メキシコ
9月も下旬に入り、秋らしくなってきましたね。
ウォーキングが趣味で、珈琲きちがいの自分にとっては1年で最も好きな季節。
この時期の楽しみは、目当ての喫茶店までのしっかりウォーキングと読書。
「しっかり」とは、片道1時間程度で往復すると15,000歩程度稼げる距離。
心地よい疲れを感じながら喫茶店に到着し、その日の気分で珈琲をチョイス。
味と香りを楽しみながら読書。最高に贅沢な時間。
安上がりで、心身ともにリフレッシュできるので、皆さんもお試しを。
さて、今週のブログは「メヒコ」についてツラツラと。
「メヒコ」とはご存知の方も多いと思いますが、「メキシコ」のこと。
得意のウィキペディアでメヒコの由来について調べてみるとこんな記述が。
国名のメキシコは、独立戦争の最中の1821年に決定したものであり、
アステカの言語ナワトル語(nāhuatl)で、「メシトリの地」という意味。
メシトリ(メヒクトリとも表記される)は、アステカ族の守護神であり、
太陽と戦いと狩猟の神であるウィツィロポチトリの別名で、
「神に選ばれし者」という意味がある。アステカで最も信仰された
この神の名に、場所を表す接尾語「コ」をつけて、この地における国家の
独立と繁栄に対する願いを込めた。
「ウィキペディア メキシコより」
そんなメヒコ。
ブログでも紹介した、おいしいオーガニック珈琲も有名。
ちなみに、たまじ珈琲でも「マヤビニック」というブランドを販売中。
http://www.organic-space.com/hpgen/HPB/entries/10.html
さらに、メキシコ陶器が魅力的。
色鮮やかで、思わず気持ちがほんわかするような形と手触り。
お気に入りのメキシコ陶器を紹介しますと。
まずは、テキーラが入っていた瓶。
形もさることながら、デザインがメヒコらしくていい。
次が猫の置物。
正面と上からの写真をパチリ。
メキシコ陶器の問題は、壊れやすいこと。
ちょっとぶつけただけで、かけたり、割れたり。
オブジェとして飾っておくのが良いと思いつつも、普段使いもしたい。
最近は、物はいつかは壊れると割り切って、普段使いを実践中。
10月中旬にオープン予定のお店でメキシコ陶器で珈琲を提供予定。
それがこちら。
ご来店の際には珈琲はもちろん、メキシコ陶器も楽しんでくださいね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
珈琲本
先日の台風18号、本当にすごかったですね。
家の中で、激しい雨と風の音を聴きながらテレビのニュースを見ていると、
自然の脅威にただただ圧倒されました。
猛暑、竜巻、台風などの異常気象が早く沈静化して欲しいものです。
今週のブログは、読書の秋も近いということで、珈琲本の紹介を。
たまじ珈琲を飲みながら、ゆっくり・ゆったりした気持ちで読書はいかがですか
まず、最初の本は小川洋子さんの「カラーひよことコーヒー豆」。
そもそもタイトルがおもしろい。
働く女性に向けた心温まる応援メッセージがテーマのエッセイ集。
その中に「カラーひよことコーヒー豆」というタイトルを発見。
エッセイの1つが本のタイトルになっているということは、これを読めば
本全体の雰囲気がわかるのではと本屋で立ち読み開始。
その話は、著者が幼少の頃にお祭りで鮮明に記憶しているカラーひよこと、
年老いた愛犬(ラブ)の耳にできたコーヒー豆とそっくりな疣(いぼ)の話し。
カラーひよことコーヒー豆のような疣から、著者は以下のように語る。
『私もラブを見習わなければと、思う。カラーひよこが消えても、
仕事場の仲間が皆年下になっても、未来より過去の分量が多くなっても、
動揺してはいけない。どんなに慌てても、やはり時は流れていくのだ。
ならばラブのように、堂々と年を取ろうじゃないか。』
(「カラーひよことコーヒー豆」より)
温かな応援メッセージと、繰り返される日常こそが、かけがえのない幸せだと
読む人に気づかせてくれる。
2冊目は、吉永 南央さんの「萩を濡らす雨(紅雲町珈琲屋こよみ)」。
珈琲屋を舞台とした小粋なおばあちゃんが主役。
意外だったのは、主役のおばあちゃんが行動派の探偵であって推理小説であること。
舞台となる珈琲店は以下のような雰囲気。
『高い天井と太い梁と漆喰の白が印象的な古民家風の造りの小蔵屋は、
和食器とコーヒー豆を商っていて、コーヒーの試飲、つまり、
無料でコーヒーを1杯飲めるサービスが評判だ。店の奥が草の住居になっており、
小蔵屋は、河原と観音像が立つ丘陵の中間地区、紅雲町にある。』
(「萩を濡らす雨」より)
小蔵屋は珈琲屋の名前。草はおばあちゃんの名前。
珈琲を提供する喫茶・カフェではなく、豆を商うお店であることが
たまじ珈琲と共通で、何とも親近感が湧く。
草さんは65歳でお店をオープンして現在76歳。
現役を引退する年齢から、珈琲屋をスタートさせ、76歳となった今も
お店だけじゃなく探偵として活躍する草さん。
読んでるだけで、なんだか目に見えないパワーと元気をもらえる本。
今回の珈琲本はいかがでしたか
最近の珈琲ブームもあってか、本屋さんに行くたびに
「珈琲」がタイトルに入った新しい本が見つけられる。
無趣味の自分が唯一長続きしている珈琲本の蒐集。
皆さんも、本屋さんで「珈琲」がタイトルに入った本を見つけたら
オーナーまで連絡をお願いしますね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
試飲会(札幌3)
前回に続いて、北海道旅行の最終日についてつらつらと。
旭山動物園を散策すること1時間。
いろいろな動物に出会う中でも、他の動物園との違いを簡単にまとめると。
・動物との距離が近い
・動物のサービス精神が旺盛
いずれも動物と飼育員さんたちの距離感が近いことが理由と推察。
それがベースにあって、動物園全体の独特な雰囲気が醸し出されているのではと。
それにしても、飼育員さんたちの手書きによるちらし、説明文章がたくさんあって、
来場者に伝えたいという情熱がひしひしと伝わってくる。
愛情いっぱいに飼育されている動物たちの写真を撮りまくった中から、
良い表情で撮れた写真を紹介しますと。
まずはペンギン。
中に入れば下からペンギンの泳ぎを鑑賞できるのは有名。
その写真も何枚か撮ってみたものの、思いのほか動きが早くNG。
外で撮影した中でペンギンの表情が良くでてる(と思われるもの)をピックアップ。
歩き方はコミカルで可愛いけど、近くで見ると予想以上に体がでかく、表情がワイルド。
撮影した20枚ぐらいの中から一番気に入った写真がアザラシ。
暑いのはわかるけど、これだけたくさんの人がいるのに、
その怠けぶりはないんじゃないと思わず突っ込みを入れたくなるような態度。
それでも、しばらくの間、じ~っと眺めていると、こちらまで眠くなってくる。
たまじ珈琲のコンセプト「ゆっくり・ゆったり」はこうやるんだって
目の前で実践されているような。
何とも言えない表情で、力の抜け加減がいいですよね。
動物園を満喫して、北海道旅行は無事終了。
帰りのバスにゆられながら旭川空港へ。
夏空の中を歩き回った疲れで泥のように眠って、あっという間に空港到着。
飛行機までたっぷりある時間を利用して、お土産の物色、
さらに空港に設置されていたマッサージ機で疲れを癒す。
目をつぶるとあっという間に過ぎ去った2泊3日が走馬灯のよう。
充実した時間だったなぁと実感。
そんな気持ちで、撮影した最後の写真がこちら。
夕焼けの飛行場。何となく旅の終わりって感じで。
3週にわたって、つらつらと書いてきた「試飲会(札幌)」シリーズ。
お楽しみいただけましたか
ブログを読んで北海道に行きたいと思った方がいれば嬉しい限り。
来週は久々に最近入手した珈琲本の紹介をしようかと。
珈琲本を紹介すると、購入しましたとか、他にもこういうのがありましたなどの
反響を一番いただくシリーズなので楽しみ。
また、お待ちしてますね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
試飲会(札幌2)
今週のブログは先週に続いて、「試飲会(札幌2)」と題してつらつらと。
2日目の朝食を札幌で有名な宮越屋珈琲でいただき、その後に北海道大学へ。
緑豊かな北海道大学の中をプラプラ散歩。
散歩したことで、少しずつお腹が減ってくる。
昨晩はイタリアンを食べたから、お昼はお寿司に。(来る前から決めてた)
どこのお寿司屋さんに行くかがポイント。
数あるお寿司屋さんからセレクトしたのはこちら。
〔金寿司〕
http://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010102/1000006/
札幌駅から歩くと15分ぐらいかかる場所。
決して便利な場所ではないけど、店内に入った瞬間に湧き上がる期待。
いい感じの緊張感とどっしりした落ち着き。
地元の方から高い評価を受けている老舗。
ランチの握りメニューから、旅行で気が大きくなっていることもあり、
上から2つ目の贅沢プランをセレクト。
それでも1人前2,600円と夜に食べることを考えたら、かなりのお得感。
早速、運ばれてきたのがこちら(一皿目)。
味も量も、大満足。
札幌に来たら、足を運ぶ価値ありかと。
食後は楽しみにしていた映画「少年A」を鑑賞。
先に文庫で読んでストーリーを理解した上で観たので、俳優に、画像に集中。
映画の世界にどっぷりと浸かる。
映画館を出て、現代の幸せを改めて実感する。
毎日いろいろとあるけど、前向いて頑張らんといかんですね。
からだの中からじんわりと湧き上がるパワーをもらえた映画。
夕方、旭川に移動し、夜はジンギスカンをがっつりと。
食べることに夢中で写真を撮り忘れ・・・。
2日目は、朝から夜まで北海道ならではの食事を楽しめた最高の1日に。
そして最終日である3日目。朝はホテルのバイキング。
北海道らしく、イクラが食べ放題。焼き魚やアスパラなどの野菜もおいしい。
いつものことながら、バイキングだとツイツイ食べ過ぎ。
残念だったのは珈琲がおいしくないこと。
ホテルの珈琲代は、ほぼ場所代と分かっていても、
もう少しおいしいものが出せるのではといつも思う。
さて、最終日のメインイベントは旭山動物園。
一度は行ってみたいと思っていた場所。それにしても動物園なんて、何年振りだろう。
まだまだ夏休み。行きのバスも満員。ホテルから約30分ほどで到着。
早速、動物園の入口を通過して、たどり着いたのが「ととりの村」。
目に飛び込んできた、色鮮やかなベニイロフラミンゴをパチリ。
王選手のように一本足打法。
次が「ほっきょくぐま館」。
当日暑かったこともあって、シロクマの動きも緩慢。
やっと立ち上がって、のそりのそりと動き出した姿をパチリ。
ピンクと白が鮮やかだったので、写真並べてみました。
なかなか綺麗でしょ。
来週の最終回は、旭山動物園の続きと東京への帰りの様子をつらつらと。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。