たまじのつらつら記 「ゆっくり・ゆったり」コンセプトとしたたまじブログ。

カフェインの力

最近の2週間ぐらいは、外を歩いていると声が震えるぐらい寒い
思わず「うぅ・・・寒い」とひとり言の連発。これって自分だけじゃないと信じたい。
防寒はすでに最高レベルですが、最後の切り札ホカロン導入を考え始めている今日この頃です。
さて、そんな寒さ厳しい毎日なので、本日は「珈琲で元気になる」という豆知識を。
「元気になる=疲れを解消する+リラックスする」と定義しますと、
今日の結論は、珈琲は飲み方を工夫すると疲れを解消し、リラックスさせる効果があるということの説明。
たまじ珈琲のお客様からご紹介いただいた本に、その効果が分かりやすく説明されていましたので紹介しますね。

仕事や外出から帰ってきた時に、私たちはお茶や珈琲を飲んで一服します。
それは、含有されるカフェインの作用を体が求めるからです。
カフェインには、副交感神経と交感神経の両方を刺激する作用があります。
本来は、交感神経を刺激する興奮作用を持っているのですが、
少量だけ体に入れると、まず、体が苦みを感じて「いやなもの反射」を起こします。
こうして、短い時間だけ排泄反射が起き、副交感神経が優位になってリラックスします。
カフェインには利尿作用があるので、お茶や珈琲を飲むとトイレに行きたくなりますが、
これは副交感神経の排泄反射によって引き起こされているわけです
しかし、カフェイン自体は、本来、体を興奮させる作用を持っているので、
副交感神経の反応が終わったころに、交感神経を刺激し、体を興奮させ、元気が出てくる
反応
が起きます
お茶を飲んで一服するときは、まず、リラックスしてその後に元気が出て、
また仕事を始めるという流れになりますが、これは、自律神経の反応をそのまま反映した現象であるわけです
これはカフェインが入ったものなら、珈琲でも、日本茶でも、ウーロン茶でも同じようになります。
ただ、疲れがちょっときつい時は、砂糖を少し入れた珈琲や紅茶がよいでしょう。
砂糖を少し入れると、リラックス作用が大きくなります
また、ミルクを入れると、脂肪が加わるので、リラックス作用の時間が長くなります
砂糖とミルクには、リラックス作用を強め、長くする働きがあるわけです
したがって、珈琲や紅茶を飲むにしても、
すぐに興奮と元気がほしい時は、ストレートで飲む。
少しリラックスしてから元気がほしい時には、砂糖を入れて飲む。
さらにリラックスした時にはミルクを入れて飲む。
ちなみに、紅茶にはレモンも入れますが、レモンも、あの酸っぱい味が副交感神経を
刺激して「いやなもの反射」を起こすので、リラックス作用が深まります。
自律神経の面からみれば、世界中で長い間飲まれ続けている飲み物には、
リラックスと元気づけ用の両方の作用があり、愛される理由があるわけです
さらに、砂糖やミルク、レモンを入れるという飲み方にも、合理的な理由があることがわかるのです
〔書名:疲れない体をつくる免疫力(三笠書房) 著者:安保 徹より〕

珈琲、紅茶、お茶にカフェインが入っているのは多くの方がご存知のはず
でも、カフェインが神経にどのように影響し、結果、体にどんな効果をもたらすかを
とても分かりやすく説明されているのが素晴らしい
その時の状況に合わせて、ストレート、砂糖入り、砂糖+ミルク入りと飲み分けることで
珈琲の楽しみ方も加わりますよね。
今月から、「たまじ珈琲公式ホームページ制作プロジェクト」を開始しました。
オープンは今年の4月を予定しています。
その中で、たまじ珈琲をより楽しんでいただくために何を書こうかと悩んでいたのですが、
この本を読ませてもらって、この部分は是非とも使わせていただこうと思ったわけです
ホームページの制作状況は、来週のブログをスタートに定期的に報告したいと思いますので、
こちらもお楽しみに
皆さんからホームページに対するご意見等あれば、ぜひお願いします
まだまだ寒い日は続きますが、カフェインパワーをうまく活用して、
元気に、リラックスした毎日を過ごしてくださいね
今週のブログはこのあたりで。
ではでは

日記 2011.01.22