たまじのつらつら記 「ゆっくり・ゆったり」コンセプトとしたたまじブログ。

今週は・・・

土曜日なので、いつもどおり、つらつらとブログに向かってます
今週、たまじ珈琲でどんなことがあったかなぁ~と考えたんですが、
あんまり「これ!」ってものが浮かばないので、こんな時は”珈琲豆知識のコーナー”
とさせていただきますね。
『珈琲』 豆知識
〔Q〕 珈琲の成分はどうやって抽出されますか?
〔A〕 今回は、しっかりと回答しますね
まず、「抽出」を説明します。「抽出」とは、珈琲を挽いた粉にお湯を注いぐことで、珈琲の中に
含まれている成分がお湯に移ること(お湯を注ぐことで、珈琲の成分を取り出すこと)なんです。
抽出過程は、大きく2つのステップに分かれます。
<第1ステップ>粉の”表面”とお湯の間で成分が移るステップです。移動する速さは、
粉の表面の珈琲成分が濃いほど「速く移動」します。
<第2ステップ>粉の”中心部”から”表面”への珈琲成分の移動です。第1ステップで
粉の表面から成分が溶け出して、表面の成分濃度が薄くなることによって第2ステップが起こります。
第1ステップと第2ステップを比べると、第2ステップの成分移動は「ゆっくり」と進行します。
さらに、その「ゆっくり」進行する第2ステップの中でも「酸味」成分は「苦味」成分に比べて、
早いうちに出てきます(移動します)。
以上のことから、次の2つのことを覚えてもらえれば、OK!です。
 珈琲の味に影響を及ぼすのは、第2ステップの影響が大きい!!
 「苦味」を強く出すには、ゆっくり・ゆっくり抽出した方が良い!!
ちょっと、ややこしい内容でしたが、ご理解いただけましたでしょうか??
珈琲の粉に、それぞれの味があり、特徴がありますが、「抽出」の方法によって、その成分を
どう引き出すか、特に「酸味」と「苦味」のどちらを強く引き出すかなども調整できるんです。
まとめますと・・・
今回の豆知識は、珈琲の味は「粉そのものの持つ成分」はもちろんですが、
「その成分をどう取り出すか=抽出」を工夫すると更に味の特徴が出せますよ!というのが
ポイントです。
では、また来週をお楽しみに~

日記 2009.07.11