとレアな感じ(どこでも販売している商品じゃない)
冷蔵庫で保管するので狭いお店でもOK
自家焙煎珈琲の良さをダイレクトにPRできる商品
甘さをつけるのも蜂蜜、砂糖などいろいろな選択肢があるので、
以前にブログで紹介した天然甘味料であるカナダのメープルシロップ、
メキシコのアガベシロップなどを使った、たまじ珈琲オリジナルのブラン・マンジェを
扱おうかと。
大事なのは、手ごろな価格と、オリジナルのおいしさ。
自家焙煎珈琲以外の最有力商品として、まずは取り組んでみることに。
納得できる商品ができあがりましたら、ブログで紹介しますね。
ブラン・マンジェ以外でも、こんな商品はどうなど提案あればオーナーまで。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。