2014年抱負
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
昨年10月に店舗をオープンしたこともあり、正月三が日は店舗で元気に営業し、
本日4日(土)に正月気分を満喫しております。
さて、今週のブログは2014年の第1回ということもあり、抱負をテーマにつらつらと。
節目節目に使っています「抱負」、それぞれの漢字の意味だけを考えると、
どうして「心の中にいだいている決意や志望」という意味になるのか不思議ですね。
少し脱線しますが、語源を調べてみると・・・。
「抱」は、「内面的に=心の奥底で」”抱える””持つ”という意味。
「負」は、責任を負うなどで使われる、”背負う”という意味。
この2つを組み合わせて、心の憶測で持っている想いを自ら背負うこと。
心の憶測に抱えていた想いを、自ら背負うことにより、それが決意や志望に。
「抱負を語る」なんて言葉がありますが、かみ砕けば、
「心の奥底で持っている想いを自ら背負い、それを自らの言葉で語ることにより
第3者に決意や志望を伝える」という感じに。
年明け早々、堅苦しくなりましたが、意味をしっかりと理解した上で2014年抱負を。
最高のパフォーマンスを出すために心身ともに健康を維持
たまじ珈琲のコンセプトである「ゆっくり・ゆったり」を日々の行動で実践
飛躍の年と考え、新たなことに積極的にチャレンジ
2013年を振り返れば、何とも盛りだくさんで充実した1年であった反面、
今年掲げた3つの抱負を一つもクリアできなかった1年。
そんな背景もあって、今年は抱負をしっかりと認識して日々を過ごすことに。
気づけば40歳ど真ん中の年齢も残り3ヶ月。
自分の年齢を思い出して頭をよぎるのが論語。
ご存じ方も多いと思いますが、論語とは孔子と彼の高弟の言行を孔子の死後、
弟子達が記録した書物。『孟子』『大学』『中庸』と併せて儒教における「四書」の1つ。
早速、40歳と50歳の内容を確認してみると・・・。
40歳:不惑=ふわく 「四十にして惑わず」
「40歳になって事に当たって惑うことがなくなった。理知的に意志的に物事の道理に
惑わなくなった。富貴や権勢のために判断が誤るようなことがなくなる。」
50歳:知命=ちめい 「五十にして天命を知る」
「50歳になってはじめて自分の人生についての天命・運命が何であったかがわかった。」
現在の自分にあてはめて、客観的に考えてみると恥ずかしい限り。
特に40歳の不惑については、惑わなくなったものもあるものの・・・明らかに惑う方が多い。
逆に50歳の天命や運命は何であるかが見えてきたような。
50歳までの4年3ヶ月。
不惑の精神を鍛錬し、いま感じている知命が本物であるかを見極めることに。
そのためにも2014年は抱負を意識し、1日1日を大切に過ごそうと思う。
人生とは何とも奥深いものですね。
ある本でこんなフレーズを見つけました。
「人生とは、星座である。」
星座を理解すると、一つ一つの星(ただの点)が、意味のある形を成す。
読んだときは、うまいこと言うなぁ程度。
冬の寒い夜にたまたま星空を眺めていて、それを実体験したとき。
その意味が腹落ち(深く理解できた)ような。
最初ということで力を入れ過ぎた感のブログですが、
こんな週もあるということでお許しを。
来週からは、たまじ珈琲でも飲みながら気軽に読んでいただけるいつものブログに戻りますね。
今週はこのあたりで。
ではでは。