たまじのつらつら記 「ゆっくり・ゆったり」コンセプトとしたたまじブログ。

漢方

3月といえば、もうすぐ春というイメージ。
ところが、実際はかなり厳しい寒さが続く、冬の最終月なんですよね
春の日差しを感じて薄手の格好で外出して風邪をひく
3月はただ寒いだけじゃなく、日中と夜との気温差が激しい。
さらには春を感じて気持ちが緩む。
そんなわけで3月は体調を崩しやすい月だとか(TVの受け売り)。
皆さんも体調管理に気を付けてくださいね。
かく言う自分は・・・。とにかく風邪に弱い
冬の間に3回ぐらいは風邪を引いてダウンするのが例年のパターン。
ところが今年は喉が痛くなる程度で本格的な風邪には一度もかからず
これは食生活の改善と毎日20,000歩の効果であることは間違いない。
ただこれだけじゃなくもう1つ理由が。
それは去年の夏からはじめた漢方。これが予想以上に効いてる。
そんなわけで今週のブログは「漢方」と題してつらつらと
漢方、皆さんはどんなイメージをお持ちですか
自分は漢方と聞くと薬用養命酒を思い出す。
さらに養命酒から連想されるイメージとは・・・
おいしくなさそうだけど、体に良さそう。
若い人というよりは、中i高年向け。
西洋医学の治療と異なり、体の治癒力を高めるもの。
50歳ぐらいになったらお世話になるものかなぁなどと
勝手に思っていたわけです
調べてみると。
+++++
漢方医学の特徴は、伝統中国医学と同様に体全体をみるところにあり、
「証」という概念を持っている。証は主に体質をあらわす。この点で
西洋医学とは大きく異なる。体全体の調子を整えることで結果的に病気を治していく
このため、症状だけを見るのでなく体質を診断し、重んじる。
西洋医学が解剖学的見地に立脚し、臓器や組織に病気の原因を求めるのとは
対照的である。よって、漢方薬も「証」にもとづき患者一人ひとりの体質を
見ながら調合される。
+++++ ウィキペディア「漢方薬」より。
自分の場合は、この「証」で治療が必要と判断された部分は2か所
1つは首から上の血流。もう1つは気管
先生と相談した結果、気管から治療することに。
自分の体質に合わせて処方された漢方30日分を受け取る。
金額は18,000円也。最初は「えっ」と思わず声が出そうなほど驚いた
1日あたり600円。2回服用するから1回300円。
最初のころは、飲むたびにこれが300円かぁとしみじみ思いながら、
苦い漢方をお湯で溶いて食前に服用。
2週間ぐらい続けても喉のひっかかりは完治せず。
なんとなく漢方の効果を疑い始めていた頃に日帰り出張。
その出張に漢方を忘れて飲まずに1日過ごすしたときのこと。
昼過ぎから何とも気持ち悪い
気持ち悪いの意味は、何か大事なことを忘れた感じ。
家に帰ってすぐに漢方を飲むとそれがスッキリ
そのあたりからは飲まないと気持ち悪いモードに突入。
冬を迎え、例年であれば風邪を引く季節になっても
喉が痛くならない、風も引かない
引かないというよりは、引きそうな気配がきても
それ以上はひどくならない
風邪になる一歩手前で体が押し戻してくれるようなパワーを感じる。
これが治癒力、ではないかと感じる
そんな風に感じてからはや3か月。
12~2月の期間もその感覚は衰えぬままに風邪をひかずに3月を迎えた。
漢方を初めて半年で、気管の治療はほぼ完了
前回からはこれまでの気管に加え、血流の改善効果も期待できる処方に。
この半年で、漢方は自分の体質に合っているように感じる。
少々値は張るが、まずは1年継続してみることに
怪我や病気を治療する西洋医学と、
体全体の調子を整えることで結果的に病気を治していく東洋医学
どちらが良いとは言えないが、全く違ったアプローチである両方の医学を
自分の体質に合わせて組み合わせる。
こんなことを考えながら自分の健康と向き合うようになった。
(自問自答:これってつまりいい年齢になったということ
いずれにしても、漢方との出会いはこれまで西洋医学に頼り切っていた自分に
新たな考え方と世界を教えてくれた
そんなわけで、漢方に興味を持っている方、
実際に使われている方がいらっしゃればぜひご意見を
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2012.03.10