珈琲本
今週は、「珈琲本」と題してつらつらと。
ふらっと本屋に立ち寄り、タイトルに珈琲とかコーヒーとか書いて本を見つけると
中身も読まず、購入する自分。生まれて初めて収集しようと思ったのが珈琲本。
目的の本を探しに行くのではなく、あくまでもふらっと入った本屋で出会うのが基本。
ところが今回ばかりはちょっと違う。
たまじ珈琲のお客さまでもあり、営業を手伝ってくれているKさんからの紹介。
Kさんがたまたま本屋で見つけた本を見せてもらい、とにかく欲しくなって購入。
それがこちら。
著者は川口葉子さん。どんな方かと調べてみると。
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ライター、喫茶写真家。Webサイト『東京カフェマニア』主宰。
著書に『東京カフェを旅する』(平凡社)、『京都カフェ散歩』(祥伝社)、
『カフェとうつわの旅』(青山出版社)ほか多数。
雑誌、Web等でカフェやコーヒー特集の監修、記事執筆多数。
+++++ (出典:ALL Aboutプロフィールより)
カフェの専門家ですね。文書もさることながら写真が素晴らしい。
紹介されているお店に、つい足を運びたくなる。
中でも気になったのが毎週通っている三軒茶屋にあるヨガから徒歩5分にあるカフェ。
名前は、「MOON FACTORY COFFEE」。
それがこちら。
こちらの女性オーナーが目の前で淹れる珈琲を味わいたくて
ヨガ~ランチ~カフェという流れで足を運ぶ。
まず、苦労したのがお店を見つけること。
場所(ビル)が見つかったのに入るところが分からない。
諦めて帰りかけたところ、そのビルのポストのメモ書きを発見。
「MOON FACTORY COFFEE」へお越しの方は裏口の階段へとの案内。
ぐるっとビルを回ってみると、細くて、危なっかしい階段の下に小さな看板を発見。
思わず「ここかぁ」とつぶやきながら、恐る恐る階段を上る。
2階にある店内は上がってきた階段とはまったくイメージが違う、ゆったりした空間。
常連さんらしき方々が各々の時間をゆったり過ごしてる。
本で発見した女性オーナーがひとりカウンターの中で忙しそうに動き回る。
珈琲を淹れる姿を真正面から見れるカウンター席が空いていたので迷わずそこへ。
メニューをみて、また唸る。ストレート珈琲のメニューが渋い。
自分が大好きな「トラジャ」がある。
さらに今月の珈琲が「ルワンダ」と聞き、そちらと手作りチーズケーキを注文。
「トラジャ」はインドネシア産の珈琲で、
深緑がかった生豆の色から「珈琲のオパール」と呼ばれている。
しっかりしたコクと綺麗な苦味を味わうなら深焙煎。苦味と酸味を味わいたいなら中焙煎。
こちらのお店では深焙煎。
目の前で丁寧に抽出される珈琲をみながら、店主の珈琲への愛情を感じる。
目の前に出された2杯の珈琲を飲み比べながら、
同じ珈琲でもこんなに香り・味わいが違うものかと脅かされる。
20分ほどかけてゆっくり飲むことで、冷めて感じる甘さとまとわりつく余韻を楽しむ。
贅沢な時間とはこういうこと。
やっぱり人に淹れてもらう珈琲はおいしい。
川口さん、素敵なカフェを紹介いただき、ありがとうございます。
お蔭で素敵な週末時間を過ごせました。
そんな言葉を伝えたい気持ちでお店を出て、いつもの1日20,000歩に向けスタート。
忙しい毎日の中で、こんな週末っていいですよね。
皆さんも素敵なカフェご存知でしたら、こそっと教えてくださいね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。