秋珈琲
やっと秋
らしくなってきましたね
。
この季節、何が嬉しいって歩いていて汗
をかかくなくなったこと。
それから、温かい飲み物、特に珈琲がよりおいしく感じられること
。
昨年のブログでも紹介しましたが、10月1日は珈琲の日。
ひとつの理由は珈琲生産世界第1位のブラジルにおいて
珈琲豆の収穫が9月までに終了し、10月からは新たな珈琲年度を迎えるから
。
もうひとつの理由は、日本でも珈琲の消費量が1年間で最も大きくなるから
。
これらを理由に、全日本コーヒー協会が1983年に10月1日を珈琲の日と定めた
。
珈琲がいつ頃から飲み始められたか、はっきりしていませんが、
文献では9世紀にその歴史は遡るとか
。
1,000年以上、愛されている飲み物なんですね。
さて、今週のブログは「秋珈琲」と題してツラツラと。
8月。ブラジルの珈琲農園はまさに収穫の最盛期
。
車で農園の中を走っていると、綺麗に収穫された農園と、これからの農園がさまざま。
実際にその様子を目でみてきただけに、2012年の珈琲の日はなんだか感慨深い
。
10月。日本はまさに秋がスタート。
そんな秋に飲みたい珈琲は
を考えてみると・・・。
自分の経験、お客さまからの声などを想い出してみると、
多くの人は「苦みしっかり」の珈琲を好む
。
逆に言えば、夏などの暑い季節は「さっぱり」した味が好まれる。
寒い地域の人が濃い味を好むと言われることと関係してる
などと思って調べてみたが、それらしい回答は無
。
ちなみに、寒い地域の人が好む濃い味とは「塩味」。

Yahoo知恵袋より
東北で塩分摂取量が高いことの理由として、
気候が寒冷であることが大きく影響しています。
寒い東北地方に住む人々は,塩分を摂取することで体温を維持してきました。
また、冷蔵技術が発達している現代では大分様子が変わりましたが、
1年の約3分の1が深い雪に覆われる東北に暮らす民にとって、
収穫した食料を塩蔵して保存することは生きていくための1つの知恵でした。



生活習慣を背景に寒い地域では塩味が濃いものが好まれたわけですね。
改めて本題に戻って
。
肌寒くなるこの季節に、「苦みしっかり」が好まれる理由。
化学的根拠はわからないけど、自分なりに推察
。
それは、食欲の出ない猛暑から、食欲の秋に季節が移り替わることで
人は食べ過ぎ、カロリーを摂取し過ぎる傾向に。
結果、「苦みしっかり」珈琲を飲むことで口の中を、胃の中を
「すっきり」させたいという感覚が理由の1つでは・・・
。
逆に猛暑でソーメンしか食べられないときに
飲みたい珈琲を考えると、ホットでも、アイスにしても後味「すっきり」なもの。
珈琲の苦みですっきりしたい秋
と、そもそもすっきりした飲み物を求める夏
。
それが「秋珈琲」に「しっかり苦み」を求められる理由のような
。
皆さん、いかがですか
ブログを読んだ方で、
前述の塩味の話しのように化学的根拠をご存知の方がいらっしゃればご一報を
。
まぁ、理由はともあれ、
秋は珈琲が最もおいしい季節であることは間違いなし
。
皆さん、秋珈琲をぜひとも楽しんでくださいね。
さて・・・。自分は肌寒い土曜日の朝なので、
しっかり目を覚ますために
苦みしっかりのマンデリンフレンチを
たっぷりとブレンドした、たまじ秋をゆっくり・ゆったりと淹れて
楽しむことに
。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは
。
試飲会(代官山)
4週にわたり、つらつらと書いてきたブラジル紀行
、楽しんでいただけましたか
今週からはいつもどおり、珈琲関連のホット
な話題を。
9月も後半。そして来月1日は珈琲の日
。
そして、1年間で珈琲が最もおいしい季節である「秋」に。
珈琲屋としてワクワクする季節
。
そんな季節だからこそ、
おいしい珈琲をお客さまに直接届けたい
をコンセプトに
たまじ珈琲を販売いただいているルピシア・ボンマルシェさんで
「珈琲試飲会」を開催させていただくことに
。
初回は、代官山店さん。9月15日(土)の14:00から約2時間にわたって開催。
今週のブログではこの様子をつらつらと
。
こちら
が、試飲会用のPOP。
遠くから見ても、メッセージが伝わるようにシンプルなデザイン。
こちら
が、代官山店さんがある代官山アドレスのWebページに
掲載された試飲会の紹介コンテンツ
。
13:30(開始30分前)から準備を開始
。
14:00前から試飲用の珈琲を淹れ始める
。
14:00ちょうどになると、珈琲の香りに誘われてお客さまがちらほらと
。
その中の女性から
「Webのイベント情報を見て来ました。楽しみにしてました
」
という言葉。
その言葉のお蔭で肩の力がスッと抜ける
。
家やサロンと同じように自然体で珈琲を淹れる。
ポイントをできるだけ具体的に、ゆっくりと説明する。
お客さまが理解されているかを顔をみながら確認する。
淹れたてと冷ました珈琲を試飲いただく。
お客さまの表情で感想を探る。
ポイントは、80℃ちょっとの試飲と、5分ほどして冷めてからの試飲
。
ブラックの珈琲でも温度でこれだけ味が変わること。
冷めるとその珈琲が綺麗に焙煎されてるか、丁寧に淹れているかが分かること。
珈琲には同じ豆でも淹れ方・飲み方でいろいろな楽しみ方があること。
などをお客さまに紹介。
次に、自分が珈琲屋のユニフォームで真剣に淹れてる様子がこちら
。
ユニフォームとは茶色のエプロン、ハンチング帽(現在、オリジナルを制作中)、メガネ。
自分の中で珈琲屋さんはこういう格好。
賛否両論あると思いますが、たまじ珈琲はこういうスタイル
。
試飲されたお客さまから「今飲んだのはどの商品
」と質問され、
その後で7種類の中からお客さまと会話しながら好みの1種類を一緒に選ぶ
。
お客さまが商品を手に取られ、レジに向かわれる。
至福の瞬間
。
こんな機会をいただいたルピシア・ボンマルシェさんに感謝
。
ちなみに、今後の試飲会予定は以下のとおり。
週末に、ふらりとアウトレットで試飲会、いかがですか
10月6日(土) 14:00~16:00
ルピシア・ボンマルシェ あみプレミアムアウトレット店
11月17日(土) 14:00~16:00
ルピシア・ボンマルシェ 木更津店
今週のブログはこのあたりで。
ではでは
。
ブラジル(空)
ブラジルの旅、最後の報告は何にしようか迷ったあげく「空」をテーマに
。
とにかく綺麗
。同じ青色でも明るさと輝きが違う。
今回訪れた「リオデジャネイロ
イグアスの滝
ヴィトリア
リオデジャネイロ」
の順番でいろんな空を楽しんでくださいね。
まずはリオのポン・ジ・アスーカルの空
。
あまりに綺麗な風景だったので持参した色鉛筆で描写。
絵心はないけれど、子供のころを思い出しながらしばし熱中
。
次はイグアスの滝。
最初の写真がアルゼンチン側の公園で見上げた空
。
ひろ~い公園でみんながイグアスの滝を目指すてズンズン
歩く中、
ふと立ち止まり、空を見上げたときに思わずパチリ
。
イグアスの滝に最も近づける「悪魔の喉笛」に到着
。
たくさんの観光客がベストポジションをとりあって写真撮影

。
外人パワーに負けず自分もしっかり撮影
。
人だかりから少し離れて空を見上げると綺麗な雲。
滝じゃなくて空を主役に撮った写真がこれ
。
後から見比べると滝の写真より、この方がいい感じに
。
珈琲農園を見学できたヴィトリア。
この写真はカンブリ海岸。
砂浜をしばらく歩くと太陽の光で輝く緑。その先に鮮やかな空の青
。
立ち止まって何枚かパチリ。その中でのベストショットがこちら
。
空の大きさをいろいろと変えて、これがベストバランス(と思う)
。
ヴィトリアはすばらしい出会いもあって、もう1度行ってみたい場所第1位
。
最後はこれ。
最初からこれにしようと決めてた写真
。
リオの朝焼け。この写真を見るたびに、湧き上がってくる感動
とパワー
を感じる。
ブラジルという街で生活した7日間。
振り返れば人生観が変わるような刺激と感動をもらえた時間
。
片道27時間、とにかく遠くて時差でボロボロ
になるきっつい旅だけど
もう1度行ってみたいと心から思う
。
終わりに・・・。
今回のブラジル旅行でお世話になった皆さん、本当にありがとうございました
。
皆さんがいなければ、こんなにすばらしい旅は経験できませんでした。
皆さんとの出会いに感謝します。これからもお付き合いください
。
4週にわたってツラツラと書いてきたブラジル紀行
。
いかがでしたか
楽しんでいただけましたか
今週はこのあたりで。
ではでは
。
ブラジル(子供)
ブラジル旅行の3週目となる今週のテーマは「子供」。
一般的に外人(特に欧米)の子供はかわいい、って言いますよね。
自分もなんとなくそうだなぁと思ってたんですが、今回のブラジル旅行で納得
。
とにかく表情が豊か。屈託のない笑顔をみると思わずこちらもニコッ
と。
旅行中に数多くの子供に出会ったわけですが、その中でも選りすぐりの4枚を
。
「リオ」。とある学校に立ち寄ったときのこと。
そこにお父さんと娘さんと犬が1匹
。どうやら近くに住んでいて散歩してる様子
。
片言の英語でお父さんと会話していると、娘さんと犬がはしゃぎだす。
そんなシーンをでパチリ
。
我ながら傑作(偶然の産物)。
すごい勢いで走ってくる娘さんと犬。
いずれもそろって愛らしい表情。心から楽しそう
。
笑顔の絶えない素敵な家族に出会えたシーン
。
同じく「リオ」。コパカバーナ海岸にて。
夕暮れ近くに、海の家でビールを飲んでのんびりしていると
大きな目をした男の子が興味津々の顔で自分に近づいてくる
。
近くの砂浜にコテンと座り、しばらくするとこちらを振り返り、じ~っと見つめる。
正直どうして良いか分からず、思わずパチリ
。
少々慌てたせいで、男の子の顔が左隅に・・・
。
もう1回撮ろうと思ったときには、すくっと立ち上り、歩き去る後姿
。
しまった
と思いつつも、改めて写真を見直す。
じっくり見ているうちに、何となく味があっていい感じに見えてきた
。
それがこの写真。
イグアスの滝(アルゼンチン側)「悪魔の喉笛」に向かう電車にて。
お父さんとお母さんと3人で乗車してきた男の子。
電車に乗ってくるなり、まわりのお客さんのアイドルに
。
とにかく表情が豊かでかわいい
。
負けじと自分も写真を撮る
も、なかなか動きが早くミスショットの連続
。
諦めかけたその瞬間、こちらにくれた表情がこの写真。
突然やってきたシャッターチャンスに慌てて、ややぶれ気味
。
ヴィトリアにて。珈琲農園に向かう途中で見つけたカフェ。
こちらのカフェは今年の春まで名古屋に12年間住んでいたブラジル人家族が経営
。
久しぶりに通じる日本語を店主と楽しんでいると子供が登場
。
とにかく元気でやんちゃ。写真を撮ろうとすると逃げ回る。
諦めると、撮ってもらおうとからかいに来る。
またまた多少ぶれ気味ですが
、これがベストショット。
このぶれとはみ出し具合が子供の元気を表しているということでご勘弁を
。
楽しんでいただけましたか
帰国して写真を見ながら振り返ったときに、ほとんどが風景や食事の写真の中で
たまに子供の活き活きとした表情の写真を見ると声や空間を一気に思い出す。
写真って本当にいいもんですね
。
今週のブログはこのあたり。
ではでは
。
ブラジル(食事)
先週に続いて、今週はブラジル旅行の「食事」編をつらつらと
。
ブラジル料理と言えば、皆さんは何を思い浮かべますか
自分は「シュラスコ」ぐらいしか知らなかったというのが正直なところ。
強めの塩味で焼き上げた牛の様々な部位を机まで運んできてくれて
豪快にカット
してくれるパフォーマンスが魅力。
リオに到着したその日の夜に、サンパウロに住んでいる友人と楽しみました
。
27時間のフライト
での寝不足や疲労など何のその。
友人との久しぶりの時間が楽しかったこともあり、旺盛な食欲でいただきました
。
一緒に飲んだカイペリーニャというお酒もうまかった
。
そしてリオ2日目の夕食
。
前日が肉だったこともあり、ブラジルの魚介料理ということで「バカリャウ」。
バカリャウとは塩漬けにして軽く乾燥させた鱈のこと。
ポルトガルはもちろん、イタリアなどの南欧ラテン各国でよく食べられている食材
。
ブラジルの場合はかなりな高級食材
。
日本に置き換えるなら、アンコウと同じくらいの扱いだとか
。
豪快な野菜の下に、どでかい鱈
。
見ためとは違ったやさしい味わいで、これもうまい
。
このあたりからブラジル料理に嵌りはじめる。
ブラジル到着5日目。
ヴィトリアから車
で1時間ほどにあった洒落たレストラン
。
昔ながらの小屋を適度に改装されていて雰囲気抜群
。
こちらのお店は従量課金。
30種類ぐらいあるブラジル料理から好きなものを好きな量だけチョイス。
大皿に1.5杯分で約600円。かなり大満足なランチ
。
ブラジルに到着してから6日目。
ヴィトリア在住の日系ブラジル人のご夫婦に連れていっていただいた夕食。
この日は朝から珈琲農園などへ1日ドライブして腹ペコでお店に
。
今回のブラジル旅行で一番食べたかった「ムケッカ」を体験。
ムケッカは、ブラジル式海の家の定番メニュー。
大元はアフリカの海岸部でよく食べられていたシーフードのシチューだとか
。
煮込み料理でありながら水は使わず、シーフードと野菜と油だけで煮るのが特徴
。
これ、「最高

」。
まさに、癖になる味・嵌る味。
もう動けないというぐらい頑張ったが完食できず
。
ブラジル最終日。
最後となればこれしかない。今や世界的に有名となった「フェイジョアーダ」。
ここでフェジョアーダだけに豆知識
。いつもどおりWikipediaより
。



ブラジルのフェジョアーダは、世界で最も有名なフェジョアーダである。
代表的なブラジル料理のひとつで、ブラジルの国民食と呼ばれる。
「完全なフェジョアーダ」という意味のフェジョアーダ・コンプレタ(feijoada completa)とも称される。
フェイジャオン・プレトと呼ばれる黒いフェイジャオン(隠元豆)と豚の脂身、
豚や牛の干し肉または燻製肉、リングイッサという生ソーセージ、
豚の耳や鼻、豚足、尾、皮などを、ニンニクと岩塩の塩味でじっくり煮込んだ料理。
素焼きの壺に入れ、皿に盛ったバターライスや籠に入れたパン、
繊切りにして炒めたコウヴェ、ファロファと呼ばれるバターやベーコンで炒めたマンジョッカ芋の粉、
オレンジのスライスと一緒に供される。




見ためは、真っ黒のかなりグロテスク
。
最初にきつい塩味がきて、その後に奥深い味わい
。
コメにフェジョアーダをカレーのようにかけ、
コウヴァとマンジョッカを混ぜながら食べる。
それぞれが個性ある強烈な味にもかかわらず、一緒にすると複雑で妙に後を引く味わいに。
オレンジのスライスがこれまで絶妙
。
長く、深い歴史を経て現代に伝わる世界的なレシピ。
それだけに安い食材でしっかりと栄養補給ができて、さらに「おいしい」。
ブラジルという国をダイレクトに感じられる食事。
皆さん、ブラジル料理に興味がでましたか
ボサノバを聴きながら、ブラジル料理をチャレンジするのもいいかも
。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは
。



