マヤビニック珈琲
本日は、7月からスタート予定の新しいプロジェクトについてつらつらと。
そのプロジェクトとは、オーガニックキッチンさんとのコラボ。
その名前のとおり、ドライフルーツと厳選オーガニック食材を販売されている。
Webサイトはこちら。
【オーガニックキッチン】
http://www.organic-space.com/
その中に「Cotton Foods(コットンフーズ)」というブランドがあり、
そのコンセプトは「ふんわり やさしく おいしい」。
このブランドの中にカフェコーナーが新設され、たまじ珈琲を販売いただくことに。
たまじ珈琲のコンセプトである「ゆっくり・ゆったり」とつながるところがある気がして
とても親近感が湧く。
さて、どんな商品にするか・・・。
たまじ珈琲に関係している方々とも相談し、以下のコンセプトとすることに。
オーガニック珈琲
たまじ珈琲で新たに導入する焙煎機の特徴を活用
形態は豆と挽の2種類
量は105gと210g(いずれも生豆の重さ)の2種類
今週のブログでは、1つめのコンセプトであるオーガニック珈琲について。
先月家族が旅行に行っていたメキシコ。
以前にブログでも紹介したメキシコ原産の天然甘味料アガベ。
なんだかメキシコに縁を感じるので、メキシコのオーガニックを試焙煎。
入手できた2種類の生豆を、焙煎度も2段階にして4商品を比べて試飲。
焙煎翌日の味わい、3日後、1週間後と時間もずらして試飲。
驚くのは焙煎してから時間が経過すると、それぞれの味が徐々に変化していくこと。
そんな味の変化と、豆の取引条件などなど様々な要件を総合的に勘案して、
最終的に選んだのが『マヤビニック珈琲』。
私もそうでしたが、マヤビニックという言葉が初耳という方も多いとおもうので、
いつものように調べてみた。
マヤビニックとは・・・
Maya Vinic(マヤビニック)はメキシコの南部、チアパス州の標高1200〜1800mにある
コーヒー生産者組合です。Maya Vinicとは現地のTzotzil(ツォツィル)語で
「マヤの人々」という意味があります。その名のとおり、マヤ系先住民である
Tzotzil族の人々 によってコーヒー栽培が行われています。
Maya Vinic(マヤビニック)の人々は、メキシコの南部、チアパス州に暮らしています。
グアテマラと国境を接したチアパス州は、先住民が多く居住しており、
民芸品や有名な遺跡もあり、観光名所としても知られています。
また、自然に恵まれた州であり、メキシコで第一のコーヒー生産を誇る州です。
しかし、その恩恵は先住民たちにもたらされることはほとんどなく、
経済的には最も貧しい州の一つでもあるのです。
※「ATAKA TRADING CO.,LTD.」のWebサイトから抜粋
http://www.specialtycoffee.jp/mayavinic/mayavinic1.html
マヤビニック珈琲に関する文献をいろいろと読んでみると、
慶應義塾大学環境情報学部教授・山本純一さんが2003年から支援活動を開始され、
その活動をいろいろな方々が現在までつなぐことで、
スペシャリティコーヒーとしての現在の品質・味わいがあるとのこと。
そんなマヤビニック珈琲を仕入させていただく先はこちら。
【豆乃木】
http://www.mvcoffee.net/
神奈川県藤沢市のお店。
そちらの方とメールをやりとりすること10回程度。
とにかくレスポンスが早く、回答内容が的確。
マヤビニック珈琲という商品も大事ですが、取引するパートナー、
つまり、やり取りさせていただく人、それら全てがしっくりくると、
出会うべくして出会ったという感覚で、これから始まるビジネスにワクワクする。
計画どおりに進めば、
7月の初旬にはオーガニックキッチンさんのWebサイトで
たまじ珈琲の販売が開始される予定ですので、お楽しみに。
たまじ珈琲としては初のオーガニック珈琲ですので、ぜひお試しを。
販売がスタートしましたら、ブログで報告しますね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。