ロブスタ
7月6日、東京も梅雨明け宣言がでましたね。
そこからスタートした猛暑、猛暑、猛暑。
特に七夕の7日は東京で35.9℃。自転車で床屋に向かう途中に陽炎が。
水分をまめにとってもクラクラする感覚がとまらない。
その上、運が悪いことに自転車がパンク。猛烈な太陽の下で自転車を引く地獄
。
iPhoneで必死に自転車を検索して近くにあることを発見。
昔ながらの街の自転車屋さんのパンク修理を眺めながら店内のクーラーでひとやすみ。
感謝の気持ちとして、次回の修理もここへ来るからねと心の中で店主に誓う。
さて、そんな暑い日が続く今週のテーマは久しぶりに珈琲ネタで「ロブスタ」と題して。
珈琲の品種は大きくわけてアラビカ種とロブスタ種の2種類。
ロブスタは力強いという意味で、正確にはカネフォラ種。
ロブスタ種の特徴は栽培がしやすく病害虫に強いこと。
しかし、一般に風味(味)がアラビカ種より劣っているため価格は安価。
世界の生産量は20~30%ほどを占め、主にインスタントコーヒーや缶コーヒーに使われたり、
アラビカ種に混ぜた利用が一般的。
自家焙煎して販売されるストレートは基本アラビカ種。
たまじ珈琲でもこれまでロブスタ種の商品は今まで扱ったことなし。
ところが・・・。
最近では、加工方法の技術が進んでおいしいロブスタ種もあるとか。
さらには、ロブスタ種の栽培のしやすさを利用し、
ロブスタ種の根幹にアラビカ種を接ぎ木して栽培する農園も増えているとか。
徐々に興味が湧いてくるロブスタ種。
そんなある日。暑くなったこともあって、アイス珈琲用のブレンド珈琲を購入。
購入したのはオフィス近くのお気に入り自家焙煎珈琲店。
そのブレンドの中にロブスタ種がブレンドされてることを発見。
興味津々だったこともあり、店主に聞いてみたところ、
「ロブスタの苦さ、ワイルドさ、個性がブレンドでいいインパクトを与えるんです。」
早速、自宅に帰って飲んでみた。
飲み方は、ホットで淹れて氷で急冷したアイス珈琲と、水出しアイス。ホットを急冷したアイス珈琲
飲みごたえのあるごつごつしたイメージのアイス珈琲。
ロブスタがいい仕事をしてる。
ストレートでもいいが、牛乳とメープルシロップを入れたアイスオレにしたら最高。
ロブスタの苦味がますます引き立つ。水出しアイス珈琲
ロブスタの苦味を残しながらも全体的にすっきりした仕上がり。
ゴクゴク飲めるアイス珈琲。ストレートで飲むなら、こちらがおすすめ。
先週のブログでも紹介したとおり、
たまじ珈琲では7月からメキシコのオーガニック珈琲を販売開始。
http://www.organic-space.com/hpgen/HPB/entries/10.html
運営開始から5年を経過し、新たな商品、新しいプロジェクトへの取り組みを
積極的に実施中。
今回ロブスタに興味を持ち、出会ったことで新ブレンドで使うことを決定。
ロブスタをどんな風に使うかを想像していると思う浮かんだのがなぜかドラマの配役。
ロブスタはまさに主役を食う可能性がある名脇役。
これをどう使うかはプロデューサの手腕。
そんな風に考えながら作り出す珈琲のブレンドは楽しい。
ロブスタを抜擢したブレンドが完成したら、またブログで紹介しますね。
興味をお持ちいただいたお客さま、お試しくださいね。
今週のブログはこのあたりで。
ではでは。