試飲会(木更津店)
2012年も残すところ1ヶ月。いわゆる師走ですね。
寒がりな自分はマフラーと手袋が手放せない。週末は帽子も含めて3点セット。
ちなみに手袋と帽子は先週行ったアウトレットで購入した新品。
ここ数か月は毎月足を運んでいるアウトレット。
目的はルピシア・ボンマルシェさんでの「試飲会」。
そのついでに、生活に必要なものをゲット。今回は三井プレミアムアウトレット木更津店。
11/17(土)11:00。東京駅の八重洲から出発する高速バスに乗り込む。もちろん直行便。
片道1,200円。時間は40分程度。はじめて利用したけど、とても便利。
今回はあいにくの雨模様だったけど、天気の良い日ならレインボーブリッジ、
アクアラインと旅行気分を味わえるルート。
試飲会の開始は14:00。2時間ほど早く到着したので、手袋と帽子を購入して、ランチ。
珈琲の仕事のついでに買い物もできて、ちょっとした旅行気分も味わえて。
なんて楽しんでいるうちに、あっという間に2時間が経過。
ルピシアボンマルシェさんに伺い、試飲会をスタート。
代官山店、あみ店と開催して今回が3回目。準備の手際、お客さまとの会話も慣れてきた。
あと立ち仕事にも(最初は2時間程度でも足がガクガクに・・・)。
ちなみに、木更津店さんでたまじ珈琲を販売いただいている
コーナーはこんな感じ。
雨模様なのにすんごい人。
ルピシア・ボンマルシェさんがフードコートのすぐ近くということもあってか
お昼を食べた人が珈琲の香りでどっとお店に入って来る。
珈琲屋冥利に尽きるとはこのこと。
1回にマグカップ3杯分を淹れ、それを試飲用カップに分けると15杯分。
お客さまの様子を観ながら淹れようとのんびり構えていると、試飲用があっという間に消える。
慌てて淹れる、またなくなる、淹れるの繰り返し。
そんな中でも、珈琲の淹れ方に興味深々のお客さまも。
それがこんな感じ。
試飲会で一番幸せな時間。
新鮮な珈琲が生き物のようにふわぁ~っと膨らむ。
思わず目を閉じて深呼吸したくなる珈琲の甘く、深い香り。
お客さまと顔を見合わせて思わずニコッと。
お子さんから「いい香り~」と最高の一言をいただく。
嬉しくなって、たまじバッチを思わずプレゼント。
2時間の試飲会はあっという間に終了。合計200杯を提供。
すべて手引きミルでカリカリ挽いて入れたので、強烈な肩凝り。
とにかく座りたくて近くのカフェで一休み。
疲れを癒すために注文したのがこちら。
がっちり糖分を吸収。
仕事したという充実感と心地よい疲れ。
試飲会が終わった後にいつも感じられるこの気持ち。いい感じ。
すっきりした気持ちで重い体を引きずりながら入口の高速バス乗り場に。
ちょうど来た東京駅行きの高速バスに乗り込み、5分後には夢の中へ。
気づいたときには京橋インターを降りて、もうすぐ終点の東京駅。
次回の試飲会は、12月15日(土)の14:00~、代官山店にて。
近くに寄られたら足を運んでみてくださいね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
ヘルシアコーヒー
2012年も残すところ1ヶ月半。
秋本番でウォーキングには最高の季節。1時間ぐらい歩いても汗をかかない。
この1ヶ月は1日20,000歩を順調に達成中。
歩くのって気持ちいいですね。
お金をかけずに爽快な気持ちになれるのもいい。
ウォーキング前に淹れたての珈琲を半分飲んでスタート。
戻ってきてから冷めて甘くなった珈琲をごくごく飲む。これが習慣。
何の気なしにやっていたこの習慣。
実は珈琲の摂取方法としてなかなか良いらしい。
珈琲に含まれるポリフェノール。その1種にコーヒークロロゲン酸があり、
これが脂肪を燃焼・消費する効果が。
運動する前に摂取することで、その効果が体内で有効に働くとのこと。
なんか得した気分。
11月の初旬、Yahooニュースをチェックしていると・・・
これに関連するニュースを発見。
花王「ヘルシア」にコーヒー追加 脂肪燃焼効果を確認
花王は7日、同社が展開する特定保健用食品(特保)の飲料ブランド「へルシア」の
ラインアップにコーヒーを来春から加える方針を明らかにした。
コーヒーに含まれるポリフェノールの一種「コーヒークロロゲン酸」に脂肪を
燃焼・消費しやすくする効果があることを確認したという。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121107/biz12110718110018-n1.htm
※産経ニュースより
これは驚いた。
ネスレが「生豆茶」なるものを販売したのはわかるとしても、花王までが。
しかも特保で・・・。
珈琲が健康飲料として注目され、人気があがるのはうれしい。
一方で、美肌・ダイエット効果の側面ばかりが注目されるのはさみしい。
ここからは自分の勝手な想いではあるが、
珈琲はプチ贅沢な飲み物であってほしい。時間とお金の両方で。
焙煎したての自分好みの珈琲を思い切って購入
敢えて豆を手引きのミルでカリカリと挽く
挽いたときの香りを存分に楽しむ
沸騰したお湯を適温まで冷まして、珈琲を淹れる
大事な人となにげないことを語りながら、味わう
冷めて甘くなった珈琲を最後に味わう
スーパーで販売されている100gあたり200円ぐらいの珈琲を
自家焙煎店の100gあたり500円にするお金のプチ贅沢。
インスタントなら1分で完成してしまう珈琲を、
大事な人との語らい含めて30分という時間を費やすプチ贅沢。
珈琲がこんな風にプチ贅沢を感じられるものであってほしい。
ひとりでも多くの人に、珈琲でプチ贅沢を楽しんでほしい。
心からそう思う。
成分だけに注目され、その成分を摂取することだけに集中する。
これだけにはならないで欲しいと切に想う。
珈琲の味を、香りを、時間をあわせて楽しむというコンセプトがあって
体に有効な成分を摂取でき、さらに、今よりも多くの人がプチ贅沢を楽しめるような。
そんな飲み物に進化してくれたらいいですね。
なんだか今週は妙に真面目なメッセージになっちゃいました。
たまにはいいですかね・・・
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
嬉しい写真
11月に入り、一気に冬かと思うような寒い日。
秋の紅葉も楽しんでないのに・・・。
そろそろコートやマフラーがないと耐えられない。
とにかく寒さが苦手なだけに早めに暖房対策することに。
そんなところに、同期の女性から心温まる写真をいただく。
これがその写真。
代官山に出かけたので、
「たまじ珈琲」を購入してきました。
お店でたまじマークを見つけたときは嬉しかったです
とても綺麗に撮れてる写真ですよね。
見慣れている商品なのに、とても新鮮。
柔らかな光と後ろにある珈琲カップがさりげない。
たまじ珈琲がお客さまの手にとられ、
自宅やオフィスで飲まれているシーンを想像するだけで、
とても幸せな気持ちに。
ゆっくり・ゆったりとお楽しみください。
そんな珈琲、最近は健康飲料としていろいろなメディアで紹介されてますよね。
先週のブログでもNHKの「あさイチ」での特集を取り上げたところ
それを読まれた方から新たな情報をいただいたので紹介を。
ふくよかな香り、酸味、苦みと甘み。おいしいコーヒーは朝の目覚めを良くしたり、
集中力を高めたり、リラックスしたいときにも欠かせないもの。
このコーヒーがダイエットにも役立つことが分かってきた。
コーヒーと脂肪燃焼の関係について研究しているのは、東京慈恵会医科大学の鈴木政登教授。
鈴木教授はコーヒーの成分「カフェイン」に着目した。
カフェインとは、コーヒー1杯当たり60~100mgほど含まれる苦み物質。
脳の活動を活性化したり、疲労感を程よく抑える作用がある。
鈴木教授は人を対象に
「白湯を飲んで運動」
「コーヒーを飲んで運動」
「コーヒーを飲んで立位姿勢保持」
の3通りで試験を行った。
運動は、1杯の白湯あるいはコーヒーを飲んだ1時間後に30分間のランニング
(中等度強度のトレッドミル走)を行った。その結果、
「コーヒーを飲んだ1時間後には交感神経が優位になり、
エネルギーとして活用されやすい形である血中遊離脂肪酸が増えた。
また脂肪が燃えていることを示す指標(呼吸商)が、5時間持続することも分かった」
日経ウーマンオンライン
【運動前のコーヒーが体脂肪を燃えやすく
コーヒーを飲むだけでエネルギー消費量がアップ】より
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20120925/135303/
前回の特集では、珈琲に含まれるポリフェノールが女性の美に、
今回は、カフェインがダイエットに、
いずれも身近で興味深い効果ですよね。
長年に渡る研究・実証実験により、明らかになる珈琲の効果。
珈琲の味や香りとともに、体への効能も理解して楽しむ。
コーヒーコーディネイターとしては、お客さまに合わせていろいろな面から
珈琲という奥深い飲み物を紹介できたらと。
珈琲に関する情報、どしどしお寄せください。
相変わらず珈琲本も収集していますので、そちらもお願いします。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。
珈琲豆知識
11月に入り、秋本番(いや冬近し)ですね。
朝晩になると寒っと声に出す回数が増加。
珈琲がおいしい最高の季節なんですが、寒さが苦手なだけに少々憂鬱。
秋だからということもあると思いますが、
最近やけに珈琲の特集がいろいろなメディアでされてますね。
珈琲が体にいいというのがベースですが、
その切り口はさまざま。いろんな記事を拝見しながら、へぇ~と感心。
そんな中から、今回はNHK「あさイチ」で10月15日(月)に放送された特集から。
くつろぎのひとときを与えてくれる飲み物「コーヒー」。
これまでは「体に悪い」とイメージももたれていたコーヒーですが、
近年驚きのパワーが徐々に明らかとなり注目されています。
今回は、コーヒーに含まれるポリフェノールやカフェインが起こす不思議な力や、
『疫学調査』で認められたコーヒーと病気の予防、
コーヒーにまつわる疑問や質問・コーヒーを飲まない方が良い人などの注意喚起から、
さらにはおいしいコーヒーの入れ方まで、さまざまなコーヒーの力をご紹介しました。
【もう一杯飲みたくなる! 女性のためのコーヒー学】
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2012/10/15/01.html
【NHK「あさイチ」オフィシャルサイトより】
この特集。何が新鮮だったかと言えば、「女性のための・・・」という切り口。
珈琲に含まれるポリフェノールが赤ワインと同じぐらい豊富であることは
以前のブログでも紹介。
【ポリフェノール】
http://tamajicafe.blog38.fc2.com/blog-entry-171.html
ポリフェノールがどういう効果をもたらすという解説はあったものの、
そのポリフェノールの効果を実験で検証されたのには驚いた。
具体的には「珈琲を飲む女性ほどシミの量が少ないこと」の証明。
翌日は珈琲を買い求めた女性が多かったのでは・・・。
さらに、疫学調査として以下の調査結果を発表。
1日5杯以上珈琲を飲む人の『肝臓がん』の発症率が飲まない人の4分の1
珈琲をを全く飲まない人の大腸がんの発症率を1とすると
1杯以上飲む人は男性で0.81、女性はなんと0.43と発症率が半分以下
1日2~3杯の珈琲飲む男性は、飲まない男性に比べて胆石になるリスクが40%も低下
1日800ccの珈琲を飲む人は飲まない人に比べてパーキンソン病の発症リスクが5分の1に低下
疫学調査は、大変な時間と労力を要する作業。
ゆえに珈琲の成分が持つ科学的な効果の説明とは違った意味で価値のある実証データ。
これらの実証データにより、珈琲は体に悪い飲み物から健康飲料に。
こういう記事を読んでてしみじみと思うこと。
それは「健康は1日にしてならず」。
歩くことも然り、珈琲を飲むことも然り。
毎日コツコツと積み重ねていくことが重要。
ブームに流されることなく、自分なりの健康法を見つけ、
無理なく継続していきたいですよね。
自分はと言えば・・・。
「歩くこと」「珈琲を飲むこと」「休むこと」の3つでしょうか。
3つめの「休むこと」、これが自分にとっては一番難しい。
とにかくじっとしていられない。何かしてないともったいないと。
逆に何もしないで1日が過ぎるとしまったぁ~と何となく後悔。
それでも少しずつですが「休むこと」の大事さと、楽しさを分かりかけてきた(気がする)。
たまじ珈琲のコンセプトは「ゆっくり・ゆったり」。
これを自ら自然体で実践できるように。
皆さんの健康法、良ければ教えてくださいね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。