たまじのつらつら記 「ゆっくり・ゆったり」コンセプトとしたたまじブログ。

子供焙煎

2013年も残すところ約1ヶ月ですね。
今年は大きな変化があっただけに、自分は例年以上にあっという間に終わってしまいそうな。
皆さんは、どんな1年になりそうですか
終わりよければ全てよし
なんて諺もありますので、2013年の終わり月である12月を充実した時間とするため、
11月にじっくりと時間の使い方を考えて、準備することに
・店舗オープンから1ヶ月が経過し、落ち着いてきたので何かイベントをしたい
・来店されるお客さまと一緒に楽しみたい
・たまじ珈琲ならではの内容にしたい
この3つをテーマにして、12月に店舗で実施するイベント内容を考えることに。
趣味の散歩をしながら、危ない人のようにぶつぶつと言いながら考えること数日。
ふと閃いたのが、こちら
子供
早速、看板を作ってみた
タイトルにあるとおり、その内容は「子供が焙煎を体験できるイベント」。
自家焙煎珈琲というと、プロ職人の技。焙煎機に近づくことも恐れ多い。
なんて印象が強いのでは・・・。
自分も数多くの自家焙煎店を見てきたけど、全体的にそういう印象が強い
たまじ珈琲としては、お客様が身近に感じる自家焙煎珈琲店でありたい。
それを実感いただけるイベントということで考えたのが今回のもの
子供が焙煎体験すると言っても、実際には焙煎見学
窯内は300℃近くまで加熱される焙煎機。万が一、子供が火傷などしたら本末転倒なので
焙煎機の近くで見学しながら、自ら焙煎しているような体験を楽しんでもらうもの
生豆を焙煎機に投入し、次第に焼き色がついて珈琲豆ができる様子を実際に見てもらう。
目を瞑って五感を研ぎ澄ますと、ポップコーンのような香ばしい香りがほわぁ~っと
この香りを嫌いな人はいない。皆さん、幸せそうな顔をする。
これまで親戚や知り合いの子供にこの体験をさせるとお父さんやお母さんに
こんなメッセージを伝える。
「いい香りでしょ
「いま、焼いてるからね。」
「おうちで飲んでね。」
お客様が入れない店内に入り、焙煎機の近くにいるだけで、
スタッフの一員になっている子供たちの気持ちが感じられる。
3分程度の焙煎をし、その豆に最適と思われる程度まで来たら、一番盛り上がるイベントへ
それは、終了のボタンを子供と一緒に「ポチ」っと押すこと。
そのボタンを押すと、豆が焙煎機の奥にす~っと落ちて消えていく。
これを見た子供はさらに興奮。数分急冷した後で焙煎機から出てくる珈琲豆を見てさらに興奮。
イベントの仕上げは、子供たちからお父さんや・お母さんに商品を渡してもらうこと
子供がお父さんやお母さんの飲む珈琲を焙煎した(焙煎にちょっと関わった)という体験により
その珈琲を家で飲むときに、ちょっとだけ「特別」が加わる
こんな体験をした子供の中には、将来、自分用に自家焙煎珈琲屋を目指す人がでてきたりして。
そんなことを感じさせてもらうと、こちらも幸せな気持ちになる
イベントに関与する人すべてが幸せな気持ちになれそうで、いい企画だと思いませんか
我々スタッフも相当幸せな気分が味わえることも最高だし。
自画自賛はよくないと思いながらも、今回の企画はかなりいいと言わずにいられない
2013年を素晴らしい1年にするための12月イベントとして、やってみますね
一人でも多くの幸せそうな顔を見ることができたら、
2013年は自分にとっても最高の締め括りができる1年となりそうな予感が
皆さんも12月に何か新しいこと、やってみませんか
チャレンジした方は、オーナーまで連絡くださいね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2013.11.23