たまじのつらつら記 「ゆっくり・ゆったり」コンセプトとしたたまじブログ。

御燗と熱燗

東京にもとうとう雪が
ベランダの窓から豪快な降雪をみてしばし呆然
都会の霙は見慣れているが、ふっくらとした雪は物珍しい。
雪に触ろうとベランダに出てみると体が「くっ」と縮こまる寒さ。
子供のように雪と無邪気に戯れられず、すぐに室内へ。
大人には大人の楽しみ方があると開き直り
居酒屋さんで雪見酒をすることに
風流ですよね。
雪見酒と言えば日本酒。しかも熱燗。
というわけで店に入るなり「熱燗」と注文しようとすると・・・
連れから「御燗の間違いじゃない」との指摘
熱燗」「御燗」どう違うのと素朴な疑問。
というわけで今週のブログは「最適温度」と題してつらつらと。
最適温度。
珈琲において味に大きな影響を与える要素の1つ。
沸騰したお湯と、珈琲に最適と言われる80~85℃のお湯とでは、
同じ珈琲を淹れても香り・味ともにまったく異なる
熱くないと珈琲はおいしくないという方も多いと思いますが、
豆が持つ香りと味を感じるためには80~85℃のちょっとぬるめがいい。
熱湯でしか珈琲を淹れたことがない方は一度お試しを。
さて、本題に戻って。
「熱燗」「御燗」の違いを調べてみた。
いつもどおりウィキペディアで(燗酒:かんざけ)より。
御燗:日本酒を加熱する行為。加熱したものを「燗酒」。
熱燗:日本酒を50℃前後に温めたもの。温度表現。
つまり、お店に入って「熱燗」と注文すれば、
50℃ぐらいに温めた日本酒を持ってきてと注文したことに。
連れが指摘した「御燗」と注文するのが正しいと判明
さらに、温度表現という言葉が気になったので、
他にどんな表現があるかを調べてみると
飛び切り燗(とびきりかん):55℃前後
熱燗(あつかん):50℃前後
上燗:45℃前後
ぬる燗:40℃前後
人肌燗:37℃前後
日向燗(ひなたかん):33℃前後
冷や:常温  ※冷蔵庫などで冷やしたものが「冷や」ではない。
涼冷え(すずびえ):15℃前後
花冷え:10℃前後
雪冷え:5℃前後
※飛び切り燗以上を「煮酒」
なんと御燗の温度によって「11段階」の温度表現が
中でも普段何気なく使っている「冷や」の意味に驚いた。
自分と同じように冷蔵庫で冷やしたものを「冷や」と
思い込んでいる人も多いのでは
(ちなみに自分は「雪冷え」を「冷や」と思い、好んで飲んでました。)
珈琲を抽出するお湯の温度、日本酒を温める温度、それぞれの意味は異なる。
ただ、温度が味や香りに与える影響がとても大きいことは共通
特に、温度が香りに与える影響は香りが強くなる・弱くなるだけじゃなく、
香りが変わるという影響を及ぼすのが特徴。
せっかくいい珈琲や日本酒を手に入れたとき。
自分の好みに合った最適温度で楽しむ。
これは手間はかかるけど、お金はかからない本当の贅沢かと
寒い季節こそおいしい日本酒や珈琲
摘みやスウィートと一緒に味わうのも最高ですが、
たまには渋く温度で変わる味や香りを楽しんでみては
こんなこと書いてたら日本酒のみたくなってきた
今日も夜は冷え込みそうなので「飛び切り燗(55℃前後)」を。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2012.01.28

談話室たま時

寒いながらも天気が良い日が続き、
快調なペースで1日20,000歩をクリアしていた1月
しかし、昨日の寒さと霙(みぞれ)は耐え切れず
東京駅構内で10,000歩稼いだ以外は記録が伸びず、13,000歩で断念。
ユニクロのヒートテック(下着)を上下に着てたのに
ちなみに、東京駅構内ってなにという方は以下のブログを参照ください。
【地下街】
http://tamajicafe.blog38.fc2.com/blog-entry-149.html
さて、今週のブログは「談話室たま時」と題してツラツラと。
これまで何度かブログで紹介してきた「たまじサロン」。
運営開始してはや2年。2ヵ月に1回の運営だったので通算10回前後
さすがにネタ切れで、集客も大変になってきたので
コンセプト含めて完全リニューアルすることに
関係者でいろいろと悩んでいる段階ですが、
まず名称を「たまじ珈琲サロン」から「談話室たま時」に変更しようかと。
「談話室」で思い出すのが「談話室滝沢」。Wikiで検索してみると。

1959年に喫茶室ルノアールとして開業。
しかし、当時のルノアール会の店舗急拡大路線を目指す他の会員の方針と対立し、
接客態度と静かな雰囲気を重視した喫茶店としてのコンセプトを貫くため、
談話室滝沢として再出発した。
コーヒー・紅茶などの飲み物は一律1,000円(但しケーキ類のデザートをセットすると
総額1,100~1,200円程度でセットメニューになった)と割高であったが、
接客態度を重視する姿勢から、ウェイトレスは全て正社員であり、
また社員採用後は一定期間、社員寮に入れて接客教育を行っていた。
 ウィキペディア「談話室滝沢」より抜粋
自分が物心ついた学生時代の喫茶店と言えば、
どろっとした真っ黒な珈琲とピーナッツを
分厚い珈琲カップで出でくるというのがイメージ
さらに、店内は煙草臭くて、どこか空気がよどんでるような。
それが喫茶店であり、憧れであり、そこにいるのがカッコいいと
それより更に20年ほど前にこのようなコンセプトをぶち上げていた滝沢は凄い
自分もこんなコンセプトでたまじ珈琲を提供できる空間が運営できないかと思い、
「談話室」を頭に持ってくることに。
次に、「たま時」の意味。
「じ」を「時」にしたのはストレートに「時間」の意味。
残った「たま」はそのまま「めったにない、まれな」の意味。
まとめると、「たま時」とは「めったにない・たまにしか作れない時間」のこと
改めて「談話室たま時」のコンセプトをまとめると。
 コンセプト
忙しい毎日。なかなか顔を見て語り合えない大事な友人・知人・家族・パートナー。
ゆったりランチ、趣味談義、ビジネスディスカッション、悩み相談など目的は千差万別。
「談話室たま時」とは、そんな方々に「たまにしか作れない時間と空間を提供」する器
 
では、どんな条件で利用可能かと言えば。
完全予約制で1組限定
日曜日の13:00~16:00の3時間程度
人数は5名~8名
費用は2,000円/1名
内容は、手作りランチ+手作りデザート+たまじ珈琲(3種類)
「談話室たま時」の詳細を鋭意検討中ですので、
ブログを読まれた方で疑問や要望などありましたら自分宛にメールでご連絡を。
皆さんの意見を取り入れながら、
たまじ珈琲をより良い場で、より良い仲間と楽しんでいただける器に
リニューアルできたらと
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2012.01.21

スロートキャンディ

2012年も本格スタート
立ち上がりに5営業日はきっついですが、
今年は正月明けの3連休という幸運に恵まれ4営業日スタート。
ちょうどいい感じですよね
気合入れてスタートしたところで、
喉が痛い、風邪気味で躓いている方、いらっしゃいませんか
1月は1年で最も乾燥する月ということでご自愛を。
かく言う自分も、正月明け早々に喉がいがらっぽくなり
ピンチを迎えるかと思いましたが、「スロートキャンディ」なるものに救われた
エピソードを今週はつらつらと。
正式には「ユーカリスロートキャンディ」。
直訳すれば、ユーカリ成分ののど飴。
販売しているのは、ニールズヤードというアロマショップ。
その箱はこんな感じ
スロート
さらに、その箱の中に入っているキャンディはこんな感じ
ピストルの弾を短くしたような形状。
スロート2
昨年末に男3人で開催した忘年会に飛び入り参加してくれた
たまじ珈琲のお客様「Kさん」からのプレゼント
このブログで、自分が風邪ばかり引いているということで「スロートキャンディ」の差し入れ。
お客さまから差し入れ(プレゼント)をいただくのは初めてだったので、本当に嬉しかった
その後、風邪とは縁がなく置いてあった「スロートキャンディ」。
喉がいがらっぽく感じたときに思い出して、早速試してみることに
その感想を率直に述べれば・・・。
ま、ま、まずい。でも、すごい効きそう
(Kさん、ごめんなさい)
思わず原材料名をチェックすると。
アラビアガム(確かに舐めているとガムのように柔らかくなる)
サトウキビ(砂糖じゃないところが渋い)
ハチミツ
プロポリス抽出物
ユーカリ油
セイヨウハッカ油
ローズマリー油
ハチミツから想像する「甘さ」は他の原材料が強烈なのか、まったく感じない。
どういう味と表現するのはとても難しいが、体験したことのない味。
お世辞にも、おいしいとは言えず、ストレートに言えば「まずい」
ところが、それを我慢して二粒ほど舐めていると
喉のいがらっぽさが本当に緩和された
たまたまかなぁと思いながら、それを数日続けていくと
いつの間にか風邪の気配は完全に消滅
スロートキャンディ」恐るべしと感じたわけ。
調べてみると、45gで1,155円。1gあたり約26円。これは高い。
でも効果は抜群。まさに、良薬口に苦し
ご興味ある方は、以下のURLを。
http://www.nealsyard.co.jp/onlineshopping/item/detail.php?i_id=392
最後に、Kさんに御礼メッセージ
Kさん、お陰さまで2012年最初の風邪を乗り越えることができました。
今年は、スロートキャンディの力で、昨年の半分ぐらいに風邪が抑えられるかも。
ありがとうございました
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2012.01.14

バケーション

あけましておめでとうございます
たまじ珈琲も4周年を迎えることができました。
これまでどおり、ゆっくり・ゆったりをコンセプトに
1日1日を大切に積み重ねていきたいと思いますので、
2012年も、引き続きご愛顧・お付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます
さて、今年最初のブログは「バケーション」と題してつらつらと
年末年始のバケーションは12/27~1/4の8連休。この何年間かで最長の休暇
しかも、こんなにのんびりしたのは生まれて初めてというぐらい、
心身ともに、ゆっくりと過ごすことができた幸せな時間でした
お休みできるのも、多くの方々の支えがあってこそなので、この場を借りて御礼を
年末休暇中の出来事といえば、まずは年賀状
昨年から開始した「たまじ年賀状」の2012年バージョンのご紹介を
年賀状2012
「辰」の動きが感じられる中にも、
たまじ珈琲のゆっくり・ゆったりコンセプトが感じられるデザインで
ひとめ見た瞬間に気に入った
(Aさん、すげぇって思わず声が出た。ちなみに、Aさんはたまじ珈琲のデザイナー。)
これで2年続けられたので、まずは5年続けることを目標に
毎年「たまじ年賀状」を作っていくことが今から楽しみ。
次は、読書
今回は、1年以上嵌っていた歴史小説はひと休みして、久しぶりに推理小説。
内田先生の浅見光彦シリーズをブックオフで15冊ほど買いだめ。
時間を見つけては、読み耽り、7日間で読破
ちなみに、1,575円で購入した本をブックオフで販売したところ、583円。
1,000円以下で楽しめたと思うと、かなり得した気分
さらに、ウォーキング
出勤していないと1日20,000歩の継続は難しいもの。
そこで、朝ご飯の前に10,000歩くことに。朝のうちに半分クリアしておけば、かなり楽
コースも皇居・絵画館・善福寺川公園などバリエーションを加えることで、
楽しみながら軽々と目標達成
最後は、睡眠
普段6時間寝れば十分なところを、年末年始は目覚ましをかけずに睡眠。
健康的な生活を送ったせいか、ほぼ毎日8時間以上の睡眠。
1年の疲れが徐々にとれていく感じ
もちろん、大晦日の大掃除・紅白歌合戦・年越しそば。
さらにお正月のおせち・子供たちにお年玉・初詣などの恒例行事も楽しんで
遠出はまったくしなかったけれど、
心身ともにゆっくりと休むことができた年末休暇。
来週から2012年が本格的にスタート
今年は、更なる飛躍の年となるよう頑張ろうと思いますので、
どうぞよろしくお願い致します。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2012.01.07

年末休暇

あけましておめでとうございます
たまじ珈琲も4周年を迎えることができました。
これまでどおり、ゆっくり・ゆったりをコンセプトに
1日1日を大切に積み重ねていきたいと思いますので、
2012年も、引き続きご愛顧・お付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます
さて、今年最初のブログは「年末休暇」と題してつらつらと
今回の「年末休暇」は12/27~1/4の8連休。この何年間かで最長の休暇
しかも、こんなにのんびりしたのは生まれて初めてというぐらい、
心身ともに、ゆっくりと過ごすことができた幸せな時間でした
お休みできるのも、多くの方々の支えがあってこそなので、この場を借りて御礼を
年末休暇中の出来事といえば、まずは年賀状
昨年から開始した「たまじ年賀状」の2012年バージョンのご紹介を
年賀状2012
「辰」の動きが感じられる中にも、
たまじ珈琲のゆっくり・ゆったりコンセプトが感じられるデザインで
ひとめ見た瞬間に気に入った
(Aさん、すげぇって思わず声が出た。ちなみに、Aさんはたまじ珈琲のデザイナー。)
これで2年続けられたので、まずは5年続けることを目標に
毎年「たまじ年賀状」を作っていくことが今から楽しみ。
次は、読書
今回は、1年以上嵌っていた歴史小説はひと休みして、久しぶりに推理小説。
内田先生の浅見光彦シリーズをブックオフで15冊ほど買いだめ。
時間を見つけては、読み耽り、7日間で読破
ちなみに、1,575円で購入した本をブックオフで販売したところ、583円。
1,000円以下で楽しめたと思うと、かなり得した気分
さらに、ウォーキング
出勤していないと1日20,000歩の継続は難しいもの。
そこで、朝ご飯の前に10,000歩くことに。朝のうちに半分クリアしておけば、かなり楽
コースも皇居・絵画館・善福寺川公園などバリエーションを加えることで、
楽しみながら軽々と目標達成
最後は、睡眠
普段6時間寝れば十分なところを、年末年始は目覚ましをかけずに睡眠。
健康的な生活を送ったせいか、ほぼ毎日8時間以上の睡眠。
1年の疲れが徐々にとれていく感じ
もちろん、大晦日の大掃除・紅白歌合戦・年越しそば。
さらにお正月のおせち・子供たちにお年玉・初詣などの恒例行事も楽しんで
遠出はまったくしなかったけれど、
心身ともにゆっくりと休むことができた年末休暇。
来週から2012年が本格的にスタート
今年は、更なる飛躍の年となるよう頑張ろうと思いますので、
どうぞよろしくお願い致します。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2012.01.07